2025年5月31日土曜日

【利用者向け1279】5月最終日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月31日 土曜日(どようび)。

 5月の 最終日(さいしゅうび)です。

 天気(てんき)も パッとしません。

 夕方(ゆうがた)には 大雨(おおあめ)になりました。

 気温(きおん)も ぐっと下(さ)がって 20度(ど)には 届(とど)かない。

 梅雨(つゆ)の 時期(じき)に 入(はい)った 感(かん)じです。 

問題解決(180) 「行動と結果の関係が確実」

 問題行動を変えるには、行動とその結果の関係が確実でなければならない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第180回目の引用である。

【引用はじめ】

 手術中に手袋を確実に交換できるようにするにはどうするか。今までの行動随伴性はそのままで、新たに右のダイヤグラムのような行動随伴性を追加したのです。ナースステーションに張り出されるグラフも、不調から承認も、手袋を取り替えるという行動に対して必ず起こる確実な結果です。パフォーマンスのコツは、こうして行動と結果の関係が確実な行動随伴性を設定するところにあるのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、 p.112)

【引用おわり】

 より良い行動を定着するには、その行動の直後の結果が強化されような好子を随伴する必要がある。手術中に手袋が破れたらエイズなどのリスクを回避するために、新しい手袋に換えるようにする。そこで、グラフをつけたり、承認を与えたりするのである。

2025年5月30日金曜日

【利用者向け】ごみゼロの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月30日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「ごみゼロの日」です。

 「ご(5)み(3)ゼロ(0)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせからです。

 環境美化運動(かんきょうびかうんどう)です。

 みんなで ごみのない きれいな環境(かんきょう)を 作(つく)ろうとする

 運動(うんどう)です。

 ごみが散(ち)らかっていない きれいになっているのは 

 気持(きも)ちがいいです。

 


2025年5月29日木曜日

問題解決(179) 「手術中に手袋を換える」

 手術中に手袋が破れた。新しい手袋に換える行動が、確実に行うようにするにはどうするか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第179回目の引用である。

【引用はじめ】

 看護師さんにとって、エイズ感染の危険を知りながらどうして手袋の着用を怠るのか。「めんどうくさがりだから」というのは個人攻撃の罠にはまった発言です。手術室でオペ中に手袋が破れたらどうなるか。新しい手袋をつける行動の行動随伴性はどうなっているか。 

 エイズに感染する危険はとても恐ろしい嫌子です。だから、新しい手袋に換えることでその嫌子の出現を防ぐことができれば、強化の原理が働きます。ところが、エイズに感染する確率が非常に低いので、手袋を換えないままということがおきます。確率の低い結果(C)は行動に影響しにくいのです。おそらく手術中の患者さんがエイズであることがあらかじめ分かっていれば、この行動随伴性は強力な強化の随伴性として機能するはずです。ところがそうでない場合にはうまく働きません。逆に、手袋を取り替えることで仕事を中断しなくてはならないという、確実な弱化の行動随伴性があるために、この行動は起こりにくくなっているのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.66, p.112)

【引用おわり】

 手術中に手袋が破れたら、中断してでも手袋を換えるようにしないと。医療従事者に確率が低くても、エイズなどの感染症のリスクがあることを理解してないと。 

問題解決(178) 「障害者用駐車スペースに車を停めない」

 骨折してギプスをつけていても、障害者用駐車スペースに停めず、遠くても歩く人がいる。それはなぜなのだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第178回目の引用である。

【引用はじめ】

 骨折してギブスをしているのにもかかわらず、障害者用駐車スペースに車を停めず、わざわざ歩く人の行動をABC分析しましょう。障害者用駐車スペースに車を停めれば、歩く距離が短くなって楽です。まして、ギブスをしているんだから違法駐車ではありません。見つかって怒られるという嫌子出現の不安もありません(弱化からの回復)。さて、それではどんな道徳的な嫌子がこの人の駐車行動を弱化しているのでしょうか?

