2025年6月23日月曜日

【利用者向け1302】猛暑日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月23日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう) 22日の 山形(やまがた)は 猛暑日(もうしょび)になりました。

 35度(ど)を 超(こ)えました。

 確(たし)かに 暑(あつ)かった。

 外(そと)に出(で)ると 日差(ひざ)しが強(つよ)く 肌(はだ)が焼(や)けるよう

 でした。

 寝苦(ねぐる)しかった。  

組織が変わる(18) 「行動の分解がパフォーマンスを生む」

 企業の売上げを伸ばそうと、目標をかかげ部下たちを追い立てる。目標達成することだけ、部下に求める。目標達成するために、どのように行動すべきかを求めることはない。これではほとんどうまくいくことはない。そのことに関する、石田本による第18回目の引用である。

【引用はじめ】

 あるレストランが売上アップに取り組んだ。リーダーは、ドリンクのお代わりを積極的にセールスする方針を立てた。

 ウェイターたちは折を見てはお代わりを進めているのだが、客の反応は鈍い。キャンペーンではドリンクの売上を20%を増やす計画だったが、期間中の伸びは10%にも届かなかった。このレストランが犯した間違いは、行動に焦点を当てなかったことである。

 ウェイターの行動を改善すれば必然的に売上は伸ばせる。リーダーは目標を設定するだけで具体的なやり方を何ひとつ教えていない。セールスを始める前に、まずウェイターの行動を分解し、チェックリストを作成する。このプロセスを経て、問題点を見つけ、ウェイターの苦手な行動を見つけ、改善した上でセールスを開始するのである。ビジネスは行動の集積である。行動を見ずして問題は改善されない。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.59~p.60   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 目標の達成には、どのような行動をすべきか、部下たちの実情に即して実施することが必要である。部下たちができることから始める。やってみて、うまくいかなければ、実施すべき行動のレベルを下げることだってあっていい。目標に少しずつ近づくよう行動をだんだんとステップアップするのである。 

2025年6月22日日曜日

【利用者向け1301】ベトナム製の花笠

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月22日 日曜日(にちようび)。

  花笠(はながさ)まつりで使(つか)われる 花笠(はながさ)が県内(けんない)で

 作(つく)れなくなっています。

 花笠(はながさ)を作(つく)る人(ひと)たちが高齢化(こうれいか)して たくさん

 作(つく)ることができないのです。

 花笠(はながさ)の材料(ざいりょう)の菅(すげ)も 生育不良(せいいくふりょう)で

 たくさんとれなくなっていることも原因(げんいん)です。

 そのため ベトナムの笠職人(かさしょくにん)に 作(つく)ってもらうことに

 なりました。

 そして ベトナム製(せい)の笠(かさ)が 届(とど)きました。

 今年(ことし)の 花笠(はながさ)まつりで ベトナム製(せい)の笠(かさ)が

 使(つか)われることになります。

組織が変わる(17) 「オープンなシステムである」

 行動分析は互いが影響し合って、取り組むことのできる手法だ。上司も部下もパフォーマンスを高めるために行動に焦点を当てて強化するものである。そのことに関する、石田本による第17回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その7番目として、「オープンなシステムである」ということだ。

 行動分析はただ行動させればいいというだけの詐術ではない。導入企業は行動分析の原理を社内で公開している。

 行動分析を導入すると、上司が部下のパフォーマンスに影響を与える。それと同時に、部下の方も上司のパフォーマンスに影響を与えるのだ。行動分析の原理は、地位や肩書きに関係なく作用する。強化は行動に対してなされるもので、その行動を誰がしているかは問題にならない。望ましい行動をした人は必ず強化される。したがって、組織全体にわたって等しく作用するのである。パフォーマンスを改善することで、結果的に全員が、得たいものを得られる。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.55   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析は問題解決に役立つ。誰にも等しく改善を促す方法論である。特別な秘策で何とかしようとするわけでもない。ごく常識的な誰にでもできるやり方で実施することによって、行動改善を図るものである。これが、誰にも開かれた「オープンのシステム」という意味である。 

2025年6月21日土曜日

【利用者向け1300】夏至

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月21日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「夏至(げし)」です。

 山形市(やまがたし)の 日(ひ)の出(で)は 午前(ごぜん)4時26分。

 日(ひ)の入(い)りは 午後(ごご)7時6分です。

 夏至(げし)は 1年で最(もっと)も 昼(ひる)の時間(しがん)が 長(なが)い

 日(ひ)です。



  

