2026年8月20日木曜日

【利用者向け1770】たんじょう日(び)ラッキーの日(ひ)

 今日は 令和8年8月20日 木曜日。 

 8月20日(にち)は 「たんじょう日(び)ラッキーの日(ひ)」です。

 うまれた日(ひ)を たいせつに する日(ひ)です。

 みんなの たんじょう日(び)は どんな 思(おも)い出(で)が ありますか。

 すきな ケーキを 食(た)べたり、プレゼントを もらったり、うれしい ことが

 たくさん ありますね。

 きょうも ラッキーな 一日(いちにち)に なりますように。



「華を持たせる力」

 支援も仕事も、一人で完結するものではありません。力を合わせて進めることで、本人の達成感もチームの信頼も育ちます。

【引用はじめ】

 バックワード・チェイニングを行うためには、本人と誰かがチームを組まなければならない。バックワード・チェイニングは一人ではできないからだ。誰か力のある人と組み、最初のプロセスは手伝ってもらわない限り、本人が最後だけやるということは、当然ながらできない。上司が部下と組み、部下に華を持たせるなどするのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.174)

【引用おわり】

 バックワード・チェイニングは「協働」が鍵です。上司や先輩が手を添え、最後の成功を本人に託す。その経験が次の一歩を生みます。



2026年8月19日水曜日

【利用者向け1769】俳句の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月19日 水曜日(すいようび)。

  今日(きょう) は 「俳句(はいく) の 日(ひ)」 です。

 みじかい ことば で きせつ を たのしむ 日本(にほん) の 文化(ぶんか) です。

 みんな も すきな もの を 三(みっ)つ の ことば で あらわして みよう。

 たのしいはっけん が ある かも しれません。



成功体験を先に積ませる工夫が大切

 ゴルフの上達にも、行動分析学の知恵が生きています。最後のパットから練習を始めることで、達成の喜びを先に味わい、意欲を高める。それがバックワード・チェイニングの力です。

【引用はじめ】

 バックワード・チェイニングの効果を一番実感できるものの一つは、ゴルフではないかと思う(1981年に二人の研究者が、行動分析学の見地からみたゴルフ上達法の本"Total golf"を出版している)。ゴルフは通常、ティーショットから始まって、途中のフェアウェイやラフ、バンカーなどを経て、最後はグリーン上でのパットで終わる。しかし、ほとんどクラブを握ったことのない完全な初心者が打つと、ボールは第一打からとんでもないところに飛んでいく(そもそ空振りの連続かもしれない)。そして、山を登り谷を下り、グリーンにたどりつくまでに10打も20打もしてしまうと、18ホールを終了する頃には、もうゴルフが嫌になってしまう人もいる。だが、もし一緒に回るパートナーが最初のほうを打ってあげ、当人は一番ホールではパッとだけ、二番ホールではグリーン周りから、という具合にバックワード・チェイニングをしていってあげたら、少なくとも「二度とゴルフなんてやるものか」とは思わないに違いない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.173~p.174)

【引用おわり】

 人の成長を支えるには、成功体験を先に積ませる工夫が大切です。のぞみの家の支援も、利用者が「できた!」を感じられる場面から始めていきたいですね。


 

2026年8月18日火曜日

【利用者向け1768】そろばんの日

 今日は 令和8年8月18日 火曜日。

 今日(きょう)  8月18日 は、「そろばん の 日(ひ)」 と いわれて います。

 そろばん は、ぱちぱち と おと が して、かず を かぞえる の が たのしく なります。

 のぞみ の 家(いえ) でも、いっしょ に かず を かぞえたり、 ゲーム を したり して、

 笑顔(えがお) が ふえる ひ に したい ですね。





「最後の一歩」から始める成長

 仕事(しごと)を教(おし)えるとき、最初(さいしょ)からではなく「最後(さいご)の喜(よろこ)び」から始(はじ)める方法(ほうほう)がある。達成感(たっせいかん)を先(さき)に味(あじ)わうことで、学(まな)ぶ意欲(いよく)が高(たか)まる。

【引用はじめ】

 バックワード・チェイニングは、常に最後までやり抜いた喜びをもって終わる。まずは最終ステップができるようにし、それができたら今度はその一歩手前のステップから始めて最終ステップまでいき、それができるようになったら、今度は二歩手前のステップから最終ステップまで……と、できる範囲を逆順に広げていくのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.173)

【引用おわり】

 バックワード・チェイニングは、できる範囲(はんい)を少(すこ)しずつ逆(ぎゃく)に広(ひろ)げていく。最後(さいご)までやり抜(ぬ)く喜(よろこ)びが、次(つぎ)の挑戦(ちょうせん)を支(ささ)える力(ちから)になる。




2026年8月17日月曜日

【利用者向け1767】8月17日、今日からみんなでがんばろう

 今日は 令和8年8月17日 月曜日。

 今日(きょう)は お盆(ぼん)休み(やすみ)が あけて のぞみの家(いえ)に くる日(ひ)です。

 みんなの えがおに あえると とても うれしいです。

 ゆっくり あんしんして いつもの 1日(にち)を すごしましょう。



  

バックワード・チェイニングの魔術

 人が動くのは、喜びが見えるからです。バックワード・チェイニングは、最後の達成感を先に体験させることで、途中の努力にも意味を与える指導法です。

【引用はじめ】

 バックワード・チェイニングは、現実にはとても効果的なことが多い。なぜならそれは、一般的に、行動連鎖の最初の鎖を達成したときに得られる好子よりも、最後の鎖を達成したときに得られる好子のほうが大きいからだ。たとえばマラソンを想像してみてほしい。最初の一歩も最後の一歩も、物理的には同じ一歩である。けれど、スタートから一歩を踏み出したときよりも、ゴールのテープを切る最後の一歩のほうが、得られる喜びは比べものにならないほど大きいはずだ。この、最後の一歩の喜びを先に味わせることで、その前の道のりにも張り合いを持たせる。これがバックワード・チェイニングの魔術である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.173)

