2026年5月26日火曜日

それでも人は嫌子を使う

  嫌子を使って行動を制御するとさまざまな問題が生ずる。「嫌子によって耐性がつく」、「嫌子を与える人間を避けるようになる」、「嫌子を使うと行動が抑制される」、そして、「効果は一時的」である。

【引用はじめ】

 それでも人は嫌子を使い続ける。嫌子をを使う行動が強化されているからだ。課長がジロリと睨んだり、嫌みを言ったりする行動は、嫌子消失によって強化されている。

 部下が帰り支度を始めたとたん、課長がジロリと睨むと、一瞬、帰り支度の手が止まったり、部下がバツの悪そうな顔をしたりする。それが強化の随伴性となって、嫌子を与える行動を強化するのだ。したがって、課長が嫌子を与える行動は、部下の行動で強化されている。部下をコントロールしていたつもりの課長もまた、気づかぬうちに、部下によってコントロールされているのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.58)

【引用おわり】 

  

【利用者向け1683】アフリカ・デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年5月25日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は、アフリカデーです。

 1963年5月25日に アフリカ統一機構(とういつきこう)(OAU)が 設立(せつりつ)された

 ことを 記念(きねん)する日です。

 アフリカ諸国(しょこく)の 独立(どくりつ)と 団結(だんけつ)を 祝(いわう)う

 国際的(こくさいてき)な 記念日(きねんび)です。

 現在(げんざい)は 後継組織(こうけいそしき)である アフリカ連合(れんごう)(AU)が

 中心(ちゅうしん)となっています。

 アフリカの多様性(たようせい)、文化(ぶんか)、発展(はってん)を 世界(せかい)で

 共有(きょうゆう)する機会(きかい)です。

 各地(かくち)でイベントや メッセージ発信(はっしん)が行(おこな)われています。 


  

嫌子は一時的効果しかない

  嫌子を使って行動を制御するとさまざまな問題が生ずる。「嫌子によって耐性がつく」、「嫌子を与える人間を避けるようになる」、「嫌子を使うと行動が抑制される」、そして、「効果は一時的」である。

【引用はじめ】

 嫌子を使う行動の制御は多くの問題があると言われ続けているにもかかわらず、人々は嫌子を使って相手をコントロールしようとする。嫌子を使うことの問題はいくつかあるが、その問題の一つが次のことである。

 ⑤ 一時的な効果しかない

 行動分析学の創始者スキナーは一貫して、嫌子の使用による行動の制御に警鐘を鳴らし続けた。スキナーが来日講演では「罰なき社会」を提唱して、嫌子を使うことなく、好子出現の強化による社会の創造を論じた。嫌子出現による弱化は一時的に効果があったとしても、長期的に見て何の解決にもならないのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.57)

【引用おわり】

 嫌子を使ってもその場しのぎの一時的なものでしかない。効果は長続きしないことに気がつくべきである。嫌子でなく、好子を使ってより良い行動を導く手法を工夫するのである。

2026年5月25日月曜日

【利用者向け1683】竹内洋岳・8000峰14座登頂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年5月26日 火曜日(かようび)。

 2012年(平成へいせい24年)5月26日は 竹内洋岳(たけうちひろたけ)氏(し)が

 8000m14座目(ざめ) ダウラギリに 登頂(とうちょう)した日です。

 日本人初(にほんじんはつ) 世界(せかい)8000m14座(ざ) 完全登頂(かんぜんとうちょう)を

 達成(たっせい)することができました。

 世界(せかい)には エベレストをはじめてとして 8000mを超(こ)える14の山(やま)が

 あります。

 これを登(のぼ)りきることができるのは なみたいていのことでありません。



  

適切な行動を何も教えてない

  嫌子を使って行動を制御するとさまざまな問題が生ずる。「嫌子は耐性がつく」、「嫌子を与える人間を避ける」、そして、「嫌子を使うと行動を抑制する」などの問題である。さらに、「適切な行動を教えない」の問題もある。

【引用はじめ】

 嫌子を使う行動の制御は多くの問題があると言われ続けているにもかかわらず、人々は嫌子を使って相手をコントロールしようとする。嫌子を使うことの問題はいくつかあるが、その問題の一つが次のことである。

 ③ その場案に適切な行動を何も教えない

 問題行動を弱化したい。しかし、問題行動をしなくなることが本当の解決とは言えない。問題行動をしないだけではなく、その場にふさわしい望ましい行動をすることこそが求められている。その場面で行うべき適切な行動を強化の原理によって教えていくことが、活気ある会社を作るためには必要だ。もし、問題行動と同時にはできないような望ましい行動があるとすれば、むしろ、その望ましい行動を強化するだけで、自然と問題行動なくなる。対立行動分化強化と呼ばれる手法である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.57)

【引用おわり】

 問題行動を弱化することも大事だ。それよりも、それと両立しない望ましい行動を強化する方がいい。

2026年5月24日日曜日

【利用者向け1682】モンティ勝利

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年5月24日 日曜日(にちようび)。

 モンテディオ山形(やまがた) vs 湘南(しょうなん)ベルマーレの試合(しあい)は、3対(たい)1で

 モンテディオ山形(やまがた)が 勝利(しょうり)しました。

 天童(てんどう)にある陸上競技場(りくじようきょうぎじょう)で 行(おこな)われた

 試合(しあい)です。

 前半(ぜんはん) 2対(たい)1でリード。

 後半(こうはん)1点(てん)追加(ついか)しました。

 久(ひさ)しぶりの 快勝(かいしょう)となりました。

行動が全般的に抑制され、新しい行動が生み出されにくい

 嫌子を使って行動を制御するとさまざまな問題が生ずる。「嫌子を繰り返すと耐性がつく」ので、ますますその嫌子がエスカレートしてしまう問題がある。また、嫌子を与える人間を避けるようになって、人間関係に問題を生ずる場合もある。次に問題なのは、嫌子を使うと行動が抑制されるという問題である。

【引用はじめ】

 嫌子を使う行動の制御は多くの問題があると言われ続けているにもかかわらず、人々は嫌子を使って相手をコントロールしようとする。嫌子を使うことの問題はいくつかあるが、その問題の一つが次のことである。

 ③ 行動が全般的に抑制され、新しい行動が生み出されにくい

 嫌子の出現で行動を抑制すれば、問題行動はしなくなる。しかし、それは同時に、行動全般を抑制することにもつながる。動物は嫌子から逃げることができない状況に置かれると、活動性を失うことが知られている。嫌子を与えられた行動をしなくなるばかりではなく、新しい学習も阻害されてしまう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.56~p.57)

【引用おわり】

 嫌子によって行動を制御しようとすると、行動をしなくなる。しかし、そればかりでなく新しい行動も抑制されるのである。