2026年6月30日火曜日

【利用者向け1719】6月30日「ハーフタイムデー」

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月30日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 一年(いちねん)のちょうどまんなか 「ハーフタイムデー」と呼(よ)ばれる日

 です。

 一年(いちねん)を 前半(ぜんはん)・後半(こうはん)に 分(わ)けると 今日(きょう)が

 ちょうど折(お)り返(かえ)し 地点(ちてん)になります。

 前半(ぜんはん)の 半年(はんとし) みなさんはどんなことがありましたか。

 「こんなことができたよ」 「あれが楽(たの)しかったな」など 少(すこ)し 振(ふ)り

 返(かえ)ってみると 思(おも)い出(で)が いろいろ出(で)てきます。

 明日(あす)からは 後半(こうはん)の 半年(はんとし)が スタートします。

 「こんなことをしてみたい」 「これを楽(たの)しみにしている」など ちょっとした

 目標(もくひょう)や 楽(たの)しみを 考(かんが)えてみるのも 良(い)いですね。



人ではなく行動を褒める

 支援の中で「褒める」ことは大切ですが、何を褒めるかがもっと大切です。行動分析の視点から、相手の行動をどう見て、どう強化するかを考えてみましょう。  

【引用はじめ】

 強化とはあくまで、行動を強化することである。行動の直後に好子を出現させたり、嫌子を消失することである。単に、好子を出現させるだけでは強化にならない。単に、褒め言葉や励ましの言葉をかけるだけでは強化とは言わない。何らかの行動をした直後に、褒めたり、励ましたりするのでなければ、相手の行動を変えることはできないのである。随伴性は人を変えるのではなく、行動を変える。だから、人ではなく、行動を褒めねばならない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.112)

【引用おわり】

 人を変えるのではなく、行動を変える。その視点が支援の質を高めます。行動の直後に認めることで、職員も利用者も前向きな変化を積み重ねていけます。




2026年6月29日月曜日

【利用者向け1718】佃煮の日

 今日は 令和8年6月29日 月曜日。

 今日(きょう)は 「佃煮(つくだ)に の日」です。

 佃煮(つくだに)は 昔(むかし)から  みんなに 親(した)しまれてきた 日本(にほん)の

 おいしい 食(た)べものです。

 ごはんに のせると かおりが 広(ひろ)がって 心(こころ)も ほっと しますね。

 みなさんは、どんな佃煮(つくだ)にが すきですか。

 のりの佃煮(つくだに) こんぶ しいたけ…… 好(す)きな 味(あじ)を 

 おしえてください。



行動の問題は具体的に焦点化しないと

 褒めることは大切ですが、何を褒めるかがもっと大切です。抽象的な「頑張り」ではなく、行動のどの部分が良かったのかを具体的に見つけることで、職員の成長を確かなものにできます。

【引用はじめ】

 褒めることを好子に使ったマネジメントができるようにしたい。しかし、現状にはほど遠い。その理由は、褒め方が、望ましい行動の強化につながっていないのだ。ただ褒めることが重要だと漠然と考えているだけで、部下の何を褒めるのかという対象(ターゲット)を明確に認識していなかった。

 部下の何を褒めようとしているのかと、聞くと、「頑張り」、さらに「良い仕事をすること」、「努力、成果」と言い、「何かヤマを乗り越えること」と言う。

 行動の問題を考えるときは、「頑張り」「努力」「良い仕事をする」という抽象的な言い方ではなく、できるだけ具体的に考えることが重要である。

 ● 行動の問題を考えるときは対象を具体的に考えよ

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.111~p.112)

【引用おわり】

 行動を具体的に捉えることで、褒める言葉が力を持ちます。小さな行動の積み重ねを見逃さず、具体的に伝えることが、職場の雰囲気を前向きに変える第一歩になります。



2026年6月28日日曜日

【利用者向け1717】

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月28日 日曜日(にちようび)。

  今日(きょう)は「パフェの日」です。

 パフェは、アイスクリームやフルーツ クリームが入(はい)った 見(み)た目(め)も

 楽(たの)しいデザートです。

 色(いろ)とりどりで 見(み)ているだけでも ワクワクしますね。

「パフェの日」は、むかし 野球(やきゅう)で“ かんぜん試合(しあて)(パーフェクトゲーム)”

 が行(おこな)われたことが きっかけでできた 記念日(きねんび)です。

 “パフェ”と“パーフェクト”が つながっているんですね。

 みなさんは どんなパフェが 好(す)きですか。

 いちごのパフェ チョコレートのパフェ メロンのパフェなど、いろいろな種類(しゅるい)が

 あります。

 思(おも)い出(で)の パフェや 食(た)べてみたい パフェを 話(はな)してみましょう。

 今日(きょう)も、あまくて 楽(たの)しい 気持(きもち)ちで 過(す)ごせますように。



連続強化・部分強化そして消去抵抗

 新しい行動を育てる時と、身についた行動を続けてもらう時では、強化の仕方が変わります。引用文を通して、連続強化と部分強化の違いが、支援の質にどう影響するかを考えてみましょう。

【引用はじめ】

 毎回褒めることを連続強化、時々褒めることを部分強化という。何か新しい行動をさせたいときには、連続強化のほうが早く行動が身につく。一方、一度身についた行動を維持させたいときには、部分強化のほうが消去抵抗は強い。消去抵抗というのは、褒められなくてもよい仕事を続けるということだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.109)

【引用おわり】

  強化の工夫は、行動の定着や消去抵抗に大きく関わります。褒め方の選び方ひとつで、利用者さんの挑戦や継続が変わります。日々の支援の中で、行動を育てる視点を大切にしていきましょう。



2026年6月27日土曜日

【利用者向け1716】ちらし寿司の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月27日 土曜日(どようび)。

  今日(きょう)は「ちらし寿司(ずし)の日」です。

 ちらし寿司(ずし)は 色(いろ)とりどりの具(ぐ)がのった 見(み)た目(め)も 楽(たの)しい

 日本(にほん)の料理(りょうり)です。

 お祝(いわ)いごとや みんなで集(あつ)まる日(ひ)に 食(た)べることが多(おお)く

 昔(むかし)から 親(した)しまれてきました。

 具材(ぐざい)には えびやれんこんなど 「めでたい」意味(いみ)を持(も)つものが

 使(つか)われることもあります。

 みなさんの好(す)きな具(ぐ)は 何(なん)でしょうか。

 今日(きょう)は 食(た)べ物(もの)の 話(はなし)をしながら ゆっくり 楽(たの)しい

 時間(じかん)を 過(す)ごしましょう。



六十秒ルールとは

 行動を伸ばすには、褒めるタイミングが命です。六十秒ルールとは、行動直後のわずかな時間内に強化すること。すぐに認めることで、良い行動が確実に定着します。

 【引用はじめ】

 好子の提示というのは、基本的には行動の直後にしないと、ほとんど意味がない。六十秒ルールのもとで機能するという考え方だ。行動の強化は、行動が起きたあと、六十秒以内に行わないといけないことである。強化は、早ければ早いほどいい。強化は、時間がたつにつれて急速に効果が薄れる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.105)