組織が変わる(16) 「職場、家庭、コミュニティの関係を高められる」

 行動分析は、問題となる行動に焦点を当てて、その行動を変えようとするものである。いろんな人や組織に対して、様々な場面で応用することができる。子供のしつけは得意分野の一つである。そのことに関する、石田本による第16回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その6番目として、「職場、家庭、コミュニティの関係を高められる」のだ。

 子供のしつけにおいても成果を上げる。人間の行動に焦点を当てている以上、それが職場であれ家庭であれ、効果を発揮するのは自明の理だ。

 行動分析を使えば、子供のしつけも容易になる。いい習慣を身につけさせることもできるし、手伝いをさせることもできるのだ。望ましい行動にはほんのちょっと楽しさを加えてやるだけで、誰もが行動するようになる。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.54~p.55   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析は、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす手法である。適切な標的行動を生み出すために、適切な状況を整備するのだ。そうすることによって、その場がより良くなる。特別難しいことも求めない。誰もが手続きさえ間違いなければ取り組むことができるのである。 

2025年6月20日金曜日

【利用者向け1299】山形新幹線運休

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月20日 金曜日(きんようび)。

 山形新幹線(やまがたしんかんせん) 新型車両(しんがたしゃりょう)の

 故障(こしょう)で 運休(うんきゅう)が 続(つづ)いています。

 東京(とうきょう)に行(い)くには 福島駅(ふくしまえき)で

 東北新幹線(とうほくしんかんせん)に 乗(の)り換(か)えることになります。

 故障(こしょう)の 原因(げんいん)がわかるまで 通常運転(つうじょううんてん)には

 戻(もど)りません。

 とても不便(ふべん)です。

  

組織が変わる(15) 「職場が楽しくなる」

 行動分析の導入により、本人のニードを踏まえたパフォーマンスをねらう。具体的な行動頻度の向上がなされたら、即座に強化するのである。自発性が高められ、楽しさも高まる。職場の雰囲気も良くなるのだ。そのことに関する、石田本による第15回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その5番目として、「職場が楽しくなる」のだ。

 本人のニードの動機づけ条件にあったことをするときは誰でもパフォーマンスが上がる。そうでないことをするときは下がる。これに反論する人はまずいないだろう。したがって、仕事を楽しむためのニードと動機づけの条件を整えれば、誰もがパフォーマンスを高めて自発的に働くようになる。

 行動分析の導入によって、仕事そのものを楽しみ自発的にする仕組みを作ることができる。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.52~p.53   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 具体的にねらった目標が達成しやすくする仕組みを作り出すのが、行動分析の考え方である。それが次々達成すれば、職場が楽しくなること請け合いだ。本人のニードに合った動機づけを追求すれば、成果が上がり楽しい職場づくりに貢献することになる。 

2025年6月19日木曜日

【利用者向け1298】元号の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月19日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「元号(げんごう)の日」です。

 645年(大化たいか元がん年) 6月15日 日本初(にほんはつ)の

 元号(げんごう)「大化(たいか)」を 制定(せいてい)しました。

 現在(げんざい)の 「令和(れいわ)」まで 248の 元号(げんごう)が

 定(さだ)められています。

 最近(さいきん)の 元号(げんごう)は 「明治(めいじ)」「大正(たいしょう)」

 「昭和(しょうわ)」「平成(へいせい)」「令和(れいわ)」です。



組織が変わる(14) 「あらゆるパフォーマンスを最大限にする」

 行動分析のメリットは、「パフォーマンスを最大にする」ことができることである。標的目標を達成するのに、大いに役立つ。汎用性のある技法といっていい。そのことに関する、石田本による第14回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その4番目として、「あらゆるパフォーマンスを最大限にする」のだ。

 行動の研究に基づいているため、いかなる場所で生じる行動に対しても原理を適用できる。どこで働いていようが、何をしていようが関係ない。単純労働はもとより、技術職のような専門性の高い職業でも、研究職やクリエイターなどの頭脳労働者においても効果を発揮する。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.52   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析は、問題のある行動をより良い行動に変える原理を提供するものである。標的目標を特定し、そのあるべき行動を変えて、 目指すべきパフォーマンスを生み出すのである。どんな職場でも、どんな職種においても応用が可能なのである。

2025年6月18日水曜日

【利用者向け1297】最高気温34度

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月18日 水曜日(すいようび)。

 山形市(やまがたし)の 今日(きょう)の最高気温(さいこうきおん)は 34度(ど)に

 なります。

 昨日(きのう)も 30度(ど)ごえ。

 明日(あす)も 明後日(あさって)も 30度(ど)ごえ。

 梅雨入(つゆい)りしたのにねえ。

 気温(きおん)が ぐんと上(あ)がります。

 十分(じゅうぶん) 水分補給(すいぶんほきゅう)してください。

  