 自分よりも具合の悪い人が長い距離を歩かなくてはならないかもしれないことが、おそらく道徳的な嫌子になっているのでしょう。よって、障害者用スペースに駐車する行動は弱化されます。この嫌子はモノでもコトでもありません。この人の内言(頭の中で、自分で自分に言う言語行動)です。こうした、いわゆる"意識"と呼ばれる言語行動は、先行条件(A)や結果(C)として、その他の行動に影響しているのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.59, p.111~p.112)

【引用おわり】

 ギプスをつけているので、確かに障害者用駐車スペースを使わずに歩くのはつらい。しかし、もっと障がいの重い人もいる。その人のためには障害者用駐車スペースを使ってもらうべきである。こうした道徳的感情が障害者用駐車スペースを使わないのだ。

【利用者向け1277】こんにゃくの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月29日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「こんにゃくの日」です。

 「こ(5)んに(2)ゃく(9)」と読(よ)む ごろ合(あ)わせから この日が

 決(き)められました。

 こんにゃくは のぞみの家(いえ)の 売(う)れ筋(すじ)商品(しょうひん)です。

 玉(たま)こんなどは 人気(にんき)の商品(しょうひん)です。


2025年5月28日水曜日

【利用者向け1276】花火の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月28日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「花火(はなび)の日」です。

 1733年(享保きょうほ18年)5月28日に 江戸(えど)の 

 隅田川(すみだがわ)で 花火(はなび)を 打(う)ち上(あ)げられたのを 

 記念(きねん)して 決(き)められました。

 当時(とうじ)は 大飢饉(だいききん) コレラの大流行(だいりゅうこう)などが

 あって その慰霊(いれい)で 花火(はなび)を 打(う)ち上(あ)げました。

 今(いま)でも 隅田川(すみだがわ)花火大会(はなびたいかい)は 

 行(おこな)われています。

 山形(やまがた)の 花火大会(はなびたいかい)は 8月に 

 霞城公園(かじょうこうえん)で 行(おこな)われます。



  

問題解決(177) 「新しいことを学ぶための行動レパートリー」

 新しいことを学ぶには、コーチによる適切な指導があればいいが、コーチなしでもうまくやるにはどうするか。その場合に求められる行動レパートリーについて説明している。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第177回目の引用である。

【引用はじめ】

 スポーツに限らず、何か新しいことを学ぼうとするときには、モデリングやシェイピング、プロンプトやフィードバックを駆使してくれるコーチの存在が重要になる。でもコーチがいなければ学習が不可能というわけではない。自分でコーチの役割を果たすこともできる。この場合、どんな行動レパートリーが必要となるか。

 コーチ兼選手をうまくこなすためには、標的行動と自分の行動についての言語行動レパートリーが豊富でなければならない。たとえば、何が標的行動か言えること、標的行動からずれた行動を見たら、その点を指摘できること、自分の現状の行動を観察してどこが標的行動と違うか指摘できることなどである。こういった言語行動レパートリーはまさに"自己教育力"と呼ばれる力の根底をなすものだろう。 

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.52, p.111)

【引用おわり】

 新しい行動を身につけるためには、標的行動が明確になっていて、現状との行動とどのような違いがあるかはっきり理解できている必要がある。そして、標的行動に達成するための手立てを工夫するのである。 そのためには、パフォーマンス・マネジメントを駆使するのである。

2025年5月27日火曜日

【利用者向け1275】ドラゴンクエストの日

 今日は 令和7年5月27日 火曜日。

 今日は 「ドラゴンクエストの日」です。

 1986年(昭和61年)5月27日 ファミコン用ソフト 「ドラゴンクエスト」が 発売されました。

 ドラゴンクエストを やってことがありますか。

 今では 第11作目が 出ています。

 プレイステーションという ゲーム機でやることができます。


 

  

問題解決(176) 「水恐怖を克服のための工夫」

 水への恐怖があって、プールに入ることに抵抗がある。その克服のためにワクワクするようなイメージを思い浮かべるようにした。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第176回目の引用である。

【引用はじめ】

 水に対する恐怖症を克服するために、南の島でイルカと泳ぐ自分をイメージするようにしました。これはプールや水が恐怖反応を引き起こさないようにする工夫です。イルカと泳ぐイメージは自分にとってはワクワクする感覚を引き起こす反射子となっています。プールに入りながらこうしたワクワクするような状況を思い浮かべることは、新しいレスポンデントを形成するのに役立っていると考えられます。

 水やプールなど、それまで苦痛を引き起こす反射子と化していた刺激が、今度はワクワク感を引き起こす反射子になるような工夫です。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.44, p.111)

【引用おわり】

 南の島でイルカと泳ぐイメージを思い浮かべて、ワクワクした感覚を感じるようにする。その感覚をプールで泳ぐときにも感じられるようにする。プールで泳いでいてもワクワクする感覚を保てるようにして、水に対する抵抗を減らしていったのである。 

