利用者支援や新人育成では、まず正しい方法を伝えるティーチングが必要です。しかし成長を促すには、最後は自ら考え判断できるよう支えるコーチングが欠かせません。教えることと問いかけることの両方を大切にしたいものです。
【引用はじめ】
会社において人を育てる基本的な方法に、ティーチングとコーチングがある。
ティーチングというのは、相手に答えを教えること。コーチングは、相手が自分で答えを見つけられるように援助することである。具体的には、上手な質問をすることで相手に考察を深めさせ、気づきを得させる。どちらにも強みと弱みをあるのだが、相手を独り立ちさせたいときには、最初はティーチングで答えを教えても、最後にはコーチングによって相手が自分で答えを見出せるように指導しなければならない。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.250~p.251)
【引用おわり】
利用者にも新人職員にも、「答えを与える」だけでは自立につながりません。必要な知識や手順を伝えながら、「なぜだろう」「どうしたらよいだろう」と考える機会をつくることが、主体性と成長を育む支援につながります。