組織が変わる(13) 「こころの学問や訓練は不要」

 行動分析の大きな特徴は、今の行動に焦点を当てて、解決を図ろうとする手法である。こころとか、過去のことにこだわらない。あいまいで、抽象的な仮説を立てることをしない。そのことに関する、石田本による第13回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その3番目として、「こころの学問や訓練は不要」だ。

 行動分析は精神的メソッドではない。目に見える行動を研究して問題解決に役立てる手法であり、あくまでも行動に焦点を当てるのが鉄則である。

 対象とするのはあくまで現在の行動だ。過去には目を向けない。 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.50~p. 51   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析においては、深層心理とか過去にあったことを追求したりしない。現状がどうなっているかを重視する。行動した直前はどうなっているか、行動した直後はどうなっているかを分析して、その環境変化を分析することに注力して、問題解決を図る手法である。

2025年6月17日火曜日

【利用者向け1296】戦争がまた始まった

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月17日 火曜日(かようび)。

 ウクライナと ロシアの戦争(せんそう)が ずっと続(つづ)いています。

 もう3年 以上(いじょう)になります。

 なお終(お)わりそうにありません。

 今度(こんど)は イスラエルと イランの 戦争(せんそう)が 始(はじ)まって

 います。

 日本(にほん)は 中東(ちゅうとう)から 原油(げんゆ)を 輸入(ゆにゅう)して

 います。

 この戦争(せんそう)が 続(つづ)くと ガソリンの 値段(ねだん)が

 上(あ)がります。

 

  

組織が変わる(12) 「すぐに成果が得られる」

 行動分析を導入すると、「すぐに成果が得られる」。これが優れた点である。客観的に効果が第三者にも分かる。そのことに関する、石田本による第12回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その2番目として、「すぐに成果が得られる」ことだ。

 従来のマネジメント手法は、結果がすぐに得られないものがほとんどであった。仮に結果が表れても、本当にそのマネジメントがもたらしたどうかは誰にも分からなかった。しかし行動分析は、導入するとすぐに成果が得られる。なぜ成果が得られたか、どれだけの成果があったかは、誰にでも簡単に分かる。第三者が客観的に効果を測定できるからである。

 行動分析の良いところは、問題解決のためのステップが具体的に分かる点にある。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49~p. 50   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析によって、成果が得られた。そうなると、さらに行動分析の良さに気づいて、信頼を置くようになる。成果が目に見えて明らかになるのが、行動分析なのである。 

2025年6月16日月曜日

【利用者向け1295】和菓子の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月16日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「和菓子(わがし)の日」です。

 西暦(せいれき)848年(嘉祥かしょう元年)6月16日

 仁明天皇(じんめいてんのう)が 16個(こ)の菓子(かし)を 神前(しんぜん)に

 供(そな)えた日です。

 疫病退散(えきびょうたいさん)と 健康招福(けんこうしょうふく)を 祈願(きがん)

 したといわれています。

 「和菓子(わがし)」の 素晴(すば)らしさを 楽(たの)しみ 日本(のほん)

 食文化(しょくぶんか)を 後世(こうせい)に伝(つた)える日です。



 

 

組織が変わる(11) 「実用的なメソッド」

 行動分析は、きわめて実用性の高い方法論である。組織内で生ずるさまざまな問題に適切に応用することができる。組織の維持発展にも大きく寄与するものでもある。そのことに関する、石田本による第11回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。その1番目として、「実用的なメソッド」だということである。

 行動分析は、抽象的な理論ではない。企業の戦略上、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす実用的なメソッドである。その成果は広範囲にわたる業種で報告されており、データによって科学的に実証されている。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析の導入によって、組織の問題や成長に役立つ方策を見いだすことも可能である。幅広い課題にも対応できる。難しい理論でけむに巻くようなこともない。問題解決に直結するやり方を提示してくれるのだ。 

2025年6月15日日曜日

【利用者向け1294】父の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月15日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「父(ちち)の日」です。

 お父(とう)さんへの 感謝(かんしゃ)を表(あらわ)す日です。

 お父(とう)さんに バラの花(はな)を贈(おく)る 習慣(しゅうかん)があります。



  

組織が変わる(10) 「行動分析の7つのメリット」

 行動分析には7つのメリットがある。これを活用することで、目に見えて組織が活性化する。そのことに関する、石田本による第10回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析には7つの大きなメリットがある。