【引用おわり】

 褒め言葉は早ければ早いほど効果的です。六十秒以内の承認が、行動と気持ちを結びつけます。タイミングを逃さず、即時の強化で職員も利用者も前向きな循環をつくりましょう。


 

2026年6月26日金曜日

【利用者向け1715】露天風呂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月26日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「露天風呂(ろてんぶろ)の日」です。

 毎月(まいつき)26日は 「風呂(ふろ)の日」でもあります。

 お風呂(ふろ)は 体(からだ)を きれいにするだけでなく、心(こころ)をほぐす時間(じかん)

 でもあります。

 ゆったり湯気(ゆげ)に 包(つつ)まれるように 今日(きょう)も 穏(おだ)やかな

 気持(きも)ちで 過(す)ごしましょう。

 


褒めるタイミングが大事

 行動を伸ばすには、内容だけでなく“いつ褒めるか”が大切です。適切なタイミングでの承認は、職員の意欲や利用者さんの安心感を大きく支えます。引用文とともに、そのポイントを考えてみましょう。

 【引用はじめ】

 褒めるにも、褒め方というものがある。だから、褒めても手ごたえがなかったり、せっかく褒めても効果がなかったりしてしまう。褒めるタイミングが大事だ。それに関連した強化のスケジュールという考え方がある。好子が一定時間ごとに出現するスケジュールを、定時スケジュールという。変時スケジュールは、好子がある時間経過したあとに自動的に出てくるもので、その時間は不定期だ。いろんなときに、ふとしたタイミングで好子が出てくるのである。

 好子の提示というのは、基本的には行動の直後にしないと、ほとんど意味がない。六十秒のルールのもとで機能するという考え方だ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.102~p.104)

【引用おわり】

 褒めるタイミングを意識することで、行動はより定着し、職場の雰囲気も前向きになります。小さな変化を見逃さず、すぐに言葉で伝えることが、支援の質とチームの力を高める第一歩になります。



2026年6月25日木曜日

【利用者向け1714】住まいを大切にする日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月25日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「住宅(じゅうたく)デー」 です。

 住(す)まいは わたしたちが 安心(あんしん)して 暮(く)らす 場所(ばしょ)です。

 大工(だいく)さんや 職人(しょくにん)さんが 心(こころ)を こめて 作(つく)った

 お家(うち)には温(ぬく)もりと 優(やさ)しさが つまっています。

 のぞみの家(いえ)も みんなが 安心(あんしん)して 過(す)ごせる 住(す)まいです。




学習性の無気力

 日々の支援の中で、「声をかけても反応が薄い」「挑戦しようとしない」場面に出会うことがあります。実はその背景に“学習性無気力”が潜んでいることがあります。まずはその仕組みを知ることから始めましょう。

【引用はじめ】

 動物は、嫌子から逃れられない状況に置かれると、次第に活動性を失うとともに、別の場面においても、新しい課題の学習が困難になる。

 オーバーマイヤーとセリグマンという心理学者たちは、イヌを使って次のような実験をした。イヌを二つのグループに分け、第一グループには、拘束した状態で強い電気ショックを与え、自力では電気ショックを止める術がないという経験をさせる。第二グループは、足でパネルを押すと電気ショックを終了できる状況に置く。つまり、嫌子消失の強化によって電気ショックから逃れられるという経験をさせる。このような経験をさせた後、両方のグループのイヌに、予告信号が鳴ったら、壁を飛び越せば電気ショックを回避できるという新しい学習をさせる。

 その結果、前段階において電気ショックを回避できなかった第一グループの犬たちは、電気ショック逃れる方法を学べなかったのである。オーバーマイヤーとセリグマンはこの現象を、学習性の無気力または学習性の絶望と名づけた。逃れることができない嫌子を与えられ続けると、①新しい学習をしようという動機づけの低下、②新しい課題は対処可能であるという理解の阻害、③慢性的な不安と無気力、という症状が現れる。はじめはイヌで発見された学習性の無気力は、その後、ラットやネコから人間において確認されている。


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.98)

【引用おわり】

  学習性無気力は、環境と経験によって変化します。私たちの関わり方が変われば、利用者さんの行動も再び動き出します。小さな成功を積み重ね、できる実感を育てる支援を職場全体で大切にしていきたいものです。

2026年6月24日水曜日

【利用者向け1713】ドレミの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月24日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は「ドレミの日」🎵

 むかし、音楽(おんがく)の 先生(せんせい)が 歌(うた)を 教(おし)えるときに

 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」という 音(おと)の 並(なら)びを 考(かんが)えた

 ことが始(はじ)まりだそうです。

 のぞみの家(いえ)でも 好(す)きな歌(うた)を 思(おも)い出(だ)したり ちょっと

 口(くち)ずさんでみたりして 楽(たの)しい 一日(いちにち)にしましょう。 



職員の“再生力”を守るという視点 ― 行動が続く職場づくりへ

 私たちの支援の質は、日々の小さな判断や声かけ、そして職員一人ひとりの“元気”に支えられています。しかし、忙しさや責任感が積み重なると、気づかないうちに「続ける力」や「立ち直る力」が削られてしまうことがあります。

 行動分析学では、行動が続くためには再生力(レジリエンス)を保つ環境づくりが欠かせないとされています。

 今回の引用文は、その大切な視点を改めて思い出させてくれる内容です。

 【引用はじめ】

 人の行動は変えられるが、そのチャンスには期限がある。あまりにも長く弱化と消去を続けられた人や組織には、もう再生力すらなくなってしまう。だから開発部の部長をやめさせることも一つの手立てといっていい。そのままでは、開発部を活性化する時機を逸してしまう。一刻も早く復帰と自発的回復を招くためには、荒っぽくてもこうすることもあり得る。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.97)

【引用おわり】

 引用文が示すように、行動を変える・伸ばすためには、まず人が元気でいられる条件を整えることが前提になります。叱責や過度な負荷は、一時的に行動を変えるように見えても、長期的には再生力を奪い、組織全体の活力を弱めてしまいます。

