今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月23日 月曜日(げつようび)。
昨日(きのう) 22日の 山形(やまがた)は 猛暑日(もうしょび)になりました。
35度(ど)を 超(こ)えました。
確(たし)かに 暑(あつ)かった。
外(そと)に出(で)ると 日差(ひざ)しが強(つよ)く 肌(はだ)が焼(や)けるよう
でした。
寝苦(ねぐる)しかった。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月23日 月曜日(げつようび)。
昨日(きのう) 22日の 山形(やまがた)は 猛暑日(もうしょび)になりました。
35度(ど)を 超(こ)えました。
確(たし)かに 暑(あつ)かった。
外(そと)に出(で)ると 日差(ひざ)しが強(つよ)く 肌(はだ)が焼(や)けるよう
でした。
寝苦(ねぐる)しかった。
企業の売上げを伸ばそうと、目標をかかげ部下たちを追い立てる。目標達成することだけ、部下に求める。目標達成するために、どのように行動すべきかを求めることはない。これではほとんどうまくいくことはない。そのことに関する、石田本による第18回目の引用である。
【引用はじめ】
あるレストランが売上アップに取り組んだ。リーダーは、ドリンクのお代わりを積極的にセールスする方針を立てた。
ウェイターたちは折を見てはお代わりを進めているのだが、客の反応は鈍い。キャンペーンではドリンクの売上を20%を増やす計画だったが、期間中の伸びは10%にも届かなかった。このレストランが犯した間違いは、行動に焦点を当てなかったことである。
ウェイターの行動を改善すれば必然的に売上は伸ばせる。リーダーは目標を設定するだけで具体的なやり方を何ひとつ教えていない。セールスを始める前に、まずウェイターの行動を分解し、チェックリストを作成する。このプロセスを経て、問題点を見つけ、ウェイターの苦手な行動を見つけ、改善した上でセールスを開始するのである。ビジネスは行動の集積である。行動を見ずして問題は改善されない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.59~p.60 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
目標の達成には、どのような行動をすべきか、部下たちの実情に即して実施することが必要である。部下たちができることから始める。やってみて、うまくいかなければ、実施すべき行動のレベルを下げることだってあっていい。目標に少しずつ近づくよう行動をだんだんとステップアップするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月22日 日曜日(にちようび)。
花笠(はながさ)まつりで使(つか)われる 花笠(はながさ)が県内(けんない)で
作(つく)れなくなっています。
花笠(はながさ)を作(つく)る人(ひと)たちが高齢化(こうれいか)して たくさん
作(つく)ることができないのです。
花笠(はながさ)の材料(ざいりょう)の菅(すげ)も 生育不良(せいいくふりょう)で
たくさんとれなくなっていることも原因(げんいん)です。
そのため ベトナムの笠職人(かさしょくにん)に 作(つく)ってもらうことに
なりました。
そして ベトナム製(せい)の笠(かさ)が 届(とど)きました。
今年(ことし)の 花笠(はながさ)まつりで ベトナム製(せい)の笠(かさ)が
使(つか)われることになります。
行動分析は互いが影響し合って、取り組むことのできる手法だ。上司も部下もパフォーマンスを高めるために行動に焦点を当てて強化するものである。そのことに関する、石田本による第17回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その7番目として、「オープンなシステムである」ということだ。
行動分析はただ行動させればいいというだけの詐術ではない。導入企業は行動分析の原理を社内で公開している。
行動分析を導入すると、上司が部下のパフォーマンスに影響を与える。それと同時に、部下の方も上司のパフォーマンスに影響を与えるのだ。行動分析の原理は、地位や肩書きに関係なく作用する。強化は行動に対してなされるもので、その行動を誰がしているかは問題にならない。望ましい行動をした人は必ず強化される。したがって、組織全体にわたって等しく作用するのである。パフォーマンスを改善することで、結果的に全員が、得たいものを得られる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.55 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析は問題解決に役立つ。誰にも等しく改善を促す方法論である。特別な秘策で何とかしようとするわけでもない。ごく常識的な誰にでもできるやり方で実施することによって、行動改善を図るものである。これが、誰にも開かれた「オープンのシステム」という意味である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月21日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「夏至(げし)」です。
山形市(やまがたし)の 日(ひ)の出(で)は 午前(ごぜん)4時26分。
日(ひ)の入(い)りは 午後(ごご)7時6分です。
夏至(げし)は 1年で最(もっと)も 昼(ひる)の時間(しがん)が 長(なが)い
日(ひ)です。
行動分析は、問題となる行動に焦点を当てて、その行動を変えようとするものである。いろんな人や組織に対して、様々な場面で応用することができる。子供のしつけは得意分野の一つである。そのことに関する、石田本による第16回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その6番目として、「職場、家庭、コミュニティの関係を高められる」のだ。
子供のしつけにおいても成果を上げる。人間の行動に焦点を当てている以上、それが職場であれ家庭であれ、効果を発揮するのは自明の理だ。
行動分析を使えば、子供のしつけも容易になる。いい習慣を身につけさせることもできるし、手伝いをさせることもできるのだ。望ましい行動にはほんのちょっと楽しさを加えてやるだけで、誰もが行動するようになる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.54~p.55 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析は、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす手法である。適切な標的行動を生み出すために、適切な状況を整備するのだ。そうすることによって、その場がより良くなる。特別難しいことも求めない。誰もが手続きさえ間違いなければ取り組むことができるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月20日 金曜日(きんようび)。
山形新幹線(やまがたしんかんせん) 新型車両(しんがたしゃりょう)の
故障(こしょう)で 運休(うんきゅう)が 続(つづ)いています。
東京(とうきょう)に行(い)くには 福島駅(ふくしまえき)で
東北新幹線(とうほくしんかんせん)に 乗(の)り換(か)えることになります。
故障(こしょう)の 原因(げんいん)がわかるまで 通常運転(つうじょううんてん)には
戻(もど)りません。
とても不便(ふべん)です。
行動分析の導入により、本人のニードを踏まえたパフォーマンスをねらう。具体的な行動頻度の向上がなされたら、即座に強化するのである。自発性が高められ、楽しさも高まる。職場の雰囲気も良くなるのだ。そのことに関する、石田本による第15回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その5番目として、「職場が楽しくなる」のだ。
本人のニードの動機づけ条件にあったことをするときは誰でもパフォーマンスが上がる。そうでないことをするときは下がる。これに反論する人はまずいないだろう。したがって、仕事を楽しむためのニードと動機づけの条件を整えれば、誰もがパフォーマンスを高めて自発的に働くようになる。
行動分析の導入によって、仕事そのものを楽しみ自発的にする仕組みを作ることができる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.52~p.53 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
具体的にねらった目標が達成しやすくする仕組みを作り出すのが、行動分析の考え方である。それが次々達成すれば、職場が楽しくなること請け合いだ。本人のニードに合った動機づけを追求すれば、成果が上がり楽しい職場づくりに貢献することになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月19日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「元号(げんごう)の日」です。
645年(大化たいか元がん年) 6月15日 日本初(にほんはつ)の
元号(げんごう)「大化(たいか)」を 制定(せいてい)しました。
現在(げんざい)の 「令和(れいわ)」まで 248の 元号(げんごう)が
定(さだ)められています。
最近(さいきん)の 元号(げんごう)は 「明治(めいじ)」「大正(たいしょう)」
「昭和(しょうわ)」「平成(へいせい)」「令和(れいわ)」です。
行動分析のメリットは、「パフォーマンスを最大にする」ことができることである。標的目標を達成するのに、大いに役立つ。汎用性のある技法といっていい。そのことに関する、石田本による第14回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その4番目として、「あらゆるパフォーマンスを最大限にする」のだ。
行動の研究に基づいているため、いかなる場所で生じる行動に対しても原理を適用できる。どこで働いていようが、何をしていようが関係ない。単純労働はもとより、技術職のような専門性の高い職業でも、研究職やクリエイターなどの頭脳労働者においても効果を発揮する。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.52 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析は、問題のある行動をより良い行動に変える原理を提供するものである。標的目標を特定し、そのあるべき行動を変えて、 目指すべきパフォーマンスを生み出すのである。どんな職場でも、どんな職種においても応用が可能なのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月18日 水曜日(すいようび)。
山形市(やまがたし)の 今日(きょう)の最高気温(さいこうきおん)は 34度(ど)に
なります。
昨日(きのう)も 30度(ど)ごえ。
明日(あす)も 明後日(あさって)も 30度(ど)ごえ。
梅雨入(つゆい)りしたのにねえ。
気温(きおん)が ぐんと上(あ)がります。
十分(じゅうぶん) 水分補給(すいぶんほきゅう)してください。
行動分析の大きな特徴は、今の行動に焦点を当てて、解決を図ろうとする手法である。こころとか、過去のことにこだわらない。あいまいで、抽象的な仮説を立てることをしない。そのことに関する、石田本による第13回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その3番目として、「こころの学問や訓練は不要」だ。
行動分析は精神的メソッドではない。目に見える行動を研究して問題解決に役立てる手法であり、あくまでも行動に焦点を当てるのが鉄則である。
対象とするのはあくまで現在の行動だ。過去には目を向けない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.50~p. 51 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析においては、深層心理とか過去にあったことを追求したりしない。現状がどうなっているかを重視する。行動した直前はどうなっているか、行動した直後はどうなっているかを分析して、その環境変化を分析することに注力して、問題解決を図る手法である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月17日 火曜日(かようび)。
ウクライナと ロシアの戦争(せんそう)が ずっと続(つづ)いています。
もう3年 以上(いじょう)になります。
なお終(お)わりそうにありません。
今度(こんど)は イスラエルと イランの 戦争(せんそう)が 始(はじ)まって
います。
日本(にほん)は 中東(ちゅうとう)から 原油(げんゆ)を 輸入(ゆにゅう)して
います。
この戦争(せんそう)が 続(つづ)くと ガソリンの 値段(ねだん)が
上(あ)がります。
行動分析を導入すると、「すぐに成果が得られる」。これが優れた点である。客観的に効果が第三者にも分かる。そのことに関する、石田本による第12回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その2番目として、「すぐに成果が得られる」ことだ。
従来のマネジメント手法は、結果がすぐに得られないものがほとんどであった。仮に結果が表れても、本当にそのマネジメントがもたらしたどうかは誰にも分からなかった。しかし行動分析は、導入するとすぐに成果が得られる。なぜ成果が得られたか、どれだけの成果があったかは、誰にでも簡単に分かる。第三者が客観的に効果を測定できるからである。