  1.  実用的なメソッドである
  2.  すぐに成果が得られる
  3.  「こころ」の学問や訓練は不要
  4.  あらゆるパフォーマンスを最大限にする
  5.  職場が楽しくなる
  6.  職場、家庭、コミュニティの関係を高められる
  7.  オープンなシステムである

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.49~p. 55   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動分析を積極的に導入して、効果あることを体験するのがいい。当然、初めのうちはうまくいかなかったりするかもしれない。慣れないうちは間違ったやり方もするだろう。まずは試すことである。

2025年6月14日土曜日

【利用者向け1293】山形県も梅雨入り

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月14日 土曜日(どようび)。

 山形県(やまがたけん)が 今日(きょう) 梅雨入(つゆい)りしたと 

 発表(はっぴょう)されました。

 今日(きょう)は ずっと雨降(あめふ)りです。

 明日(あした)も 雨(あめ)の 予報(よほう)です。

 これからも じめじめした日が 続(つづ)きます。 

組織が変わる(9) 「褒めることの難しさ」

 褒めることはいいことだとわかっている。しかし、むやみに褒めたからといって、効果的だとは必ずしもいえない。褒め方にもコツがある。特に、タイミングの問題が重要だ。そのことに関する、石田本による第9回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析では、褒める行為を「強化」の一つと位置づけている。強化とは行動を繰り返させるための行為である。褒めるのがいいと言っても、タイミングや方法、頻度を誤るとさまざまな問題を招きかねない。

 「褒める」「認める」という行為は、そこに信頼関係がなければ適切に作用しない。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.47   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 望ましい行動をしたら、タイミングよく褒めると効果的である。タイミングよくとは、行動の直後である。直後とは数秒以内。遅くとも60秒以内だ。60秒ルールといわれるものである。 

2025年6月13日金曜日

【利用者向け1292】サクランボの収穫

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月13日 金曜日(きんようび)。

 山形(やまがた)の サクランボの収穫(しゅうかく)が 始(はじ)まっています。

 あちこちの サクランボ畑(ばたけ)には 真(ま)っ赤(か)なサクランボが

 実(みの)っています。

 収穫(しゅうかく)されたサクランボが 「ゆうパック」第1便(だいいちびん)が

 東京(とうきょう)に向(む)けて 運(はこ)ばれました。

 これから 本格的(ほんかくてき)にサクランボも 出回(でまわ)ってきます。



  

組織が変わる(8) 「望ましい行動したら直後に功績認める」

 結果だけに着目するのでなく、その結果に到達するまでの個々の行動を強化してこそ、結果まで達成しやすくなる。最終的結果を強化するやり方も、トロフィーの授与や賞金などもタイミングとしては遅すぎる。結果がうまくいったその直後に与えられてこそ効果的なのである。そのことに関する、石田本による第8回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析では、結果を強化するのはもちろん、結果を出すまでの行動に対しても強化することを大原則としている。行動を強化することで、同じ行動を自発的に繰り返すようスキーム化するのである。結果のみに焦点を当ててマネジメントしている従来のメソッドとはここが大きく違う。

 表彰のしかたを見ても、行動分析の視点からは理にかなっていない方法が目につく。よくあるのがトロフィーや金一封だが、月例表彰やキャンペーン表彰などではタイミングが遅すぎると考える。社員が望ましい行動をしたら、その直後に功績を認めないと、その行動を繰り返し行うという効果は小さくなる。せっかくの表彰も時間と労力の無駄になってしまう。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.36~p.37   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 強化するタイミングを逃している。うまくいったらすぐ強化してこそ、その結果が認められたことが明らかになる。それがボーナスでとか、昇給とかでよくできたことが認められたのだなあでは、行動分析的には効果的とは言えないのである。 

2025年6月12日木曜日

【利用者向け1291】せんべいの消費額第1位

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月12日 木曜日(もくようび)。

 山形市(やまがたし)の 全国(ぜんこく)1位(い)は ラーメンが 有名(ゆうめい)

 です。

 せんべいの 消費額(しょうひがく)も 全国(ぜんこく)1位(い)です。

 4人に1人が せんべいを 毎日(まいにち)食(た)べています。

 みなさんも せんべいは 大好(だいす)きなんじゃないですか。

 なに味(あじ)の せんべいが好(す)きですか。

 やはり 醤油味(しょうゆあじ)かなあ。 

組織が変わる(7) 「結果だけを見て評価することの問題」

 結果が達成されて、初めて褒めるだけでは不十分である。その結果に達成するまでには、さまざまな行動があり、その苦労を認めてこそより、結果に対する意欲的な取り組みが可能になるのである。そのことに関する、石田本による第7回目の引用である。

