2026年7月6日月曜日

変比率強化スケジュール(VR)とは

  行動が強化されるタイミングが一定ではなく、予測できない――それが変比率強化スケジュール(VR:Variable Ratio)です。

 「いつ強化されるか分からない」状況が、かえって行動の持続を高めることがあります。支援現場でも、利用者の意欲を引き出すヒントになる考え方です。

【引用はじめ】

 強化スケジュールとは、連続して起こる行動のどれを強化するか、強化のタイミングと間隔を記述したものだ。その二つ目が「変比率強化スケジュール」である。

 変比率(Variable Ratio; VR )では、何回か行動すると好子が出現するものの、何回目の行動でそれが起こるかは一定していない。あるときは一回目で好子が得られるかもしれないし、またあるときは二〇回目にしてやっと好子が得られるというときもある。

 このスケジュールを使うと、非常に速いペースで行動がなされ、しかも強化後の休みもない。一定の速いスピードでがんがんやるわけだ。ギャンブルにはまるのはこのスケジュールで強化されるためだともいわれる。ギャンブルはやらないことには当たらない。しかし、何回目にあたるかはわからない。VRで強化されるから、やめられずのめり込む。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.115)

【引用おわり】

 変比率強化は、 “次こそ”という期待が行動を支える仕組みです。強化の間隔を少しずつ変えることで、自然なやる気や集中が生まれます。日々の支援でも、「たまにほめる」「思いがけないタイミングで認める」など、変化のある関わりが大切ですね。



2026年7月5日日曜日

【利用者向け1724】穴子の日

 今日は 令和8年7月5日 日曜日。

 きょうは「**あなご の ひ(穴子の日)**」です。  

 なつ(夏)に おいしく なる あなご を  もっと しって もらうために  

 つくられた きねんび(記念日)です。

 のぞみの家 でも 「すし が たべたいね」 「うなぎ に にてるよね」と 

 たのしい はなし が たくさん でるかもしれません。

 あなご は ふわふわ して やさしい あじ。  

 みんな で えがお(笑顔)に なれる たべもの ですね。





定比率強化スケジュール(FR)

 定比率強化スケジュール(FR)は、一定回数の行動が積み重なったときに強化が与えられる仕組みです。引用文で示された「強化スケジュールが行動のパターンを変える」という視点を、具体的な比率の設定という観点から考えていきます。

【引用はじめ】

 強化スケジュールとは、連続して起こる行動のどれを強化するか、強化のタイミングと間隔を記述したものだ。その一つが「定比率強化スケジュール」である。

 たとえば何かを10回やったら好子が出現する、というのは、FR10の強化スケジュールと呼ばれる。やればやるほど、強化は多くなる。このスケジュールで行動を強化すると、行動を始めると一定のペースで休まず行動するが、いったん好子が出現すると、しばらく行動を休むというパターンが現れる。一回の強化に必要な行動の回数が増えるほど、この休みは長くなる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.115)

【引用おわり】

  FRは「決められた回数の行動を達成すると強化される」ため、行動が安定して続きやすく、強化直前には行動が加速する特徴があります。引用文の示す通り、強化のタイミングをどう設計するかで、行動のリズムや持続性が大きく変化します。


2026年7月4日土曜日

【利用者向け1723】和服・洋服の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月4日 土曜日(どようび)。

 7月4日は 「和服(わふく)・洋服(ようふく)の日」。

 「7(わ)4(よ)」の 語呂合(ごろあ)わせから 生(う)まれた記念日(きねんび)で 和(わ)の

 装(よそお)いと 洋(よう)の装(よそお)い どちらも楽(たの)しもうという日です。

 和服(わふく)には 落(お)ち着(つ)きや 品(ひん)があり 洋服(ようふく)には 動(うご)き

 やすさや 自由(じゆう)さがあります。

 どちらも その人(ひと)らしさを 表(あらわ)す 大切(たいせつ)なスタイルですね。

 今日(きょう)は 自分(じぶん)に 似合(にあ)う服(ふく)を 思(おも)い 浮(う)かべながら

 気持(きも)ちも 整(ととの)えて 過(す)ごしましょう。 




四つの強化スケジュール

 行動を変えるには、強化の仕方を見直すことが大切です。すべてを褒めるのでも、何も言わないのでもなく、どの行動をどのタイミングで強化するか――その「強化スケジュール」が、職員の成長を左右します。

【引用はじめ】

 強化スケジュールとは、連続して起こる行動のどれを強化するか、強化のタイミングと間隔を記述したものだ。さまざまなスケジュールを実験した結果、強化スケジュールは、行動のパターンを変えるということが明らかになった。代表的な強化スケジュールには、次の四つがある。

①定比率強化スケジュール(FR) 定比率(Fixed Ratio; FR)とは、決められた回数の行動をした直後に好子が出現する強化スケジュールだ。

②変比率強化スケジュール(VR) 変比率(Variable Ratio; VR)では、何回か行動すると好子が出現するものの、何回目の行動でそれが起こるかは一定していない。

③定時隔強化スケジュール(FI) 定時隔(Fixed Interval; FI)強化スケジュールでは、前回の好子の出現から、一定時間が経過したあとの最初の行動の直後に、好子が出現する。

④変時隔強化スケジュール(VI) 変時隔(Viriable Interval; VI)強化スケジュールでは、好子出現の準備状態に入るための経過時間が一定ではない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.115~P.116)

【引用おわり】

 強化のリズムを意識することで、行動のパターンが自然に変わります。日々の声かけや評価のタイミングを整えることが、チームの安定と前向きな職場づくりにつながります。



2026年7月3日金曜日

【利用者向け1722】波の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月3日 金曜日(きんようび)。

  7月3日は 「波(なみ)の日」。

 「7(な)3(み)」の 語呂合(ごろあ)わせから 生(う)まれた記念日(きねんび)で

 海(うみ)の波(なみ)や 水(みず)のゆらぎを 楽(たの)しむ日とされています。

 波(なみ)は ゆっくり寄(よ)せては返(かえ)し 同(おな)じように 見(み)えて 少(すこ)し

 ずつ 形(かたち)が 違(ちが)います。

 人(ひと)の気持(きも)ちも 毎日(まいにち) 同(おな)じではなく、ゆらぎながら

 進(すす)んでいくところが 波(なみ)に 似(に)ていますね。

 今日(きょう)は 海(うみ)の 写真(しゃしん)を 眺(なが)めたり 波(なみ)の音(おと)を

 思(おも)い 出(だ)したりして 心(こころ)をゆったり整(ととの)えるといいですね。



強化スケジュールは行動のパターンを変える

 行動を強化するタイミングや間隔には法則があります。強化スケジュールを意識することで、部下の行動パターンは変化し、組織の動きにもリズムが生まれます。日々の声かけが行動を形づくります。

【引用はじめ】

 すべての行動を100パーセント強化することを、連続強化という。一方、まったく強化しない(0パーセント)のは消去だ。部下に対する強化は、100パーセントと0パーセントの中間になる。このように、ある程度の割合の行動が強化されることを、部分強化という。行動の一部分が強化されるという意味だ。