2025年5月26日月曜日

【利用者向け1274】琴桜8勝7敗

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月26日 月曜日(げつようび)。

 琴桜(ことざくら)は 今場所(こんばしょ) 8勝(しょう)7敗(はい)の 成績(せいせき)

 でした。

 なんとか 勝(か)ち越()こしすることができました。

 でも 大関(おおぜき)としては 残念(ざんねん)な 成績(せいせき)でした。

 大の里(おおのさと)の 活躍(かつやく)に かくれてしまいました。

 来場所(らいばしょ) 大の里(おおのさと)は 横綱(よこづな)になること

 確実(かくじつ)です。

 先(さき)を 越(こ)されてしまいました。

 来場所(らいばしよ)の 活躍(かつやく)に 期待(きたい)しましょう。 

問題解決(175) 「デートを誘うための行動記録」

 好意を寄せている幼馴染をデートに誘いたいのだが、どうもうまくいかない。小さい時の素直になれない態度が災いしている。どうすればよいか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第175回目の引用である。

【引用はじめ】

 恋愛を成就するためにもパフォーマンス・マネジメントは有効である。幼馴染の相手に対して好意を抱いているのだが、なかなか素直になれない。デートに誘おうとしてもすでに行動レパートリーとして身についてしまっているつっけんどんな紋切り型の発言になってしまう。そうした発言を減らし、選択肢つきでおもしろく誘う発言によって好子による強化をできるようにするのである。そのために、デートを誘う時の行動記録をつけるようにするのだ。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.111)

【引用おわり】

 相手に対する態度の示し方を記録にとって、どういうのが適切な態度かを明らかにすることで、デートに誘えるように工夫した。そうした行動記録によって、自らの相手への適切な態度のあり方が理解できるようになった。

2025年5月25日日曜日

【利用者向け1273】川を泳ぐクマ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月25日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう) 酒田市(さかたし)で 川(かわ)を泳(およ)ぐ クマが 目撃(もくげき)

 されました。

 最上川(もがみがわ)の 河口(かこう)近(ちか)くの 波(なみ)けしブロックを

 よじ登(のぼ)っていったとのことです。

 泳(およ)ぐのが 得意(とくい)なんですねえ。

 クマがいろんなところで 目撃(もくげき)されています。

 エサを求(もと)めて あちこちに出(で)てくるみたいです。 

問題解決(174) 「爪を噛む行動をなんとかしたい」

 爪噛む行動をついついしてしまう。忙しくて悩んでいる時などにやってしまう。この癖をなんとかしたい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第174回目の引用である。

【引用はじめ】

 爪を噛む行動は、噛んだときの指先や口への感触が好子になって強化されている。どうしてそんな変な刺激が好子になるかは謎である。でも、こうした刺激はいついかなる時でも好子であるというわけではない。忙しい時とか、仕事がうまくいかなぃ時のように、嫌子が出現したり、他の好子が消失したりすると、好子として機能するようになるようだ。

 習慣逆転法では、腕を上げる苦痛だけではなく、恥ずかしさも嫌子として働いたに違いない。ただ、こうした嫌子は爪を噛んだときに腕を上げるという行動さえも弱化してしまう。つまり、次第に爪を噛んでも腕を上げなくなってしまい、この行動随伴性が成立しなくなる習慣逆転法の限界がここにある。

※ 習慣逆転法とは、弱化の手続き。爪噛みを弱化するために、爪を噛んでいることに気づいたら、すぐに止め、噛んだ方の手を握りしめ、頭上に腕を伸ばして3分間保持すること。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110~p.111)

【引用おわり】

 爪を噛む行動について、ABC分析した。習慣逆転法によって弱化しようとしたが、十分な効果は得られなかった。爪噛んだら、噛んだ手を握って、腕を上げるようにした。しかし、腕は疲れる。人前では恥ずかしい。爪を噛む行動には嫌子による弱化するまでにはならなかった。爪を噛むことによって、口などに対する感触のほうが好子にとして強力である。こうなると、どういう解決法があるのかなあ。

 