【引用はじめ】

 結果だけを見るやり方だけでは、目標を立てるときも行動には目を向けようとしない。「売り上げを10%伸ばそう」「不良率を1%に下げよう」という目標を掲げるが、そこには行動という考えが抜け落ちている。

 目標を達成すると上司は褒めたり表彰したりするが、達成するまでのプロセスや行動について焦点を当てたマネジメントはあまり実践されていない。別の部署の助力があって達成できたのかもしれないし、経済状況が変化したことでたまたま達成できただけかもしれない。そうした可能性を一切考慮することなく、ただ結果だけを見て評価する。これでは望ましい行動を繰り返させることなど不可能だ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.36   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 私たちは結果の良し悪しで、決めてしまう傾向がある。結果に至るまでには、さまざまなプロセスがあり、行動を行う必要がある。その一つひとつを確実にできて、望むべき結果まで達成できるのである。行動の一つひとつに焦点をあてて、結果に達成できる筋道を計画する必要がある。 

2025年6月11日水曜日

【利用者向け1290】入梅

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月11日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 暦(こよみ)の上(うえ)では 「入梅(にゅうばい)」です。

 梅(うめ)の実(み)が 熟(じゅく)して 黄色(きいめ)く色(いろ)づくころです。

 雨季(うき)に入(はい)ることから 「入梅(にゅうばい)」と されます。


 

  

組織が変わる(6) 「行動に焦点を当てて強化する」

 業績を向上するためには、業績を構成する個々の行動に焦点を当てて強化することである。業績が上がらない人でも、個々の行動の強化によって、徐々に業績が良くなってゆく。そのことに関する、石田本による第6回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析では、望ましい「行動」をした人に対して必ず強化する。もちろん業績についても評価するが、それとは別に、まず行動したかどうかを見るのだ。こうすることで、パフォーマンスの悪い社員に対しても強化が可能になる。

 行動したことを認められた社員は、再び認めてもらおうとして同じ行動を繰り返すようになる。やがては業績も上向いてくる。結果だけを見て評価しても、それは限られた人の行動自発率を向上させるだけの効果しかない。行動に焦点を当ててこそ、全ての社員に行動させることができるのである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.35 ~p.36   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 業績というのは、何十何百もの行動が達成されたもののことである。一つずつの行動が積み上がって最終的な業績となる。一つひとつの行動がうまくいくように導いて、業績とするのである。 

2025年6月10日火曜日

【利用者向け1289】寺の床下にいたクマ捕まった

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月10日 火曜日(かようび)。

 酒田市(さかたし)の寺(てら)の 床下(ゆかした)にずっといたクマが 捕(つか)

 まりました。

 被害(ひがい)は ありませんでした。

 クマは 山(やま)の中(なか)に 放(はな)されました。

 6月3日から9日まで 床下(ゆかした)にいすわっていたことになります。

  

組織が変わる(5) 「行動の直後に認めないと」

 年に数回程度の評価では、その行動が認められたどうかは分からない。行動の直後に明確な評価がなされる必要がある。そのことに関する、石田本による第5回目の引用である。

【引用はじめ】

 従来のマネジメントでは、社員に対する評価は年一回、多くて年四回しかなかった。すなわちボーナス・昇給・昇格の査定だ。これでは業績が上がらない。評価されるチャンスが年にわずか数回しかないのでは、成果を上げてから手にするまでに何か月もかかる。時間が経ってからまとまった金額をもらっても、本人はどの行動を認められたか分からない。そのため、望む行動を繰り返そうとはしない。お金や昇進によって報いるのであれば、行動の直後に行うことが必要だ。 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.34 ~p.35    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 従来からのボーナス・昇給・昇格といった査定が、社員などの業績に直接的に効果があるというわけでない。それらは、望ましい行動の直後に与えられるわけでないからだ。決まった時期にしか与えられるものでないからである。うまくいった行動の直後に与えらるものでないのだ。適切な行動の直後に認められると効果的である。 

2025年6月9日月曜日

【利用者向け1288】ドナルドダックの誕生日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月9日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「ドナルドダックの誕生日(たんじょうび)」です。

 1934年(昭和しょうわ9年)6月9日 ドナルドダックが 映画(えいが)に

 初登場(はつとうじょう)した日です。

 アニメーション短編映画(たんぺんえいが)に 登場(とうじょう)しました。

 短気(たんき)で 負(ま)けず嫌(ぎら)いなところがあって ちょっと憎(にく)めない

 性格(せいかく)です。

 とても 人気(にんき)のあるキャラクターです。



  

