誰もが、望む行動を手に入れることができるのが応用行動分析である。このメソッドを身につければ、さまざまな問題解決に役立つ。そのことを、石田氏は説く。石田本による第2回目の引用である。
【引用はじめ】
組織にかかわる人たちにとって、望むものは何か?望まないものは何か?人間の行動に焦点を当て、行動を分析することにより、望む行動を自発的に行うマネジメントとして体系化されたのが応用行動分析である。
行動分析は人間の行動原理に基づいた科学的手法である。企業規模の大小にかかわらず、あらゆる業種業態に応用が可能だ。
いつ・どこで・誰が実践しても同等の効果が得られる。それは、このメソッドが科学そのものだからである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.1~p.3 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
望ましい行動を得るために、行動の原理に基づいた取り組みを行う。現状において、どのような行動を自発しているのか。まず観察して、行動とその直後にはどのような対応がなされているのか。そして、新たな対応がなされたら行動はどう変わるのか。行動する頻度などによって、変化を把握するのである。こうした一連の変化から望ましい行動が定着するようにしてゆくのである。
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