【引用おわり】

  「できた!」の喜びを先に味わうことで、人は前へ進みます。支援者がそのゴールの感動を見せることが、行動の鎖をつなぐ力になります。



2026年8月16日日曜日

【利用者向け1766】月遅れ盆

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月16日 日曜日(日曜日)。

 今日(きょう)は 月遅れ盆(つきおくれぼん)の 盆(ぼん)おくれ です。

 ご先祖(せんぞ)さまを おもう だいじな ひ。

 のぞみの家(いえ)の みんなも、 こころを ゆっくり おちつけて、

 やさしい きもちで いちにちを すごしましょう。



  

逆順の学びが育てる確実な力

 仕事を教えるとき、最後の成果から逆にたどる方法があります。これがバックワード・チェイニングです。ゴールを明確にし、そこから一歩ずつ行動を積み上げることで、確実に仕事を身につけることができます。

【引用はじめ】

 チェイニングとは、一つの仕事を細かな行動の連鎖として捉えることで、効果的・効率的な行動マネジメントができるようにすることである。チェイニングには、フォワード(順行)とバックワード(逆行)の二種類がある。

 バックワード・チェイニングは、行動の連鎖を最後から逆順に完成させていく。だから、最初にすべきことは、最後の鎖となる行動を、教示(言葉で説明して教える)、モデリング(手本を見せる)、シェイピングなどのテクニックを駆使して、確実にできるようにすることである。

 最後の鎖の契約手続きが滞りなくできるようになったら、最後から二番目の「二次見積もり」が一人でできるように、教示、モデリング、シェイピングしながら、「二次見積もり」+「契約締結」の鎖をつなぐ。この二つの鎖がうまくつながったら、その前の鎖である「一次見積もり」の行動を作り上げながら、「一次見積もり」+「二次見積もり」+「契約締結」の、三つの鎖をつなぐのである。

 こうして、後ろから逆順に鎖をつないでいき、最終的には、営業の最初のステップである「顧客を訪問する」までつないだところで、チェイニングは完成する(決して、ビデオの逆回しのようにするわけでない)。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.172~p.173)

【引用おわり】

 「できるようになる順番」を変えるだけで、学びのスピードは大きく変わります。最後の行動を確実にし、そこへ向かう鎖を逆につないでいく。支援も育成も、ゴールから考える視点が現場を強くします。




 

2026年8月15日土曜日

【利用者向け1765】今日(きょう)は「終戦(しゅうせん)記念日(きねんび)」

 今日は 令和8年8月15日 土曜日。

  ― いのちを大切(たいせつ)にする日(ひ) ―

 今日(きょう) は、終戦(しゅうせん)記念日(きねんび) です。

 むかし の 日本(にほん) は、ながい 戦争(せんそう) を して、

 たくさん の 人(ひと) が つらい 思(おも)い を しました。

 8月(がつ)15日(じゅうごにち) は、戦争(せんそう) が 終(お)わり、

 へいわ(へいわ) が もどった 日(ひ) です。

 いま の 私(わたし)たち が、あんしん して くらせる のは、

 へいわ(へいわ) を 大切(たいせつ) に してきた 人(ひと)たち の おかげ です。

 みんな で、ありがとう の 気持(きも)ち を むね に、

 やさしい 一日(いちにち) を すごしましょう。



ゴールから教える力

  仕事を教えるとき、どこから始めるかで成果は変わります。フォワードが順行なら、バックワードは逆行。最後の成功体験から逆にたどることで、達成のイメージをつかみやすくする方法です。

【引用はじめ】

 チェイニングとは、一つの仕事を細かな行動の連鎖として捉えることで、効果的・効率的な行動マネジメントができるようにすることである。チェイニングには、フォワード(順行)とバックワード(逆行)の二種類がある。フォワード・チェイニングとは、課題分析された行動(行動1、行動2、……)を少しずつ前から順につなげて鎖を長くしていくやり方だ。

 一方、バックワード・チェイニングは、行動の連鎖を最後から逆順に完成させていく。だから、最初にすべきことは、最後の鎖となる行動を、教示(言葉で説明して教える)、モデリング(手本を見せる)、シェイピングなどのテクニックを駆使して、確実にできるようにすることである。営業の場合は、契約締結という最終ステップだけを、まずやらせるわけである。それでは、契約締結の前にある長く苦しい営業活動はどうするのか? できそうなら、課長自身がやる。しかし、できそうにないなら部下は無理にやらなくてよい! いや、やらないほうがよい! 契約締結前の行動は、したがって、誰か(当然、それは部下よりスキルのある人、ここでは課長)が代わりにするか、手伝ってやる必要がある。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.172)

【引用おわり】

 バックワード・チェイニングは「できた!」を起点にする指導法です。最終行動を確実に体験させ、そこへ向かう過程を支援者が補う。成功の感覚を積み重ねることで、行動の鎖が自然に伸びていきます。



2026年8月14日金曜日

【利用者向け1764】水泳の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月14日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 「水泳(すいえい)の日(ひ)」。

 お盆(ぼん)やすみの なかで すずしい プールや うみを おもいだす ひと も

 いる でしょう。

 からだを うごかす ことは こころも すっきり させて くれます。

 のぞみの家(いえ)でも みんなの えがおが きらきら ひかる いちにちに

 なりますように。



一歩ずつつなげると、仕事は必ずできるようになる ― チェイニングの力

 仕事を覚えるとき、私たちはつい「全部できるかどうか」で自分や相手を評価しがちです。でも、一つの仕事は細かな行動の積み重ねでできています。行動分析学では、この連なりを「チェイニング」と呼び、行動を鎖のようにつないでいくことで、無理なく確実に仕事を身につけられるとされています。今日の引用は、そのチェイニングの基本であるフォワード・チェイニングについての解説です。のぞみの家の支援や職員育成にもそのまま応用できる考え方です。

