「~のとき、~したら、~になった」という行動随伴性を分析する道具として、ABC分析が用いられる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第6回目の引用である。
【引用はじめ】
強化の原理が働くときには、「~のとき、~したら、~になった」という関係が成立している。「~のとき」というのは行動が起こる直前の環境のことで、先行条件という。「~したら」は行動、「~になった」は行動の直後に起きた環境の変化のことで、結果という。
先行条件と行動と結果の関係を行動随伴性という。英語で訳したときの頭文字がA (Antecedent) 、B (Behavior) 、C (Consequence) だから、行動随伴性を分析することを、別名、ABC分析という。ABC分析は図で表すと分かりやすい。この本では、行動随伴性を次のような図にして分析する。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.6)
【引用おわり】
ABC分析においては、行動の直前の「先行条件」と「行動」、そしてその直後の「結果」の関係がどうなっているかを明らかにするものである。行動随伴性を見える化することができる。
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