行動分析の良いところは、問題解決のためのステップが具体的に分かる点にある。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49~p. 50 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析によって、成果が得られた。そうなると、さらに行動分析の良さに気づいて、信頼を置くようになる。成果が目に見えて明らかになるのが、行動分析なのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月16日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「和菓子(わがし)の日」です。
西暦(せいれき)848年(嘉祥かしょう元年)6月16日
仁明天皇(じんめいてんのう)が 16個(こ)の菓子(かし)を 神前(しんぜん)に
供(そな)えた日です。
疫病退散(えきびょうたいさん)と 健康招福(けんこうしょうふく)を 祈願(きがん)
したといわれています。
「和菓子(わがし)」の 素晴(すば)らしさを 楽(たの)しみ 日本(のほん)
食文化(しょくぶんか)を 後世(こうせい)に伝(つた)える日です。
行動分析は、きわめて実用性の高い方法論である。組織内で生ずるさまざまな問題に適切に応用することができる。組織の維持発展にも大きく寄与するものでもある。そのことに関する、石田本による第11回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その1番目として、「実用的なメソッド」だということである。
行動分析は、抽象的な理論ではない。企業の戦略上、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす実用的なメソッドである。その成果は広範囲にわたる業種で報告されており、データによって科学的に実証されている。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析の導入によって、組織の問題や成長に役立つ方策を見いだすことも可能である。幅広い課題にも対応できる。難しい理論でけむに巻くようなこともない。問題解決に直結するやり方を提示してくれるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月15日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「父(ちち)の日」です。
お父(とう)さんへの 感謝(かんしゃ)を表(あらわ)す日です。
お父(とう)さんに バラの花(はな)を贈(おく)る 習慣(しゅうかん)があります。
行動分析には7つのメリットがある。これを活用することで、目に見えて組織が活性化する。そのことに関する、石田本による第10回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49~p. 55 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析を積極的に導入して、効果あることを体験するのがいい。当然、初めのうちはうまくいかなかったりするかもしれない。慣れないうちは間違ったやり方もするだろう。まずは試すことである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月14日 土曜日(どようび)。
山形県(やまがたけん)が 今日(きょう) 梅雨入(つゆい)りしたと
発表(はっぴょう)されました。
今日(きょう)は ずっと雨降(あめふ)りです。
明日(あした)も 雨(あめ)の 予報(よほう)です。
これからも じめじめした日が 続(つづ)きます。
褒めることはいいことだとわかっている。しかし、むやみに褒めたからといって、効果的だとは必ずしもいえない。褒め方にもコツがある。特に、タイミングの問題が重要だ。そのことに関する、石田本による第9回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析では、褒める行為を「強化」の一つと位置づけている。強化とは行動を繰り返させるための行為である。褒めるのがいいと言っても、タイミングや方法、頻度を誤るとさまざまな問題を招きかねない。
「褒める」「認める」という行為は、そこに信頼関係がなければ適切に作用しない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.47 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
望ましい行動をしたら、タイミングよく褒めると効果的である。タイミングよくとは、行動の直後である。直後とは数秒以内。遅くとも60秒以内だ。60秒ルールといわれるものである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月13日 金曜日(きんようび)。
山形(やまがた)の サクランボの収穫(しゅうかく)が 始(はじ)まっています。
あちこちの サクランボ畑(ばたけ)には 真(ま)っ赤(か)なサクランボが
実(みの)っています。
収穫(しゅうかく)されたサクランボが 「ゆうパック」第1便(だいいちびん)が
東京(とうきょう)に向(む)けて 運(はこ)ばれました。
これから 本格的(ほんかくてき)にサクランボも 出回(でまわ)ってきます。
結果だけに着目するのでなく、その結果に到達するまでの個々の行動を強化してこそ、結果まで達成しやすくなる。最終的結果を強化するやり方も、トロフィーの授与や賞金などもタイミングとしては遅すぎる。結果がうまくいったその直後に与えられてこそ効果的なのである。そのことに関する、石田本による第8回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析では、結果を強化するのはもちろん、結果を出すまでの行動に対しても強化することを大原則としている。行動を強化することで、同じ行動を自発的に繰り返すようスキーム化するのである。結果のみに焦点を当ててマネジメントしている従来のメソッドとはここが大きく違う。
表彰のしかたを見ても、行動分析の視点からは理にかなっていない方法が目につく。よくあるのがトロフィーや金一封だが、月例表彰やキャンペーン表彰などではタイミングが遅すぎると考える。社員が望ましい行動をしたら、その直後に功績を認めないと、その行動を繰り返し行うという効果は小さくなる。せっかくの表彰も時間と労力の無駄になってしまう。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.36~p.37 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
強化するタイミングを逃している。うまくいったらすぐ強化してこそ、その結果が認められたことが明らかになる。それがボーナスでとか、昇給とかでよくできたことが認められたのだなあでは、行動分析的には効果的とは言えないのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月12日 木曜日(もくようび)。
山形市(やまがたし)の 全国(ぜんこく)1位(い)は ラーメンが 有名(ゆうめい)
です。
せんべいの 消費額(しょうひがく)も 全国(ぜんこく)1位(い)です。
4人に1人が せんべいを 毎日(まいにち)食(た)べています。
みなさんも せんべいは 大好(だいす)きなんじゃないですか。
なに味(あじ)の せんべいが好(す)きですか。
やはり 醤油味(しょうゆあじ)かなあ。
結果が達成されて、初めて褒めるだけでは不十分である。その結果に達成するまでには、さまざまな行動があり、その苦労を認めてこそより、結果に対する意欲的な取り組みが可能になるのである。そのことに関する、石田本による第7回目の引用である。
【引用はじめ】
結果だけを見るやり方だけでは、目標を立てるときも行動には目を向けようとしない。「売り上げを10%伸ばそう」「不良率を1%に下げよう」という目標を掲げるが、そこには行動という考えが抜け落ちている。
目標を達成すると上司は褒めたり表彰したりするが、達成するまでのプロセスや行動について焦点を当てたマネジメントはあまり実践されていない。別の部署の助力があって達成できたのかもしれないし、経済状況が変化したことでたまたま達成できただけかもしれない。そうした可能性を一切考慮することなく、ただ結果だけを見て評価する。これでは望ましい行動を繰り返させることなど不可能だ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.36 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
私たちは結果の良し悪しで、決めてしまう傾向がある。結果に至るまでには、さまざまなプロセスがあり、行動を行う必要がある。その一つひとつを確実にできて、望むべき結果まで達成できるのである。行動の一つひとつに焦点をあてて、結果に達成できる筋道を計画する必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月11日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 暦(こよみ)の上(うえ)では 「入梅(にゅうばい)」です。
梅(うめ)の実(み)が 熟(じゅく)して 黄色(きいめ)く色(いろ)づくころです。
雨季(うき)に入(はい)ることから 「入梅(にゅうばい)」と されます。
業績を向上するためには、業績を構成する個々の行動に焦点を当てて強化することである。業績が上がらない人でも、個々の行動の強化によって、徐々に業績が良くなってゆく。そのことに関する、石田本による第6回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析では、望ましい「行動」をした人に対して必ず強化する。もちろん業績についても評価するが、それとは別に、まず行動したかどうかを見るのだ。こうすることで、パフォーマンスの悪い社員に対しても強化が可能になる。
行動したことを認められた社員は、再び認めてもらおうとして同じ行動を繰り返すようになる。やがては業績も上向いてくる。結果だけを見て評価しても、それは限られた人の行動自発率を向上させるだけの効果しかない。行動に焦点を当ててこそ、全ての社員に行動させることができるのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.35 ~p.36 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
業績というのは、何十何百もの行動が達成されたもののことである。一つずつの行動が積み上がって最終的な業績となる。一つひとつの行動がうまくいくように導いて、業績とするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月10日 火曜日(かようび)。
酒田市(さかたし)の寺(てら)の 床下(ゆかした)にずっといたクマが 捕(つか)
まりました。
被害(ひがい)は ありませんでした。
クマは 山(やま)の中(なか)に 放(はな)されました。
6月3日から9日まで 床下(ゆかした)にいすわっていたことになります。
年に数回程度の評価では、その行動が認められたどうかは分からない。行動の直後に明確な評価がなされる必要がある。そのことに関する、石田本による第5回目の引用である。
【引用はじめ】
従来のマネジメントでは、社員に対する評価は年一回、多くて年四回しかなかった。すなわちボーナス・昇給・昇格の査定だ。これでは業績が上がらない。評価されるチャンスが年にわずか数回しかないのでは、成果を上げてから手にするまでに何か月もかかる。時間が経ってからまとまった金額をもらっても、本人はどの行動を認められたか分からない。そのため、望む行動を繰り返そうとはしない。お金や昇進によって報いるのであれば、行動の直後に行うことが必要だ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.34 ~p.35 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
従来からのボーナス・昇給・昇格といった査定が、社員などの業績に直接的に効果があるというわけでない。それらは、望ましい行動の直後に与えられるわけでないからだ。決まった時期にしか与えられるものでないからである。うまくいった行動の直後に与えらるものでないのだ。適切な行動の直後に認められると効果的である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月9日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「ドナルドダックの誕生日(たんじょうび)」です。
1934年(昭和しょうわ9年)6月9日 ドナルドダックが 映画(えいが)に
初登場(はつとうじょう)した日です。
アニメーション短編映画(たんぺんえいが)に 登場(とうじょう)しました。
短気(たんき)で 負(ま)けず嫌(ぎら)いなところがあって ちょっと憎(にく)めない
性格(せいかく)です。
とても 人気(にんき)のあるキャラクターです。
