2024年5月3日金曜日

島宗リーダー本220「指導の効果をグラフ化」

  のぞみの家の職場でも、利用者の作業効率を高める支援に苦労している。作業効率が目に見えて高まる適切な好子があればよいのだが。そうした内容について、島宗リーダー本による第220回目の引用である。

【引用はじめ】

 学校のコンサルテーションをしていると、先生たちがとても厳しい労働環境にいることがわかります。

 ほとんどの先生にとって、子どもの学びは好子なのです。ところが、子どもの学びはまさに塵も積もれば山となる型で、日々の指導行動を強化するには非力です。

 そこで、先生たちが工夫をすると指導の効果が比較的早くあらわれるところを探し、指導の効果を見える化するために子どもの学習を測定し、グラフにする方法を教えます。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.120)

【引用おわり】

 利用者の作業効率を高めるには、現状を把握して、それよりワンステップ高い標的目標を明確にして、本人がその標的目標が達成したら適切な好子を随伴するのである。そして、標的目標を徐々を高めていくのである。そうした、支援の効果を見える化するにはグラフ化するのがいい。支援者にとっての動機づけにもなる。  

0 件のコメント:

コメントを投稿