自分にはやりたいことがある。こうありたいといったことがある。英会話をマスターしたい。太っちょなのでマッチョになりたい。健康のためには禁煙しなければ。そうした思いがあっても、なかなかうまくいかない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第155回目の引用である。
【引用はじめ】
英会話、フィットネス、禁煙など、人にはそれぞれに秘める願望がある。こうした願望をどうすれば実現できるか、実は本人がよくわかっていることが多い。ただ、「いつかやろう」と思って先延ばししている。
自分の夢をパワフルに実現している人と、そうでない人とにはどこに差があるのだろうか?仕事が忙しい。意志力に欠ける。本気でやめる気がない。先延ばしには、都合のいい言い訳がある。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.101~p.102)
【引用おわり】
自分がしたいと思っても、いろんな理由をつけてついつい先延ばしが続く。その理由の多くは、多忙だからしょうがない、意志薄弱だから、タバコは長年吸っていても支障がないから大丈夫などの、言い訳だ。都合のいい言い訳で、自分を納得させている。それでも、多少の罪悪感があって、いつかはやれるなどと思っている。そんなことで、先送りは続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