行動分析の大きな特徴は、今の行動に焦点を当てて、解決を図ろうとする手法である。こころとか、過去のことにこだわらない。あいまいで、抽象的な仮説を立てることをしない。そのことに関する、石田本による第13回目の引用である。
【引用はじめ】
行動分析には7つの大きなメリットがある。その3番目として、「こころの学問や訓練は不要」だ。
行動分析は精神的メソッドではない。目に見える行動を研究して問題解決に役立てる手法であり、あくまでも行動に焦点を当てるのが鉄則である。
対象とするのはあくまで現在の行動だ。過去には目を向けない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.50~p. 51 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動分析においては、深層心理とか過去にあったことを追求したりしない。現状がどうなっているかを重視する。行動した直前はどうなっているか、行動した直後はどうなっているかを分析して、その環境変化を分析することに注力して、問題解決を図る手法である。
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