【引用はじめ】

 チェイニングとは、一つの仕事を細かな行動の連鎖として捉えることで、効果的・効率的な行動マネジメントができるようにすることである。

 チェイニングには、フォワード(順行)とバックワード(逆行)の二種類がある。フォワード・チェイニングとは、課題分析された行動(行動1、行動2、……)を少しずつ前から順につなげて鎖を長くしていくやり方だ。営業の仕事であれば、まず訪問することを確実に完成させる。次に、訪問し、さらに自社紹介と、二つの鎖を完成させる。二つの鎖がスムーズにできるようになったら、「訪問」+「自社紹介」+「企画説明」の三つの鎖をつなげる。このように、行動1から始まって、前から順番に、少しずつ鎖を長くしていって、最後にはすべての鎖をつないで、行動全体を完成させる方法がフォワード・チェイニングである。普通、仕事というのは第一ステップから始めて第二ステップ、第三ステップへと進むから、フォワード・チェイニングというのは、ごく常識的なマネジメント手法であるといえるだろう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.171~p.172)

【引用おわり】

 フォワード・チェイニングは、行動を最初の一歩から順番につなげていく、とてもシンプルで実践しやすい方法です。「全部できるか」ではなく、「まず一つできるようにする」。そして「二つをつなげる」。この積み重ねが、利用者支援でも新人育成でも、確実な成長を生みます。私たちの現場で大切なのは、鎖を一気に完成させることではなく、鎖を一つずつ丁寧につないでいくこと。今日の引用を、日々の支援や職員指導のヒントとして活かしていきたいと思います。



2026年8月13日木曜日

【利用者向け1763】ひだりききさんに「ありがとう」の日

 今日は 令和8年8月13日 木曜日。

  今日(きょう)は 「左利(ひだりき)きの人(ひと)を祝(いわ)う日(ひ)」です。

 左利(ひだりき)きの人(ひと)は 道具(どうぐ)の使(つか)い方(かた)が

 ちょっとちがっていて すてきな工夫(くふう)がいっぱいです。

 のぞみの家(いえ)にも 左利(ひだりき)きの人(ひと)がいますね。

 みんなで 「すごいね」「いいね」と たたえあう日(ひ)にしましょう。



「つなぐ力」が仕事を動かす。チェイニングのすすめ

 長い仕事も、細かく分ければ見えてくる。一つひとつの行動がつながって成果になる。その「つなぐ」考え方がチェイニングです。行動を鎖のように結び、仕事の流れを整理することで、チームの動きが軽くなります。今日の一歩が、明日の成果につながります。

【引用はじめ】

 チェイニングとは、チェイン、すなわち鎖という言葉からきている。だから、チェイニングとは鎖でつなぐという意味である。長く複雑な仕事を課題分析すると、たくさんの小さな行動に分けることができる。その小さな一つひとつの行動を鎖にたとえると、そうした行動が鎖のようにつながって、一つの仕事を形作っている。つまり、チェイニングとは、一つの仕事を細かな行動の連鎖として捉えることで、効果的・効率的な行動マネジメントができるようにすることなのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.171)

【引用おわり】

 チェイニングは、仕事を「行動の連鎖」として捉える視点です。複雑な業務も、分けてつなぐことで整理され、改善の糸口が見えてきます。のぞみの家の現場でも、一人ひとりの行動が鎖のように結ばれて、利用者の笑顔という成果を形づくっています。




2026年8月12日水曜日

【利用者向け1762】箱の日

 今日は 令和8年8月12日 水曜日。

  今日(きょう)は「箱(はこ)のひ)」。

 ものをしまう 箱(はこ)は、だいじな たからものを まもってくれる ともだち。

 のぞみの家でも、みんなの しゅみのものや つくった さくひんを そっと

 しまっているね。

 箱(はこ)を あけると、うれしい きもちが ぽんっと でてくる ふしぎな 日。



「つなげてひらく仕事の道」

 長い仕事も、細かく分ければ見えてくる。一つひとつの行動がつながって、成果になる。その「つなぐ」考え方が、チェイニングです。

【引用はじめ】

 チェイニングとは、チェイン、すなわち鎖という言葉からきている。だから、チェイニングとは鎖でつなぐという意味である。長く複雑な仕事を課題分析すると、たくさんの小さな行動に分けることができる。その小さな一つひとつの行動を鎖にたとえると、そうした行動が鎖のようにつながって、一つの仕事を形作っている。つまり、チェイニングとは、一つの仕事を細かな行動の連鎖として捉えることで、効果的・効率的な行動マネジメントができるようにすることなのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.171)

【引用おわり】

 仕事を鎖のように分けて考えると、達成の道筋がはっきりします。一歩ずつ行動を積み重ねることで、チームの力が自然にかたちになります。



2026年8月11日火曜日

【利用者向け1761】山のごほうびデー

 今日は 令和8年8月11日 火曜日。

  きょう は 「やま(山) の ひ(日)」⛰️

 たかい やま(山) おおきな き(木) すずしい かぜ(風)。 

 やま(山) は みんな を ほっと させてくれる たいせつ(大切) な ばしょ(場所)。

 きょう は やま(山) に ありがとう こころ を おちつける ひ(日)。  

 のぞみ の みんな と ゆったり した きもち(気持ち) で すごそうね。



早く「できた!」を感じる工夫

 長い仕事ほど、成果が見えるまでに時間がかかり、やる気を保つのが難しくなる。だからこそ、早い段階で達成感を感じられる仕組みづくりが必要だ。

【引用はじめ】

 昔ながらに、「我慢して働き続けることが大切だ」と思う向きもある。確かに、何年も経験を積み重ねてゆけば、やがては結果を出すこともでき、その暁には自信を持つこともできるようになるだろう。けれど現代のように人材が流動化する社会では、そこまで人は気長に構えることはできない。ある程度やって、自分がこの仕事に向いているとか、自分が会社の役に立つことができるとかいったことが感じられなければ、若い人なら会社を辞めてしまうことだってありうる。