 それでは、部分強化されるとき、行動はどうなるのか? これを説明する鍵が、強化スケジュールといわれる概念である。強化スケジュールとは、強化のスケジュール、つまり、連続して起こる行動のどれを強化するか、強化のタイミングと間隔を記述したものだ。さまざまなスケジュールを実験した結果、強化スケジュールは、行動のパターンを変えるということが明らかになった。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.114~P.115)

【引用おわり】

 強化スケジュールは、単なる理論ではなく現場の実践に直結します。どの行動を、いつ、どのように強化するかを考えることが、職員の成長とチームの安定につながります。継続的な観察が鍵です。

 


2026年7月2日木曜日

【利用者向け1721】今日は「たわしの日」です

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月2日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は ちょっとおもしろい記念日(きねんび) 「たわしの日」です。

 昔(むかし)からある 茶色(ちゃいろ)い “亀(かめ)の子(こ)たわし”が 今(いま)から100年

 以上(いじょう)前(まえ)の 7月2日に 誕生(たんじょう)したことから この日が

 記念日(きねんび)になりました。

 たわしは お皿(さら)を 洗(あらた)ったり お掃除(そうじ)をしたり 毎日(まいにち)の

 生活(せいかつ)を 助(たす)けてくれる 道具(どうぐ)です。

 のぞみの家(いえ)でも みんなで作業(さぎょう)をするときに 道具(どうぐ)を

 大切(たいせつ)に 使(つか)っていますね。

 道具(どうぐ)を ていねいに使(つか)うと 気持(きも)ちもスッキリして 作業(さぎょう)が

 はかどります。



  

望ましい行動を100パーセント強化することはできない

 私たちは日々、利用者や同僚の「良い行動」を見つけて声をかけたり、評価したりしながら支援や業務を進めています。しかし、どれほど丁寧に関わろうとしても、すべての望ましい行動を見逃さずに強化することは現実的には不可能です。行動分析学では、この“強化の限界”を前提にしながら、組織の行動をどう育てていくかを考えます。今回は、100パーセント強化できないという当たり前の事実を、マネジメントの視点から捉え直してみます。

【引用はじめ】

 部下の日々の小さな課題解決の直後に褒めることを繰り返すと、課題達成の頻度が増す。しかし、課長がどんなに気をつけても、全ての部下に常に気を配り、小さな解決も見逃すことなく必ず強化することは現実的に難しいだろう。つまり、部下のすべての望ましい行動を100パーセント強化することは実際にはありえない。100パーセント強化できないということは、一部の望ましい行動は見逃される。つまり消去されるということだ。消去されれば、行動はしなくなる。かといって、課長は、100パーセント消去しているわけではないから、部下の課題達成がなくなることは考えられない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.114)

【引用おわり】

  望ましい行動をすべて強化することはできない――これは管理職だけでなく、支援者全員に共通する現実です。しかし、だからといって行動が消えてしまうわけではありません。大切なのは、「強化できる場面を確実に拾うこと」と「強化の質を高めること」。完璧を目指すのではなく、限られた場面を意図的に活かすことで、行動は十分に育ちます。私たちができるのは、100パーセントではなくても“意味のある強化”を積み重ねること。その積み重ねこそが、組織の成長と職員の力を支える土台になります。



2026年7月1日水曜日

【利用者向け1720】井村屋あずきバーの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年7月1日 水曜日(すいようび)。

 7月1日は、井村屋(いむらや)さんが 「あずきバー」を発売(はつばい)した日を

 記念(きねん)して 作(つく)られた日です。

 昔(むかし)から 変(か)わらない 味(あじ)で 夏(なつ)になると 食(た)べたくなる

 人(ひと)も 多(おお)いですよね。

 あずきのやさしい甘(あま)さは どこか 懐(なつ)かしくて ほっとします。

 暑(あつ)い日は 冷(つめ)たいものを 少(すこ)しだけ 楽(たの)しむのも 良(い)いですね。

 水分(すいぶん)を しっかりとって ゆっくり過(す)ごしましょう。



行動の直後六十秒以内が勝負

 支援の現場では、「褒めるタイミング」「叱るタイミング」が成果を左右します。

 今日ご紹介する“六十秒ルール”は、行動分析学の基本でありながら、日々の関わりにすぐ活かせる実践知です。利用者さんの行動を見届けたその瞬間――その場で声をかけることが、行動変容の第一歩になります。

【引用はじめ】

 行動を変えるには、強化にせよ、弱化にせよ、行動の直後六十秒以内が勝負だ。相手が行動してから六十秒以内に褒めたり叱ったりしなければ、十分な強化や弱化の効果は得られない。だから、褒めることも叱ることも、ためらってはいけない。褒める・感謝する・叱る・怒る、これらはすべてタイミングの良さ、テンポの速さが相手を変えるための鍵を握る。あとで「あのときはよくやったね」と言うよりは、ともかくその場で喜ぶほうが相手の行動を変えるには役に立つ。その場で叱らずに、あとで「あれはよくないよ」などと言うよりは、その場で叱るほうが、相手の悪い行動を弱化するには役に立つ。だから、褒めることで相手の行動を変える場合、目指す行動が起こったのを見届けたら、間髪入れずに褒めることを心がけなければならない。

● 六十秒ルール=行動を強化や弱化するときは、行動の直後六十秒以内が勝負である

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.113)

【引用おわり】

  行動を変えるのは「言葉の内容」よりも「タイミング」。良い行動を見たら、間髪入れずに褒める。困った行動には、その場で静かに伝える。この“六十秒”を意識するだけで、支援の質もチームの雰囲気も変わります。



2026年6月30日火曜日

【利用者向け1719】6月30日「ハーフタイムデー」

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月30日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 一年(いちねん)のちょうどまんなか 「ハーフタイムデー」と呼(よ)ばれる日

 です。

 一年(いちねん)を 前半(ぜんはん)・後半(こうはん)に 分(わ)けると 今日(きょう)が

 ちょうど折(お)り返(かえ)し 地点(ちてん)になります。

 前半(ぜんはん)の 半年(はんとし) みなさんはどんなことがありましたか。

 「こんなことができたよ」 「あれが楽(たの)しかったな」など 少(すこ)し 振(ふ)り

 返(かえ)ってみると 思(おも)い出(で)が いろいろ出(で)てきます。

 明日(あす)からは 後半(こうはん)の 半年(はんとし)が スタートします。

 「こんなことをしてみたい」 「これを楽(たの)しみにしている」など ちょっとした

 目標(もくひょう)や 楽(たの)しみを 考(かんが)えてみるのも 良(い)いですね。



人ではなく行動を褒める

 支援の中で「褒める」ことは大切ですが、何を褒めるかがもっと大切です。行動分析の視点から、相手の行動をどう見て、どう強化するかを考えてみましょう。  

【引用はじめ】

 強化とはあくまで、行動を強化することである。行動の直後に好子を出現させたり、嫌子を消失することである。単に、好子を出現させるだけでは強化にならない。単に、褒め言葉や励ましの言葉をかけるだけでは強化とは言わない。何らかの行動をした直後に、褒めたり、励ましたりするのでなければ、相手の行動を変えることはできないのである。随伴性は人を変えるのではなく、行動を変える。だから、人ではなく、行動を褒めねばならない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.112)