三日坊主で長続きしない。なぜだろう。私たちはつい「意志が弱い」せいにしてしまう。「意志が強い」となればうまくいくのか。「意志が強い」こととは、どういうことなのだろう。意志を強く持ったらうまくいくのか。目的とする行動を続けることが、意志を強く持つことだろう。そのことに関する、石田本による第4回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析は、セルフマネジメントにも使える。自己管理を苦手とする人は多い。なぜうまくいかないのか。「意志が弱い」の一言で片付ける前に、長続きしない理由を考えてみよう。セルフマネジメントが続かない理由は、続けるべき行動を強化していないからである。人間は行動を強化されると、その行動を繰り返すようになる。強化されないと、じきにその行動をしなくなる。
三日坊主で終わるのは意志が弱いせいではない。強化されるかどうかが鍵になる。禁煙のしかたは、タバコを吸わなければいい。ダイエットの方法は、摂取カロリーを減らし、運動すればいい。それが続かないのは、強化する仕組みがないからである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.21~p.22 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
目的とする行動を続けることが、三日坊主にならないことである。行動が続くようにする仕組みの工夫こそ、「意志が強い」ということである。目的とする行動を強化する状況づくりが大切なのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月8日 日曜日(にちようび)。
酒田市(さかたし)の寺(てら)の床下(ゆかした)に クマがいすわっています。
6月3日から ずっとです。
まだ 捕(つか)まえることができません。
箱(はこ)わなを しかけていますが うまくいかないようです。
クマが こうして市街地(しがいち)まで 出(で)てくるようになっています。
エサめあてです。
結果が期待どおりのものをもたらすようにするには、そこに至るプロセスが大事だ。プロセスというのは、一つひとつの行動である。いい結果に達するために、行動のあり方に着目することである。そのことに関する、石田本による第3回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析によるマネジメントは期待以上の効果をもたらす。行動の分解、チェックリストの作成、評価システムの工夫などによって、職員たちが一丸となって、やる気を発揮することができる。
人間の行動に焦点を当てるマネジメントは、結果だけを見ているのでない。結果というのは、行動の連続によって生まれるものである。結果を変えるには、そこに至る行動を変えなければならない。結果を生みだすプロセス、行動に目を向けるのだ。行動を分解し、結果に直結するピンポイントとなる行動を見つけて重点的に繰り返す。その効果を測定し、自発的に繰り返すように強化し、測定した行動数値を自分にフィードバックして実行率を維持する。
行動に焦点を当てて効果を測定できるという考え方が、いかなる人に対しても成長と継続をもたらすのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.19~p.21 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ここで言う結果というのは、標的目標である。そこに至るまでの行動を明らかにして、取り組み続けるのである。ABC分析したり、好子や嫌子は何がいいか、どのような随伴性をすべきか、記録の方法など、工夫するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月7日 土曜日(どようび)。
市内(しない)の 気温(きおん)が 30度(ど)を超(こ)える 真夏日(まなつび)に
なりました。
昨日(きのう)も 30度(ど)超(ご)え。
まだ 体(からだ)が 夏(なつ)の暑(あつ)さに慣(な)れていません。
服装(ふくそう)も 半(はん)そでなど 夏服(なつふく)に 替(か)えていかないと。
誰もが、望む行動を手に入れることができるのが応用行動分析である。このメソッドを身につければ、さまざまな問題解決に役立つ。そのことを、石田氏は説く。石田本による第2回目の引用である。
【引用はじめ】
組織にかかわる人たちにとって、望むものは何か?望まないものは何か?人間の行動に焦点を当て、行動を分析することにより、望む行動を自発的に行うマネジメントとして体系化されたのが応用行動分析である。
行動分析は人間の行動原理に基づいた科学的手法である。企業規模の大小にかかわらず、あらゆる業種業態に応用が可能だ。
いつ・どこで・誰が実践しても同等の効果が得られる。それは、このメソッドが科学そのものだからである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.1~p.3 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
望ましい行動を得るために、行動の原理に基づいた取り組みを行う。現状において、どのような行動を自発しているのか。まず観察して、行動とその直後にはどのような対応がなされているのか。そして、新たな対応がなされたら行動はどう変わるのか。行動する頻度などによって、変化を把握するのである。こうした一連の変化から望ましい行動が定着するようにしてゆくのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月6日 金曜日(きんようび)。
文翔館(ぶんしょうかん)で 「山形(やまがた)フルーツ150年」を 祝(いわ)う イベントを
やっています。
天気(てんき)にも 恵(めぐ)まれて 楽(たの)しいイベントです。
「流(なが)しさくらんぼ」は 大人気(だいにんき)です。
明日(あす)も やってます。
人間は、なんで行動するのだろうか。そのことについて、以下に記している。石田氏の説明である。石田著書による第1回目の引用である。
【引用はじめ】
人間は、本人が望むものを得ようと行動し、自分が望まないものを避けようと行動している。生まれた家柄、職業、趣味、年齢、老若男女、国籍に関係なく、行動表現の差こそあれ、本人が望むものを求めて行動し、本人が望まないものを避けて行動している。さらにそれは個人の些細な出来事から、歴史を左右する国家の重大な出来事にいたるるまで等しく、当事者の望むものを得ようとする行動と望まないものを避けようとする行動の表れに他ならない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
本人にとって望ましいものを得ようと行動する。望ましくないものは避けようとする。しかし、それがうまくいかないことも多い。なぜうまくいかないか。それを行き当たりばったりでなく、データーに基づいたやり方で進めよう。合理的・効率的な方法で取り組むのが、石田本の趣旨である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月5日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「芒種(ぼうしゅ)」という 季節(きせつ)をあらわす日(ひ)です。
穀物(こくもつ)の 種(たね)をまく 季節(きせつ)という意味(いみ)から
「芒種(ぼうしゅ)」といいます。
島宗理氏の「パフォーマンス・マネジメント」の著書を185回に引用し、解説してきた。問題解決に関して行動分析学的アプローチによる対応を述べてきた。十分理解できただろうか。身近な問題で試してみると、なるほどと納得できるはずだ。
【引用はじめ】
行動の科学はここまで進んでいる。勘や経験に頼らなくても、あるいは運まかせにしなくても、我々は自分たちの行動を科学的に管理できる。能力がないとか、資質がないとか、誰かや自分を責めなくてもいい。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、「 はじめに」)
【引用おわり】
なんで、こんなことができないのか。自分の能力や性格のせいにしたり、相手の怠惰のせいにしても始まらない。まずは、今の問題をABC分析してみる。それから行動の直後の結果がどうなっているか明らかにする。そして、新たな行動随伴性を導入するのだ。それで、行動がどう変わるか記録する。どんな風に行動が変わるかを試そう。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月4日 水曜日(すいようび)。
6月4日から10日まで 「歯(は)と口(くち)の健康週間(けんこうしゅうかん)」
(虫歯予防むしばよぼうデー)です。
「む(6)し(4)」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから きています。
歯(は)と口(くち)の健康(けんこう)を 守(まも)ろうという 運動(うんどう)です。
虫歯(むしば)を 防(ふせ)ぐために ていねいな 歯(は)みがき
習慣(しゅうかん)です。
虫歯(むしば)の早期発見(そうきはっけん) 早期治療(そうきちりょう)も
大切(たいせつ)です。
オペレーターの給与体系を時間給から出来高給にしたら、どんな風に仕事のしかたが変わったか。どんな行動が強化され、弱化されるようになったか。ABC分析してみると明らかになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第184回目の引用である。
【引用はじめ】
銀行のオペレーターの給与体系にペイ・フォー・パフォーマンスを導入すると、時間給から出来高給になることで、どんな行動が強化され、どんな行動が弱化されようになったか。
強化されるようになった行動 : 小切手を速く処理する。たとえば、速く数字を読む、速くタイプする、速くファイルに綴じる、など。
弱化されるようになった行動 : 就業時間中の仕事以外の行動、たとえば、私語、新聞・雑誌を読む、おやつやお茶を楽しむ、など。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.100, p.113)
【引用おわり】
出来高給にすると、仕事が速くなる。個々の行動が速く行われるようになった。私語などの無駄な行動が弱化される。できるだけたくさんの仕事をすれば、給与に反映するからである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月3日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は あまりいい天気(てんき)でなかった。
午後(ごご)から 雨(あめ)ふりになりました。
まだ 梅雨入(つゆい)りは していません。
あと 1週間(しゅうかん)もすると 梅雨(つゆ)になるんじゃないかなあ。
受注の契約がとれたとか、ボーナスとかは好子となりうるものである。しかし、タイミングによっては、必ずしも営業活動といった行動を強化するわけでない。好子としての機能を果たすには、営業活動などの行動の直後に強化するモノやコトのことである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第183回目の引用である。
【引用はじめ】
契約がとれることやボーナスは好子です。ところが、受注やボーナスは、営業活動中の適切な営業活動を強化しません。矛盾してるように感じられますか?好子とは「行動の直後に現れるとその行動を強化するモノやコトすべて」です。
優秀な営業活動をした直後に、確実に契約が取れるのなら、契約は行動を強化することでしょう。ボーナスもそうです。だから契約もボーナスも好子です。ただその出現の仕方、つまり行動随伴性に問題があって、強化の原理がうまく働かないのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.91, p.113)
【引用おわり】
行動の直後に行動を強化するのが好子である。直後というのは、数秒以内、長くても60秒以内である。60秒の原理が働くようにして初めて好子としての機能となるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月2日 月曜日(げつようび)。
山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)が 100万人(まんにん)を 下(した)
回(まわ)りました。
現在(げんざい) 山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)が 99万人(まんにん)
台(だい)になりました。
人口(じんこう)が 一番(いちばん) 多(おお)かったときは 135万(まん)
でした。
死亡(しぼう)する人(ひと)が 増(ふ)えています。
生(う)まれる人(ひと)が 少(すく)ない。
転出(てんしゅつ)する人(ひと)が 増(ふ)えています。
こうした理由(りゆう)で 人口(じんこう)が 減(へ)り続(つづ)けています。
山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)は 2050年には
76万人(まんにん)になると 予測(よそく)されています。
講義を聞くだけでは、学習者にとって効果的とはいえない。講義の内容が理解できたかどうかさえわからない。講師のペースで話すだけである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第182回目の引用である。
【引用はじめ】
講師を招いて1時間の講義をしてもらう(学習者はただその講義を聞くだけ)というのは効果的な教授法ではありません。
講義を聞くだけでは標的行動は起こらないので、強化もされず、行動がレパートリーとして身につく可能性は低い。教え方が上手な講師なら、ところところで質問をしたり、演習の時間を設けたりして、学習者が標的行動を行って、それを強化する機会をつくっているはずです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.81, p.113)