 のぞみの家では、「小さな成功を見つけて共有する」「失敗を責めず、次の一歩を一緒に考える」「職員同士が支え合える空気をつくる」

 こうした“再生力を守る文化”を、これからも大切にしていきたいと思います。職員一人ひとりが安心して挑戦できる環境こそ、利用者さんへのより良い支援につながります。

2026年6月23日火曜日

【利用者向け1712】乳酸菌の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月23日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は「乳酸菌(にゅうさんきん)の日」です。

 「23(にゅうさん)」の語呂合(ごろあ)わせから、毎月(まいつき)23日は

 乳酸菌(にゅうさんきん)の日。

 ヨーグルトや漬物(つけもの)など、体(からだ)に やさしい食(た)べ物(もの)を

 思(おも)い出(だ)してみましょう。

 毎日(まいにち)の 食事(しょくじ)が 元気(げんき)のもとです。

 のぞみの家(いえ)でも、笑顔(えがお)で「いただきます!」を言(い)える一日(いちにち)に。



 

  

自発的回復も限度あり

 いくら弱化されても復帰することもある。消去があっても自発的回復もある。しかし、長く続けば、その効果はなくなって自発的回復もなくなる。

【引用はじめ】

 開発しても、その報告をしても、褒められることも関心を示されることもない。これは消去の手続きだ。しかし、そんな毎日を過ごしていても、人は時にまた頑張ろうと奮起して一時的に行動を起こす。これが自発的回復だ。自発的回復が起きたときに、すかさずその行動を強化すれば、行動は再び増加する。けれど、それをせずに、ひたすら消去が長い間続いてしまうと、人はもう行動を起こさなくなる。自発的回復の力が失せてしまうのだ。

自発的回復=消去によってしなくなった行動が、一時的にまた起こるようになること。消去を続けていくにつれて自発的回復はなくなる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.96~p.97)

【引用おわり】

 行動が消去されれば、その行動は起こらなくなる。しかし、一時的に消去されていた行動が再度復活する。それでもやはりそれは長続きしない。 

2026年6月22日月曜日

【利用者向け1711】ボウリングの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月22日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は ボウリングの日(日本(にほん)ボウリング場(じょう)協会(きょうかい)が

 制定(せいてい))です。

 1861年に 日本(にほん)で 初(はじ)めて ボウリングが 紹介(しょうかい)された日です。

 「体(からだ)を動(うご)かす」 「仲間(なかま)と楽(たの)しむ」テーマに ぴったりです。

 みんなで 力(ちから)を 合(あ)わせて ピンを倒(たお)すように 協力(きょうりょく)して

 楽(たの)しい時間(じかん)を 過(す)ごしましょう。

 のぞみの家でも、笑顔(えがお)の ストライクを 目指(めざ)して! 



弱化の随伴性を中止するとどうなる?

 部員の適切な行動を強化できない上司だったら、組織運営に支障をきたす。問題を生ずるばかりとするならば、上司の異動を図るべきである。

【引用はじめ】

 開発部の部長としての洞察力がないと、正しい方向に開発が進んだかどうか明確に判断ができないし、ある程度的を射た示唆を与えることもできない。そうした部長は部員に対して、弱化や消去しかできない。それよりは、部長は外すほうがいい。部員の行動の復帰を図るためである。

復帰=これまで弱化されていた行動に対して、弱化の随伴性を中止すると行動は増加する。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94~p.95)

【引用おわり】 

 部員の望ましい行動が上司によって、弱化や消去されてばかりだとすれば、上司の異動を図ったほうがいい。それによって、部員の行動が元どおりになる可能性が高くなるからだ。



2026年6月21日日曜日

【利用者向け1710】日本代表4対0でナイジェリアから勝利

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月21日 日曜日(にちようび)。

 サッカーのワールドカップで 日本代表(にほんだいひょう)が ナイジェリアに

 4対(たい)0で 勝(か)ちました!

 たくさんの選手(せんしゅ)が 力(ちから)を 合(あ)わせて 見事(みごと)な 試合(しあい)を

 見(み)せてくれました。

 ゴールが決(き)まるたびに スタジアムも テレビの前(まえ)も 大(おおきな)きな

 拍手(はくしゅ)と歓声(かんせい)でいっぱいになりました。

 この勝利(しょうり)は、選手(せんしゅ)たちが 毎日(まいにち) 練習(れんしゅう)を

 重()かさねてきた 努力(どりょく)の 結果(けっか)です。

 「仲間(なかま)を 信(しん)じて 最後(さいご)まで あきらめない」その気持(きも)ちが

 勝利(しょうり)につながりました。

 


職場の沈滞した雰囲気を変える

 職場の雰囲気を変えたい。沈滞した雰囲気で困っている。どうすればいいか。部員の望ましい行動が強化されることなく、弱化や消去されているためだ。望ましい行動を強化すればいい。

【引用はじめ】

 会社の開発部の問題は、職場の雰囲気が沈滞していることだ。しかし、沈滞した雰囲気というのは行動ではない。沈滞した雰囲気を打開、活性化するために必要なのは、開発部における社員の適切な行動を増やすことである。したがって、まず考えられる基本的戦術は、部員の行動を弱化や消去することではなく、望ましい行動を適切に強化することだ。

 具体的には、①開発が少しでも進んだら部員を褒める、②普段においても部員が活動していたら関心を示す(質問するなど)、③部員の試行錯誤に対して自分なりの示唆をしてみる、などである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】

 開発部では、望ましい行動が強化されてない。部員が適切な開発をしても強化されない。部員に対して質問したりして関心を示すことがない。部員の試行錯誤の苦労について、助言することもない。こうした積極的な対応や無関心が、沈滞した雰囲気を生み出しているのである。

 

要素内容表現イメージ
部長・リーダーの言動無関心・否定的・指示のみ表情が硬く、職員が距離を取る
職員の反応発言が減る・笑顔が消える会話の吹き出しが小さくなる
環境要因意見が通らない・成果が見えない書類や掲示板が空白気味
結果活動が停滞・協力が減る全体が灰色トーンで静かな雰囲気
改善の芽「声かけ」「共感」「小さな成功体験」一部に淡い光や色が戻る

2026年6月20日土曜日

【利用者向け1709】健康に感謝する日(毎月20日)

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月20日 土曜日(どようび)。

 毎月(まいつき)20日は 「健康(けんこう)に感謝(かんしゃ)する日」です。

 朝(あさ)の体操(たいそう)や 散歩(さんぽ)で 体(からだ)を 動(うご)かして

 「今日(きょう)も 元気(げんき)に 過(す)ごせること」に ありがとうを

 伝(つた)えましょう。

 笑顔(えがお)が いちばんの 健康(けんこう)のしるしです。


  