 そこで、長くて複雑な仕事においても、早く達成感を感じることができるようにするための工夫が必要となる。それがバックワード(逆行)チェイニングと呼ばれるものだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.170~p.171)

【引用おわり】

 バックワードチェイニングは、ゴールから逆算して成功体験を積み重ねる方法。小さな「できた!」を重ねることで、職員も利用者も前向きに成長できる環境が生まれる。



2026年8月10日月曜日

【利用者向け1760】にこにこすいかの日

  今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月10日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう) は「すいか の 日」だよ。

 あつい 夏(なつ) に ぴったり の、みずみずしい すいか。

 のぞみ の 家(いえ) でも、みんな で すいか を たべる と、こころ が ぱっと あかるく なるね。

 たね を とばして わらった 日(ひ) を、おもいだす ひと も いる かも しれないね。

 すいか の よう に、みんな の えがお が ひろがる 一日(いちにち) に なります ように。



「できる!」の芽がひらく日

 人は「自分には できる」と 信じられるとき、学び が 深まり、 行動 に 勢い が 生まれます。確信 が 心 に 灯る ことで、 成長 の 歩み が 加速 します。

【引用はじめ】

 営業の成約をとるなど、最終的な結果を出したことがなければ、自分に結果が出せるという確信を心から得ることができない。不思議なもので、「自分にはできる」と信じられるか、それとも半信半疑でいるかによって、学習そのものにまで違いが出てしまうのが人間だ。自分が最後までできると「感じる」ことができないと、営業などにおいて「(成功の)イメージが心の中に持てない」ことになってしまう。勉強会などで学んでも、それが「染み込んでくるような感覚がない」ことになってしまう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.170)

【引用おわり】

 職員 一人ひとり が 「できる」 という 実感 を 持てるよう、成功 の イメージ を 共有し、 小さな 達成 を 積み重ねていきましょう。



2026年8月9日日曜日

【利用者向け1759】ぽかぽか はちみつ デー

 今日は 令和8年8月9日 日曜日。

  きょう は 「はちみつ の ひ」だよ。

 みつばち が あつめた はちみつ は、 あまくて からだ に いい よ。

 のぞみ の いえ の みんな も はちみつ を つかった おやつ を たべたら、こころ も

 からだ も ぽかぽか に なりそう だね。

 あまい におい に にっこり えがお が ひろがる いちにち に なります よう に。



「小さな成功が 大きな自信に」

 新人が成果を出せずに悩むとき、私たちは「できない部分」に目を向けがちです。けれども、まずは最後の成功体験から逆算して支援することで、成長の道筋が見えてきます。

【引用はじめ】

 新しいスキルを獲得し、成長を加速する工夫の一つとして、シェイピングがある。さらなる工夫として、チェイニング(特にバックワード・チェイニング)を取り上げる。新人の営業担当者は、真面目な性格であっても、経験不足から簡単には成約が取れない。そのため自分に自信が持てず、それが覇気のなさや勢いのなさといった、万事に対しての消極的な姿勢へとつながっていく。

 通常、メーカーの営業のような複雑で長いプロセスは、すべて十分できるようになるまで何年もかかるといわれる。営業課長も15年かけて、今の営業実績を作り上げてきた。

 世の中全体が今よりゆったりしていた昔であれば、それを覚悟して働くのが社会人としての自覚であったかもしれない。また、社会全体もそれを許容して、成り立っていた。しかし、現代のようなスピード社会では、何年たっても結果が出せるようにならない仕事は組織として認められないだけでなく、同時に、働く人のモチベーションを下げてしまう恐れがある。もちろん、そのための一つの対策として、プロセス(中間目標)を達成できたら好子を提示するということをするわけだが、やはり最終的な成果ほど達成感を感じさせるものはない。まだ一度も契約を取れたことない新人にとっては自信のなさにつながっている。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.169~p.170)

【引用おわり】

  行動分析学のチェイニングは、成功の流れを分解し、達成可能なステップを積み重ねる方法です。小さな成功を積み上げることで、やがて大きな自信と成果につながります。



2026年8月8日土曜日

【利用者向け1758】わくわく そらの ひ!

 今日は 令和8年8月8日 土曜日。

  今日(きょう) は 「そら の ひ」 です。

 あおい そら を みる と、こころ が すっきり します。

 のぞみ の いえ の みんな で、そら を みあげて、ゆっくり すごし ましょう。

 今日(きょう) も えがお で すごせます ように。



一たん引いてまた進もう

 行動のマネジメントは、成功へ導くための支援です。けれども、失敗のときこそ真価が問われます。できない壁に立ちすくむ人に、もう一度「できた!」を感じてもらう工夫が必要です。

【引用はじめ】

 行動のマネジメントは人を成功させるためのマネジメントである。しかし、だからこそ、失敗したときの正しい対処を私たちは知らなければならない。たとえば第二関門まで突破できるようになった人が、第三関門で苦しんでいたらどうするか。

 できないところでいつまでも挫折感を味わい続けさせるのではなく、いったんは引いて、一歩手前で成功体験を積み重ねさせる。そうして十分な実力がついたら、再び第三関門を目標とする。そうすれば今度は、成功する確率が高くなる。そして、「壁を突破した」大きな喜びに浸ることができるのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.158~p.159)

【引用おわり】

 人がつまずいたとき、焦らず一歩引いて成功体験を積ませる。その積み重ねが、次の壁を越える力になります。支援者の勇気ある「一歩引く」が、成長の扉を開きます。




2026年8月7日金曜日

【利用者向け1757】にっこり はな の ひ!