【引用おわり】
講師による講義形式の講演では、学習者の知識に影響を与えるまでには期待できない。学習者のニーズやレベルを考慮した内容になっていない可能性が高い。学習者もただ聞くだけで、消極的な態度のため新しい知識獲得にはいたらないのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月1日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)から 6月です。
水無月(みなつき)とも 言(い)います。
田(た)んぼに 水(みず)をはる月(つき)です。
「水(み)な月(つき)」、水(みず)の月(つき)という昔(むかし)の言葉(ことば)から
名付(なづ)けられました。
上司が部下の斬新な提案を認めてくれる。そうなると、部下も嬉しくなる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第181回目の引用である。
【引用はじめ】
話をよく聞いてくれるし、自分の仕事を認めてくる上司は、派生の原理で好子になる。また、そんな上司に認められるような成果(依頼された通りの書類、斬新な提案など)も派生の原理によって好子になる。こうしたパフォーマンスが好子になれば、仕事は楽しくなる。上司や同僚から承認されるのを待たずに仕事が強化されるからだ。こうした例に関してABC分析すると右のようになる。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.113)
【引用おわり】
部下にとって、斬新なアイデアを思い付いたことが嬉しい。さらに、上司からも承認されればなお嬉しい。こうした好子によって、ますます斬新なアイデアを提案するようになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月31日 土曜日(どようび)。
5月の 最終日(さいしゅうび)です。
天気(てんき)も パッとしません。
夕方(ゆうがた)には 大雨(おおあめ)になりました。
気温(きおん)も ぐっと下(さ)がって 20度(ど)には 届(とど)かない。
梅雨(つゆ)の 時期(じき)に 入(はい)った 感(かん)じです。
問題行動を変えるには、行動とその結果の関係が確実でなければならない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第180回目の引用である。
【引用はじめ】
手術中に手袋を確実に交換できるようにするにはどうするか。今までの行動随伴性はそのままで、新たに右のダイヤグラムのような行動随伴性を追加したのです。ナースステーションに張り出されるグラフも、不調から承認も、手袋を取り替えるという行動に対して必ず起こる確実な結果です。パフォーマンスのコツは、こうして行動と結果の関係が確実な行動随伴性を設定するところにあるのです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.112)
【引用おわり】
より良い行動を定着するには、その行動の直後の結果が強化されような好子を随伴する必要がある。手術中に手袋が破れたらエイズなどのリスクを回避するために、新しい手袋に換えるようにする。そこで、グラフをつけたり、承認を与えたりするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月30日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「ごみゼロの日」です。
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせからです。
環境美化運動(かんきょうびかうんどう)です。
みんなで ごみのない きれいな環境(かんきょう)を 作(つく)ろうとする
運動(うんどう)です。
ごみが散(ち)らかっていない きれいになっているのは
気持(きも)ちがいいです。
手術中に手袋が破れた。新しい手袋に換える行動が、確実に行うようにするにはどうするか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第179回目の引用である。
【引用はじめ】
看護師さんにとって、エイズ感染の危険を知りながらどうして手袋の着用を怠るのか。「めんどうくさがりだから」というのは個人攻撃の罠にはまった発言です。手術室でオペ中に手袋が破れたらどうなるか。新しい手袋をつける行動の行動随伴性はどうなっているか。
エイズに感染する危険はとても恐ろしい嫌子です。だから、新しい手袋に換えることでその嫌子の出現を防ぐことができれば、強化の原理が働きます。ところが、エイズに感染する確率が非常に低いので、手袋を換えないままということがおきます。確率の低い結果(C)は行動に影響しにくいのです。おそらく手術中の患者さんがエイズであることがあらかじめ分かっていれば、この行動随伴性は強力な強化の随伴性として機能するはずです。ところがそうでない場合にはうまく働きません。逆に、手袋を取り替えることで仕事を中断しなくてはならないという、確実な弱化の行動随伴性があるために、この行動は起こりにくくなっているのです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.66, p.112)
【引用おわり】
手術中に手袋が破れたら、中断してでも手袋を換えるようにしないと。医療従事者に確率が低くても、エイズなどの感染症のリスクがあることを理解してないと。
骨折してギプスをつけていても、障害者用駐車スペースに停めず、遠くても歩く人がいる。それはなぜなのだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第178回目の引用である。
【引用はじめ】
骨折してギブスをしているのにもかかわらず、障害者用駐車スペースに車を停めず、わざわざ歩く人の行動をABC分析しましょう。障害者用駐車スペースに車を停めれば、歩く距離が短くなって楽です。まして、ギブスをしているんだから違法駐車ではありません。見つかって怒られるという嫌子出現の不安もありません(弱化からの回復)。さて、それではどんな道徳的な嫌子がこの人の駐車行動を弱化しているのでしょうか?
自分よりも具合の悪い人が長い距離を歩かなくてはならないかもしれないことが、おそらく道徳的な嫌子になっているのでしょう。よって、障害者用スペースに駐車する行動は弱化されます。この嫌子はモノでもコトでもありません。この人の内言(頭の中で、自分で自分に言う言語行動)です。こうした、いわゆる"意識"と呼ばれる言語行動は、先行条件(A)や結果(C)として、その他の行動に影響しているのです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.59, p.111~p.112)
【引用おわり】
ギプスをつけているので、確かに障害者用駐車スペースを使わずに歩くのはつらい。しかし、もっと障がいの重い人もいる。その人のためには障害者用駐車スペースを使ってもらうべきである。こうした道徳的感情が障害者用駐車スペースを使わないのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月29日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「こんにゃくの日」です。
「こ(5)んに(2)ゃく(9)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせから この日が
決(き)められました。
こんにゃくは のぞみの家(いえ)の 売(う)れ筋(すじ)商品(しょうひん)です。
玉(たま)こんなどは 人気(にんき)の商品(しょうひん)です。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月28日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「花火(はなび)の日」です。
1733年(享保きょうほ18年)5月28日に 江戸(えど)の
隅田川(すみだがわ)で 花火(はなび)を 打(う)ち上(あ)げられたのを
記念(きねん)して 決(き)められました。
当時(とうじ)は 大飢饉(だいききん) コレラの大流行(だいりゅうこう)などが
あって その慰霊(いれい)で 花火(はなび)を 打(う)ち上(あ)げました。
今(いま)でも 隅田川(すみだがわ)花火大会(はなびたいかい)は
行(おこな)われています。
山形(やまがた)の 花火大会(はなびたいかい)は 8月に
霞城公園(かじょうこうえん)で 行(おこな)われます。
新しいことを学ぶには、コーチによる適切な指導があればいいが、コーチなしでもうまくやるにはどうするか。その場合に求められる行動レパートリーについて説明している。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第177回目の引用である。
【引用はじめ】
スポーツに限らず、何か新しいことを学ぼうとするときには、モデリングやシェイピング、プロンプトやフィードバックを駆使してくれるコーチの存在が重要になる。でもコーチがいなければ学習が不可能というわけではない。自分でコーチの役割を果たすこともできる。この場合、どんな行動レパートリーが必要となるか。
コーチ兼選手をうまくこなすためには、標的行動と自分の行動についての言語行動レパートリーが豊富でなければならない。たとえば、何が標的行動か言えること、標的行動からずれた行動を見たら、その点を指摘できること、自分の現状の行動を観察してどこが標的行動と違うか指摘できることなどである。こういった言語行動レパートリーはまさに"自己教育力"と呼ばれる力の根底をなすものだろう。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.52, p.111)
【引用おわり】
新しい行動を身につけるためには、標的行動が明確になっていて、現状との行動とどのような違いがあるかはっきり理解できている必要がある。そして、標的行動に達成するための手立てを工夫するのである。 そのためには、パフォーマンス・マネジメントを駆使するのである。
今日は 令和7年5月27日 火曜日。
今日は 「ドラゴンクエストの日」です。
1986年(昭和61年)5月27日 ファミコン用ソフト 「ドラゴンクエスト」が 発売されました。
ドラゴンクエストを やってことがありますか。
今では 第11作目が 出ています。
プレイステーションという ゲーム機でやることができます。
水への恐怖があって、プールに入ることに抵抗がある。その克服のためにワクワクするようなイメージを思い浮かべるようにした。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第176回目の引用である。
【引用はじめ】
水に対する恐怖症を克服するために、南の島でイルカと泳ぐ自分をイメージするようにしました。これはプールや水が恐怖反応を引き起こさないようにする工夫です。イルカと泳ぐイメージは自分にとってはワクワクする感覚を引き起こす反射子となっています。プールに入りながらこうしたワクワクするような状況を思い浮かべることは、新しいレスポンデントを形成するのに役立っていると考えられます。水やプールなど、それまで苦痛を引き起こす反射子と化していた刺激が、今度はワクワク感を引き起こす反射子になるような工夫です。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.44, p.111)
【引用おわり】
南の島でイルカと泳ぐイメージを思い浮かべて、ワクワクした感覚を感じるようにする。その感覚をプールで泳ぐときにも感じられるようにする。プールで泳いでいてもワクワクする感覚を保てるようにして、水に対する抵抗を減らしていったのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月26日 月曜日(げつようび)。
琴桜(ことざくら)は 今場所(こんばしょ) 8勝(しょう)7敗(はい)の 成績(せいせき)
でした。
なんとか 勝(か)ち越()こしすることができました。
でも 大関(おおぜき)としては 残念(ざんねん)な 成績(せいせき)でした。
大の里(おおのさと)の 活躍(かつやく)に かくれてしまいました。
来場所(らいばしょ) 大の里(おおのさと)は 横綱(よこづな)になること
確実(かくじつ)です。
先(さき)を 越(こ)されてしまいました。
来場所(らいばしよ)の 活躍(かつやく)に 期待(きたい)しましょう。
好意を寄せている幼馴染をデートに誘いたいのだが、どうもうまくいかない。小さい時の素直になれない態度が災いしている。どうすればよいか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第175回目の引用である。
【引用はじめ】
恋愛を成就するためにもパフォーマンス・マネジメントは有効である。幼馴染の相手に対して好意を抱いているのだが、なかなか素直になれない。デートに誘おうとしてもすでに行動レパートリーとして身についてしまっているつっけんどんな紋切り型の発言になってしまう。そうした発言を減らし、選択肢つきでおもしろく誘う発言によって好子による強化をできるようにするのである。そのために、デートを誘う時の行動記録をつけるようにするのだ。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.111)
【引用おわり】