行動を左右する概念

 行動分析学においては、行動が増えたり、減ったりするのは「随伴性」という概念を用いる。

 【引用はじめ】

 人の行動を左右する随伴性には、強化、弱化の二種類しかない。また、強化の随伴性をとりやめる(随伴性が存在しない)消去も、問題行動の収束に有効である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.95)

【引用おわり】

 随伴性というのは、行動の直後の環境の変化をいう。行動が増えるのが強化、減るのが弱化である。環境の変化がしないのが消去である。

 


2026年6月19日金曜日

【利用者向け1708】プラスチックごみ削減の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月19日 金曜日(きんようび)。

 毎月(まいつき)19日は 「プラスチックごみの削減(さくげん)の日」です。

 資源回収(しげんかいしゅう)にも みんなで 協力(きょうりょく)しています。

 マイバックを使(つか)ったり ペットボトルを 分別(ぶべつ)するなども やってます。

 小(ちい)さな 行動(こうどう)が 地球(ちきゅう)を守(まも)る力(ちから)に なります。

 みんなでできるエコを やり続(つづ)けましょう。



  

  

トリアージの選別

 トリアージとは、災害医療現場で用いられる概念である。緊迫する多数の死傷者がいる現場において、救命行為が実施される。できるだけ多くの命を救うために、今ある最大限の救命措置が行えるようにするやり方といっていい。 

 【引用はじめ】

 トリアージの選別は、カテゴリー0からⅢの四段階で行われ、傷病者の右手首には、四段階に対応した四色のタグのいずれかがつけられ、医師の治療を待つ。治療の優先度は、カテゴリーⅠ(生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの)、カテゴリーⅡ(今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの)、カテゴリーⅢ(救急での搬送の必要がない軽症な者)、カテゴリー0(死亡、もしくは救命に現況以上の救命機材・人員を必要として救命不可能な者)である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】

 トリアージにおいては、助けなければならない死傷者の選別といった決断がなされることになる。重い決断である。それも瞬時に行う必要がある。命にかかわることで間違いがあってはならない。難しい決断を多くの傷病者に対して行うのだ。



2026年6月18日木曜日

【利用者向け1707】おにぎりの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月18日 木曜日(もくようび)。

  今日(きょう)は「おにぎりの日」🍙

 手(て)のひらで にぎるおにぎりには、作(つく)る人(ひと)の思(おも)いや 優(やさ)しさが

 詰(つ)まっています。

 おにぎりつくったことありますか。

 好(す)きな具材(ぐざい)をいれて おにぎりづくりなんて 楽(たの)しいですね。

 ごはんの香(かお)りと笑顔(えがお)が つまったとてもすてきな おにぎりになります。

 なぜ 今日(きょう)が 「おにぎりの日」か。

 石川県(いしかわけん)鹿西町(ろくせいまち)の 遺跡(いせき)から 日本最古(にほんさいこ)の

 おにぎりの化石(かせき)が 発見(はっけん)されました。

 1987年の 出来事(できごと)です。

 6月18日というのは 鹿西(ろくせい)の ろくと 18日が 「米食(べいしょく)の日」に

 合(あ)わせたのです。




トリアージ

  物事を成し遂げる上で、時間や能力という制限がある中で対応せざるを得ない。そのためには、優先順が大事になる。特に、緊急な状況においては、何を最優先しなければならないかを瞬時に判断することは重要だ。災害医療現場では、生命にかかわることであるから「トリアージ」という概念は何にも増して大事だ。 

 【引用はじめ】

 災害医療の分野にトリアージという用語がある。

 人材や資源に制約のある大事故や大規模災害の場面では、まず、どの傷病者から治療すべきか瞬時の判断が要求される。

 トリアージとは、最大の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性の観点で選別し、治療の優先度を決定することをいう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】



2026年6月17日水曜日

【利用者向け1706】砂漠化と闘う日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月17日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「砂漠化(さばくか)と 闘(たたか)う日」。

 水(みず)や 緑(みどり)を 大切(たいせつ)にする 気持(きも)ちは 地球(ちきゅう)も

 心(こころ)も 元気(げんき)にします。

 のぞみの家(いえ)でも、花(はな)に 水(みず)をあげたり、まわりをきれいにしたりして

 やさしい行動(こうどう)を 広(ひろ)げましょう。

 


行動とは「死人にはできない活動」

  行動は通常身体活動のみ想像するが、行動分析学では言語活動などを含む高次の認知活動も行動として把握する。行動は「死人にできない活動」として定義するのである。

 【引用はじめ】

 行動分析学というのは、行動を分析する科学だから、研究対象は行動である。行動というと、たいていの人は、歩く、食べるなどの、目に見える身体の動きを想像し、考える、話す、記憶するといった、高次な認知活動も、同じように行動であることには思い至らない。しかし、行動の定義は「死人にはできない活動」であるから、認知活動もまた立派に行動である。行動分析学では、言葉を話すことを言語行動と明確に定義し、重要な研究対象にしている。人間の言語行動の分析と改善は、重要なテーマなのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.93)

【引用おわり】

 行動分析学では、言語も行動として捉え、その分析にも注力して、成果を上げている。発達障害のある児童の言語指導などにも応用されている。



2026年6月16日火曜日

【利用者向け1705】和菓子の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月16日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は「和菓子(わがし)の日」。

 おまんじゅうや どら焼(や)きを 食(た)べると、なんだか心(こころ)がほっとしますね。

 甘(あま)い 時間(じかん)を みんなで分(わ)け合(あ)って、笑顔(えがお)の輪(わ)を

 広(ひろ)げましょう。



なぜ職場が不活発になるのか

 上司の態度しだいで組織の雰囲気が大きく変わる。部下への対応が批判的だ。結果を認めようとしない。それでは、部下も意欲をそがれる。頑張っていることを少しでも肯定してもらえなければ、部下もやる気をなくすのは当然である。

 【引用はじめ】

 会社の開発部などにおいて、ワイワイガイガイとアイデアをぶつけ合うような創造的な雰囲気ではなく、淡々とした諦めムードに包まれている。その主な原因を作っているのが、部長だ。