2025年6月8日日曜日

組織が変わる(4) 「なぜ長続きしないのか」

 三日坊主で長続きしない。なぜだろう。私たちはつい「意志が弱い」せいにしてしまう。「意志が強い」となればうまくいくのか。「意志が強い」こととは、どういうことなのだろう。意志を強く持ったらうまくいくのか。目的とする行動を続けることが、意志を強く持つことだろう。そのことに関する、石田本による第4回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析は、セルフマネジメントにも使える。自己管理を苦手とする人は多い。なぜうまくいかないのか。「意志が弱い」の一言で片付ける前に、長続きしない理由を考えてみよう。セルフマネジメントが続かない理由は、続けるべき行動を強化していないからである。人間は行動を強化されると、その行動を繰り返すようになる。強化されないと、じきにその行動をしなくなる。

 三日坊主で終わるのは意志が弱いせいではない。強化されるかどうかが鍵になる。禁煙のしかたは、タバコを吸わなければいい。ダイエットの方法は、摂取カロリーを減らし、運動すればいい。それが続かないのは、強化する仕組みがないからである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.21~p.22   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 目的とする行動を続けることが、三日坊主にならないことである。行動が続くようにする仕組みの工夫こそ、「意志が強い」ということである。目的とする行動を強化する状況づくりが大切なのだ。

【利用者向け1287】酒田市の寺の床下にクマ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月8日 日曜日(にちようび)。

 酒田市(さかたし)の寺(てら)の床下(ゆかした)に クマがいすわっています。

 6月3日から ずっとです。

 まだ 捕(つか)まえることができません。

 箱(はこ)わなを しかけていますが うまくいかないようです。

 クマが こうして市街地(しがいち)まで 出(で)てくるようになっています。

 エサめあてです。

  

組織が変わる(3) 「行動と結果を直結する」

  結果が期待どおりのものをもたらすようにするには、そこに至るプロセスが大事だ。プロセスというのは、一つひとつの行動である。いい結果に達するために、行動のあり方に着目することである。そのことに関する、石田本による第3回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動分析によるマネジメントは期待以上の効果をもたらす。行動の分解、チェックリストの作成、評価システムの工夫などによって、職員たちが一丸となって、やる気を発揮することができる。

 人間の行動に焦点を当てるマネジメントは、結果だけを見ているのでない。結果というのは、行動の連続によって生まれるものである。結果を変えるには、そこに至る行動を変えなければならない。結果を生みだすプロセス、行動に目を向けるのだ。行動を分解し、結果に直結するピンポイントとなる行動を見つけて重点的に繰り返す。その効果を測定し、自発的に繰り返すように強化し、測定した行動数値を自分にフィードバックして実行率を維持する。

 行動に焦点を当てて効果を測定できるという考え方が、いかなる人に対しても成長と継続をもたらすのである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.19~p.21   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 ここで言う結果というのは、標的目標である。そこに至るまでの行動を明らかにして、取り組み続けるのである。ABC分析したり、好子や嫌子は何がいいか、どのような随伴性をすべきか、記録の方法など、工夫するのである。

2025年6月7日土曜日

【利用者向け1289】30度超えの真夏日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月7日 土曜日(どようび)。

 市内(しない)の 気温(きおん)が 30度(ど)を超(こ)える 真夏日(まなつび)に

 なりました。

 昨日(きのう)も 30度(ど)超(ご)え。

 まだ 体(からだ)が 夏(なつ)の暑(あつ)さに慣(な)れていません。

 服装(ふくそう)も 半(はん)そでなど 夏服(なつふく)に 替(か)えていかないと。


  

組織が変わる(2) 「誰でも実践が可能」

 誰もが、望む行動を手に入れることができるのが応用行動分析である。このメソッドを身につければ、さまざまな問題解決に役立つ。そのことを、石田氏は説く。石田本による第2回目の引用である。

【引用はじめ】

 組織にかかわる人たちにとって、望むものは何か?望まないものは何か?人間の行動に焦点を当て、行動を分析することにより、望む行動を自発的に行うマネジメントとして体系化されたのが応用行動分析である。

 行動分析は人間の行動原理に基づいた科学的手法である。企業規模の大小にかかわらず、あらゆる業種業態に応用が可能だ。

 いつ・どこで・誰が実践しても同等の効果が得られる。それは、このメソッドが科学そのものだからである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.1~p.3   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 望ましい行動を得るために、行動の原理に基づいた取り組みを行う。現状において、どのような行動を自発しているのか。まず観察して、行動とその直後にはどのような対応がなされているのか。そして、新たな対応がなされたら行動はどう変わるのか。行動する頻度などによって、変化を把握するのである。こうした一連の変化から望ましい行動が定着するようにしてゆくのである。