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月7日 金曜日(きんようび)。  

 きょうは 「はな(花) の ひ」 です。

 みんな が だいすき な きれい な はな(花) を おもい うかべて みましょう。

 はな(花) は みる と こころ が ぽかぽか あたたかく なります。



失敗を味方にするマネジメント

 行動のマネジメントは、成功を支えるだけでなく、失敗から学ぶ力を育てるもの。つまずいたときこそ、目標を見直し、次の一歩をつくるチャンスです。  

【引用はじめ】

 行動のマネジメントは人を成功させるためのマネジメントである。しかし、だからこそ、失敗したときの正しい対処を私たちは知らなければならない。たとえば第二関門まで突破できるようになった人が、第三関門で苦しんでいたとしよう。シェイピングの基本セオリーでは、第二関門までできる人には、もはや第二関門の突破では好子を与えず、次の第三関門を抜けたときに好子を与える。つまり強化の焦点は第三関門にある。しかし、場合によっては第三関門に何度挑戦しても、どうしても失敗ばかりしてしまうことだってあるだろう。そういうときに、いつまでも第三関門にこだわっていては、消去と弱化により、「ここから先には決して進めない」ということになりかねない。そういうときには、目標をいったん後退させるべきだ。第二関門まで戻してもよいし、第二関門と第三関門との間にさらなる中間目標を立ててもよい。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.158~p.159)

【引用おわり】

 失敗を恐れず、挑戦を続ける人を支えるには、柔軟な視点が必要です。一歩下がる勇気が、やがて大きな前進につながります。



2026年8月6日木曜日

【利用者向け1756】ハムのひ にっこりデー!

 今日は 令和8年8月6日 木曜日。

 今日(きょう) 8月6日(はちがつむいか)は 「ハム」の ひ です。

 ハムは ぶた肉(にく)を ゆでたり いぶしたり して つくります。

 サンドイッチに いれると とても おいしいですね。

 のぞみの家(いえ)の みんなも おひるに ハムを たべたら ちょっと うれしい きもちに なるかもしれません。 



つまずきは 成長(せいちょう)の サイン

 人(ひと)の成長(せいちょう)は、成功(せいこう)と失敗(しっぱい)のくりかえし。行動(こうどう)分析(ぶんせき)の考(かんが)えでは、失敗(しっぱい)も学(まな)びの一部(いちぶ)です。大(おお)きな目標(もくひょう)に向(む)かう途中(とちゅう)でのつまずきを、どう受(う)け止(と)めるかが、支援(しえん)の質(しつ)を決(き)めます。

【引用はじめ】

 シェイピングは、成功と失敗の繰り返しだ。遠くの目標にたどりつくために、近くの目標をまずは達成する。しかし、その先に待ち受けている難関で失敗する。第一関門を抜けても第二関門で失敗し、第三関門で失敗する。

 行動のマネジメントは人を成功させるためのマネジメントである。しかし、だからこそ、失敗したときの正しい対処を私たちは知らなければならない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.158)

【引用おわり】

  失敗(しっぱい)を責(せ)めるのではなく、次(つぎ)の行動(こうどう)につなげる視点(してん)を持(も)つこと。それが、行動(こうどう)分析(ぶんせき)的(てき)マネジメントの真髄(しんずい)です。職員(しょくいん)が失敗(しっぱい)を恐(おそ)れず挑戦(ちょうせん)できる環境(かんきょう)こそ、利用者(りようしゃ)の成長(せいちょう)を支(ささ)える土台(どだい)になります。



2026年8月5日水曜日

【利用者向け1755】はちみつで にこにこデー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月5日 水曜日(すいようび)。

  今日(きょう)は 「はちみつの日(ひ)」です。

 みつばちさんが お花(はな)から あつめた あまい ごほうび。

 パンに ぬったり ヨーグルトに いれたりすると とっても おいしいね。

 はちみつには 元気(げんき)が でる ちからが あるよ。

 のどが いたいときにも やさしく いたわってくれるんだ。

 みんなも すきな 食(た)べかたを 見(み)つけて、にこにこで すごそうね。



「できた!」を積み重ねる階段づくり

 目標(もくひょう)は、一気(いっき)に登(のぼ)るより、少(すこ)しずつ階段(かいだん)をつくることが大切(たいせつ)。その一歩(いっぽ)ごとに「できた!」を感じられるように。 

【引用はじめ】

 目標の階段をたくさん設定することは、強化の回数、すなわち喜びの回数をたくさん設定することになる。逆に、中間目標が粗く設定されていると、一つの中核目標を達成してあとのハードルが急に高くなる。すると、失敗する確率が高くなる。失敗すれば、人は落ち込む。失敗すること自体が、嫌子になってしまうのだ。どんなに前向きな人でも、失敗ばかり繰り返していては、やがて挑戦意欲を失ってしまう。いわゆる消極的な人間になってしまう。だから、そうならないように、目標は少しずつ少しずつ引き上げ、達成できるたびに強化することが大切なのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.158)

【引用おわり】

 小(ちい)さな達成(たっせい)を積(つ)み重(かさ)ねることが、挑戦(ちょうせん)の意欲(いよく)を育(そだ)てる。喜(よろこ)びの階段(かいだん)を一段(いちだん)ずつ上(のぼ)っていこう。



2026年8月4日火曜日

【利用者向け1754】きょうは なに の 日?