 会議では各人が進捗報告する。開発主任が開発テーマに基づいて負荷テストでよい結果が出始めたという言うと、それに対する部長の第一声は、「ふうん」の一言である。せっかくよい結果が出たと報告してきたのだから、「よかったね」くらい言っても良さそうなものを、「ふうん」で片付けてしまっては、よい報告をするという部下の行動を消去することになる。しかも返す力で「負荷テストは、それで完了なの?」と追及する。それに対して開発主任が「………いえ、まだ八割というところです」と答えると、部長は「なんだ。それじゃ、まだまだだな」と否定的なコメントで締めくくる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.91~p.92)

【引用おわり】

 開発部門は、物事が順調に進展するわけでない。それでも、努力を認められてこそ次につなげられるようにするものだ。消去や弱化ばかりでは、やる気が出ない。何かを生み出す行動が妨げられる。職場の雰囲気に影を落とす結果になってしまうのだ。



2026年6月15日月曜日

【利用者向け1704】日本・オランダ戦引き分け

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月15日 月曜日(げつようび)。

 ワールドカップサッカーで 日本代表(にほんだいひょう)は オランダと 熱戦(ねっせん)

 を繰(く)り広(ひろ)げました。

 2対(たい)2の 引(ひ)き分(わ)け。

 最後(さいご)まで 諦(あきら)めないプレーに 皆(みな)さんも 拍手(はくしゅ)

 喝采(かっさい)でした。

 よく最後(さいご) 得点(とくてん)して 追(お)いつくことができました。


 

リーダーは明るく受け答えするのがいい

 リーダーは、部下に適切な場面で笑顔と感謝の意を尽くした受け答えをすると、明るい組織づくりができる。その努力を繰り返すことがリーダーの役目の一つだ。 

 【引用はじめ】

 笑顔と感謝は非常に優れた好子だ。なぜなら、いつでも、どこでも、行動のまさに直後に与えることができるからだ。ためらいながら部下はリーダーのところに相談に行くと、リーダーは目が合った瞬間に笑顔を見せてくれる。さらに、明るい声で感謝の言葉をかけてくれる。リーダーは相手のどのような行動を引き出すことが重要かを考え、それを自然な好子で強化していくことを何より考えなければならない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.91)

【引用おわり】



2026年6月14日日曜日

【利用者向け1703】ありがとうを伝える日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月14日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 特別(とくべつ)な 記念日(きねんび)では ありません。

 でも 毎日(まいにち)の 中(なか)に “ありがとう”を 見つける日に しましょう。

 一緒(いっしょ)に 働(はたら)く仲間(なかま) 手伝(てつだ)ってくれる人(ひと)

 笑顔(えがお)をくれる人(ひと)に 「ありがとう」を 伝(つた)えてみましょう。

 その一言(ひとこと)が、みんなの心(こころ)を あたたかくします。



 

優れたリーダーは笑顔を効果的に使う

 リーダーは、部下などに適切に対応する必要がある。報告・連絡・相談があったら、笑顔と感謝で応えると効果がある。それが自然に出るようにするのだ。

 【引用はじめ】

 優れたリーダーは、笑顔と感謝を効果的に使う。そして、いつでもそれができるよう、笑顔と感謝の練習を日常から怠らない。自分の機嫌が良いときだけ笑顔になれるというのでは、人の上に立つものとしては失格だ。「それでは演技ではないか」と思うかもしれない。確かに意識的に行うという点では演技だとともいえる。しかし俳優の演技も上司の笑顔も、自分の機嫌とは無関係に人を幸せにすることができるのだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.80)

【引用おわり】

 リーダーの対応しだいで、部下の行動も変わる。より良い行動を引き出すためにも、リーダーは部下に対して、笑顔と感謝を表す機会が多くなるようにすることである。

 


2026年6月13日土曜日

【利用者向け1702】小さな親切運動スタートの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月13日 土曜日(どようび)。

  今日(きょう) 6月13日は「小(ちい)さな親切運動(しんせつうんどう)スタートの日」です。

 ちょっとした親切(しんせつ)が まわりを 明(あか)るくします。

 「ありがとう」「手伝(てつだ)うよ」の 一言(ひとこと)で のぞみの家(いえ)が もっと

 やさしい場所(ばしょ)になりますね。

 みんなで 毎日(まいにち)を 元気(げんき)に 過(す)ごしましょう!



行動を制御する基本原理は随伴性

 行動の制御をする基本原理は何か。それは、随伴性という概念である。行動の直後に好子や嫌子を随伴して、強化か弱化を行ったら、行動が増えたり、減ったりする。これが行動分析学が唱える基本原理である。

 【引用はじめ】

 人の行動を制御する基本原理は随伴性にある。その随伴性は大別して、強化と弱化の二つだけだ。強化を行なえば行動は増え、弱化を行えば行動は減る。強化の随伴性がなければ、すなわち消去されれば行動はしない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.80)

【引用おわり】

 


2026年6月12日金曜日

【利用者向け1701】ワールドカップサッカー大会

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月12日 金曜日(きんようび)。

 4年に1回(かい)開催(かいさい)される ワールドカップサッカー大会(たいかい)が

 今日(きょう)から 始(はじ)まりました。

 48か国(こく)が 参加(さんか)します。

 米国(べいこく) カナダ メキシコの 3か国(こく)の 16都市(とし)で 試合(しあい)が

 行(おこな)われます。

 6月11日から 7月19日の 日程(にって)で 104試合(しあい)が

 行(おこな)われます。

 もちろん日本代表(にほんだいひょう)も 参加(さんか)しています。

 6月15日 オランダと戦(たたか)います。

 みんなで 応援(おうえん)しましょう。

 


消去は行動の変動性を高める

 どうしても許すことのできない悪行は、嫌子を使って弱化の随伴性を使わざるを得ない。犯罪行為、反社会的行為、生命を脅かす行為などである。相手に問題として自覚してもらえることだと、消去の手続きを使ってもいいケースがある。それが、以下による引用の内容である。 

 【引用はじめ】

 これまで強化されていた行動が消去されると、バーストが起きるということは、一方で、今までしなかったさまざまな行動が現れるということだ。消去によって、行動の変動性が高まるのである。

 そう考えると、消去では行動が減るのに時間がかかるという点も、いつも悪いこととは限らない。そこには、「考える」「試す」「気づく」といった、人の成長にとって重要な新しい行動が現れる可能性が高まるといえるからだ。考えたり試したりさせてはいけないこと(簡単にいえば、悪いこと)は弱化すべきだが、人があるべき姿に向かって自分の行動を変えていく道のりにおいては、少しくらい試行錯誤や迷いがあったほうがよいともいえる。

 実際、消去による行動の制御では、弱化と比べて対象者は圧倒的に自分でものを考える。そして、「気づき」の瞬間を得ることができる。だから、ある程度、時間をかけて相手の成長を待つべき状況では、弱化より消去のほうが向いているといえるだろう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.77)