相手に対する態度の示し方を記録にとって、どういうのが適切な態度かを明らかにすることで、デートに誘えるように工夫した。そうした行動記録によって、自らの相手への適切な態度のあり方が理解できるようになった。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月25日 日曜日(にちようび)。
昨日(きのう) 酒田市(さかたし)で 川(かわ)を泳(およ)ぐ クマが 目撃(もくげき)
されました。
最上川(もがみがわ)の 河口(かこう)近(ちか)くの 波(なみ)けしブロックを
よじ登(のぼ)っていったとのことです。
泳(およ)ぐのが 得意(とくい)なんですねえ。
クマがいろんなところで 目撃(もくげき)されています。
エサを求(もと)めて あちこちに出(で)てくるみたいです。
爪噛む行動をついついしてしまう。忙しくて悩んでいる時などにやってしまう。この癖をなんとかしたい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第174回目の引用である。
【引用はじめ】
爪を噛む行動は、噛んだときの指先や口への感触が好子になって強化されている。どうしてそんな変な刺激が好子になるかは謎である。でも、こうした刺激はいついかなる時でも好子であるというわけではない。忙しい時とか、仕事がうまくいかなぃ時のように、嫌子が出現したり、他の好子が消失したりすると、好子として機能するようになるようだ。
習慣逆転法では、腕を上げる苦痛だけではなく、恥ずかしさも嫌子として働いたに違いない。ただ、こうした嫌子は爪を噛んだときに腕を上げるという行動さえも弱化してしまう。つまり、次第に爪を噛んでも腕を上げなくなってしまい、この行動随伴性が成立しなくなる習慣逆転法の限界がここにある。※ 習慣逆転法とは、弱化の手続き。爪噛みを弱化するために、爪を噛んでいることに気づいたら、すぐに止め、噛んだ方の手を握りしめ、頭上に腕を伸ばして3分間保持すること。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110~p.111)
【引用おわり】
爪を噛む行動について、ABC分析した。習慣逆転法によって弱化しようとしたが、十分な効果は得られなかった。爪噛んだら、噛んだ手を握って、腕を上げるようにした。しかし、腕は疲れる。人前では恥ずかしい。爪を噛む行動には嫌子による弱化するまでにはならなかった。爪を噛むことによって、口などに対する感触のほうが好子にとして強力である。こうなると、どういう解決法があるのかなあ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月24日 土曜日(どようび)。
昨日(きのう)の 対戦(たいせん)で 大関(おおぜき)琴桜(ことざくら)は 全勝(ぜんしょう)の
大の里(おおのさと)に 敗(やぶ)れました。
大の里(おおのさと)は 13勝(しょう)となり 千秋楽(せんしゅうらく)をまたず
優勝(ゆうしょう)です。
大の里(おおのさと)は 横綱(よこづな)になることは 確実(かくじつ)です。
琴桜(ことざくら)は 8勝(しょう)5敗(はい)となりました。
残(のこ)すところ 今日(きょう)を 含(ふく)めて 二日(ふつか)。
10勝(しょう)5敗(はい)で 最期(さいご)を 飾()かざれるといいですね。
事故が起きないように安全行動を常時とることが、工場内で意外とできていない。従業員一人ひとりが確実に安全行動を守れるようにするにはどうするか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第173回目の引用である。
【引用はじめ】
工場内で安全行動が確実に順守されているかどうか、主任が工場を巡回しています。しかし、巡回中だけ安全行動に従事し、それ以外の時は元のままになっているとしたら問題です。
そこで、いつ安全記録をつけるのかを従業員たちに予測されないようにしました。工場を巡回するのがチェックリストをつけるときだけにならないよう、普段から1日数回は工場を巡回するようにしました。そしてそのときにもチェックリストを持って、いつチェックリストがつけられているか判断できないようしたのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)
【引用おわり】
主任が工場内を巡回して、 チェックリストを使って、安全行動を一人ひとりしているか見て回る。巡回している時だけ、安全行動を守っていることにならないよう、一日数回巡回するのだ。そうすることによって、従業育たちの安全行動が習慣化するようにする。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月23日 金曜日(きんようび)。
大関(おおぜき)琴桜(ことざくら)が 昨日(きのう)勝(か)って ようやく 8勝(しょう)
4敗(はい)で 勝(か)ち越(こ)すことができました。
今日(きょう)は 大の里(おおのさと)との 勝負(しょうぶ)です。
大の里(おおのさと)は 12勝(しょう)0敗(はい)と 全勝(ぜんしょう)を 続(つづ)
けています。
大の里(おおのさと)が 琴桜(ことざくら)に 勝(か)てば 優勝(ゆうしょう)が
決(き)まってしまいます。
琴桜(ことざくら) がんばれ。
新人にとっては、書類を順調に処理ことなどなかなか難しい。そこで、今日はこれぐらいの書類を処理すると目標を設定して取り組む。目標が達成されれば、どのような好子が随伴することになるか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第172回目の引用である。
【引用はじめ】
職場の行動随伴性を改善して、目標を達成するためいろんな好子を準備をした。たとえば、目標達成に自分で気づくこと、上司から承認されること、昼ご飯をおごってもらうことなどが好子として働く。それによって、目標とする「書類を整理する」行動を強化するのである。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)
【引用おわり】
書類の処理が目標どおりに達成された。「やった!」と自らを褒める。上司から承認され、ランチなどをおごってもらう。自己強化、他律強化などの好子によって、書類の処理もますます効率的になっていく。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月22日 木曜日(もくようび)。
昨日(きのう)の 5月21日は 季節(きせつ)をあらわす
「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の一(ひと)つ 「小満(しょうまん)」でした。
「小満(しょうまん)」とは 陽気(ようき)が良(よ)くなり 草木(そうもく)が
生(お)い茂(しげ)る 季節(きせつ)です。
チェックリストは仕事の抜け落ちを確認することができる。何をすべきかが分かりやすくなる。そのための便利な手立てである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第171回目の引用である。
【引用はじめ】
仕事を依頼されるときにわたされるチェックリストに記入されている項目や注文が先行条件になり、仕事が終わって自分でチェックするとき、そして自分がチェックして承認することが結果となる。「これで仕事が終わった」という安堵感や上司からの承認は好子として働き、チェックリストに従って仕事をこなすという行動を強化する。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)
【引用おわり】
チェックリストを使って、あらかじめどんな仕事をすべきかが明らかになる。その分、見通しがきく。そして、これが終わったから、次はこれをするといった計画を作ることもできる。段取りが作りやすい。仕事に対する取り組みも容易になる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月21日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「小学校(しょうがっこう)開校日(かいこうび)」です。
1869年(明治めいじ2年)5月21日 京都市(きょうとし)に 日本(にほん)
最初(さいしょ)の 小学校(しょうがっこう)が 開校(かいこう)しました。
小学校(しょうがっこう)の 開校(かいこう)にあたっては 多(おお)くの 寄付(きふ)
や献金(けんきん)でできました。
国(くに)が「学制(がくせい)」を始(はじ)める 3年前(ねんまえ)のことです。
問題解決にあたっては、パフォーマンス・マネジメントを使うのがいいと分かったのではないか。勘に頼って試行錯誤するよりはずっと効率的である。試行錯誤では問題をさら悪化されかねない。問題を行動レベルで可視化して、段階的に解決する手法である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第170回目の引用である。
【引用はじめ】
自分の身の回りの問題をパフォーマンス・マネジメントを使って解決するにはどうするか。解決すべき問題は何か。問題の原因になっている行動は何か。標的行動は何にするか、標的行動の現状の行動随伴性はどうなっているか、強化が不足しているのか、弱化の行動随伴性があるのか、解決のためにどんな行動随伴性を追加できるか、パフォーマンスの記録はどのように取っていくか、等々。
そしてこうした問いには、唯一の正解というものはありません。敢えて言えば、問題の解決や目標の達成につながるものはすべて正解です。そして、だからこそ、パフォーマンスの記録をつけ、勘や思い込みによってではなくデータに基づいてマネジメントの手法を評価しなくてはならないのです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108~p.109)
【引用おわり】
複雑な問題を放置するだけでは、ますます問題が複雑化して、解決を困難にしてしまう。そのためには、ABC分析によって問題の何たるかを明らかにする。そして、問題を変化するための行動随伴性を導入するのだ。どう変化するかは数値によって明らかにするといい。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月20日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「世界(せかい)ミツバチの日」です。
養蜂(ようほう)の 先駆者(せんくしゃ) アントン・ヤンシャ(スロベニア人じん)の
誕生日(たんじょうび)に 由来(ゆらい)します。
ミツバチは 花粉(かふん)を 媒介(ばいかい)する 植物(しょくぶつ)にとって
なくてはならない虫(むし)です。
おいしいハチミツを もたらしてくれます。
万全なセルフ・マネジメントなんてない。問題が変われば、方法も変えなければならない。最適な行動随伴性は何かを模索し続ける必要がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第169回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントと同じように、セルフ・マネジメントは「これさえすれば万全だ」という万能薬ではない。解決すべき問題、達成すべき目標、人により、状況により、最適な方法は変わってくる。大切なのは、パフォーマンスの記録をとり、ABC分析を行い、標的行動を強化する行動随伴性を探し続けることである。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)
【引用おわり】
問題に合わせて解決策を整える必要がある。行動を変えることに焦点をあて、今ある実情について数値化による記録をとることである。行動記録において、より良い方向に変えるための課題分析(ABC分析)をするのである。そして、行動がねらいどおり変わっているかどうかを確かめて進展させるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月19日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は いい天気(てんき)に 恵(めぐ)まれました。
西(にし)には 真(ま)っ白(しろ)に かがやく 月山(がっさん)を 見(み)ることが
できます。
月山(がっさん)は まだまだ 雪深(ゆきふか)い 状況(じょうきょう)が
続(つづ)いています。
10メートルも 雪(ゆき)が 積(つ)もるところが あります。
秋田(あきた)との 県境(けんきょう)に そびえる 鳥海山(ちょうかいざん)は
田植(たう)え前(まえ)の 水面(すいめん)に 「逆(さか)さ鳥海(ちょうかい)」を
見(み)ることができます。
庄内平野(しょうないへいや)は 今(いま)が 田植(たう)え 真(ま)っさかりです。
「あーしたい、こーしたい」と思っても三日坊主なんてことが往々にしてある。正月に誓いを立てて、日記をつけようなんて思っても長続きしない。三日坊主よりは1週間や2週間続けるが、いつしか書かなくなる。なぜだろう?。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第168回目の引用である。
【引用はじめ】
自分で自分をごまかすことが十分に嫌子化していないと、セルフ・マネジメントだけでは目標が達成できないかもしれない。その場合には、誰か他の人に協力を依頼するという手がある。パートナーにあなたの目標を打ち明け、達成のための戦略を説明する。そしてパフォーマンス・マネジメントを依頼する。たとえば初めに、パートナーにお金をいくらか預けてしまう。毎週、目標達成を報告し、目標が達成していなければ、罰金をあなたの嫌いな政治団体に寄付するように頼む。あなたの目の前で千円を燃やして貰ってもいい。とにかくあなたにとって強力な嫌子を確実に出現させてもらえばいい。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)
