怒ったらうまくいくわけでない。かえって、失敗を隠したり、嘘をついたりするようになる。嫌子はマネジメントにとっては、あまり効果的でない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第143回目の引用である。
【引用はじめ】
行動(C)を見ずに、成果のみから望ましい行動が行われていないと判断し、嫌子を使うのは控えた方が無難です。それに一般に、嫌子より好子を使ったマネジメントの方が、動機づけを効果的に行うことができます。 嫌子を使うと、怒られるのを避けるために失敗を隠したり、水増しの報告が増えるようになります。それに一般的に言って、退職率や転職率もたかくなりがちです。派生の原理が働いて、上司や会社が嫌子化するからです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.93~p.94)
【引用おわり】
営業活動が成果を上げられない。それでつい怒ったりする。しかし、それでうまくいくことは少ない。かえって、負の行動を起こしやすい。怒られないように営業活動に頑張るより、失敗してないように見せかけたりするようになる。いい結果が生まれないことに注意しなければならない。
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