【引用おわり】

 相手に対して、問題だ、悪いことだと考えられる機会を与えられるようにすることも必要である。それが消去の手続きとも言える。周囲も我慢して、消去に付き合うことも大事な時がある。

2026年6月11日木曜日

【利用者向け1700】入梅

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月11日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 暦(こよみ)の上(うえ)では 「入梅(にゅうばい)」にあたります。

 つゆいりとも 言います。

 気象庁(きしょうちょう)の発表(はっぴょう)では 梅雨(つゆ)入(い)りしたところは

 関東(かんとう)から 南(みなみ)の地域(ちいき)です。

 東北地方(とうほくちほう)は まだです。

 


消去の利点

 問題行動を減らすためには、弱化を使えばいいと必ずしも言えない。弱化には多くの弊害が伴うからである。即効性はないが、消去がいい場合もある。  

 【引用はじめ】

 弱化には弊害が多い。そのため無暗に弱化を使うべきでない。消去にも利点がある。まず消去は弱化よりも一般的には手軽だ。好子の提示をやめるだけで良いのだから。一方で弱化は、往々にして人手、手間、時間やその他のコスト(負担)がかかる。だから、緊急性があまり高くない状況なら、消去のほうが現実的には経済的・合理的であるといえる。また、消去の手続きは、弱化の手続きより人間関係上でも摩擦が少なくて済むことが多い。弱化が必要ならためらわずに使うべきだが、しかし弱化にはさまざまな弊害があることについては留意すべきである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.76~p.77)

【引用おわり】

 嫌子を使う行動制御の弱化は、多くの弊害がある。耐性がつきやすい、その人を避ける、行動を抑制する、適切な行動を教えない、一時的効果しかないなど問題が多い。緊急性のある問題であれば、弱化を使わざるを得ないこともある。でも、繰り返すことないようにしなければならない。問題となる行動を抑制する適切な行動ができる随伴性を考慮することである。

2026年6月10日水曜日

【利用者向け1699】時の記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月10日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「時(とき)の記念日(きねんび)」です。

 日本書紀(にほんしょき)には 水時計(みずどけい)が 西暦(せいれき)671年6月10日に 

 使(つか)われた日として 記録(きろく)があります。

 日本初(にほんはつ)の 時計装置(とけいそうち)が 使(つか)われた日です。



  

ピッキング強盗への対処

 ピッキング強盗が一時期問題になったことがあった。ピッキング強盗にとっては、ドアの鍵が簡単に開けることができたから、そうした強盗が横行したのである。それに対して、ピッキングではドア鍵を開けることができないような対策がとられるようになって、強盗に入るのは難しくなったのである。

 【引用はじめ】

 以前、ピッキング強盗という空き巣が都市部を中心に横行したが、連中が窓から侵入せず、わざわざ玄関のドアを開けようとするのは、つまり、ピッキングという行動が、カギが開くという結果によって強化されていたのだと考えられる。これに対して、ピッキングに強い鍵をつけるというのは、一種の消去である。開けようとする行動に対して、鍵が開くという好子が現れないようにするからだ。世の中の家すべてがこうすれば、ピッキングは最終的には減る。しかしその前には、バーストが起こる。今までピッキングを繰り返してきた強盗が、ある日、一軒目を開けようとしても開かず、二軒目も開かないとなると、彼は開けられるドアを探して片端からピッキングを試みるだろう。そして何軒目かで、たまたま鍵を開けることに成功してしまったら、ピッキングは再び強化されてしまう。だからやはりパトロールを厳重にして、「ピッキングをしていると、見つかって逮捕される(罰せられる)」といった弱化の随伴性を導入することが必要なのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75~p.76)

【引用おわり】

 ピッキング強盗にあわないように、きちっとした対策をとることが一番の防犯対策となる。ピッキングができないようにする弱化ということになる。鍵の強化だけではドアを壊されるなどによって、たまたま開けられるようなこともあって、ピッキングを完全に防げない。消去だけの対策ではうまくいかない。それで、パトロールを強化して、強盗をしにくくする弱化策が功を奏したのである。

2026年6月9日火曜日

【利用者向け1698】たまごの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月9日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「たまごの日」です。

 日付(ひづけ)が 「卵(たまご)」という漢字(かんじ)が 数字(すうじ)の「6」と「9」に

 似(に)て 見(み)えるところから 決(き)められました。

 卵(たまご)を 食(た)べて 健康増進(けんこうぞうしん)を 図(はか)ることが

 目的(もくてき)です。

 卵(たまご)は さまざまな料理(りょうり)に 使(つか)われます。

 卵(たまご)は 栄養豊富(えいようほうふ)な 健康優良食品(けんこうゆうりょうしょくひん)

 です。


  

嫌子が必要な場合

 嫌子を用いて、行動を減らすしかない場合がある。それは、犯罪行為、反社会的行為、生命に関わる行為などだ。緊急性があり、深刻な問題が生じ、周囲に悪影響がもたらされるからである。そうした場合、問題を即座に解決する手段として、嫌子による弱化が必要となる。

 【引用はじめ】

 やむを得ず嫌子による行動のコントロールが許される場合がある。たとえば犯罪行為や反社会的行為、生命に関わる行為など、すぐにやめさせることが必要な場合である。消去を使っても、これらの行動は最終的には減る。しかし、消去による行動の減少には弱化よりも時間がかかるし、その前にバーストなど起こされては、たまったものでは無い。さらに、消去を実行するには、その行動を維持する好子が何か特定できている必要がある。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75)

【引用おわり】

 問題が生じていて、問題への対応に際し、消去では時間がかかり過ぎる。バーストなどが生じたら、問題をさらに大きくする。そうならないように、嫌子を用いなければならない場合がある。ただ、嫌子を用いる場合は十分留意しなければならない。エスカレートし過ぎないことが大事だ。 

2026年6月8日月曜日

【利用者向け1697】歯ブラシ交換デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月8日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「歯(は)ブラシ交換(こうかん)デー」 です。