 


2025年6月6日金曜日

【利用者向け1288】山形フルーツ150年

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月6日 金曜日(きんようび)。 

 文翔館(ぶんしょうかん)で 「山形(やまがた)フルーツ150年」を 祝(いわ)う イベントを

 やっています。

 天気(てんき)にも 恵(めぐ)まれて 楽(たの)しいイベントです。

 「流(なが)しさくらんぼ」は 大人気(だいにんき)です。

 明日(あす)も やってます。

 

問題解決(186) 「本人が望む行動を得ようとする」

 人間は、なんで行動するのだろうか。そのことについて、以下に記している。石田氏の説明である。石田著書による第1回目の引用である。

【引用はじめ】

 人間は、本人が望むものを得ようと行動し、自分が望まないものを避けようと行動している。生まれた家柄、職業、趣味、年齢、老若男女、国籍に関係なく、行動表現の差こそあれ、本人が望むものを求めて行動し、本人が望まないものを避けて行動している。さらにそれは個人の些細な出来事から、歴史を左右する国家の重大な出来事にいたるるまで等しく、当事者の望むものを得ようとする行動と望まないものを避けようとする行動の表れに他ならない。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 本人にとって望ましいものを得ようと行動する。望ましくないものは避けようとする。しかし、それがうまくいかないことも多い。なぜうまくいかないか。それを行き当たりばったりでなく、データーに基づいたやり方で進めよう。合理的・効率的な方法で取り組むのが、石田本の趣旨である。 

2025年6月5日木曜日

【利用者向け1287】芒種

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月5日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「芒種(ぼうしゅ)」という 季節(きせつ)をあらわす日(ひ)です。

 穀物(こくもつ)の 種(たね)をまく 季節(きせつ)という意味(いみ)から

 「芒種(ぼうしゅ)」といいます。

問題解決(185) 「行動は変えられる」

 島宗理氏の「パフォーマンス・マネジメント」の著書を185回に引用し、解説してきた。問題解決に関して行動分析学的アプローチによる対応を述べてきた。十分理解できただろうか。身近な問題で試してみると、なるほどと納得できるはずだ。

【引用はじめ】

 行動の科学はここまで進んでいる。勘や経験に頼らなくても、あるいは運まかせにしなくても、我々は自分たちの行動を科学的に管理できる。能力がないとか、資質がないとか、誰かや自分を責めなくてもいい。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、「 はじめに」)

【引用おわり】

 なんで、こんなことができないのか。自分の能力や性格のせいにしたり、相手の怠惰のせいにしても始まらない。まずは、今の問題をABC分析してみる。それから行動の直後の結果がどうなっているか明らかにする。そして、新たな行動随伴性を導入するのだ。それで、行動がどう変わるか記録する。どんな風に行動が変わるかを試そう。

2025年6月4日水曜日

【利用者向け1286】「歯と口の健康週間」(虫歯予防デー)

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月4日 水曜日(すいようび)。

 6月4日から10日まで 「歯(は)と口(くち)の健康週間(けんこうしゅうかん)」

 (虫歯予防むしばよぼうデー)です。

 「む(6)し(4)」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから きています。

 歯(は)と口(くち)の健康(けんこう)を 守(まも)ろうという 運動(うんどう)です。

 虫歯(むしば)を 防(ふせ)ぐために ていねいな 歯(は)みがき

 習慣(しゅうかん)です。

 虫歯(むしば)の早期発見(そうきはっけん) 早期治療(そうきちりょう)も

 大切(たいせつ)です。

 


 

問題解決(184) 「オペレーターの仕事」

 オペレーターの給与体系を時間給から出来高給にしたら、どんな風に仕事のしかたが変わったか。どんな行動が強化され、弱化されるようになったか。ABC分析してみると明らかになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第184回目の引用である。

【引用はじめ】

 銀行のオペレーターの給与体系にペイ・フォー・パフォーマンスを導入すると、時間給から出来高給になることで、どんな行動が強化され、どんな行動が弱化されようになったか。

 強化されるようになった行動 : 小切手を速く処理する。たとえば、速く数字を読む、速くタイプする、速くファイルに綴じる、など。

 弱化されるようになった行動 : 就業時間中の仕事以外の行動、たとえば、私語、新聞・雑誌を読む、おやつやお茶を楽しむ、など。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.100, p.113)

