複雑な仕事ほど、「どの行動」が成果につながるかが見えにくくなります。
「頑張れ」だけでは行動は変わりません。まずは一連の業務を細かく分け、どの部分に課題があるのかを見極めることが、支援にもマネジメントにも欠かせない第一歩です。
【引用はじめ】
行動と一口に言っても、ボタンを一回押すような簡単なものから、新機種の開発のような一連の行動から出来上がっている複雑なものまでさまざまである。要領が悪いということは、その人の一連の行動のどこかに問題があるということだ。だから、ここで第一にしなければいけないマネジメントは、ただ「頑張れ」と言って励ましたり、結果が出たら褒めたりすることではない。部下の働き方の「どの行動」を強化(または弱化、消去)すればよいのかを、まずは突き止めなければならない。そのためには、部下の業務でもある開発プロセスが、どのような行動から成り立っているかを分析する必要がある。一連の複雑な行動からなるプロセスを、個々の行動にブレイクダウンすることを課題分析(task analysis)というが、部下のパフォーマンスを上げるには、この課題分析が鍵となる。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.133)
【引用おわり】
行動を分解して見直す「課題分析」は、職員の成長を支える鍵です。
結果だけでなく、行動のプロセスに目を向けることで、チーム全体の力が高まります。のぞみの家の現場でも、日々の仕事を行動単位で考える視点を大切にしていきましょう。