職員表彰は、頑張った人を称えるだけでは十分ではありません。職員全員が何らかの形で参加し、喜びを共有できる仕組みをつくることで、表彰制度は組織全体の成長につながります。
【引用はじめ】
うまくいく表彰制度のポイントがある。そのポイントの2番目が「全員が参加する」ことである。
②全員が参加する
表彰制度というのは、諸刃の剣だ。全社員にモデル(模範)を提示したくて優秀社員を表彰するのに、へたをするとその優秀社員が皆の嫉妬の的となりかねない。だから、そうならないような工夫を凝らす必要がある。たとえば普通の表彰式では、嬉しいのは「表彰される人(たち)」だけであり、ほとんどの「表彰されない人たち」は、かやの外だ。たとえば、全員でパーティーをする中で表彰も行うというのは、雰囲気をしらけさせない方法の一つだ。また、表彰のプロセスにおいても、何らかの形で全員が参加できるようにすることもよい工夫である。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.229)
【引用おわり】
表彰制度の目的は、一部の人を特別扱いすることではなく、望ましい行動を組織全体に広げることです。全員参加の工夫を重ねながら、互いの良さを認め合う職場づくりを進めていきましょう。