2025年5月24日土曜日

【利用者向け1272】大の里優勝

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月24日 土曜日(どようび)。

 昨日(きのう)の 対戦(たいせん)で 大関(おおぜき)琴桜(ことざくら)は 全勝(ぜんしょう)の

 大の里(おおのさと)に 敗(やぶ)れました。 

 大の里(おおのさと)は 13勝(しょう)となり 千秋楽(せんしゅうらく)をまたず

 優勝(ゆうしょう)です。

 大の里(おおのさと)は 横綱(よこづな)になることは 確実(かくじつ)です。

 琴桜(ことざくら)は 8勝(しょう)5敗(はい)となりました。

 残(のこ)すところ 今日(きょう)を 含(ふく)めて 二日(ふつか)。

 10勝(しょう)5敗(はい)で 最期(さいご)を 飾()かざれるといいですね。

2025年5月23日金曜日

問題解決(173) 「安全行動の順守のために」

 事故が起きないように安全行動を常時とることが、工場内で意外とできていない。従業員一人ひとりが確実に安全行動を守れるようにするにはどうするか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第173回目の引用である。

【引用はじめ】

 工場内で安全行動が確実に順守されているかどうか、主任が工場を巡回しています。しかし、巡回中だけ安全行動に従事し、それ以外の時は元のままになっているとしたら問題です。

 そこで、いつ安全記録をつけるのかを従業員たちに予測されないようにしました。工場を巡回するのがチェックリストをつけるときだけにならないよう、普段から1日数回は工場を巡回するようにしました。そしてそのときにもチェックリストを持って、いつチェックリストがつけられているか判断できないようしたのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)

【引用おわり】

 主任が工場内を巡回して、 チェックリストを使って、安全行動を一人ひとりしているか見て回る。巡回している時だけ、安全行動を守っていることにならないよう、一日数回巡回するのだ。そうすることによって、従業育たちの安全行動が習慣化するようにする。

【利用者向け1271】琴桜がんばれ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月23日 金曜日(きんようび)。

 大関(おおぜき)琴桜(ことざくら)が 昨日(きのう)勝(か)って ようやく 8勝(しょう)

 4敗(はい)で 勝(か)ち越(こ)すことができました。

 今日(きょう)は 大の里(おおのさと)との 勝負(しょうぶ)です。

 大の里(おおのさと)は 12勝(しょう)0敗(はい)と 全勝(ぜんしょう)を 続(つづ)

 けています。

 大の里(おおのさと)が 琴桜(ことざくら)に 勝(か)てば 優勝(ゆうしょう)が

 決(き)まってしまいます。 

 琴桜(ことざくら) がんばれ。

問題解決(172) 「目標達成のための好子」

 新人にとっては、書類を順調に処理ことなどなかなか難しい。そこで、今日はこれぐらいの書類を処理すると目標を設定して取り組む。目標が達成されれば、どのような好子が随伴することになるか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第172回目の引用である。

【引用はじめ】

 職場の行動随伴性を改善して、目標を達成するためいろんな好子を準備をした。たとえば、目標達成に自分で気づくこと、上司から承認されること、昼ご飯をおごってもらうことなどが好子として働く。それによって、目標とする「書類を整理する」行動を強化するのである。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)

【引用おわり】

 書類の処理が目標どおりに達成された。「やった!」と自らを褒める。上司から承認され、ランチなどをおごってもらう。自己強化、他律強化などの好子によって、書類の処理もますます効率的になっていく。 

2025年5月22日木曜日

【利用者向け1270】昨日は小満

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月22日 木曜日(もくようび)。

 昨日(きのう)の 5月21日は 季節(きせつ)をあらわす

 「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の一(ひと)つ 「小満(しょうまん)」でした。

 「小満(しょうまん)」とは 陽気(ようき)が良(よ)くなり 草木(そうもく)が

 生(お)い茂(しげ)る 季節(きせつ)です。



   

問題解決(171) 「チェックリストに従って仕事をこなす」

 チェックリストは仕事の抜け落ちを確認することができる。何をすべきかが分かりやすくなる。そのための便利な手立てである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第171回目の引用である。

【引用はじめ】

 仕事を依頼されるときにわたされるチェックリストに記入されている項目や注文が先行条件になり、仕事が終わって自分でチェックするとき、そして自分がチェックして承認することが結果となる。「これで仕事が終わった」という安堵感や上司からの承認は好子として働き、チェックリストに従って仕事をこなすという行動を強化する。 

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.110)

【引用おわり】

 チェックリストを使って、あらかじめどんな仕事をすべきかが明らかになる。その分、見通しがきく。そして、これが終わったから、次はこれをするといった計画を作ることもできる。段取りが作りやすい。仕事に対する取り組みも容易になる。

2025年5月21日水曜日

【利用者向け1269】小学校開校の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月21日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「小学校(しょうがっこう)開校日(かいこうび)」です。

 1869年(明治めいじ2年)5月21日 京都市(きょうとし)に 日本(にほん)

