指示ばっかりでも、批判ばっかりでもマネジメントはうまくいかない。適切な指示による適切な行動に対して、適切な結果を与えるようにするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第145回目の引用である。
【引用はじめ】
"あれやれ、これやれ"と指示ばかりする、先行条件だけのマネジメントも、"あれやってない、これやってない"と批判ばかりする、結果だけのマネジメントとも、どちらも不十分です。ABCが一貫したとき、始めて人間の行動は動機づけられるのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.94~p.95)
【引用おわり】
適切な行動を導くには、行動の前後関係を整備するのである。ABC分析によって、バランスがよいものであれば、より良い動機づけとなる。先行条件(A)→行動(B)→結果(C)の関係によって、行動のあり方が変わってくる。
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