【引用おわり】

 人を変えるのではなく、行動を変える。その視点が支援の質を高めます。行動の直後に認めることで、職員も利用者も前向きな変化を積み重ねていけます。




2026年6月29日月曜日

【利用者向け1718】佃煮の日

 今日は 令和8年6月29日 月曜日。

 今日(きょう)は 「佃煮(つくだ)に の日」です。

 佃煮(つくだに)は 昔(むかし)から  みんなに 親(した)しまれてきた 日本(にほん)の

 おいしい 食(た)べものです。

 ごはんに のせると かおりが 広(ひろ)がって 心(こころ)も ほっと しますね。

 みなさんは、どんな佃煮(つくだ)にが すきですか。

 のりの佃煮(つくだに) こんぶ しいたけ…… 好(す)きな 味(あじ)を 

 おしえてください。



行動の問題は具体的に焦点化しないと

 褒めることは大切ですが、何を褒めるかがもっと大切です。抽象的な「頑張り」ではなく、行動のどの部分が良かったのかを具体的に見つけることで、職員の成長を確かなものにできます。

【引用はじめ】

 褒めることを好子に使ったマネジメントができるようにしたい。しかし、現状にはほど遠い。その理由は、褒め方が、望ましい行動の強化につながっていないのだ。ただ褒めることが重要だと漠然と考えているだけで、部下の何を褒めるのかという対象(ターゲット)を明確に認識していなかった。

 部下の何を褒めようとしているのかと、聞くと、「頑張り」、さらに「良い仕事をすること」、「努力、成果」と言い、「何かヤマを乗り越えること」と言う。

 行動の問題を考えるときは、「頑張り」「努力」「良い仕事をする」という抽象的な言い方ではなく、できるだけ具体的に考えることが重要である。

 ● 行動の問題を考えるときは対象を具体的に考えよ

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.111~p.112)

【引用おわり】

 行動を具体的に捉えることで、褒める言葉が力を持ちます。小さな行動の積み重ねを見逃さず、具体的に伝えることが、職場の雰囲気を前向きに変える第一歩になります。



2026年6月28日日曜日

【利用者向け1717】

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月28日 日曜日(にちようび)。

  今日(きょう)は「パフェの日」です。

 パフェは、アイスクリームやフルーツ クリームが入(はい)った 見(み)た目(め)も

 楽(たの)しいデザートです。

 色(いろ)とりどりで 見(み)ているだけでも ワクワクしますね。

「パフェの日」は、むかし 野球(やきゅう)で“ かんぜん試合(しあて)(パーフェクトゲーム)”

 が行(おこな)われたことが きっかけでできた 記念日(きねんび)です。

 “パフェ”と“パーフェクト”が つながっているんですね。

 みなさんは どんなパフェが 好(す)きですか。

 いちごのパフェ チョコレートのパフェ メロンのパフェなど、いろいろな種類(しゅるい)が

 あります。

 思(おも)い出(で)の パフェや 食(た)べてみたい パフェを 話(はな)してみましょう。

 今日(きょう)も、あまくて 楽(たの)しい 気持(きもち)ちで 過(す)ごせますように。



連続強化・部分強化そして消去抵抗

 新しい行動を育てる時と、身についた行動を続けてもらう時では、強化の仕方が変わります。引用文を通して、連続強化と部分強化の違いが、支援の質にどう影響するかを考えてみましょう。

【引用はじめ】

 毎回褒めることを連続強化、時々褒めることを部分強化という。何か新しい行動をさせたいときには、連続強化のほうが早く行動が身につく。一方、一度身についた行動を維持させたいときには、部分強化のほうが消去抵抗は強い。消去抵抗というのは、褒められなくてもよい仕事を続けるということだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.109)

【引用おわり】

  強化の工夫は、行動の定着や消去抵抗に大きく関わります。褒め方の選び方ひとつで、利用者さんの挑戦や継続が変わります。日々の支援の中で、行動を育てる視点を大切にしていきましょう。



2026年6月27日土曜日

【利用者向け1716】ちらし寿司の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月27日 土曜日(どようび)。

  今日(きょう)は「ちらし寿司(ずし)の日」です。

 ちらし寿司(ずし)は 色(いろ)とりどりの具(ぐ)がのった 見(み)た目(め)も 楽(たの)しい

 日本(にほん)の料理(りょうり)です。

 お祝(いわ)いごとや みんなで集(あつ)まる日(ひ)に 食(た)べることが多(おお)く

 昔(むかし)から 親(した)しまれてきました。

 具材(ぐざい)には えびやれんこんなど 「めでたい」意味(いみ)を持(も)つものが

 使(つか)われることもあります。

 みなさんの好(す)きな具(ぐ)は 何(なん)でしょうか。

 今日(きょう)は 食(た)べ物(もの)の 話(はなし)をしながら ゆっくり 楽(たの)しい

 時間(じかん)を 過(す)ごしましょう。



六十秒ルールとは

 行動を伸ばすには、褒めるタイミングが命です。六十秒ルールとは、行動直後のわずかな時間内に強化すること。すぐに認めることで、良い行動が確実に定着します。

 【引用はじめ】

 好子の提示というのは、基本的には行動の直後にしないと、ほとんど意味がない。六十秒ルールのもとで機能するという考え方だ。行動の強化は、行動が起きたあと、六十秒以内に行わないといけないことである。強化は、早ければ早いほどいい。強化は、時間がたつにつれて急速に効果が薄れる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.105)

【引用おわり】

 褒め言葉は早ければ早いほど効果的です。六十秒以内の承認が、行動と気持ちを結びつけます。タイミングを逃さず、即時の強化で職員も利用者も前向きな循環をつくりましょう。


 

2026年6月26日金曜日

【利用者向け1715】露天風呂の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月26日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「露天風呂(ろてんぶろ)の日」です。

 毎月(まいつき)26日は 「風呂(ふろ)の日」でもあります。

 お風呂(ふろ)は 体(からだ)を きれいにするだけでなく、心(こころ)をほぐす時間(じかん)

 でもあります。

 ゆったり湯気(ゆげ)に 包(つつ)まれるように 今日(きょう)も 穏(おだ)やかな

 気持(きも)ちで 過(す)ごしましょう。

 


褒めるタイミングが大事

 行動を伸ばすには、内容だけでなく“いつ褒めるか”が大切です。適切なタイミングでの承認は、職員の意欲や利用者さんの安心感を大きく支えます。引用文とともに、そのポイントを考えてみましょう。

 【引用はじめ】

 褒めるにも、褒め方というものがある。だから、褒めても手ごたえがなかったり、せっかく褒めても効果がなかったりしてしまう。褒めるタイミングが大事だ。それに関連した強化のスケジュールという考え方がある。好子が一定時間ごとに出現するスケジュールを、定時スケジュールという。変時スケジュールは、好子がある時間経過したあとに自動的に出てくるもので、その時間は不定期だ。いろんなときに、ふとしたタイミングで好子が出てくるのである。

 好子の提示というのは、基本的には行動の直後にしないと、ほとんど意味がない。六十秒のルールのもとで機能するという考え方だ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.102~p.104)

【引用おわり】

 褒めるタイミングを意識することで、行動はより定着し、職場の雰囲気も前向きになります。小さな変化を見逃さず、すぐに言葉で伝えることが、支援の質とチームの力を高める第一歩になります。