 最初(さいしょ)の 小学校(しょうがっこう)が 開校(かいこう)しました。

 小学校(しょうがっこう)の 開校(かいこう)にあたっては 多(おお)くの 寄付(きふ)

 や献金(けんきん)でできました。

 国(くに)が「学制(がくせい)」を始(はじ)める 3年前(ねんまえ)のことです。


  

問題解決(170) 「勘や思い込みよりデータで」

 問題解決にあたっては、パフォーマンス・マネジメントを使うのがいいと分かったのではないか。勘に頼って試行錯誤するよりはずっと効率的である。試行錯誤では問題をさら悪化されかねない。問題を行動レベルで可視化して、段階的に解決する手法である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第170回目の引用である。

【引用はじめ】

 自分の身の回りの問題をパフォーマンス・マネジメントを使って解決するにはどうするか。解決すべき問題は何か。問題の原因になっている行動は何か。標的行動は何にするか、標的行動の現状の行動随伴性はどうなっているか、強化が不足しているのか、弱化の行動随伴性があるのか、解決のためにどんな行動随伴性を追加できるか、パフォーマンスの記録はどのように取っていくか、等々。

 そしてこうした問いには、唯一の正解というものはありません。敢えて言えば、問題の解決や目標の達成につながるものはすべて正解です。そして、だからこそ、パフォーマンスの記録をつけ、勘や思い込みによってではなくデータに基づいてマネジメントの手法を評価しなくてはならないのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108~p.109)

【引用おわり】

 複雑な問題を放置するだけでは、ますます問題が複雑化して、解決を困難にしてしまう。そのためには、ABC分析によって問題の何たるかを明らかにする。そして、問題を変化するための行動随伴性を導入するのだ。どう変化するかは数値によって明らかにするといい。 

2025年5月20日火曜日

【利用者向け1268】世界ミツバチの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月20日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)ミツバチの日」です。

 養蜂(ようほう)の 先駆者(せんくしゃ) アントン・ヤンシャ(スロベニア人じん)の 

 誕生日(たんじょうび)に 由来(ゆらい)します。

 ミツバチは 花粉(かふん)を 媒介(ばいかい)する 植物(しょくぶつ)にとって

 なくてはならない虫(むし)です。

 おいしいハチミツを もたらしてくれます。



 

  

問題解決(169) 「より良き行動随伴性を探せ」

 万全なセルフ・マネジメントなんてない。問題が変われば、方法も変えなければならない。最適な行動随伴性は何かを模索し続ける必要がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第169回目の引用である。

【引用はじめ】

 パフォーマンス・マネジメントと同じように、セルフ・マネジメントは「これさえすれば万全だ」という万能薬ではない。解決すべき問題、達成すべき目標、人により、状況により、最適な方法は変わってくる。大切なのは、パフォーマンスの記録をとり、ABC分析を行い、標的行動を強化する行動随伴性を探し続けることである。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)

【引用おわり】

 問題に合わせて解決策を整える必要がある。行動を変えることに焦点をあて、今ある実情について数値化による記録をとることである。行動記録において、より良い方向に変えるための課題分析(ABC分析)をするのである。そして、行動がねらいどおり変わっているかどうかを確かめて進展させるのだ。 

2025年5月19日月曜日

【利用者向け1267】逆さ鳥海

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月19日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は いい天気(てんき)に 恵(めぐ)まれました。

 西(にし)には 真(ま)っ白(しろ)に かがやく 月山(がっさん)を 見(み)ることが

 できます。

 月山(がっさん)は まだまだ 雪深(ゆきふか)い 状況(じょうきょう)が

 続(つづ)いています。

 10メートルも 雪(ゆき)が 積(つ)もるところが あります。

 秋田(あきた)との 県境(けんきょう)に そびえる 鳥海山(ちょうかいざん)は

 田植(たう)え前(まえ)の 水面(すいめん)に 「逆(さか)さ鳥海(ちょうかい)」を

 見(み)ることができます。

 庄内平野(しょうないへいや)は 今(いま)が 田植(たう)え 真(ま)っさかりです。


問題解決(168) 「自分をごまかす嫌子がないとうまくいかない」

 「あーしたい、こーしたい」と思っても三日坊主なんてことが往々にしてある。正月に誓いを立てて、日記をつけようなんて思っても長続きしない。三日坊主よりは1週間や2週間続けるが、いつしか書かなくなる。なぜだろう?。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第168回目の引用である。