【引用おわり】

 出来高給にすると、仕事が速くなる。個々の行動が速く行われるようになった。私語などの無駄な行動が弱化される。できるだけたくさんの仕事をすれば、給与に反映するからである。

2025年6月3日火曜日

【利用者向け1282】梅雨の季節

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月3日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は あまりいい天気(てんき)でなかった。

 午後(ごご)から 雨(あめ)ふりになりました。

 まだ 梅雨入(つゆい)りは していません。

 あと 1週間(しゅうかん)もすると 梅雨(つゆ)になるんじゃないかなあ。

 

2025年6月2日月曜日

問題解決(183) 「行動を強化する好子とは?」

 受注の契約がとれたとか、ボーナスとかは好子となりうるものである。しかし、タイミングによっては、必ずしも営業活動といった行動を強化するわけでない。好子としての機能を果たすには、営業活動などの行動の直後に強化するモノやコトのことである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第183回目の引用である。

【引用はじめ】

 契約がとれることやボーナスは好子です。ところが、受注やボーナスは、営業活動中の適切な営業活動を強化しません。矛盾してるように感じられますか?好子とは「行動の直後に現れるとその行動を強化するモノやコトすべて」です。

 優秀な営業活動をした直後に、確実に契約が取れるのなら、契約は行動を強化することでしょう。ボーナスもそうです。だから契約もボーナスも好子です。ただその出現の仕方、つまり行動随伴性に問題があって、強化の原理がうまく働かないのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.91, p.113)

【引用おわり】

 行動の直後に行動を強化するのが好子である。直後というのは、数秒以内、長くても60秒以内である。60秒の原理が働くようにして初めて好子としての機能となるのだ。

【利用者向け1281】山形県人口100万人割れ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月2日 月曜日(げつようび)。

 山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)が 100万人(まんにん)を 下(した)

 回(まわ)りました。

 現在(げんざい) 山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)が 99万人(まんにん)

 台(だい)になりました。

  人口(じんこう)が 一番(いちばん) 多(おお)かったときは 135万(まん)

 でした。

 死亡(しぼう)する人(ひと)が 増(ふ)えています。

 生(う)まれる人(ひと)が 少(すく)ない。

 転出(てんしゅつ)する人(ひと)が 増(ふ)えています。

 こうした理由(りゆう)で 人口(じんこう)が 減(へ)り続(つづ)けています。

 山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)は 2050年には

 76万人(まんにん)になると 予測(よそく)されています。

問題解決(182) 「講義を聞くだけでは不十分」

 講義を聞くだけでは、学習者にとって効果的とはいえない。講義の内容が理解できたかどうかさえわからない。講師のペースで話すだけである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第182回目の引用である。

【引用はじめ】

 講師を招いて1時間の講義をしてもらう(学習者はただその講義を聞くだけ)というのは効果的な教授法ではありません。

 講義を聞くだけでは標的行動は起こらないので、強化もされず、行動がレパートリーとして身につく可能性は低い。教え方が上手な講師なら、ところところで質問をしたり、演習の時間を設けたりして、学習者が標的行動を行って、それを強化する機会をつくっているはずです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.81, p.113)

【引用おわり】

 講師による講義形式の講演では、学習者の知識に影響を与えるまでには期待できない。学習者のニーズやレベルを考慮した内容になっていない可能性が高い。学習者もただ聞くだけで、消極的な態度のため新しい知識獲得にはいたらないのである。

2025年6月1日日曜日

【利用者向け1280】水無月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年6月1日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)から 6月です。

 水無月(みなつき)とも 言(い)います。

 田(た)んぼに 水(みず)をはる月(つき)です。

 「水(み)な月(つき)」、水(みず)の月(つき)という昔(むかし)の言葉(ことば)から

 名付(なづ)けられました。


  

問題解決(181) 「斬新なアイデアの提案」

 上司が部下の斬新な提案を認めてくれる。そうなると、部下も嬉しくなる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第181回目の引用である。

【引用はじめ】

 話をよく聞いてくれるし、自分の仕事を認めてくる上司は、派生の原理で好子になる。また、そんな上司に認められるような成果(依頼された通りの書類、斬新な提案など)も派生の原理によって好子になる。こうしたパフォーマンスが好子になれば、仕事は楽しくなる。上司や同僚から承認されるのを待たずに仕事が強化されるからだ。

 こうした例に関してABC分析すると右のようになる。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.113)

【引用おわり】

 部下にとって、斬新なアイデアを思い付いたことが嬉しい。さらに、上司からも承認されればなお嬉しい。こうした好子によって、ますます斬新なアイデアを提案するようになる。