2026年6月25日木曜日

【利用者向け1714】住まいを大切にする日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月25日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「住宅(じゅうたく)デー」 です。

 住(す)まいは わたしたちが 安心(あんしん)して 暮(く)らす 場所(ばしょ)です。

 大工(だいく)さんや 職人(しょくにん)さんが 心(こころ)を こめて 作(つく)った

 お家(うち)には温(ぬく)もりと 優(やさ)しさが つまっています。

 のぞみの家(いえ)も みんなが 安心(あんしん)して 過(す)ごせる 住(す)まいです。




学習性の無気力

 日々の支援の中で、「声をかけても反応が薄い」「挑戦しようとしない」場面に出会うことがあります。実はその背景に“学習性無気力”が潜んでいることがあります。まずはその仕組みを知ることから始めましょう。

【引用はじめ】

 動物は、嫌子から逃れられない状況に置かれると、次第に活動性を失うとともに、別の場面においても、新しい課題の学習が困難になる。

 オーバーマイヤーとセリグマンという心理学者たちは、イヌを使って次のような実験をした。イヌを二つのグループに分け、第一グループには、拘束した状態で強い電気ショックを与え、自力では電気ショックを止める術がないという経験をさせる。第二グループは、足でパネルを押すと電気ショックを終了できる状況に置く。つまり、嫌子消失の強化によって電気ショックから逃れられるという経験をさせる。このような経験をさせた後、両方のグループのイヌに、予告信号が鳴ったら、壁を飛び越せば電気ショックを回避できるという新しい学習をさせる。

 その結果、前段階において電気ショックを回避できなかった第一グループの犬たちは、電気ショック逃れる方法を学べなかったのである。オーバーマイヤーとセリグマンはこの現象を、学習性の無気力または学習性の絶望と名づけた。逃れることができない嫌子を与えられ続けると、①新しい学習をしようという動機づけの低下、②新しい課題は対処可能であるという理解の阻害、③慢性的な不安と無気力、という症状が現れる。はじめはイヌで発見された学習性の無気力は、その後、ラットやネコから人間において確認されている。


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.98)

【引用おわり】

  学習性無気力は、環境と経験によって変化します。私たちの関わり方が変われば、利用者さんの行動も再び動き出します。小さな成功を積み重ね、できる実感を育てる支援を職場全体で大切にしていきたいものです。

2026年6月24日水曜日

【利用者向け1713】ドレミの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月24日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は「ドレミの日」🎵

 むかし、音楽(おんがく)の 先生(せんせい)が 歌(うた)を 教(おし)えるときに

 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」という 音(おと)の 並(なら)びを 考(かんが)えた

 ことが始(はじ)まりだそうです。

 のぞみの家(いえ)でも 好(す)きな歌(うた)を 思(おも)い出(だ)したり ちょっと

 口(くち)ずさんでみたりして 楽(たの)しい 一日(いちにち)にしましょう。 



職員の“再生力”を守るという視点 ― 行動が続く職場づくりへ

 私たちの支援の質は、日々の小さな判断や声かけ、そして職員一人ひとりの“元気”に支えられています。しかし、忙しさや責任感が積み重なると、気づかないうちに「続ける力」や「立ち直る力」が削られてしまうことがあります。

 行動分析学では、行動が続くためには再生力(レジリエンス)を保つ環境づくりが欠かせないとされています。

 今回の引用文は、その大切な視点を改めて思い出させてくれる内容です。

 【引用はじめ】

 人の行動は変えられるが、そのチャンスには期限がある。あまりにも長く弱化と消去を続けられた人や組織には、もう再生力すらなくなってしまう。だから開発部の部長をやめさせることも一つの手立てといっていい。そのままでは、開発部を活性化する時機を逸してしまう。一刻も早く復帰と自発的回復を招くためには、荒っぽくてもこうすることもあり得る。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.97)

【引用おわり】

 引用文が示すように、行動を変える・伸ばすためには、まず人が元気でいられる条件を整えることが前提になります。叱責や過度な負荷は、一時的に行動を変えるように見えても、長期的には再生力を奪い、組織全体の活力を弱めてしまいます。

 のぞみの家では、「小さな成功を見つけて共有する」「失敗を責めず、次の一歩を一緒に考える」「職員同士が支え合える空気をつくる」

 こうした“再生力を守る文化”を、これからも大切にしていきたいと思います。職員一人ひとりが安心して挑戦できる環境こそ、利用者さんへのより良い支援につながります。

2026年6月23日火曜日

【利用者向け1712】乳酸菌の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月23日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は「乳酸菌(にゅうさんきん)の日」です。

 「23(にゅうさん)」の語呂合(ごろあ)わせから、毎月(まいつき)23日は

 乳酸菌(にゅうさんきん)の日。

 ヨーグルトや漬物(つけもの)など、体(からだ)に やさしい食(た)べ物(もの)を

 思(おも)い出(だ)してみましょう。

 毎日(まいにち)の 食事(しょくじ)が 元気(げんき)のもとです。

 のぞみの家(いえ)でも、笑顔(えがお)で「いただきます!」を言(い)える一日(いちにち)に。



 

  

自発的回復も限度あり

 いくら弱化されても復帰することもある。消去があっても自発的回復もある。しかし、長く続けば、その効果はなくなって自発的回復もなくなる。

【引用はじめ】

 開発しても、その報告をしても、褒められることも関心を示されることもない。これは消去の手続きだ。しかし、そんな毎日を過ごしていても、人は時にまた頑張ろうと奮起して一時的に行動を起こす。これが自発的回復だ。自発的回復が起きたときに、すかさずその行動を強化すれば、行動は再び増加する。けれど、それをせずに、ひたすら消去が長い間続いてしまうと、人はもう行動を起こさなくなる。自発的回復の力が失せてしまうのだ。

自発的回復=消去によってしなくなった行動が、一時的にまた起こるようになること。消去を続けていくにつれて自発的回復はなくなる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.96~p.97)

【引用おわり】

 行動が消去されれば、その行動は起こらなくなる。しかし、一時的に消去されていた行動が再度復活する。それでもやはりそれは長続きしない。 

2026年6月22日月曜日

【利用者向け1711】ボウリングの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月22日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は ボウリングの日(日本(にほん)ボウリング場(じょう)協会(きょうかい)が

 制定(せいてい))です。

 1861年に 日本(にほん)で 初(はじ)めて ボウリングが 紹介(しょうかい)された日です。

 「体(からだ)を動(うご)かす」 「仲間(なかま)と楽(たの)しむ」テーマに ぴったりです。

 みんなで 力(ちから)を 合(あ)わせて ピンを倒(たお)すように 協力(きょうりょく)して

 楽(たの)しい時間(じかん)を 過(す)ごしましょう。

 のぞみの家でも、笑顔(えがお)の ストライクを 目指(めざ)して! 



弱化の随伴性を中止するとどうなる?

