2025年11月29日土曜日

組織が変わる(173) 「測定が罰則につながっている」

 なぜ、測定することが問題だと思われる場合があるのか。パフォーマンスの良し悪しに使われるときがあるからだ。パフォーマンスがうまくいかない人にとっては、罰せられると思ってしまうのだ。そのことに関する、石田本による第173回目の引用である。

【引用はじめ】

 パフォーマンスの測定は、えてしてアベレージ以下の社員を見つけるのに使われがちである。目標という名のノルマを課し、期日までに達成できた人だけを評価する。測定と聞いていやな顔をする人が多いのは、ビジネスにおける測定がしばしば罰則と結びついてきたからであろう。明確な罰則はないにしても、無言の叱責という方法で有形無形の圧力を加えるのがこれまでの常識であった。すなわち測定は義務を意味し、個人やチームを罰することにつながっていた。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.183   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 測定を単なる序列をつけるために用いるのは、問題だ。これでは、序列下位の人にとっては、意欲を下げるだけのものになってしまう。測定することをいいものとは考えなくなってしまうのだ。測定によって、個人が力をつけられるようにするやり方を見出す必要がある。 

2025年11月28日金曜日

【利用者向け1509】太平洋記念日

 今日は 令和7年11月28日 金曜日。

 今日は 「太平洋記念日」です。

 1520年11月28日 マゼランが 大西洋から 太平洋に出た日です。

 当時は 地球が 丸いかどうか わかりませんでした。

 マゼランは 航海によって 世界一周して 地球が丸いことを 証明しました。

 


組織が変わる(172) 「測定の後に罰が待ち受けていると考えている」

 営業成績には、個人差が出る。営業成績が振るわない人にとっては、数字は恐怖に近いものがある。だから、測定されることには、消極的である。そのことに関する、石田本による第172回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下たちのパフォーマンスを最大限に高め、維持し、効果を加速させるには、正確な測定によって客観的データを蓄積することが大切である。ところが、人は測定することを避けてしまいがちである。これだけ測定が有用であるにもかかわらず、なぜそれをしようとしないのだろうか。四つの理由がある。1. 自分の仕事は測定できないと考えている。2. 測定するのは大変だ。3. 測定されると罰が待ち受けている。4. 測定する時間がない。

 その3の理由では次のように考えられる。個人の営業成績を競わせる部署では、ある種の測定をしている。各人の成果によって評価するという手法だ。パフォーマンスを測定するように勧めたとき、消極的な態度になる人がいるのは、このイメージが強いからである。つまり、ノルマを達成できない人に何らかの罰を与えると考えてしまうのだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.181~p.183   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 営業成績だけで叱咤激励するのは、決してうまいやり方とは言えない。必ず、順番がつき、下位の人たちにとっては 傷つくだけである。こうした測定のやり方では、測定すること自体を避けがちとなる。測定について、否定的な見方をするようになるのだ。

2025年11月27日木曜日

【利用者向け1508】ノーベル賞制定記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年11月27日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「ノーベル賞(しょう)制定(せいてい)記念日(きねんび)」です。

 スウェーデン人(じん)の ノーベルが ダイナマイトで得(え)た富(とみ)を

 人類(じんるい)に貢献(こうけん)した人(ひと)に 与(あた)えたいと 遺言(ゆいごん)に

 書(か)きました。

 ノーベルの死後(しご) ノーベル財団(ざいだん)により 1901年

 (明治めいじ34年)11月27日 ノーベル賞(しょう)の 第(だい)1回(かい)

 授賞式(じゅしょうしき)が 行(おこな)われました。


 

組織が変わる(171) 「測定は大変な仕事だと考えている」

 測定することなんて、難しくてできないと考えてしまう場合がある。でも、果たしてそれは本当か。再度、考え直してみる。協調性について、測定できないじゃないかと単純に考えたりする。でも、協調性ってどんなパフォーマンスを指すのかと考えてみるのだ。それは、相談し合うとか、何かあったら連絡とり合うことだったりする。それがどれぐらいなされているか、回数を数えることができるはずだ。そういう意味で、測定することができる。そのことに関する、石田本による第171回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下たちのパフォーマンスを最大限に高め、維持し、効果を加速させるには、正確な測定によって客観的データを蓄積することが大切である。ところが、人は測定することを避けてしまいがちである。これだけ測定が有用であるにもかかわらず、なぜそれをしようとしないのだろうか。四つの理由がある。1. 自分の仕事は測定できないと考えている。2. 測定するのは大変だ。3. 測定されると罰が待ち受けている。4. 測定する時間がない。

 その2の理由では次のように考えられる。

 一見、測定が困難に思われる職種・業種はたしかにある。だが、それは誤解に過ぎない。人間の行動である以上、いかなる仕事においても測定は可能である。協調性やチームワークを測定したければ、次のように考えるといい。「部下たちに何をしてほしいのか?」「部下たちに何をさせたいのか?」ここから考えていくと測定は容易になるはずだ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.181~p.183   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 どんなパフォーマンスを求めているのか。そうしたことを、明らかにすれば測定だってできる。今ある実情について、具体的な行動として把握すれば、測定も可能となる。 

2025年11月26日水曜日

【利用者向け1507】いい風呂の日

 今日は 令和7年11月26日 水曜日。

  今日は 「いい風呂の日」です。

 「いい(11)ふろ(26)」と読む ごろ合わせからです。

 この頃になると お風呂で ゆっくり 温まって 疲れをとろうとことです。



組織が変わる(170) 「自分の仕事は測定できないと考えている」

 パフォーマンスに関して、測定するという発想をそもそも持てない。仕事に関する行動に関して、測定によって善し悪しを決めることなんてあり得るのかと考えてしまうのである。そのことに関する、石田本による第170回目の引用である。

【引用はじめ】

 部下たちのパフォーマンスを最大限に高め、維持し、効果を加速させるには、正確な測定によって客観的データを蓄積することが大切である。ところが、人は測定することを避けてしまいがちである。これだけ測定が有用であるにもかかわらず、なぜそれをしようとしないのだろうか。四つの理由がある。1. 自分の仕事は測定できないと考えている。2. 測定するのは大変だ。3. 測定されると罰が待ち受けている。4. 測定する時間がない。

 その1の理由では次のように考えられる。この人はおそらく理系出身者である。学生時代にさまざまな測定や計測を手がけた経験から、現在従事している仕事は測定と無関係だと頭から決めつけているのである。そのため、人間の行動を計測するという発想が信じられない。

 しかし、パフォーマンスの測定は店舗営業から会社組織の運営まで、幅広い業種で実施されている。反対の立場をとるよりも、全てのものを測定できるとポジティブに考えたほうがたくさんの測定方法を見つけられる。測定を得意とする理系の人こそ、行動科学に目覚めたとき多くの発見をするものである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.181~p.182   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 パフォーマンスに関しても、いろんな測定方法が試みられていることを知れば、その重要性について理解することができるはずである。客観的な測定によって、数字でパフォーマンスの状況が明らかになれば、やってみる価値があると分かるだろう。