【引用おわり】
日記を書くことがいつの間にかやめてしまう。日記を書くのに手間がかかる。忙しくて時間がない。まあ、明日書けばいい。それでも大して支障があるわけでない。だんだんと日記帳の空白がいっぱいになる。そうなると、書くことが重荷になる。書いても書かなくても問題ないとなってしまう。特別にペナルティーがあるわけでないことが原因だ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月18日 日曜日(にちようび)。
5月16日 九州南部(きゅうしゅうなんぶ)が 梅雨入(つゆい)りしました。
平年(へいねん)より 2週間(しゅうかん)も早(はや)い 梅雨入(つゆい)りです。
いつもだと 沖縄(おきなわ)が 一番(いちばん)早(はや)く 梅雨入(つゆい)り
します。
山形(やまがた)は 6月中旬(ちゅうじゅん)ぐらいに 梅雨入(つゆい)りする
予想(よそう)です。
北海道(ほっかいどう)は 梅雨(つゆ)の時期(じき)がありません。
目標を達成するために、先行条件を変えてみたが、なかなかうまくいかない。そうだったら、行動の直後の「結果(C)」を変えるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第167回目の引用である。
【引用はじめ】
先行条件を工夫しても目標が達成しないようなら、結果を変えてみる。たとえば、タバコを1本吸うたびに嫌いな政治団体に千円寄付するとか(ユネスコに寄付するなんて良い事はしてはいけません。これは罰金なんですから)、腹筋運動を40回やったらニュースステーションが見られるとかいうルールを決めて、自ら従うようにする。目標を具体的に設定しておかないと、自分でごまかしやすくなるので要注意。セルフ・マネジメントの難しさは、まさにここにある。腹筋を1回もやってないのにニュースステーションを見てしまったら元も子もないからだ。自分で決めたルールを破ることが、どれだけ嫌子化しているかが成功の鍵を握っている。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)
【引用おわり】
自分で決めた目標がうまくできない。その場合は、その目標が具体的であるかということである。また、その目標どおりにやらないこともある。目標行動を簡単に破ってしまうのである。それは、目標を破っても大して問題を生じないからである。そのためには、目標を破ったら大きな損失があるような仕組みこそ必要だ。行動の直後の結果が嫌子になるようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月17日 土曜日(どようび)。
一日中(いちにちじゅう) 雨(あめ)ふりの日でした。
これから 田植(たう)えが 本格的(ほんかくてき)になります。
たんぼに 水(みず)がはってあります。
かえるの 鳴(な)き声(ごえ)もさかんになっています。
禁煙するといってもなかなかうまくいかない。そういう場合は、禁煙を強いられる状況をつくりだす必要がある。タバコを吸えない、吸わなくしやすい状況とはどういうのか記録をとるなどして調べるのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第166回目の引用である。
【引用はじめ】
お酒を飲みに行くとどうしてもタバコに手が出てしまうのなら、禁煙中にはお酒を飲みに行く機会を減らせば良い。居酒屋の代わりにレストランへ行くなどして、お酒の代わりに食事を楽しむ機会を増やすこともできる。夕方、仕事が終わってからジョギングをするのが困難なら、早起きして、出社する前に済ましてしまおう。肝心なのは、標的行動を引き起こしにくい先行条件を避け、引き起こしやすい先行条件を増やすことである。ただ、もちろん、初めはどんな先行条件がどんな行動を引き起こすのか分からないはず。そのためにもパフォーマンスの記録をとって、自分の行動がどんな先行条件に影響されるのか、調べていくのだ。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107~p.108)
【引用おわり】
禁煙しやすい先行条件を見いだすことである。タバコを吸う人は嫌われるとなったら、そうした人たちがいるところでは吸えない。タバコの臭いしたら避けられることもある。タバコは健康に良くないといったビデオ映像を見る。こんな先行条件が繰り返されると、タバコに対する嫌悪条件さえ生みだされるはずだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月16日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「旅(たび)の日」です。
1689年(元禄げんろく2年)5月16日 松尾芭蕉(まつおばしょう)が
江戸(えど)を 旅立(たびだ)った日です。
それにちなんで 「旅(たび)の日」が 定(さだ)められました。
松尾芭蕉(まつおばしょう)は 「おくのほそ道(みち)」で 有名(ゆうめい)です。
山寺(やまでら)で うたった 「静(しず)かさや 岩(いわ)にしみいる
せみの声(こえ)」を 知っていますね。
松尾芭蕉(まつおばしょう)は 東北地方(とうほくちほう)を 中心(ちゅうしん)に
600里(り)(2400キロ)を 歩(ある)きました。
江戸(えど)に 帰(かえ)るまで 2年間(ねんかん)もかかった 旅(たび)でした。
目標の達成度がどれぐらいかを明らかにするために記録を続けることが必要だ。うまくいっているか、うまくいってないか明確にするためである。うまくいってなければ、新たな取り組みが大事になる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第165回目の引用である。
【引用はじめ】
セルフ・マネジメントの基本はパフォーマンスの記録にあり、自分が現在どれくらい目標を達成しているのか、その状況を正確に知ることが大切になる。
そのためには目標の達成度を測る方法を決めておき、記録をとっていく。目標によっては測定や集計に一工夫いるものもあるが、たいていの目標は数字で表すことができる。例えば海外旅行に行くなどのように、目標達成のために必要な行動が毎週異なる場合でも、その週に計画した事がどれだけ完了したかをパーセンテージで集計できる。
グラフをつけていると、目標が思うように達成できていないときもはっきり分かる。個人攻撃の罠にはまらないよう、ABC分析を行い、目標が達成できるような行動随伴性をさらに整備する。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107)
【引用おわり】
目標どおりにうまくいくようにするためには、ABC分析による課題分析が必要である。先行条件(A)、行動(B)、結果(C)の行動随伴性を明らかにするのである。その調整によって、目標が達成できるようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月15日 木曜日(もくようび)。
1972年5月15日に アメリカから 沖縄県(おきなわけん)が 日本(にほん)に
復帰(ふっき)しました。
27年間(ねんかん) アメリカに 占領(せんりょう)されていました。
通貨(つうか)はドルで 車(くるま)は 右側通行(みぎがわつうこう)でした。
沖縄(おきなわ)を 出(で)るときは パスポートが 必要(ひつよう)でした。
標的目標について、現在どれぐらい達成できているか記録をとることは励みになる。禁煙を目標としたら、1日にタバコを吸った本数を記録するのである。その記録をもとに、日々どんなふうに変化するかを明らかにするのだ。タバコの吸う本数をどのようにすれば減らすことができるかを工夫するのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第164回目の引用である。
【引用はじめ】
セルフ・マネジメントの基本はパフォーマンスの記録にあり、自分が現在どれくらい目標を達成しているのか、その状況を正確に知ることが大切になる。
そのためには目標の達成度を測る方法を決めておき、記録をとっていく。目標によっては測定や集計に一工夫いるものもあるが、たいていの目標は数字で表すことができる。例えば海外旅行に行くなどのように、目標達成のために必要な行動が毎週異なる場合でも、その週に計画した事がどれだけ完了したかをパーセンテージで集計できる。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107)
【引用おわり】
標的目標の記録によって、達成度がわかる。達成度が不十分であれば、手立てを変えるなどすることができる。今ある状況がどうなっているかを明らかにしてこそ、標的目標の達成が得られるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月14日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「斎藤茂吉(さいとうもきち)記念日(きねんび)」です。
1882年(明治めいじ15年)5月14日に 上山市(かみのやまし)に
生(う)まれました。
歌人(かじん)として 有名(ゆうめい)です。
上山市(かみのやまし)には 斎藤茂吉(さいとうもきち)記念館(きねんかん)があります。
精神科医(せいしんかい)でもありました。
蔵王(ざおう)や 最上川(もがみがわ)などの故郷(こきょう)や 母親(ははおや)のことを
歌(うた)った 短歌(たんか)が 有名(ゆうめい)です。
「望ましくない行動」を減らすと同時に、それに伴う「望ましい行動」を増やすようにするといい。弱化による行動随伴性は楽しさを伴わない。だから、楽しさが味わえるような強化の行動随伴性を同時に行えるようにするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第163回目の引用である。
【引用はじめ】
「タバコをやめる」とか「夫婦喧嘩をしない」など、望ましくない行動を減らすのが目標の場合、その代わりに増やしたい行動についても目標を設定しておくと効果的である。特に、望ましくない行動と相反する行動を目標にすると、その達成によって自動的に望ましくない行動が減るようになるので一層効果的になる。
「~をしない」という目標は、「~をする」という標的行動を弱化する行動随伴性を設定していることになる。弱化の行動随伴性は楽しさを生み出さない。人生に楽しさを生みだす強化の行動随伴性を忘れずにしよう。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.106)
【引用おわり】
望ましくない行動として、「ゲームをしない」などの標的行動は簡単にうまくいかない。 だから、減らす行動として「ゲームは一日30分以内とする」のである。そして、「ゲームする前に勉強する」を増やす行動とするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月13日 火曜日(かようび)。
大相撲(おおずもう) 5月場所(ばしょ)が 始(はじ)まっています。
琴櫻(ことざくら)は 初日(しょにち) 負(ま)けて 昨日(きのう)勝(か)って
1勝(しょう)1敗(ぱい)です。
ここから 連勝(れんしょう)して 優勝(ゆうしょう)をねらってほしいです。
大の里(おおのさと)も 強(つよ)いからなあ。
横綱(よこづな) 豊昇龍(ほうしょうりゅう)も 調子良(ちょうしよ)さそう。
どうなるか 楽(たの)しみです。
やりたいなあと思ったことでも、ついつい先延ばししてしまうことって多い。先延ばしをしないようにするには、〆切を決めるのがいい。これをいつまでやり遂げると決めるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第162回目の引用である。
【引用はじめ】
セルフ・マネジメントの天敵は先延ばしの罠。期限のない目標は「明日やればいいや」ということになりがちで、先延ばしされ、結局、達成されずに終わってしまう。達成のためには、たとえ意味がなくても必ず〆切をつけるようにしたい。日間、週間、月間目標は、ある一定期間に達成が測られるという意味で、〆切が内在している便利な目標設定の方法である。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.106)
【引用おわり】
先延ばしする言い訳は、「こんなこといつだってできる」「ちょっと頑張ればできる」なんてことである。しかし、それが果たしてできるかというと、いつになってもしないし、いつの間にかしたいと思ったことさえ忘れてしまう。それがもし大事なことであったら、致命的な結果をもたらす。先延ばししないためには、まず〆切を決めて臨むことである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月12日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「ナイチンゲール・デー」です。
1820年5月12日に イギリスの 看護師(かんごし)
フローレンス・ナイチンゲールが 生(う)まれました。
ナイチンゲールは クリミア戦争(せんそう)で 負傷兵(ふしょうへい)の
看護(かんご)につくしたことで 有名(ゆうめい)です。
難しい大きな目標を達成するには、どうすればよいか。果敢にチャレンジしても跳ね返されるばかりではらちがあかない。少しでも、その目標に近づく手立てこそ必要だ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第161回目の引用である。
