行動分析の導入により、本人のニードを踏まえたパフォーマンスをねらう。具体的な行動頻度の向上がなされたら、即座に強化するのである。自発性が高められ、楽しさも高まる。職場の雰囲気も良くなるのだ。そのことに関する、石田本による第15回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その5番目として、「職場が楽しくなる」のだ。
本人のニードの動機づけ条件にあったことをするときは誰でもパフォーマンスが上がる。そうでないことをするときは下がる。これに反論する人はまずいないだろう。したがって、仕事を楽しむためのニードと動機づけの条件を整えれば、誰もがパフォーマンスを高めて自発的に働くようになる。
行動分析の導入によって、仕事そのものを楽しみ自発的にする仕組みを作ることができる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.52~p.53 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
具体的にねらった目標が達成しやすくする仕組みを作り出すのが、行動分析の考え方である。それが次々達成すれば、職場が楽しくなること請け合いだ。本人のニードに合った動機づけを追求すれば、成果が上がり楽しい職場づくりに貢献することになる。
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