 部員の適切な行動を強化できない上司だったら、組織運営に支障をきたす。問題を生ずるばかりとするならば、上司の異動を図るべきである。

【引用はじめ】

 開発部の部長としての洞察力がないと、正しい方向に開発が進んだかどうか明確に判断ができないし、ある程度的を射た示唆を与えることもできない。そうした部長は部員に対して、弱化や消去しかできない。それよりは、部長は外すほうがいい。部員の行動の復帰を図るためである。

復帰=これまで弱化されていた行動に対して、弱化の随伴性を中止すると行動は増加する。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94~p.95)

【引用おわり】 

 部員の望ましい行動が上司によって、弱化や消去されてばかりだとすれば、上司の異動を図ったほうがいい。それによって、部員の行動が元どおりになる可能性が高くなるからだ。



2026年6月21日日曜日

【利用者向け1710】日本代表4対0でナイジェリアから勝利

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月21日 日曜日(にちようび)。

 サッカーのワールドカップで 日本代表(にほんだいひょう)が ナイジェリアに

 4対(たい)0で 勝(か)ちました!

 たくさんの選手(せんしゅ)が 力(ちから)を 合(あ)わせて 見事(みごと)な 試合(しあい)を

 見(み)せてくれました。

 ゴールが決(き)まるたびに スタジアムも テレビの前(まえ)も 大(おおきな)きな

 拍手(はくしゅ)と歓声(かんせい)でいっぱいになりました。

 この勝利(しょうり)は、選手(せんしゅ)たちが 毎日(まいにち) 練習(れんしゅう)を

 重()かさねてきた 努力(どりょく)の 結果(けっか)です。

 「仲間(なかま)を 信(しん)じて 最後(さいご)まで あきらめない」その気持(きも)ちが

 勝利(しょうり)につながりました。

 


職場の沈滞した雰囲気を変える

 職場の雰囲気を変えたい。沈滞した雰囲気で困っている。どうすればいいか。部員の望ましい行動が強化されることなく、弱化や消去されているためだ。望ましい行動を強化すればいい。

【引用はじめ】

 会社の開発部の問題は、職場の雰囲気が沈滞していることだ。しかし、沈滞した雰囲気というのは行動ではない。沈滞した雰囲気を打開、活性化するために必要なのは、開発部における社員の適切な行動を増やすことである。したがって、まず考えられる基本的戦術は、部員の行動を弱化や消去することではなく、望ましい行動を適切に強化することだ。

 具体的には、①開発が少しでも進んだら部員を褒める、②普段においても部員が活動していたら関心を示す(質問するなど)、③部員の試行錯誤に対して自分なりの示唆をしてみる、などである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】

 開発部では、望ましい行動が強化されてない。部員が適切な開発をしても強化されない。部員に対して質問したりして関心を示すことがない。部員の試行錯誤の苦労について、助言することもない。こうした積極的な対応や無関心が、沈滞した雰囲気を生み出しているのである。

 

要素内容表現イメージ
部長・リーダーの言動無関心・否定的・指示のみ表情が硬く、職員が距離を取る
職員の反応発言が減る・笑顔が消える会話の吹き出しが小さくなる
環境要因意見が通らない・成果が見えない書類や掲示板が空白気味
結果活動が停滞・協力が減る全体が灰色トーンで静かな雰囲気
改善の芽「声かけ」「共感」「小さな成功体験」一部に淡い光や色が戻る

2026年6月20日土曜日

【利用者向け1709】健康に感謝する日(毎月20日)

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月20日 土曜日(どようび)。

 毎月(まいつき)20日は 「健康(けんこう)に感謝(かんしゃ)する日」です。

 朝(あさ)の体操(たいそう)や 散歩(さんぽ)で 体(からだ)を 動(うご)かして

 「今日(きょう)も 元気(げんき)に 過(す)ごせること」に ありがとうを

 伝(つた)えましょう。

 笑顔(えがお)が いちばんの 健康(けんこう)のしるしです。


  

行動を左右する概念

 行動分析学においては、行動が増えたり、減ったりするのは「随伴性」という概念を用いる。

 【引用はじめ】

 人の行動を左右する随伴性には、強化、弱化の二種類しかない。また、強化の随伴性をとりやめる(随伴性が存在しない)消去も、問題行動の収束に有効である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.95)

【引用おわり】

 随伴性というのは、行動の直後の環境の変化をいう。行動が増えるのが強化、減るのが弱化である。環境の変化がしないのが消去である。

 


2026年6月19日金曜日

【利用者向け1708】プラスチックごみ削減の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月19日 金曜日(きんようび)。

 毎月(まいつき)19日は 「プラスチックごみの削減(さくげん)の日」です。

 資源回収(しげんかいしゅう)にも みんなで 協力(きょうりょく)しています。

 マイバックを使(つか)ったり ペットボトルを 分別(ぶべつ)するなども やってます。

 小(ちい)さな 行動(こうどう)が 地球(ちきゅう)を守(まも)る力(ちから)に なります。

 みんなでできるエコを やり続(つづ)けましょう。



  

  

トリアージの選別

 トリアージとは、災害医療現場で用いられる概念である。緊迫する多数の死傷者がいる現場において、救命行為が実施される。できるだけ多くの命を救うために、今ある最大限の救命措置が行えるようにするやり方といっていい。 

 【引用はじめ】

 トリアージの選別は、カテゴリー0からⅢの四段階で行われ、傷病者の右手首には、四段階に対応した四色のタグのいずれかがつけられ、医師の治療を待つ。治療の優先度は、カテゴリーⅠ(生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの)、カテゴリーⅡ(今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの)、カテゴリーⅢ(救急での搬送の必要がない軽症な者)、カテゴリー0(死亡、もしくは救命に現況以上の救命機材・人員を必要として救命不可能な者)である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】

 トリアージにおいては、助けなければならない死傷者の選別といった決断がなされることになる。重い決断である。それも瞬時に行う必要がある。命にかかわることで間違いがあってはならない。難しい決断を多くの傷病者に対して行うのだ。



2026年6月18日木曜日

【利用者向け1707】おにぎりの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月18日 木曜日(もくようび)。

  今日(きょう)は「おにぎりの日」🍙

 手(て)のひらで にぎるおにぎりには、作(つく)る人(ひと)の思(おも)いや 優(やさ)しさが

 詰(つ)まっています。

 おにぎりつくったことありますか。

 好(す)きな具材(ぐざい)をいれて おにぎりづくりなんて 楽(たの)しいですね。

 ごはんの香(かお)りと笑顔(えがお)が つまったとてもすてきな おにぎりになります。

 なぜ 今日(きょう)が 「おにぎりの日」か。

 石川県(いしかわけん)鹿西町(ろくせいまち)の 遺跡(いせき)から 日本最古(にほんさいこ)の

 おにぎりの化石(かせき)が 発見(はっけん)されました。

 1987年の 出来事(できごと)です。

 6月18日というのは 鹿西(ろくせい)の ろくと 18日が 「米食(べいしょく)の日」に

 合(あ)わせたのです。




トリアージ

  物事を成し遂げる上で、時間や能力という制限がある中で対応せざるを得ない。そのためには、優先順が大事になる。特に、緊急な状況においては、何を最優先しなければならないかを瞬時に判断することは重要だ。災害医療現場では、生命にかかわることであるから「トリアージ」という概念は何にも増して大事だ。 