【引用はじめ】

 自分で自分をごまかすことが十分に嫌子化していないと、セルフ・マネジメントだけでは目標が達成できないかもしれない。その場合には、誰か他の人に協力を依頼するという手がある。パートナーにあなたの目標を打ち明け、達成のための戦略を説明する。そしてパフォーマンス・マネジメントを依頼する。たとえば初めに、パートナーにお金をいくらか預けてしまう。毎週、目標達成を報告し、目標が達成していなければ、罰金をあなたの嫌いな政治団体に寄付するように頼む。あなたの目の前で千円を燃やして貰ってもいい。とにかくあなたにとって強力な嫌子を確実に出現させてもらえばいい。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)

【引用おわり】

 日記を書くことがいつの間にかやめてしまう。日記を書くのに手間がかかる。忙しくて時間がない。まあ、明日書けばいい。それでも大して支障があるわけでない。だんだんと日記帳の空白がいっぱいになる。そうなると、書くことが重荷になる。書いても書かなくても問題ないとなってしまう。特別にペナルティーがあるわけでないことが原因だ。 

2025年5月18日日曜日

【利用者向け1266】梅雨入り

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月18日 日曜日(にちようび)。

 5月16日 九州南部(きゅうしゅうなんぶ)が 梅雨入(つゆい)りしました。

  平年(へいねん)より 2週間(しゅうかん)も早(はや)い 梅雨入(つゆい)りです。

 いつもだと 沖縄(おきなわ)が 一番(いちばん)早(はや)く 梅雨入(つゆい)り

 します。

 山形(やまがた)は 6月中旬(ちゅうじゅん)ぐらいに 梅雨入(つゆい)りする

 予想(よそう)です。

 北海道(ほっかいどう)は 梅雨(つゆ)の時期(じき)がありません。

 

問題解決(167) 「結果(C)を変えてみる」

 目標を達成するために、先行条件を変えてみたが、なかなかうまくいかない。そうだったら、行動の直後の「結果(C)」を変えるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第167回目の引用である。

【引用はじめ】

 先行条件を工夫しても目標が達成しないようなら、結果を変えてみる。たとえば、タバコを1本吸うたびに嫌いな政治団体に千円寄付するとか(ユネスコに寄付するなんて良い事はしてはいけません。これは罰金なんですから)、腹筋運動を40回やったらニュースステーションが見られるとかいうルールを決めて、自ら従うようにする。目標を具体的に設定しておかないと、自分でごまかしやすくなるので要注意。セルフ・マネジメントの難しさは、まさにここにある。腹筋を1回もやってないのにニュースステーションを見てしまったら元も子もないからだ。自分で決めたルールを破ることが、どれだけ嫌子化しているかが成功の鍵を握っている。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.108)

【引用おわり】

 自分で決めた目標がうまくできない。その場合は、その目標が具体的であるかということである。また、その目標どおりにやらないこともある。目標行動を簡単に破ってしまうのである。それは、目標を破っても大して問題を生じないからである。そのためには、目標を破ったら大きな損失があるような仕組みこそ必要だ。行動の直後の結果が嫌子になるようにするのだ。

2025年5月17日土曜日

【利用者向け1265】田植えのシーズン

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月17日 土曜日(どようび)。

 一日中(いちにちじゅう) 雨(あめ)ふりの日でした。

 これから 田植(たう)えが 本格的(ほんかくてき)になります。

 たんぼに 水(みず)がはってあります。

 かえるの 鳴(な)き声(ごえ)もさかんになっています。 

問題解決(166) 「先行条件(A)を変えてみる」

 禁煙するといってもなかなかうまくいかない。そういう場合は、禁煙を強いられる状況をつくりだす必要がある。タバコを吸えない、吸わなくしやすい状況とはどういうのか記録をとるなどして調べるのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第166回目の引用である。

【引用はじめ】

 お酒を飲みに行くとどうしてもタバコに手が出てしまうのなら、禁煙中にはお酒を飲みに行く機会を減らせば良い。居酒屋の代わりにレストランへ行くなどして、お酒の代わりに食事を楽しむ機会を増やすこともできる。夕方、仕事が終わってからジョギングをするのが困難なら、早起きして、出社する前に済ましてしまおう。肝心なのは、標的行動を引き起こしにくい先行条件を避け、引き起こしやすい先行条件を増やすことである。ただ、もちろん、初めはどんな先行条件がどんな行動を引き起こすのか分からないはず。そのためにもパフォーマンスの記録をとって、自分の行動がどんな先行条件に影響されるのか、調べていくのだ。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107~p.108)

