部下が上司の望むような行動ができないのはなぜか。その理由は二つである。一つは望むような行動のやり方がわからない。二つは望むような行動が続かない。そのことに関する、石田本による第24回目の引用である。
【引用はじめ】
望まれる行動ができない部下は、仕事のやり方が分からないか、仕事が継続できないかのどちらかである。この二つをいかに解決するかを考えていけば、上司の抱える悩みは解決できる。仕事ができないのは能力の問題でもなく、やる気の問題でもない。人格の問題でもない。彼らは仕事のやり方を知らないか、続けることができないかのどちらかである。
やり方を教えてやる。あるいは続くようにしてやる。要するに行動を変えてやればいい。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.67~p.68 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事のやり方が分からなかったらどうするか。仕事が続かなければどうするか。能力がない、やる気がない、人格が悪いといったところで解決しない。まずは問題を明らかにして、仕事のやり方を教え、仕事を続くようにすることである。仕事に関係する行動を変えることだ。
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