 毎月(まいつき)8日が 歯(は)ブラシを交換(こうかん)する日として その習慣(しゅうかん)を

 広(ひろ)める日です。

 日付(ひづけ)の 歯(は)ブラシの歯(八=8)から決(きめ)められました。

 1か月歯(は)ブラシを使(つか)うと 毛先(けさき)が広(ひろ)がって 歯垢(しこう)を取(と)り

 除(のぞ)く力(ちから)が低下(ていか)します。

 歯(は)ブラシは ずっと長(なが)く使(つか)わず 時々(ときどき)交換(こうかん)が

 必要(ひつよう)です。

 今(いま)使(つか)っている 歯(は)ブラシが どうなっているかみてください。

消去と弱化の違い

 人の行動を減らす手続きとして、二つのやり方がある。消去と弱化である。その違いについて、把握しておく必要がある。

 【引用はじめ】

 消去は人の行動を減らす。一方、弱化も同じく人の行動を減らす。両者の違いは何か。消去と弱化はともに行動を減らすが、減る過程が違う。消去を行うと、行動は一時的に増え(バースト)、それから徐々に減っていく。しかし弱化を行うと、行動は一気に減る。


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75)

【引用おわり】

 消去と弱化の違いは、その減り方のプロセスに違いがある。それを十分わきまえておくことだ。消去は行動が徐々に減る。弱化は行動が一気に減る。そして、消去はバーストを引き起こす。いずれも、手続き上慎重な対応を要する。

2026年6月7日日曜日

【利用者向け1696】「ほんのモキチ」の制作を発表

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月7日 日曜日(にちようび)。

 令和(れいわ)10年度(ねんど)の NHK連続(れんぞく)テレビ小説(しょうせつ)が

 斎藤茂吉(さいとうもきち)と その妻(つま)の物語(ものがたり)に 決(き)まりました。

 2年(ねん)も先(さき)の話(はなし)です。

 斎藤茂吉(さいとうもきち)という人(ひと)を 知(し)っていますか。

 上山出身(かみのやましゅっしん)の 有名(ゆうめい)な歌人(かじん)です。

 文化勲章(ぶんかくんしょう)も もらっています。

 どんな物語(ものがたり)になるか 楽(たの)しみです。

  

小田切の視点を変える

 小田切は不満いっぱいの発言を爆発した。みんなが自分のことを相手にしなくなったからだ。今まで皮肉な発言に対して、反発するようなことがあった。それに対して、小田切はなにくそという思いがあったのである。皮肉な発言はますます強化されてきた。ところが、周囲の人たちがなんの反応も示さなくなった。それが小田切には不満だった。だから、なんだという思いが相手の人たちを驚かすような反応になって表れた。バーストとなったのである。 

【引用はじめ】

 バーストを起こした小田切に対して、静かな口調でコンサルタントが尋ねる。「小田切さんのやりたいことは、何ですか」。小田切に対する反論でない。コンサルタントは小田切の気持ちの矛先を変えようとしたのである。小田切にとっての前向きな反応を強化しようとしたのである。小田切の視点が変わるようにしたのである。少しでも、ポジティブな発言に対して、満面な笑みを浮かべて強化していくのだ。小田切の発言がポジティブな方向に向かい始めるようにしたのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.74)

【引用おわり】

 小田切のネガティブな発言を否定せず、まずは受け入れるようにしたのが、第三者であるコンサルタントである。丁寧にゆっくり対応した。穏やかに小田切の立場を肯定して、すこしでも小田切がポジティブに転換する見方を指し示すようにした。 

2026年6月6日土曜日

【利用者向け1695】芒種

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月6日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「芒種(ぼうしゅ)」です。

 二十四節気(にじゅうよんせっき)の 第(だい)9番目(ばんめ)にあたる日です。

 「芒種(ぼうしゅ)」の 一(ひと)つ前(まえ)は「小満(しょうまん)」(5月21日) 一(ひと)つ

 後(あと)は「夏至(げし)」(6月21日)です。

 「芒種(ぼうしゅ)」は 穀物(こくもつ)の 種(たね)をまく 季節(きせつ)です。

 田植(たう)えの 時期(じき)にあたります。



 

バーストが起きたらどうする?

 バーストが起きるのはなぜか。今まで強化されていたのが、突如消去されるからだ。そのバーストによって相手はびっくり。また、ついついその行動を強化してしまう。そのため、その問題が続く。消去できなくなるのだ。

【引用はじめ】

 バーストが起きたときには、どう対処すればよいだろうか。小田切に対し「いやいや、そんなことはないよ」などと言ってしまうのは、最もよくない。なぜなら、それでは強化の随伴性を復活させてしまい、さらに皮肉を言い続けることになる。バーストが起きたら、まずはこちらが何より落ち着くこと。バーストは予測される行動なのだから、決してうろたえたり逆上したりせず、そのまま消去を続けさえすればよい。そうすれば、いずれは小田切のネガティブな発言は減っていく。どれくらい消去を続けなければいけないかはわからない。それまで皮肉がどのように強化されたか、強化の履歴によるからだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.73~p.74)

【引用おわり】

 小田切の皮肉な発言を消去しようと、周囲の人たちは小田切の皮肉な発言に反論せず、消去している。小田切はそれに耐えられず皮肉な発言を倍加するなどバーストを引き起こす。そうすると、周囲の人たちの一部がそれに耐えられず、小田切の発言に反応する。それが小田切にとっては好子となり、皮肉な発言を強化するのだ。消去手続きの失敗になってしまう。こうした現象には、要注意だ。

2026年6月5日金曜日

環境の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月5日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「環境(かんきょう)の日」です。

 より良(よ)い環境(かんきょう)づくりの理解(りかい)を進(すす)め 積極的(せっきょくてき)に

 環境(かんきょう)の 保全活動(ほぜんかつどう)に 努(つと)めることを目的(もくてき)に

 しています。

 私(わたし)たちも 資源回収(しげんかいしゅう)などに 協力(きょうりょく)して より

 良(よ)い環境整備(かんきょうせいび)に 努力(どりょく)しています。

 毎日(まいにち) 清掃活動(せいそうかつどう)も やっています。


 

自販機からビールでてこない、どうする

 自販機からコインを入れたのに、ビールが出てこなかったらどうする。お釣りのボタンを押して、もう一度試す。それでもだめなら、たたいたりする。それでもだめとなったら、はらたてて自販機に対して、悪態をつく。

【引用はじめ】

 壊れている自動販売機にコインを入れてボタンを押しても、ビールは出てこない。消去だ。しかしビールが買えないからと言って、すぐに立ち去るお人好しはいない。まず、もう一度押してみる。それでもだめなら、たたく。蹴飛ばす!バーストだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.73)

【引用おわり】

 自販機というのは、コインを入れれば、ビールが出てくると思っている。しかし、たまたま故障している自販機にあたったら、不運とあきらめて引きさがったりしない。それよりも、自販機をがたがた動かしたりするのである。腹たててバーストを起こすことが多いのである。 