 【引用はじめ】

 災害医療の分野にトリアージという用語がある。

 人材や資源に制約のある大事故や大規模災害の場面では、まず、どの傷病者から治療すべきか瞬時の判断が要求される。

 トリアージとは、最大の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性の観点で選別し、治療の優先度を決定することをいう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)

【引用おわり】



2026年6月17日水曜日

【利用者向け1706】砂漠化と闘う日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月17日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「砂漠化(さばくか)と 闘(たたか)う日」。

 水(みず)や 緑(みどり)を 大切(たいせつ)にする 気持(きも)ちは 地球(ちきゅう)も

 心(こころ)も 元気(げんき)にします。

 のぞみの家(いえ)でも、花(はな)に 水(みず)をあげたり、まわりをきれいにしたりして

 やさしい行動(こうどう)を 広(ひろ)げましょう。

 


行動とは「死人にはできない活動」

  行動は通常身体活動のみ想像するが、行動分析学では言語活動などを含む高次の認知活動も行動として把握する。行動は「死人にできない活動」として定義するのである。

 【引用はじめ】

 行動分析学というのは、行動を分析する科学だから、研究対象は行動である。行動というと、たいていの人は、歩く、食べるなどの、目に見える身体の動きを想像し、考える、話す、記憶するといった、高次な認知活動も、同じように行動であることには思い至らない。しかし、行動の定義は「死人にはできない活動」であるから、認知活動もまた立派に行動である。行動分析学では、言葉を話すことを言語行動と明確に定義し、重要な研究対象にしている。人間の言語行動の分析と改善は、重要なテーマなのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.93)

【引用おわり】

 行動分析学では、言語も行動として捉え、その分析にも注力して、成果を上げている。発達障害のある児童の言語指導などにも応用されている。



2026年6月16日火曜日

【利用者向け1705】和菓子の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月16日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は「和菓子(わがし)の日」。

 おまんじゅうや どら焼(や)きを 食(た)べると、なんだか心(こころ)がほっとしますね。

 甘(あま)い 時間(じかん)を みんなで分(わ)け合(あ)って、笑顔(えがお)の輪(わ)を

 広(ひろ)げましょう。



なぜ職場が不活発になるのか

 上司の態度しだいで組織の雰囲気が大きく変わる。部下への対応が批判的だ。結果を認めようとしない。それでは、部下も意欲をそがれる。頑張っていることを少しでも肯定してもらえなければ、部下もやる気をなくすのは当然である。

 【引用はじめ】

 会社の開発部などにおいて、ワイワイガイガイとアイデアをぶつけ合うような創造的な雰囲気ではなく、淡々とした諦めムードに包まれている。その主な原因を作っているのが、部長だ。

 会議では各人が進捗報告する。開発主任が開発テーマに基づいて負荷テストでよい結果が出始めたという言うと、それに対する部長の第一声は、「ふうん」の一言である。せっかくよい結果が出たと報告してきたのだから、「よかったね」くらい言っても良さそうなものを、「ふうん」で片付けてしまっては、よい報告をするという部下の行動を消去することになる。しかも返す力で「負荷テストは、それで完了なの?」と追及する。それに対して開発主任が「………いえ、まだ八割というところです」と答えると、部長は「なんだ。それじゃ、まだまだだな」と否定的なコメントで締めくくる。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.91~p.92)

【引用おわり】

 開発部門は、物事が順調に進展するわけでない。それでも、努力を認められてこそ次につなげられるようにするものだ。消去や弱化ばかりでは、やる気が出ない。何かを生み出す行動が妨げられる。職場の雰囲気に影を落とす結果になってしまうのだ。



2026年6月15日月曜日

【利用者向け1704】日本・オランダ戦引き分け

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月15日 月曜日(げつようび)。

 ワールドカップサッカーで 日本代表(にほんだいひょう)は オランダと 熱戦(ねっせん)

 を繰(く)り広(ひろ)げました。

 2対(たい)2の 引(ひ)き分(わ)け。

 最後(さいご)まで 諦(あきら)めないプレーに 皆(みな)さんも 拍手(はくしゅ)

 喝采(かっさい)でした。

 よく最後(さいご) 得点(とくてん)して 追(お)いつくことができました。


 

リーダーは明るく受け答えするのがいい

 リーダーは、部下に適切な場面で笑顔と感謝の意を尽くした受け答えをすると、明るい組織づくりができる。その努力を繰り返すことがリーダーの役目の一つだ。 

 【引用はじめ】

 笑顔と感謝は非常に優れた好子だ。なぜなら、いつでも、どこでも、行動のまさに直後に与えることができるからだ。ためらいながら部下はリーダーのところに相談に行くと、リーダーは目が合った瞬間に笑顔を見せてくれる。さらに、明るい声で感謝の言葉をかけてくれる。リーダーは相手のどのような行動を引き出すことが重要かを考え、それを自然な好子で強化していくことを何より考えなければならない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.91)

【引用おわり】



2026年6月14日日曜日

【利用者向け1703】ありがとうを伝える日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月14日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 特別(とくべつ)な 記念日(きねんび)では ありません。

 でも 毎日(まいにち)の 中(なか)に “ありがとう”を 見つける日に しましょう。

 一緒(いっしょ)に 働(はたら)く仲間(なかま) 手伝(てつだ)ってくれる人(ひと)

 笑顔(えがお)をくれる人(ひと)に 「ありがとう」を 伝(つた)えてみましょう。

 その一言(ひとこと)が、みんなの心(こころ)を あたたかくします。



 

優れたリーダーは笑顔を効果的に使う

 リーダーは、部下などに適切に対応する必要がある。報告・連絡・相談があったら、笑顔と感謝で応えると効果がある。それが自然に出るようにするのだ。

 【引用はじめ】

 優れたリーダーは、笑顔と感謝を効果的に使う。そして、いつでもそれができるよう、笑顔と感謝の練習を日常から怠らない。自分の機嫌が良いときだけ笑顔になれるというのでは、人の上に立つものとしては失格だ。「それでは演技ではないか」と思うかもしれない。確かに意識的に行うという点では演技だとともいえる。しかし俳優の演技も上司の笑顔も、自分の機嫌とは無関係に人を幸せにすることができるのだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.80)

【引用おわり】

 リーダーの対応しだいで、部下の行動も変わる。より良い行動を引き出すためにも、リーダーは部下に対して、笑顔と感謝を表す機会が多くなるようにすることである。

 


2026年6月13日土曜日

【利用者向け1702】小さな親切運動スタートの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月13日 土曜日(どようび)。

  今日(きょう) 6月13日は「小(ちい)さな親切運動(しんせつうんどう)スタートの日」です。

 ちょっとした親切(しんせつ)が まわりを 明(あか)るくします。

 「ありがとう」「手伝(てつだ)うよ」の 一言(ひとこと)で のぞみの家(いえ)が もっと

 やさしい場所(ばしょ)になりますね。

 みんなで 毎日(まいにち)を 元気(げんき)に 過(す)ごしましょう!



