2026年10月28日水曜日

「続く人には『ご褒美』がある」

 私たちの仕事は、毎日の支援記録、送迎、環境整備、ご家族対応など、小さな実践の積み重ねで成り立っています。忙しい毎日の中だからこそ、自分なりの「できたらもらえるご褒美」を用意しておくことは、良い行動を続けるための有効な工夫です。

【引用はじめ】

 自己強化のための好子は5種類あるが、その中の一つ目が「『もの』としての好子」である。

①「もの」としての好子

 自分へのご褒美として、やるべきことができたときに、欲しいものを手に入れる。たとえば、新しいスーツだったり、眼鏡だったりというのがものとしての好子だ。ただ、こうした高額なものである必要はない。朝決めた時間に起きられた日だけ、アイスクリームを買うという可愛らしい例もある。いずれにしても、ものを好子に使うときは、自分が欲しいもののリストをあらかじめ作っておくとよい。そして、もちろん、やるべきことができたときだけ買うことだ。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.283)

【引用おわり】

 「記録をその日のうちに終わらせたら好きなスイーツを買う」「一週間目標を達成できたら欲しかった本を買う」など、小さなご褒美でも十分です。自分自身の行動を上手に強化しながら、前向きな習慣づくりにつなげていきたいものです。

2026年10月27日火曜日

【利用者向け1838】10月27日は「読書の日」

 今日は 令和8年10月27日 火曜日。

  10月27日(にち)は「読書(どくしょ)の日(ひ)」です。

  今日(きょう)から 読書週間(どくしょしゅうかん)が はじまります。 

 本(ほん)を よむと、あたらしいことを しることが できます。

 のぞみの家(いえ)の みなさんも、すきな 本(ほん)や 絵本(えほん)を 

 ひらいて みませんか。 

 おもしろい お話(はなし)や たのしい 絵(え)に 出会(であ)えるかも しれません。 

 今日(きょう)も にこにこ 元気(げんき)に すごしましょう!



続く人は、自分をほめている

 仕事の成果を高めるには、自分で自分を上手に励ます「自己強化」が欠かせません。行動分析学では、継続の力となる好子を意識的に活用することが大切だとされています。

【引用はじめ】

 自己強化のための好子には、次のように五つある。

①「もの」としての好子 自分にとってご褒美となる食べ物、衣服などである。

②行動も好子になる 「宿題が終わったら、テレビを見てよい」などである。

③フィードバック 自分の行動を記録してその行動の変化が好子になる。

④社会的好子 自分で自分を褒める、認める、笑顔を見せることなのである。

⑤トークン うまくできたら〇印をつける、ポイントを与えるなどで最終的に一定量たまったら物と交換できるようにするのである。 

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.283~p.284)

【引用おわり】 

 自分に合った好子を見つけることは、前向きな行動を続ける工夫の一つです。例えば、支援記録を期限内に終えた日は好きなコーヒーを飲むなど、小さなご褒美を活用しながら日々の成長につなげていきましょう。

2026年10月26日月曜日

【利用者向け1837】10月26日は「柿の日」

 今日は 令和8年10月26日 月曜日。

 今日(きょう) は「柿(かき)の日」です。

 俳人(はいじん)の 正岡子規(まさおか しき)が、柿(かき)を 食(た)べる 句(く)を 

 よんだ 日(ひ)に ちなんで できた 記念日(きねんび)です。

 あき の おやつ に 柿(かき)は いかがですか。

  あまくて おいしく、からだ にも うれしい くだもの です。

  きょう も みなさんが にこにこ 元気(げんき)に すごせます ように。


   

結果が出ないのは、人ではなく随伴性かもしれない

 私たちは利用者支援の中で、さまざまな工夫や声かけを行います。しかし、期待した変化が見られないこともあります。その時は「本人のやる気がない」と考えるのではなく、随伴性そのものを見直し、より効果的な形へ改良していく視点が大切です。

【引用はじめ】

 自分で随伴性を設定し、自分の行動を強化したり、弱化したりすることを、行動の自己管理(セルフコントロールまたはセルフマネジメント)という。自己管理の手順の六つ目が次のような「随伴性を改良する」ことである。

⑥「随伴性を改良する」

 せっかく工夫した人為的な随伴性も効果があまり見られないこともある。何日か続けても行動に変化がないようなら、さらに工夫して随伴性を改良する。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.281)

【引用おわり】

 支援の成果が見られない時は、支援対象者ではなく支援方法に目を向けることが重要です。行動が変わらないなら、強化子や提示の仕方などの随伴性を調整し、本人に合った形へ改良し続けることが支援の質の向上につながります。

2026年10月25日日曜日

【利用者向け1836】10月25日は「民間航空記念日」

 今日は 令和8年10月25日 日曜日。

  今日(きょう) 10月25日(がつ25にち)は 「民間航空記念日(みんかんこうくうきねんび)」です。

 1951年(ねん)に 日本(にほん)で ふたたび 飛行機(ひこうき)の 定期便(ていきびん)

 が 飛(と)び はじめた 日(ひ)です。

 みなさんは 飛行機(ひこうき)に 乗(の)ったことが ありますか? 

 空(そら)を 見上(みあ)げて、「どこへ 行(い)ってみたいかな」と 

 考(かんが)えるのも たのしいですね。 

 今日(きょう)も 元気(げんき)に すごしましょう!


 

続く行動は、仕組みがつくる

 行動を変えたいと思っても、意志の力だけでは長続きしません。大切なのは、望ましい行動のあとに「やってよかった」と感じられる新しい随伴性を意図的につくることです。その工夫が継続への力になります。

【引用はじめ】

 自分で随伴性を設定し、自分の行動を強化したり、弱化したりすることを、行動の自己管理(セルフコントロールまたはセルフマネジメント)という。自己管理の手順の五つ目が次のような「新しい随伴性を導入する」ことである。

⑤「新しい随伴性を導入する」

 ベースラインが記録できたら、人為的に作った新しい随伴性を導入する。標的行動ができるたびに自己強化をする。グラフは書き続け、行動がどのように変化するか確かめる。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.281)

【引用おわり】

 標的行動ができたら、自分への小さなご褒美や達成感を結びつけてみましょう。自己強化による新しい随伴性は、良い行動を続けやすくします。記録を取りながら、効果的な仕組みへ育てていくことが大切です。