2026年6月4日木曜日

【利用者向け1693】虫の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月4日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「虫(むし)の日」です。

 「む(6)し(4)」の日付(ひづけ)にちなんで 記念日(きねんび)にしています。

 自然(しぜん)や 命(いのち)を大切(たいせつ)するためにも 虫(むし)だって大切(たいせつ)に

 しようという 考(かんが)え方(かた)です。

 神奈川県(かながわけん)鎌倉市(かまくらし)の 建長寺(けんちょうじ)には 「虫塚(むしづか)」

 があります。

 毎年(まいとし) この日に 多(おお)くの昆虫採集家(こんちゅうさいしゅうか)による

 法要(ほうよう)が 行(おこな)われます。

 


消去するとバーストが起きる

 小田切の皮肉を言う行動は、周囲の反論などによって強化されていた。それが、周囲による反論がなくなって消去されると、反論がすぐなくなるかというと、そう簡単にはいかない。それが難しいのである。 

【引用はじめ】

 「消去」=これまで強化されていた行動に対して、強化の随伴性を中止するとその行動は減少する。

 消去は、最終的には対象となる行動を減少させる。しかし、その過程は一直線ではない。消去の手続きを開始した直後に、行動の頻度と強度がかえって一時的に爆発的に増加することも少なくない。小田切も、同僚たちが反論しないことで強化の随伴性を中止したところ、まもなく「こんなこと(面接のこと)、意味ないですよ!」「面接も目標設定も、仕事だってそうです!」と、周囲が今まで見たこともない激しさでネガティブなことを言い連ねた。これをバーストという。   

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.72~p.73)

【引用おわり】

 皮肉屋のレッテルが貼られている小田切の言動は、消去の手続きによって、すぐには減少しない。爆発的にそうした行動が増えさえする。それでも、周囲は消去の手続きを継続しなければ、小田切の皮肉を言う行動をなくすることはできない。バーストがあっても冷静に対応するのだ。多くの協力が必要になる。

2026年6月3日水曜日

【利用者向け1692】台風6号

 今日は 令和8年6月3日 水曜日。

  台風6号は 各地に 大雨をもたらしました。

 休校した学校が たくさんありました。

 これからも 台風が 日本に近づき 上陸して 大きな被害をもたらしたりします。

 強風 大雨など 気をつけなければなりません。



消去の手続き

 小田切の皮肉は周囲人たちが強化していた。皮肉を言われると、周りの人たちはどうしても反論してしまう。それが好子となって、小田切は皮肉な言動を続くのである。それを何とか防ぎたい。どうするか。

【引用はじめ】

 小田切の皮肉は周囲の人々が与える好子(反論)の出現で強化されていた。だから皮肉を言ってもいっさい好子が与えられなければ、皮肉は強化されない。つまり、言わなくなるというのが理屈だ。小田切が皮肉を言っても、聞えぬふりをして、こちらは無反応を決め込めばよいのである。これが、この場合の消去の手続きだ。(図3-3)


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.72)

【引用おわり】

 小田切のネガティブな発言があったら、周囲の人たちは反論などしないことである。反論などの好子を与えないようにするのだ。ネガティブな発言があったら、周りは反論するなどの強化しないのである。そのことを続ければ、ネガティブな発言も減ってくる。 


2026年6月2日火曜日

【利用者向け1691】ローズの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月2日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「ローズの日」です。

 日付(ひづけ)は 美(うつく)しい バラの咲(さ)く時期(じき)で

 「ロ(6)ーズ(2)」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから 決(き)められ

 ました。

 村山市(むらやまし)の 東沢公園(ひがしざわこうえん)では バラ祭(まつ)りが

 行(おこな)われています。

 色(いろ)とりどりのバラが 公園一面(こうえんいちめん)に 咲(さ)き

 誇(ほこ)っています。

 


皮肉な行動を変える

 不適切な言動をどうすれば変えることができるのか。周囲の人たちがそれを作り出しているとすれば、周囲区創り出さないようにすればいいのでないか。そのように、発想を転換するのである。

【引用はじめ】

 小田切が不適切な発言をするのは、周りがそれに応えているからだ。この論理は、周囲の人々には心外かもしれない。まるで自分たちが小田切の言動を作ってるようでないか。だがある意味、その通りである。人の行動は周囲の環境から得られる状況の変化によって決まる。だから、まったく意識はしていないだろうが、小田切の皮肉な言動は、周りが作り出しているともいえるのだ。

 だが、発想を転換すれば、これはグッドニュースだ。なぜなら、周りの人間が小田切の行動を作っているのなら、同じように周りの人間が彼の行動を変えることもできるはずだからだ。どうすれば小田切のネガティブな発言をやめさせることができるのか。それは消去という手法である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.71~p.72)

【引用おわり】

 小田切の皮肉な言動は周囲の人たちによって強化されている。それをやめさせるにはどうするか。周囲が注目したり、反論したりするなどしなければいい。相手にしないのである。  

2026年6月1日月曜日

【利用者向け】今日から水無月

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月1日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)から 6月です。

 水無月(みなづき)と 言(い)い方(かた)もあります。

 英語(えいご)では ジューンと言(い)います。

 これから 木々(きぎ)の緑(みどり)が こくなり 暑(あつ)くなってきます。

 梅雨(つゆ)の季節(きせつ)が 近(ちか)づいてきます。

 元気に 生活を続けましょう。

 

  

皮肉は反論しても止まらない

 小田切が否定的な発言がする。周囲の人たちにとっては、それが受け入れがたい。周囲の人たちの反論とか、その反論に対して小田切が安心する顔つきになることが、小田切の発言を強化するのだ。 

【引用はじめ】

 どんな行動でも、強化の随伴性があるから繰り返される。小田切が皮肉に聞こえる言動を繰り返すのも、たとえば図3-1のような随伴性が成立しているからである。


 図3-1を見ると、小田切の皮肉な発言を強化しているのは、周囲の同僚たちだ。周囲の人々は、小田切の皮肉を何とかならないかと苦々しく思いながら、実は、それとは気づかぬうちに自分たちが小田切の皮肉を強化している。なぜだろう。
 それは、小田切の皮肉を強化する行動もまた、図3-2のような随伴性でコントールされているからだ。たとえば小田切がネガティブな発言をしたときに、こちらが反論すると、彼は安心したような満足したような顔をする。その表情が好子となって、反論するという行動が強化されているのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.70~p.71)

【引用おわり】

 小田切の皮肉が、周囲の反論によって強化されているという考え方は、どうも常識からはずれている。でも、それが強化随伴性の捉え方である。