行動分析は、問題となる行動に焦点を当てて、その行動を変えようとするものである。いろんな人や組織に対して、様々な場面で応用することができる。子供のしつけは得意分野の一つである。そのことに関する、石田本による第16回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その6番目として、「職場、家庭、コミュニティの関係を高められる」のだ。
子供のしつけにおいても成果を上げる。人間の行動に焦点を当てている以上、それが職場であれ家庭であれ、効果を発揮するのは自明の理だ。
行動分析を使えば、子供のしつけも容易になる。いい習慣を身につけさせることもできるし、手伝いをさせることもできるのだ。望ましい行動にはほんのちょっと楽しさを加えてやるだけで、誰もが行動するようになる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.54~p.55 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析は、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らす手法である。適切な標的行動を生み出すために、適切な状況を整備するのだ。そうすることによって、その場がより良くなる。特別難しいことも求めない。誰もが手続きさえ間違いなければ取り組むことができるのである。
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