行動を制御する基本原理は随伴性

 行動の制御をする基本原理は何か。それは、随伴性という概念である。行動の直後に好子や嫌子を随伴して、強化か弱化を行ったら、行動が増えたり、減ったりする。これが行動分析学が唱える基本原理である。

 【引用はじめ】

 人の行動を制御する基本原理は随伴性にある。その随伴性は大別して、強化と弱化の二つだけだ。強化を行なえば行動は増え、弱化を行えば行動は減る。強化の随伴性がなければ、すなわち消去されれば行動はしない。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.80)

【引用おわり】

 


2026年6月12日金曜日

【利用者向け1701】ワールドカップサッカー大会

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月12日 金曜日(きんようび)。

 4年に1回(かい)開催(かいさい)される ワールドカップサッカー大会(たいかい)が

 今日(きょう)から 始(はじ)まりました。

 48か国(こく)が 参加(さんか)します。

 米国(べいこく) カナダ メキシコの 3か国(こく)の 16都市(とし)で 試合(しあい)が

 行(おこな)われます。

 6月11日から 7月19日の 日程(にって)で 104試合(しあい)が

 行(おこな)われます。

 もちろん日本代表(にほんだいひょう)も 参加(さんか)しています。

 6月15日 オランダと戦(たたか)います。

 みんなで 応援(おうえん)しましょう。

 


消去は行動の変動性を高める

 どうしても許すことのできない悪行は、嫌子を使って弱化の随伴性を使わざるを得ない。犯罪行為、反社会的行為、生命を脅かす行為などである。相手に問題として自覚してもらえることだと、消去の手続きを使ってもいいケースがある。それが、以下による引用の内容である。 

 【引用はじめ】

 これまで強化されていた行動が消去されると、バーストが起きるということは、一方で、今までしなかったさまざまな行動が現れるということだ。消去によって、行動の変動性が高まるのである。

 そう考えると、消去では行動が減るのに時間がかかるという点も、いつも悪いこととは限らない。そこには、「考える」「試す」「気づく」といった、人の成長にとって重要な新しい行動が現れる可能性が高まるといえるからだ。考えたり試したりさせてはいけないこと(簡単にいえば、悪いこと)は弱化すべきだが、人があるべき姿に向かって自分の行動を変えていく道のりにおいては、少しくらい試行錯誤や迷いがあったほうがよいともいえる。

 実際、消去による行動の制御では、弱化と比べて対象者は圧倒的に自分でものを考える。そして、「気づき」の瞬間を得ることができる。だから、ある程度、時間をかけて相手の成長を待つべき状況では、弱化より消去のほうが向いているといえるだろう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.77)

【引用おわり】

 相手に対して、問題だ、悪いことだと考えられる機会を与えられるようにすることも必要である。それが消去の手続きとも言える。周囲も我慢して、消去に付き合うことも大事な時がある。

2026年6月11日木曜日

【利用者向け1700】入梅

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月11日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 暦(こよみ)の上(うえ)では 「入梅(にゅうばい)」にあたります。

 つゆいりとも 言います。

 気象庁(きしょうちょう)の発表(はっぴょう)では 梅雨(つゆ)入(い)りしたところは

 関東(かんとう)から 南(みなみ)の地域(ちいき)です。

 東北地方(とうほくちほう)は まだです。

 


消去の利点

 問題行動を減らすためには、弱化を使えばいいと必ずしも言えない。弱化には多くの弊害が伴うからである。即効性はないが、消去がいい場合もある。  

 【引用はじめ】

 弱化には弊害が多い。そのため無暗に弱化を使うべきでない。消去にも利点がある。まず消去は弱化よりも一般的には手軽だ。好子の提示をやめるだけで良いのだから。一方で弱化は、往々にして人手、手間、時間やその他のコスト(負担)がかかる。だから、緊急性があまり高くない状況なら、消去のほうが現実的には経済的・合理的であるといえる。また、消去の手続きは、弱化の手続きより人間関係上でも摩擦が少なくて済むことが多い。弱化が必要ならためらわずに使うべきだが、しかし弱化にはさまざまな弊害があることについては留意すべきである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.76~p.77)

【引用おわり】

 嫌子を使う行動制御の弱化は、多くの弊害がある。耐性がつきやすい、その人を避ける、行動を抑制する、適切な行動を教えない、一時的効果しかないなど問題が多い。緊急性のある問題であれば、弱化を使わざるを得ないこともある。でも、繰り返すことないようにしなければならない。問題となる行動を抑制する適切な行動ができる随伴性を考慮することである。

2026年6月10日水曜日

【利用者向け1699】時の記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月10日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「時(とき)の記念日(きねんび)」です。

 日本書紀(にほんしょき)には 水時計(みずどけい)が 西暦(せいれき)671年6月10日に 

 使(つか)われた日として 記録(きろく)があります。

 日本初(にほんはつ)の 時計装置(とけいそうち)が 使(つか)われた日です。



  

ピッキング強盗への対処

 ピッキング強盗が一時期問題になったことがあった。ピッキング強盗にとっては、ドアの鍵が簡単に開けることができたから、そうした強盗が横行したのである。それに対して、ピッキングではドア鍵を開けることができないような対策がとられるようになって、強盗に入るのは難しくなったのである。

 【引用はじめ】

 以前、ピッキング強盗という空き巣が都市部を中心に横行したが、連中が窓から侵入せず、わざわざ玄関のドアを開けようとするのは、つまり、ピッキングという行動が、カギが開くという結果によって強化されていたのだと考えられる。これに対して、ピッキングに強い鍵をつけるというのは、一種の消去である。開けようとする行動に対して、鍵が開くという好子が現れないようにするからだ。世の中の家すべてがこうすれば、ピッキングは最終的には減る。しかしその前には、バーストが起こる。今までピッキングを繰り返してきた強盗が、ある日、一軒目を開けようとしても開かず、二軒目も開かないとなると、彼は開けられるドアを探して片端からピッキングを試みるだろう。そして何軒目かで、たまたま鍵を開けることに成功してしまったら、ピッキングは再び強化されてしまう。だからやはりパトロールを厳重にして、「ピッキングをしていると、見つかって逮捕される(罰せられる)」といった弱化の随伴性を導入することが必要なのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75~p.76)

【引用おわり】

 ピッキング強盗にあわないように、きちっとした対策をとることが一番の防犯対策となる。ピッキングができないようにする弱化ということになる。鍵の強化だけではドアを壊されるなどによって、たまたま開けられるようなこともあって、ピッキングを完全に防げない。消去だけの対策ではうまくいかない。それで、パトロールを強化して、強盗をしにくくする弱化策が功を奏したのである。

2026年6月9日火曜日

【利用者向け1698】たまごの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月9日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「たまごの日」です。

 日付(ひづけ)が 「卵(たまご)」という漢字(かんじ)が 数字(すうじ)の「6」と「9」に

 似(に)て 見(み)えるところから 決(き)められました。

 卵(たまご)を 食(た)べて 健康増進(けんこうぞうしん)を 図(はか)ることが

 目的(もくてき)です。

 卵(たまご)は さまざまな料理(りょうり)に 使(つか)われます。

 卵(たまご)は 栄養豊富(えいようほうふ)な 健康優良食品(けんこうゆうりょうしょくひん)

 です。


  

嫌子が必要な場合

 嫌子を用いて、行動を減らすしかない場合がある。それは、犯罪行為、反社会的行為、生命に関わる行為などだ。緊急性があり、深刻な問題が生じ、周囲に悪影響がもたらされるからである。そうした場合、問題を即座に解決する手段として、嫌子による弱化が必要となる。