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月4日 火曜日(かようび)。

 今日 (きょう) は「箸(はし) の 日」だよ。

 ごはん を たべる とき に つかう箸( はし) に「ありがとう」 を いう 日 なんだ。

 じょうず に もてたら すごいね。

 きょう の ごはん も、箸(はし) を つかって おいしく たべよう。

 みんな の えがお が ふえる 日 に なりますように。



小さな達成(たっせい)を祝(いわ)うマネジメント

 行動分析学では、大きな目標(もくひょう)を小さなステップに分け、達成(たっせい)するたびに喜(よろこ)びを共有(きょうゆう)することが大切です。小さな成功(せいこう)を積(つ)み重ねることで、人は前向(まえむ)きに成長(せいちょう)していきます。

 【引用はじめ】

 シェイピングでは、大きな目標を達成するために小さな目標をその中間に設定する。このとき、目標は、少しずつ上げてゆけるよう、きめ細かく設定することが大切だ。大きな目標達成することは、誰にとってもしんどい。初心者なら、なおさらだ。その遠い道を、喜びをもって一歩一歩進んでいけるようにしてあげるのが行動分析学的マネジメントである。だから、大きな目標を達成するまでの過程で小さな達成を幾度も祝わなければいけない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.157~p.158)

【引用おわり】

 一歩(いっぽ)ずつ進(すす)む過程(かてい)を認(みと)め、達成(たっせい)の瞬間(しゅんかん)を祝(いわ)う――それが行動分析学的(こうどうぶんせきがくてき)マネジメントの真髄(しんずい)。職員(しょくいん)も利用者(りようしゃ)も、喜(よろこ)びを力(ちから)に変(か)えて歩(あゆ)み続(つづ)けましょう。



2026年8月3日月曜日

【利用者向け1753】はちみつ(みつ)でニッコリ!8月3日はハチミツの日(ひ)

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月3日 月曜日(げつようび)。

  今日(きょう) 8月3日(はちがつみっか)は ハチミツの日(ひ)!

 「8(はち)・3(みつ)」で ハチミツ(はちみつ)と よむんだよ。

 トースト(とーすと)や ヨーグルト(よーぐると)に かけると あまくて しあわせ。

 のぞみの家(いえ)でも みんなで ハチミツ(はちみつ)スマイル(すまいる)!

 あまい 気持(きも)ちで ハッピーな 一日(いちにち)に しようね。 



“できた瞬間”を逃さない強化が人を育てる

 行動分析学では、できた瞬間に褒めることが最も効果的とされます。失敗後の慰めではなく、成功の直後に強化することで、正しい行動が体に刻まれ、次の挑戦への意欲が生まれるのです。

【引用はじめ】

 中間的に設定した目標を達成したら、すぐに強化することがきわめて大切だ。それは、一般的な60秒ルールの重要性のためだけではない。シェイピングは「できない」ことを「段階的にできる」ようにしていくための工夫だ。したがって、「ここまでは上手にできるが、そこから先は失敗する」という状況が常につきまとう。だから、上手にできた瞬間に好子を提示しなければ、そこから先を失敗して、強化するためのタイミングを逸してしまうからである。失敗したあとで、「まあ、ここまではできたのだから」と慰めるのは結構だが、それは所詮、慰めにすぎない。

 できたときの喜びを、体に深く覚えこませることが、正しい行動の学習と、さらなる挑戦への意欲を促進する。だから、できた瞬間にタイミングよく強化することがポイントとなるのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.157)

【引用おわり】

 「できた!」の瞬間を見逃さず、すぐに強化する――それが成長の鍵。タイミングよく喜びを共有することで、職員も利用者も前向きに学び続ける環境が育ちます。



2026年8月2日日曜日

【利用者向け1752】パンツ(ぱんつ)でスマイル!8月2日はハッピーの日(ひ)

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年8月2日 日曜日(にちようび)です。

 きょうは パンツ(ぱんつ)の日(ひ)です。

 みんなが すきな パンツ(ぱんつ)を えらんで たのしく すごしましょう。

 あたらしい パンツ(ぱんつ)を はくと こころも すっきり。

 のぞみの家(いえ)でも みんなで わらって げんきに すごせる 日(ひ)に しましょう。



褒める基準は“その人の今”に合わせる

 部下を甘く見るか厳しく見るか――その迷いは、行動分析学の視点で整理できます。大事なのは“できるギリギリの線”を見極め、達成したら確実に強化すること。画一的な基準では人は育たないのです。

 【引用はじめ】

 職場ではよく「部下に甘く接するべきか、厳しく接するべきか」ということで議論となる。途中まではできたが最終成果にはたどりつけなかった部下がいた場合、成果が上がらなかったのだから褒めてはいけないのか、それとも途中までできたことを褒めるべきなのか。分化強化が繰り返し行われるシェイピングのことがわかっていれば、その答えを見つけることができる。つまり「その人が普通にできるぎりぎりの線を上回ったら、褒める」というのが正解だ。楽にできることを褒めるのは甘すぎる。逆に、まだできないことを、褒める対象とするのでは厳しすぎる。だから、部下を常によく見て、現時点での最適な中間目標を設け、それを達成したら褒めるようにすることがポイントである。全員に対して画一的な基準で接することは間違いなのだ。 

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.156)

【引用おわり】

 部下の成長は、適切な中間目標とタイムリーな称賛で加速します。できる範囲を少し上回った行動を確実に強化することが、組織の力を底上げする最も実践的なマネジメントです。



2026年8月1日土曜日

【利用者向け1751】みんなで ワクワク 水(みず)の日(ひ)!

