万全なセルフ・マネジメントなんてない。問題が変われば、方法も変えなければならない。最適な行動随伴性は何かを模索し続ける必要がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第169回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントと同じように、セルフ・マネジメントは「これさえすれば万全だ」という万能薬ではない。解決すべき問題、達成すべき目標、人により、状況により、最適な方法は変わってくる。大切なのは、パフォーマンスの記録をとり、ABC分析を行い、標的行動を強化する行動随伴性を探し続けることである。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)
【引用おわり】
問題に合わせて解決策を整える必要がある。行動を変えることに焦点をあて、今ある実情について数値化による記録をとることである。行動記録において、より良い方向に変えるための課題分析(ABC分析)をするのである。そして、行動がねらいどおり変わっているかどうかを確かめて進展させるのだ。
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