行動を変えるには、強化の仕方を見直すことが大切です。すべてを褒めるのでも、何も言わないのでもなく、どの行動をどのタイミングで強化するか――その「強化スケジュール」が、職員の成長を左右します。
【引用はじめ】
強化スケジュールとは、連続して起こる行動のどれを強化するか、強化のタイミングと間隔を記述したものだ。さまざまなスケジュールを実験した結果、強化スケジュールは、行動のパターンを変えるということが明らかになった。代表的な強化スケジュールには、次の四つがある。
①定比率強化スケジュール(FR) 定比率(Fixed Ratio; FR)とは、決められた回数の行動をした直後に好子が出現する強化スケジュールだ。
②変比率強化スケジュール(VR) 変比率(Variable Ratio; VR)では、何回か行動すると好子が出現するものの、何回目の行動でそれが起こるかは一定していない。
③定時隔強化スケジュール(FI) 定時隔(Fixed Interval; FI)強化スケジュールでは、前回の好子の出現から、一定時間が経過したあとの最初の行動の直後に、好子が出現する。
④変時隔強化スケジュール(VI) 変時隔(Viriable Interval; VI)強化スケジュールでは、好子出現の準備状態に入るための経過時間が一定ではない。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.115~P.116)
【引用おわり】
強化のリズムを意識することで、行動のパターンが自然に変わります。日々の声かけや評価のタイミングを整えることが、チームの安定と前向きな職場づくりにつながります。
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