【引用はじめ】
大きな目標を楽しく達成するためには、すぐに達成できる小目標に切り分けると良い。確実に達成できる目標を設定することで、達成感という好子による強化を働かせることができる。
目標の切り分けは達成のための戦略を考えることになる。達成目標を達成するために何をする必要があるのか、行動目標を設定することで、具体的な計画を立てよう。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.105~p.106)
【引用おわり】
大目標に対して、その目標に近づくことができる小目標を組み立てことが大事だ。今できる現実的な小目標だ。それを一つずつ確実にやり遂げていくことが近道となる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月11日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「母(はは)の日」です。
お母(かあ)さんに 感謝(かんしゃ)を表(あらわ)す日です。
カーネーションを 贈(おく)る 習慣(しゅうかん)があります。
お母(かあ)さんの お手伝(てつだ)いをするのも いいですね。
「シェイプアップしたい」といっても、どうなったらシェイプアップしたことになるかが、分からない。具体的な目標にする必要がある。たとえば、「体重を5キロ減らす」などとするのである。こうした数値目標によって、目標に近づいているかどうか明らかになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第160回目の引用である。
【引用はじめ】
「幸せになる」とか「ゆとりのある生活をする」といった目標を具体的に考えていくと、自分の人生で本当にやりたいことが何なのかが、先行条件としても明確になってくる。もちろん、反対に、自分が何をやりたいのか解らなくなってしまうこともあるかもしれない。そんなことで徹底的に頭を悩ませてみるのもよい。【引用おわり】
具体的な目標によって、今の状況が明確になる。その目標まで到達していなければ、さらに到達しようと努力する。頑張りがいがある。それは、やるべきことがはっきりしているからだ。本人にとって、望ましい目標が適度適切に設定されれば、それに向けて積極的に取り組むことになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月10日 火曜日(かようび)。
5月10日から16日まで 「愛鳥週間(あいちょうしゅうかん)」です。
野鳥(やちょう)を愛(あい)し 保護(ほご)することを目的(もくてき)に 制定(せいてい)
されました。
「全国野鳥保護(ぜんこくやちょうほご)のつどい」が 開催(かいさい)されます。
のぞみの家(いえ)の 裏山(うらやま)では うぐいすの鳴(な)き声(こえ)が
聞(き)こえてきます。
太っているので痩せたいなあと思っている。痩せるといっても、どれぐらいいつまでということが分からない。達成目標がはっきりしないままでは、いつまでも実現しない。目標は明確でなければ、うまくいかない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第159回目の引用である。
【引用はじめ】
目標を曖昧に設定すると、達成したかどうかの判断が難しくなる。判断が難しくなると、達成感という好子による強化が働かない。だから、セルフ・マネジメントを行うときには、目標をできるだけ具体的に、できれば数字を使って表すと良い。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.105)
【引用おわり】
自らの願望を実現するには、具体的でなければならない。具体的な目標をかかげることで、取り組むべきことも明確になる。それによって、うまくいったかどうかも明らかにできるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月9日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「アイスクリームの日」です。
1869年(明治めいじ2年)5月9日 日本(にほん)で初(はじ)めて
アイスクリームが 製造(せいぞう)・販売(はんばい)された日です。
横浜(よこはま)で 「あいすくりん」として 売(う)り出(だ)されました。
値段(ねだん)が 8000円(えん)です。
びっくりしますね。
英会話をマスターしたいので、勉強する習慣を身につけるにはどうするか。同じ時間に、同じ場所を選んで、同じくらいの勉強するようにすると習慣になりやすい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第158回目の引用である。
【引用はじめ】
NHK教育では一回5分のミニ英会話という番組をやっています。それを録画して、毎日、番組を視るのに5分、練習に5分、全部で10分かけるのです。それによって、ここ半年間の行動目標はミニ英会話という番組で毎日最低10分間勉強する。半年後に達成目標にどれだけ近づいたか、今まで十分理解できなかった英会話Ⅰを視て評価するのです。
録画した番組は、毎日できるだけ同じ時間に、同じ場所で再生して練習するようにします。行動を一定の先行条件でのみ行うようにすると、自然にその先行条件が行動を引き起こすようになるからです。行動を習慣化しやすくなるということです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.103~p.104)
【引用おわり】
英会話などの勉強は、普段の生活の中ではどうしても先延ばししがちである。直接、日常生活で活用する機会が少ないからだ。でも、教養として身につけたい。そのためには、生活環境の一部に組み込む必要がある。英会話の勉強の習慣化である。その習慣を身につけるためには、その勉強を始めやすいように同じ時間、同じ場所でやるのがいい。先行条件を一定にすると習慣化がしやすいのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月8日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)から 3日間 「薬師祭(やくしまつり)植木市(うえきいち)」が
始(はじ)まります。
日本(にほん)三大(さんだい)植木市(うえきいち)の 一(ひと)つです。
400年以上(いじょう)の 歴史(れきし)があります。
いろんな 植木(うえき) 山野草(さんやそう) 花(はな)などを 見(み)て歩(ある)く
のは楽(たの)しいです。
出店(でみせ)も たくさん出(で)ます。
なりたい自分にとって、まず優先順位を決めるのが大事である。何を目標するかを具体化するのだ。具体的な達成目標が決まったら、いかなる行動によって達成させるのを決めるのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第157回目の引用である。
【引用はじめ】
優先順位が決まったら、目標を具体的に設定します。たとえば、英語が話せるようになりたいとします。その達成目標を具体的に決めるのです。NHK教育テレビの英会話Ⅰでやっているような英会話ができるようになりたいとします。そうすると、その番組の英語ができることが達成目標になるし、その番組を視て勉強するというのが行動目標になります。ところが、その番組を視てもほとんど理解できなかった。そこで、英会話Ⅰは6か月後に始めるとし、最初はもう少し易しい番組から始めるのです。NHK教育では一回5分のミニ英会話という番組をやっています。それを録画して、毎日、番組を視るのに5分、練習に5分、全部で10分かけるのです。それによって、ここ半年間の行動目標はミニ英会話という番組で毎日最低10分間勉強する。半年後に達成目標にどれだけ近づいたか、英会話Ⅰを視て評価するのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.103)
【引用おわり】
物事を先延ばししないためには、まず具体的な達成目標を決める必要がある。そして、それを確実に達成するための行動目標がいる。行動目標を着実に実施することにより、達成目標を実現できるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月7日 水曜日(すいようび)。
一昨日(いっさくじつ)の 5月5日は 「こどもの日」でした。
5月5日は 「立夏(りっか)」でもありました。
夏(なつ)の気配(けはい)が 感(かん)じられる日です。
しかし 今年(ことし)の ゴールデンウイーク中(じゅう)は 雨(あめ)が多(おお)く あまり
天気(てんき)が良(よ)くなかった。
今日(きょう)も 雨模様(あめもよう)です。
これからは 田植(たう)えが はじまり だんだんと 気温(きおん)もあがってきます。
木々(きぎ)の 緑(みどり)も 日増(ひま)しに 濃(こ)くなります。
ありもやりたいこれもやりたいといっても、全てを一緒にやれるわけでない。やれることは限られている。そう考えると、自分にとって一番大事なことは何かを明確にして、それに集中して取り組むことだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第156回目の引用である。
【引用はじめ】
個人の目的を達成するためには、優先順位の設定がまず重要だ。人生に時間は限られている。やりたいことすべてが達成できるわけではない。できないことを達成できないと不満に思って過ごすよりも、このことはやる、このことはやらない、と割り切った方が、達成感にあふれた楽しく明るい人生が送れるというものだ。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.102~p.103)
【引用おわり】
今すべきことは何か、それは大事なことか、やるぺきことがいっぱいあるとしても、実際やれることは一つしかない。その一つに集中することがとても大事だ。優先順位を決めて、仕事に取り組むことが能率を上げる方策になり得る。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月6日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 振替休日(ふりかえきゅうじつ)です。
4連休(れんきゅう)の 最終日(さいしゅうび)。
天気(てんき)は 雨模様(あめもよう)。
家(いえ)で ゆっくり テレビなど見(み)て 過(す)ごすのかな。
明日(あした)から 元気(げんき)に 仕事(しごと)に はげみましょう。
自分にはやりたいことがある。こうありたいといったことがある。英会話をマスターしたい。太っちょなのでマッチョになりたい。健康のためには禁煙しなければ。そうした思いがあっても、なかなかうまくいかない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第155回目の引用である。
【引用はじめ】
英会話、フィットネス、禁煙など、人にはそれぞれに秘める願望がある。こうした願望をどうすれば実現できるか、実は本人がよくわかっていることが多い。ただ、「いつかやろう」と思って先延ばししている。
自分の夢をパワフルに実現している人と、そうでない人とにはどこに差があるのだろうか?仕事が忙しい。意志力に欠ける。本気でやめる気がない。先延ばしには、都合のいい言い訳がある。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.101~p.102)
【引用おわり】
自分がしたいと思っても、いろんな理由をつけてついつい先延ばしが続く。その理由の多くは、多忙だからしょうがない、意志薄弱だから、タバコは長年吸っていても支障がないから大丈夫などの、言い訳だ。都合のいい言い訳で、自分を納得させている。それでも、多少の罪悪感があって、いつかはやれるなどと思っている。そんなことで、先送りは続く。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月5日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「こどもの日」です。
4連休(れんきゅう)の 3日目です。
雨模様(あめもよう)の あいにくの天気(てんき)になりました。
あちこちで こいのぼりが あがっています。
木々(きぎ)の 緑(みどり)も 濃(こ)くなってきています。
どんな給与体系にすれば、会社にとって生産性を上げることができるか。他社がうまくいっているからそれを取り入れようといった、安易な取り組みでは混乱をまねくばかりだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第154回目の引用である。
【引用はじめ】
所属する会社において、どんな給与体系を導入したらいいか。ペイ・フォー・パフォーマンスを導入したからといって、必ずしもうまくいくとは限らない。まずは、会社にとって何が問題なのかよく調べることが肝心です。問題解決の方法はそれから選択するべきです。ペイ・フォー・パフォーマンスは選択肢のひとつでしかありません。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.100)
【引用おわり】
新しい給与体系の導入に際しては、会社が抱える問題は何かをしっかり調べる必要がある。 会社の実情を明らかにしてはじめて、生産性を上げる対策も見出すことができる。単に流行や模倣してやってしまってから失敗することのないよう留意しなければならない。慎重にも慎重を重ねて導入しやすいところから実験的にやってみることだ。急な改革は様々軋轢を生みやすい。こうした問題も含めて、事前に検討することである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月4日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「みどりの日」です。