 今日は 令和8年8月1日 土曜日。

  きょう 8月(がつ)1日(にち)は 水(みず)の記念日(きねんび) です。

 みんなが まいにち つかう たいせつな 水(みず)のことを あらためて かんがえる ひ。

 のぞみの家(いえ)でも 「つめたい みず おいしいね」 「きょうは みずを だいじに しよう」 そんな やさしい 声(こえ)が きこえてきます。

 きょうは みずの ありがたさを みんなで かんじながら えがおで すごしましょう。

 すてきな 一日(いちにち)に なりますように。



“甘やかし”を防ぐ技術──行動を一段ずつ育てる

 行動は、できるようになった段階に合わせて強化ポイントを上げていくことで伸びていきます。今できる行動だけを褒め続けると、成長が止まり“甘やかし”になります。職員の関わり方が鍵になります。

 【引用はじめ】

 シェイピングで重要な点は、本人の行動がレベルアップしていくに従い、それまでは好子を与えていた低レベルの行動には好子を与えるのをやめることだ。たとえば経験ゼロの新人に対しては、まずは営業の第一歩であるアポ取り訪問、またはアポなしの飛び込み訪問などを強化することになるから、ともかく客先に訪問したら、それだけで褒める。けれど、訪問が当たり前のようにできるようになったら、今度はそれだけでは褒めず、第二歩目である自社紹介がきちんとできたときに褒めるようにするのである。行動を最終目標に向かって徐々にレベルアップさせていくためには、現在の強化対象と、それまで強化していた低レベルの行動とをはっきり切り分ける必要がある。強化対象のレベルを上げたら、それ以下の行動には、好子を与えてはならない。これを、分化強化というが、もし、強化の対象をレベルアップさせなかったら、どうなるか。最終成果にたどりつかない低レベルの行動でも好子が得られるとなれば、人はいつまでも低レベルの行動に甘んじてしまうだろう。つまりは「甘やかし」になる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.155~p.156)

【引用おわり】

 強化する行動のレベルを上げ、低いレベルには好子を与えないことが大切です。分化強化を意識することで、利用者も職員も行動が自然にステップアップし、最終目標へ確実に近づいていきます。



2026年7月31日金曜日

【利用者向け1750】きょう は パラグライダー の ひ!

  今日は 令和8年7月31日 金曜日。

 きょう は  パラグライダー(空中滑空〈くうちゅう かっくう〉スポーツ) の ひ です。

 やわらかい かさ の かたち を した おおきな ふくろ を ひろげて、 かぜ に のって

 そら を ゆっくり とびます。

 そら の うえ から まち や やま を みわたす と、 とても きれい で わくわく します。

 のぞみ の みんな も そら を みあげて、ふわっと とぶ きもち を (想像〈そうぞう〉)

 してみて くださいね。

 


一歩先の“できた!”を育てる力

 「できない」を責めず、「もう少しできた」を見つけてほめる。その積み重ねが行動を育て、やがて大きな成果につながる。今日のテーマは“シェイピング”――小さな前進を見逃さない支援です。

【引用はじめ】

 営業の場合、その目的は、あくまで「売りを立てる」ことだ。だが、それだけを強化するのでは、「売りを立てる」ところまでなかなかたどりつけない人には、いつまでも強化の機会がめぐってこない。強化しなければ、行動は身につかない。だから、売りを立てるという最終目標は視野に入れつつも、今できることよりも一段レベルアップしたら好子を与える。そうやって徐々に最終目標へと近づけていくのがシェイピングである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.155)

【引用おわり】

 最終目標だけを見ず、今より一段上の行動に光を当てる。その繰り返しが、利用者も職員も成長する土台になります。「できた!」の瞬間を、チームで共有していきましょう。



2026年7月30日木曜日

【利用者向け1749】せかい の ちず を みる ひ

 今日は 令和8年7月30日 木曜日。

 きょう は ちず(地図) の ひ です。

 せかい の いろいろ な くに(国) や まち を みる と、「ここ に いって みたい な」 と ゆめ が ふくらみ ます。

 のぞみ の いえ でも、みんな で ちず を ひらいて、すき な くに を さがして みましょう。

 ちず を みる と、しらない こと が わかる(分かる) よう に なって、こころ が ワクワク します。

 きょう は ちず の たび に でかける ひ です。 



できるを増やしその積み重ねがシェイピング

 新しい行動は、いきなり完成しません。できるところから始めて、少しずつ強化していく。それが「シェイピング」。職員の支援も、利用者の成長も、同じ道筋で進みます。

【引用はじめ】

 シェイピングを使うと、新しいスキルを獲得させ、人の成長を加速させることができる。まず、シェイピングをする際に目指す最終目標となる目標行動を決める。例えば、「売り上げを立てる」などということになる。次に、今現在できる行動の中から、目標行動に一番近いものを選び、それを出発点の行動にするのである。

 目標と出発点が決まったら、シェイピングを開始する。まず出発点の行動を十分に強化する。それが確実にできるようになったら、細分化した次の課題を強化する。そして、次々に課題をクリアし、最終的な「売り上げを立つ」などの目標まで到達できるようにするのだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.154)

【引用おわり】

 目標を決め、今できる行動を出発点にする。一歩ずつ強化しながら、次の課題へ。その積み重ねが「できる」を増やし、人の成長を加速させる力になります。例えば、新入職員が利用者さんに対する挨拶が苦手だった場合次のようなシェイピングのやり方が考えられます。

 新しく入った職員Aさんは、利用者さんへのあいさつが少し苦手でした。そこで、リーダーは「目標行動=笑顔であいさつする」と決め、まずは「目を合わせて声を出す」ことを出発点にしました。 

 最初は「おはようございます」と言えたらすぐにほめる。次に「笑顔で言えたら」さらに強化。その後、「相手の名前を添える」まで段階を上げていきました。

 数週間後、Aさんは自然に笑顔であいさつできるようになり、利用者さんとの関係もぐっと近づきました。小さな成功を積み重ねることが、行動を育てる力になるのです。



 