【引用おわり】

 禁煙しやすい先行条件を見いだすことである。タバコを吸う人は嫌われるとなったら、そうした人たちがいるところでは吸えない。タバコの臭いしたら避けられることもある。タバコは健康に良くないといったビデオ映像を見る。こんな先行条件が繰り返されると、タバコに対する嫌悪条件さえ生みだされるはずだ。 

2025年5月16日金曜日

【利用者向け1264】旅の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月16日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 「旅(たび)の日」です。

 1689年(元禄げんろく2年)5月16日 松尾芭蕉(まつおばしょう)が

 江戸(えど)を 旅立(たびだ)った日です。

 それにちなんで 「旅(たび)の日」が 定(さだ)められました。

 松尾芭蕉(まつおばしょう)は 「おくのほそ道(みち)」で 有名(ゆうめい)です。

 山寺(やまでら)で うたった 「静(しず)かさや 岩(いわ)にしみいる

 せみの声(こえ)」を 知っていますね。

 松尾芭蕉(まつおばしょう)は 東北地方(とうほくちほう)を 中心(ちゅうしん)に

 600里(り)(2400キロ)を 歩(ある)きました。

 江戸(えど)に 帰(かえ)るまで 2年間(ねんかん)もかかった 旅(たび)でした。




問題解決(165) 「ABC分析で行動随伴性を整備」

 目標の達成度がどれぐらいかを明らかにするために記録を続けることが必要だ。うまくいっているか、うまくいってないか明確にするためである。うまくいってなければ、新たな取り組みが大事になる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第165回目の引用である。

【引用はじめ】

 セルフ・マネジメントの基本はパフォーマンスの記録にあり、自分が現在どれくらい目標を達成しているのか、その状況を正確に知ることが大切になる。

 そのためには目標の達成度を測る方法を決めておき、記録をとっていく。目標によっては測定や集計に一工夫いるものもあるが、たいていの目標は数字で表すことができる。例えば海外旅行に行くなどのように、目標達成のために必要な行動が毎週異なる場合でも、その週に計画した事がどれだけ完了したかをパーセンテージで集計できる。

 グラフをつけていると、目標が思うように達成できていないときもはっきり分かる。個人攻撃の罠にはまらないよう、ABC分析を行い、目標が達成できるような行動随伴性をさらに整備する。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107)

【引用おわり】

 目標どおりにうまくいくようにするためには、ABC分析による課題分析が必要である。先行条件(A)、行動(B)、結果(C)の行動随伴性を明らかにするのである。その調整によって、目標が達成できるようにするのである。

2025年5月15日木曜日

【利用者向け1263】沖縄本土復帰記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月15日 木曜日(もくようび)。

 1972年5月15日に アメリカから 沖縄県(おきなわけん)が 日本(にほん)に

 復帰(ふっき)しました。

 27年間(ねんかん) アメリカに 占領(せんりょう)されていました。

 通貨(つうか)はドルで 車(くるま)は 右側通行(みぎがわつうこう)でした。

 沖縄(おきなわ)を 出(で)るときは パスポートが 必要(ひつよう)でした。

 

  

問題解決(164) 「達成度を知るために記録をとる」

 標的目標について、現在どれぐらい達成できているか記録をとることは励みになる。禁煙を目標としたら、1日にタバコを吸った本数を記録するのである。その記録をもとに、日々どんなふうに変化するかを明らかにするのだ。タバコの吸う本数をどのようにすれば減らすことができるかを工夫するのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第164回目の引用である。

【引用はじめ】

 セルフ・マネジメントの基本はパフォーマンスの記録にあり、自分が現在どれくらい目標を達成しているのか、その状況を正確に知ることが大切になる。

 そのためには目標の達成度を測る方法を決めておき、記録をとっていく。目標によっては測定や集計に一工夫いるものもあるが、たいていの目標は数字で表すことができる。例えば海外旅行に行くなどのように、目標達成のために必要な行動が毎週異なる場合でも、その週に計画した事がどれだけ完了したかをパーセンテージで集計できる。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.107)

【引用おわり】

 標的目標の記録によって、達成度がわかる。達成度が不十分であれば、手立てを変えるなどすることができる。今ある状況がどうなっているかを明らかにしてこそ、標的目標の達成が得られるのである。 

2025年5月14日水曜日

【利用者向け1262】斎藤茂吉記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月14日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「斎藤茂吉(さいとうもきち)記念日(きねんび)」です。

