2025年4月17日木曜日

問題解決(136) 「知識も行動として観察できる」

 知識だって行動レパートリーの一つである。パフォーマンス・マネジメントにおいては、そのような考え方によって、問題解決にあたる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第136回目の引用である。

【引用はじめ】

 我々はどんなときに「あの人はパソコンの知識がある」と評価するだろう?新しいパソコンの購入について相談に乗ってくれたとき、最新のテクノロジーについて淡々と語るのを聞いたときかもしれない。ワープロを使っていて、消してしまったと思っていた文章ファイルを復活してくれたときかもしれない。知識に目に見えないが行動は観察できる。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)

【引用おわり】

 パフォーマンス・マネジメントにおいては、まず問題に関して、課題分析によって明確にする。知識についても、行動に置き換えて明確にできる。このようにして、問題解決がやりやすい形にするのである。 

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