 【引用はじめ】

 やむを得ず嫌子による行動のコントロールが許される場合がある。たとえば犯罪行為や反社会的行為、生命に関わる行為など、すぐにやめさせることが必要な場合である。消去を使っても、これらの行動は最終的には減る。しかし、消去による行動の減少には弱化よりも時間がかかるし、その前にバーストなど起こされては、たまったものでは無い。さらに、消去を実行するには、その行動を維持する好子が何か特定できている必要がある。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75)

【引用おわり】

 問題が生じていて、問題への対応に際し、消去では時間がかかり過ぎる。バーストなどが生じたら、問題をさらに大きくする。そうならないように、嫌子を用いなければならない場合がある。ただ、嫌子を用いる場合は十分留意しなければならない。エスカレートし過ぎないことが大事だ。 

2026年6月8日月曜日

【利用者向け1697】歯ブラシ交換デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月8日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「歯(は)ブラシ交換(こうかん)デー」 です。

 毎月(まいつき)8日が 歯(は)ブラシを交換(こうかん)する日として その習慣(しゅうかん)を

 広(ひろ)める日です。

 日付(ひづけ)の 歯(は)ブラシの歯(八=8)から決(きめ)められました。

 1か月歯(は)ブラシを使(つか)うと 毛先(けさき)が広(ひろ)がって 歯垢(しこう)を取(と)り

 除(のぞ)く力(ちから)が低下(ていか)します。

 歯(は)ブラシは ずっと長(なが)く使(つか)わず 時々(ときどき)交換(こうかん)が

 必要(ひつよう)です。

 今(いま)使(つか)っている 歯(は)ブラシが どうなっているかみてください。

消去と弱化の違い

 人の行動を減らす手続きとして、二つのやり方がある。消去と弱化である。その違いについて、把握しておく必要がある。

 【引用はじめ】

 消去は人の行動を減らす。一方、弱化も同じく人の行動を減らす。両者の違いは何か。消去と弱化はともに行動を減らすが、減る過程が違う。消去を行うと、行動は一時的に増え(バースト)、それから徐々に減っていく。しかし弱化を行うと、行動は一気に減る。


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.75)

【引用おわり】

 消去と弱化の違いは、その減り方のプロセスに違いがある。それを十分わきまえておくことだ。消去は行動が徐々に減る。弱化は行動が一気に減る。そして、消去はバーストを引き起こす。いずれも、手続き上慎重な対応を要する。

2026年6月7日日曜日

【利用者向け1696】「ほんのモキチ」の制作を発表

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月7日 日曜日(にちようび)。

 令和(れいわ)10年度(ねんど)の NHK連続(れんぞく)テレビ小説(しょうせつ)が

 斎藤茂吉(さいとうもきち)と その妻(つま)の物語(ものがたり)に 決(き)まりました。

 2年(ねん)も先(さき)の話(はなし)です。

 斎藤茂吉(さいとうもきち)という人(ひと)を 知(し)っていますか。

 上山出身(かみのやましゅっしん)の 有名(ゆうめい)な歌人(かじん)です。

 文化勲章(ぶんかくんしょう)も もらっています。

 どんな物語(ものがたり)になるか 楽(たの)しみです。

  

小田切の視点を変える

 小田切は不満いっぱいの発言を爆発した。みんなが自分のことを相手にしなくなったからだ。今まで皮肉な発言に対して、反発するようなことがあった。それに対して、小田切はなにくそという思いがあったのである。皮肉な発言はますます強化されてきた。ところが、周囲の人たちがなんの反応も示さなくなった。それが小田切には不満だった。だから、なんだという思いが相手の人たちを驚かすような反応になって表れた。バーストとなったのである。 

【引用はじめ】

 バーストを起こした小田切に対して、静かな口調でコンサルタントが尋ねる。「小田切さんのやりたいことは、何ですか」。小田切に対する反論でない。コンサルタントは小田切の気持ちの矛先を変えようとしたのである。小田切にとっての前向きな反応を強化しようとしたのである。小田切の視点が変わるようにしたのである。少しでも、ポジティブな発言に対して、満面な笑みを浮かべて強化していくのだ。小田切の発言がポジティブな方向に向かい始めるようにしたのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.74)

【引用おわり】

 小田切のネガティブな発言を否定せず、まずは受け入れるようにしたのが、第三者であるコンサルタントである。丁寧にゆっくり対応した。穏やかに小田切の立場を肯定して、すこしでも小田切がポジティブに転換する見方を指し示すようにした。 

2026年6月6日土曜日

【利用者向け1695】芒種

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月6日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「芒種(ぼうしゅ)」です。

 二十四節気(にじゅうよんせっき)の 第(だい)9番目(ばんめ)にあたる日です。

 「芒種(ぼうしゅ)」の 一(ひと)つ前(まえ)は「小満(しょうまん)」(5月21日) 一(ひと)つ

 後(あと)は「夏至(げし)」(6月21日)です。

 「芒種(ぼうしゅ)」は 穀物(こくもつ)の 種(たね)をまく 季節(きせつ)です。

 田植(たう)えの 時期(じき)にあたります。



 

バーストが起きたらどうする?

 バーストが起きるのはなぜか。今まで強化されていたのが、突如消去されるからだ。そのバーストによって相手はびっくり。また、ついついその行動を強化してしまう。そのため、その問題が続く。消去できなくなるのだ。

【引用はじめ】

 バーストが起きたときには、どう対処すればよいだろうか。小田切に対し「いやいや、そんなことはないよ」などと言ってしまうのは、最もよくない。なぜなら、それでは強化の随伴性を復活させてしまい、さらに皮肉を言い続けることになる。バーストが起きたら、まずはこちらが何より落ち着くこと。バーストは予測される行動なのだから、決してうろたえたり逆上したりせず、そのまま消去を続けさえすればよい。そうすれば、いずれは小田切のネガティブな発言は減っていく。どれくらい消去を続けなければいけないかはわからない。それまで皮肉がどのように強化されたか、強化の履歴によるからだ。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.73~p.74)

【引用おわり】

 小田切の皮肉な発言を消去しようと、周囲の人たちは小田切の皮肉な発言に反論せず、消去している。小田切はそれに耐えられず皮肉な発言を倍加するなどバーストを引き起こす。そうすると、周囲の人たちの一部がそれに耐えられず、小田切の発言に反応する。それが小田切にとっては好子となり、皮肉な発言を強化するのだ。消去手続きの失敗になってしまう。こうした現象には、要注意だ。

2026年6月5日金曜日

環境の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)8年6月5日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「環境(かんきょう)の日」です。

 より良(よ)い環境(かんきょう)づくりの理解(りかい)を進(すす)め 積極的(せっきょくてき)に

 環境(かんきょう)の 保全活動(ほぜんかつどう)に 努(つと)めることを目的(もくてき)に

 しています。

 私(わたし)たちも 資源回収(しげんかいしゅう)などに 協力(きょうりょく)して より

 良(よ)い環境整備(かんきょうせいび)に 努力(どりょく)しています。

 毎日(まいにち) 清掃活動(せいそうかつどう)も やっています。