部下が上司の望むような仕事をすることができない。仕事のやり方が分からないとなると、仕事の手順を明確にするのである。そのことに関する、石田本による第25回目の引用である。
【引用はじめ】
仕事のできない理由が「やり方が分からない」である場合は、あなたの望む行動を教えることだ。教え方として、行動を分解し、チェックリストにして渡すのである。
例えば、営業などにおいて、やるべきこととして接客技術、電話の応対、見込客との会話などについて、その行動を細かく分解する。それを一つひとつ書き出してチェックリストを作成する。このリストを部下に渡し、反復トレーニングを徹底させるのだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.68~p.69 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
仕事をきっちりやり遂げるようにするには、仕事の内容を細分化する。細分化する場合は、実施する人の行動のレベルに合わせるのである。細分化した行動を手順に従って成し遂げるようにするのだ。こうした手間をかけて、できなかった仕事をできるようにするのである。
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