「自然(しぜん)に 親(した)しみ 自然(しぜん)に 感謝(かんしゃ)しよう」
という日です。
年俸制というのは、必ずしも成果とつながるかというとそうでもない。行動と成果のつながりが明確でない。成果との関係において動機づけられているものとは限らないのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第153回目の引用である。
【引用はじめ】
1年間に経営者は数多くの意思決定を行います。どれが会社の利益アップに貢献し、どれが足を引張ったのか、客観的な判断は非常に難しいのです。ゴルフの打ち放しに出かけて100球練習したけど、1打1打の結果(ナイスショットとかダブったとか)が1年後にようやくわかるようでは練習にならない。だから、短期間の、より具体的な目標を設定するのはそのためです。
3ヶ月毎にパフォーマンスが評価されれば、自分が適切な意思決定しているかどうかフィードバックが受けられるし、修正もできる。そして最も大切なのは会社全体のABCが一貫するようにマネジメントすることです。経営陣の給与を成果によって支払っても、経営陣の意思決定に従って実際に仕事を進める人達の行動も同様にして動機づけなければ、組織全体の達成は難しい。ここが年俸制とペイ・フォー・パフォーマンスの大きな違いです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.99)
【引用おわり】
ペイ・フォー・パフォーマンスは、目標が具体的で短期的に評価ができる。行動と結果もつながりやすい。また、組織のどの階層・職種にも導入しやすい。年俸制とはこうした大きな違いがある。
今日は 令和7年5月3日 土曜日。
今日は 「憲法記念日」です。
1947年(昭和22年)5月3日に 「日本国憲法」は 施行されました。
日本国憲法は 「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を うたっています。
経営者が利益を上げるといっても、いろんな要因がある。外的な景気などにも影響を受ける。経営者にとっては、どうしようもない要因にも左右される。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第152回目の引用である。
【引用はじめ】
会社の利益は様々な要因によって決まります。景気や競合相手という、経営陣にはコントロールできない要因によっても左右されます。自分次第にはならない結果は、行動を動機づけないのです。しかも1年間に経営者は数多くの意思決定を行います。どれが会社の利益アップに貢献し、どれが足を引張ったのか、客観的な判断は非常に難しいのです。ゴルフの打ち放しに出かけて100球練習したけど、1打1打の結果(ナイスショットとかダブったとか)が1年後にようやくわかるようでは練習にならないでしょう。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.98)
【引用おわり】
経営者の意思決定によって、短期的に結果が明らかになるものだと、動機づけには有効となる。しかし、それが1年後になって結果が出たとしても、それが経営者の意思決定によるものかどうかわからない。経営者の意思決定の動機づけとしては、短期的で具体的に結果がわかるものである必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月2日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「世界(せかい)まぐろデー」です。
現在(げんざい) 80か国(こく)以上(いじょう)が まぐろ漁(りょう)を
行(おこな)っています。
刺身(さしみ)は とてもおいしいです。
まぐろは 世界中(せかいじゅう)でとられているので 数(かず)が 減(へ)って
きています。
「世界(せかい)まぐろデー」は まぐろ資源(しげん)を 国際的(こくさいてき)に
保護(ほご)するために もうけられました。
米国の銀行のオペーレーターの退職率が大幅に減少した。ペイ・フォー・パフォーマンスという成果給にしたからだという。生産性が上がり、オペーレーターの数を減らしても仕事を十分こなし、残業も減ったというからすごい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第151回目の引用である。
【引用はじめ】
米国アーカンソー州のユニオン・ナショナル・バンクのオペーレーターの退職率がペイ・フォー・パフォーマンスを導入する前には非常に高かった。ところが、新しい給与体系の導入でゼロに近くなった。また、面白いことに、退職者が出ると、補充採用に反対する声が現場から上がったそうです。
なぜか。人が少なくなった分、自分達の仕事が多くなって、その分給料も上がるからです。実際、オペーレーターの人数は半分で済むようになり、残業時間も457時間から13時間に減ったそうです。これは直接、人件費の低減につながります。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.98)
【引用おわり】
ペイ・フォー・パフォーマンスが適切に導入されると、従業員の仕事に対する動機づけが高まり、仕事の生産性が向上する。それには、明確な目標分析や仕事の課題分析が必要である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月1日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「八十八夜(はちじゅうはちや)」です。
「夏(なつ)も近(ちか)づく八十八夜(はちじゅうはちや)」という 歌(うた)もあります。
茶(ちゃ)の 産地(さんち)では 茶摘(ちゅつ)みをします。
この日(ひ)に つんだ茶(ちゃ)は 上等(じょうとう)だされています。
組織全体の動機づけを向上させるために、一貫性のある目標分析と課題分析を行った。そうすることで、適切なペイ・フォー・パフォーマンスを実施することができたのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第150回目の引用である。
【引用はじめ】
組織全体にペイ・フォー・パフォーマンスを導入するにあたってやったことは、入念な目標分析と課題分析です。それによって、各職種の責任分担を再検討するのです。たとえば銀行の支店長の場合、その支店が達成すべき具体的な目標がリストアップされ(新規口座数)、それらの目標がどれだけ達成されたかによってパフォーマンスが評価されます。
従業員のパフォーマンスの評価項目は、その支店の目標達成につながるように設定されます。各支店の目標は系列銀行全体の目標を達成するように設定されます。言うなれば、組織全体を動機づけという観点からリストラするようなものです。組織全体、支店、そして個人の行動が一貫して動機づけられるように目標を設定するのです。
パフォーマンス・マネジメントでは、組織のあらゆるレベルでABC分析を行い、理想的な行動随伴性を設定する方法なのです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.97~p.98)
【引用おわり】
銀行という組織に、全体も、支店も、個人も巻き込んで、一貫性のある課題分析を行うことで、生産性を上げられるようになった。びっくりするような成果になるのである。組織改革にあたっては、管理職、中間管理職、一般職員全てにおいて、ABC分析による行動随伴性の整備こそ有効である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月30日 水曜日(すいようび)。
4月30日 5月1日 5月2日の 3日間は のぞみの家(いえ)は
通常(つうじょう)どおり 仕事(しごと)です。
5月3日から 5月6日までは 4連休(れんきゅう)になります。
昨日(きのう) 4月29日は 「昭和(しょうわ)の日」で 国民(こくみん)の
祝日(しゅくじつ)でした。
休(やす)みが 飛(と)び石(いし)に なっています。
でも ゴールデンウィークは うきうきした 気分(きぶん)になります。
ペイ・フォー・パフォーマンスという成果給を導入して、生産性を3倍にも上げた米国の銀行がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第149回目の引用である。
【引用はじめ】
ペイ・フォー・パフォーマンスの成功例を紹介します。
米国のアーカンソー州にあるユニオン・ナショナル・バンクという銀行がオペレーターの給与体系にペイ・フォー・パフォーマンスを導入した成果です。従来の給与体系では1時間に平均1000枚の小切手を処理していたオペレーターが、処理した枚数に応じて給与を支払うようにしたら、その3倍以上の仕事をするようになった事例です。この数値はオペーレーターの限界ではなく、コンピュータ端末の限界だそうです。機械的にこれ以上早い処理ができないそうです。これって出来高制で、オペーレーターの様な単純な仕事ならともかく、もっと複雑な職種にはあてはまるのだろうか。
しかし、この銀行ではこの大成功で気を良くして、ペイ・フォー・パフォーマンスを大々的に取り入れて、現在では700名の従業員のおよそ70%の給料がペイ・フォー・パフォーマンスによって支払われているそうです。これには管理職も、含まれています。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.97)
【引用おわり】
ペイ・フォー・パフォーマンスは、単純作業だけしか適用できないのだろう。それが、やりようによっては管理職にだって適用できる。初めは、やりやすいところからやって、うまくいったら他の部署にもだんだんと広げていくことである。それが上記の銀行の事例である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月29日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「昭和(しょうわ)の日」です。
「国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)」です。
昭和天皇(しょうわてんのう)の 誕生日(たんじょうび)でした。
昭和天皇(しょうわてんのう)が 崩御(ほうぎょ)(昭和しょうわ64年)された後(あと)
「みどりの日」となりました。
2007年(平成へいせい19年)から 「昭和(しょうわ)の日」に 変(か)わり
ました。
「みどりの日」は 5月4日になりました。
上司が部下に対して、適切に誉めたり叱ったりするやり方を学んで、営業成績を向上することも可能だ。しかし、それだけでは十分でない。給与などにも配慮することも大事である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第148回目の引用である。
【引用はじめ】
部下の誉め方や叱り方を上司が学ぶのは非常に大切です。ただそれだけでは、営業成績を向上するには足りないのです。
給与を仕事の成果によって支払うペイ・フォー・パフォーマンスという賃金体系を導入するやり方もあります。成果給です。
この成果給によって、生産性が3倍以上になった米国の事例があります。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.96)
【引用おわり】
仕事の成果に応じた給与によって、生産性を向上することもできる。セールスなどにおいては、よく用いられるやり方でもある。職種によっては、こうしたやり方が導入しにくいものもある。うまく導入できれば、生産性が大幅に向上することもできる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月28日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「山形県(やまがたけん)縦断(じゅうだん)駅伝競走(えきでんきょうそう)
大会(たいかい)」の 二日目(ふつかめ)です。
4月27日 庄内(しょうない)の 遊佐町(ゆざまち)を スタートして 4月29日
山形(やまがた)メディアタワーまでの 300キロを 11チームがかけぬける
大会(たいかい)です。
今年(ことし)で 69回目(かいめ)。
みんなで 山形(やまがた)チームなどを 応援(おうえん)しましょう。
YBCラジオで 実況中継(じっきょうちゅうけい)を やっています。
ただ、誉めればうまいくわけでない。具体的な行動を誉めるのである。望ましい行動を誉める。そうすれば、次のより良い行動につながることになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第147回目の引用である。
【引用はじめ】
うまい誉め方というのはどういうやり方だろう。ただ"よくやっているね"と声をかけるだけではなく、たとえば昨日どんな仕事をしたか質問をします。その中で望ましい行動があればそれを指摘してあげます。それから、その人が以前には苦手としていて今では取り組んでいる行動があれば承認するといいです。具体的に誉めることは、次にその行動を繰り返すための先行条件にもなります。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.95)
【引用おわり】
誉める場合も適切にタイミングよく、望ましい行動を誉めるようにすれば、確実により良い行動が身につく。誉めることは簡単などとないがしろにしないことである。それなりに、テクニックが必要なのだ。