2026年7月29日水曜日

【利用者向け1748】アナログゲームのひ

 今日は 令和8年7月29日 水曜日。

 きょう は 「アナログ ゲーム の ひ」 です。

 アナログ ゲーム と は、カード や すごろく など、て を つかって あそぶ ゲーム の こと です。

 みんな が だいすき な トランプ や オセロ も アナログ ゲーム です。

 みんな で あそぶ と、えがお が ふえます。

 まけても、つぎ が あります。

 かちまけ を たのしみながら、なかよく あそびましょう。 



できないをできるに変える ― シェイピングで行動を育てる

 新しい仕事に挑戦するとき、「やらなければ」と思っても動けないことがあります。そんなときに役立つのがシェイピング。少しずつ行動の形を作り、できることを増やしていく方法です。成長の第一歩を支える考え方です。

【引用はじめ】

 強化の原理とは、すでに存在する行動に対し、好子を随伴させることにより、その行動を増やしていくというものであった。しかし、仕事に関わる行動に限らず、やらなければならないと頭ではわかっていても、今現在はまったくできていない行動というものもある。新入社員にとっては、仕事は初めてのことの連続で、話には聞いていたとしても、実際は生まれて初めてやることになる行動だってある。そのような、今まで一度もしたことのない、あるいはやってみてもできなかった行動はどうやって身につけたらよいのだろうか?少しはできるのであれば、それを上手に強化して増やすことはできる。しかし、強化は行動の直後にするものだから、行動が始まらないことには、強化のしようがないのである。これまでできなかった行動を身につけるための方法、それがシェイピングである。シェイピングで、新しい行動を形作るのだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.153~p.154)

【引用おわり】

 強化は「できた行動」を伸ばす方法ですが、シェイピングは「まだできない行動」を育てる方法です。職員が新しい支援や業務に挑戦するとき、段階を踏んで形を作る意識が大切です。小さな成功を積み重ねていきましょう。



2026年7月28日火曜日

【利用者向け1747】きょうは 菜っ葉(なっぱ)のひ! げんきに たべよう

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月28日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう) は 菜っ葉(なっぱ) の日(ひ) です。

 キャベツ や ほうれんそう など、みどり の 野菜(やさい) を たべる ひ。

 なっぱ は 体(からだ) に ビタミン が いっぱい。

 あつい 夏(なつ) に まけない 力(ちから) を くれます。

 のぞみの家(いえ) でも お昼(ひる) に なっぱ の おかず が でたら、

「おいしいね!」 と 笑顔(えがお) に なりましょう。

 野菜(やさい) を たべて げんき に すごす いちにち に しましょう。

 


正しい行動を早く育てる― シェイピングで成長を加速する

  仕事で成果を出すには、正しい行動を早く身につけることが欠かせません。経験が少なくても成長を加速させる方法として「シェイピング」があります。行動の形を少しずつ整え、迷いを減らしながら確実に前へ進むための考え方です。

【引用はじめ】

 営業の目標は、製品を売ることだ。しかし、「売れる人」になるためには、通常、長い年月がかかる。それを大幅に短縮し、経験の少ない人でも早く「売れる人」になれるための工夫の一つが、シェイピングだ。

 シェイピングとは、形を作るという意味だ。これまで身についていない行動の形を作る上げるのがシェイピングと呼ばれる方法である。仕事というのは、最終的な目標に向かって膨大な努力と試行錯誤を繰り返す。もちろん、努力は重要であり、試行錯誤は貴重な学習経験となる。しかし、見当はずれな努力は報われない。報われなければ、努力するという行動そのものが弱化され「モチベーションやモラールが下がった」状態になる。また試行錯誤も程度問題であり、いつまでも錯誤していては時間がかかって仕方がない。昔のように時代の流れがゆっくりであればともかく、スピードが要求される現代に、のんびりとした成長は許されないだろう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.152~p.153)

【引用おわり】

 努力しても報われないやり方では、やる気が弱まり成長が遅くなります。シェイピングは、正しい行動を段階的に育て、無駄な試行錯誤を減らす方法です。職員一人ひとりが早く力を発揮できるよう、日々の支援や業務にも活かしていきたいものです。




2026年7月27日月曜日

【利用者向け1746】なつのうたの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月27日 月曜日(げつようび)。

  きょう は 「なつ の うた の 日」 です。

 みんな が だいすき な うた を うたって、こころ が ぽかぽか する 日 です。

 なつ の そら に、きれい な こえ が ひびく と、みんな の えがお が ふえます。

 のぞみ の 家(いえ) でも、すき な うた を えらんで、たのしく すごしましょう。



ルールを明確にすることが信頼を生む

 職員が安心して働ける環境には、行動の基準が欠かせません。「何をしたらどうなるか」を明確にすることで、評価も支援も公平になります。ルールは信頼の土台です。

【引用はじめ】

 パフォーマンス・マネジメントにおける鉄則④ 「ルールをはっきり規定せよ」

 何をどれだけしたら、どのように報われるのか。逆に、しなければどのような報いが待っているのか、その随伴性をはっきりさせておかなければならない。しかも、ビジネスパーソン相手にパフォーマンス・マネジメントをするときは、この随伴性を言葉で明示するほうがよいことは誰にでも思いつく。随伴性を言葉で明示したものは「ルール」と呼ぶ。

 行動分析学は赤ん坊や動物にも使えるものだ。しかし彼らには言葉が通じない。そのため彼らは、「ルール」を理解するために膨大な試行錯誤を経ることになる。だが人間の大人が相手なら、はじめからルールを明確に理解させておくほうが、はるかに効果的かつ効率的にその行動をマネジメントできることは明らかだ。

 しかし、実際の職場では、何をしたらどう報われるのかがはっきりしていないことのほうが圧倒的に多い。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.141)

【引用おわり】

 あいまいなルールは混乱を生みます。一人ひとりが納得できる形でルールを共有し、行動の結果が見える職場をつくりましょう。明確さがチームの力を高めます。