 1882年(明治めいじ15年)5月14日に 上山市(かみのやまし)に

 生(う)まれました。

 歌人(かじん)として 有名(ゆうめい)です。

 上山市(かみのやまし)には 斎藤茂吉(さいとうもきち)記念館(きねんかん)があります。

 精神科医(せいしんかい)でもありました。

 蔵王(ざおう)や 最上川(もがみがわ)などの故郷(こきょう)や 母親(ははおや)のことを

 歌(うた)った 短歌(たんか)が 有名(ゆうめい)です。




 

 

 

問題解決(163) 「望ましい行動を標的行動にする」

 「望ましくない行動」を減らすと同時に、それに伴う「望ましい行動」を増やすようにするといい。弱化による行動随伴性は楽しさを伴わない。だから、楽しさが味わえるような強化の行動随伴性を同時に行えるようにするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第163回目の引用である。

【引用はじめ】

 「タバコをやめる」とか「夫婦喧嘩をしない」など、望ましくない行動を減らすのが目標の場合、その代わりに増やしたい行動についても目標を設定しておくと効果的である。特に、望ましくない行動と相反する行動を目標にすると、その達成によって自動的に望ましくない行動が減るようになるので一層効果的になる。

 「~をしない」という目標は、「~をする」という標的行動を弱化する行動随伴性を設定していることになる。弱化の行動随伴性は楽しさを生み出さない。人生に楽しさを生みだす強化の行動随伴性を忘れずにしよう。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.106)

【引用おわり】

 望ましくない行動として、「ゲームをしない」などの標的行動は簡単にうまくいかない。 だから、減らす行動として「ゲームは一日30分以内とする」のである。そして、「ゲームする前に勉強する」を増やす行動とするのである。

2025年5月13日火曜日

【利用者向け1261】琴櫻1勝1敗

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月13日 火曜日(かようび)。

 大相撲(おおずもう) 5月場所(ばしょ)が 始(はじ)まっています。

 琴櫻(ことざくら)は 初日(しょにち) 負(ま)けて 昨日(きのう)勝(か)って

 1勝(しょう)1敗(ぱい)です。

 ここから 連勝(れんしょう)して 優勝(ゆうしょう)をねらってほしいです。

 大の里(おおのさと)も 強(つよ)いからなあ。

 横綱(よこづな) 豊昇龍(ほうしょうりゅう)も 調子良(ちょうしよ)さそう。

 どうなるか 楽(たの)しみです。 

問題解決(162) 「目標に〆切をつける」

 やりたいなあと思ったことでも、ついつい先延ばししてしまうことって多い。先延ばしをしないようにするには、〆切を決めるのがいい。これをいつまでやり遂げると決めるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第162回目の引用である。

【引用はじめ】

 セルフ・マネジメントの天敵は先延ばしの罠。期限のない目標は「明日やればいいや」ということになりがちで、先延ばしされ、結局、達成されずに終わってしまう。達成のためには、たとえ意味がなくても必ず〆切をつけるようにしたい。日間、週間、月間目標は、ある一定期間に達成が測られるという意味で、〆切が内在している便利な目標設定の方法である。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.106)

【引用おわり】

 先延ばしする言い訳は、「こんなこといつだってできる」「ちょっと頑張ればできる」なんてことである。しかし、それが果たしてできるかというと、いつになってもしないし、いつの間にかしたいと思ったことさえ忘れてしまう。それがもし大事なことであったら、致命的な結果をもたらす。先延ばししないためには、まず〆切を決めて臨むことである。

2025年5月12日月曜日

【利用者向け1260】ナイチンゲール・デー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月12日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「ナイチンゲール・デー」です。

 1820年5月12日に イギリスの 看護師(かんごし) 

 フローレンス・ナイチンゲールが 生(う)まれました。

  ナイチンゲールは クリミア戦争(せんそう)で 負傷兵(ふしょうへい)の

 看護(かんご)につくしたことで 有名(ゆうめい)です。


 

問題解決(161) 「目標は達成できる小目標に切り分ける」

 難しい大きな目標を達成するには、どうすればよいか。果敢にチャレンジしても跳ね返されるばかりではらちがあかない。少しでも、その目標に近づく手立てこそ必要だ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第161回目の引用である。

【引用はじめ】

 大きな目標を楽しく達成するためには、すぐに達成できる小目標に切り分けると良い。確実に達成できる目標を設定することで、達成感という好子による強化を働かせることができる。

 目標の切り分けは達成のための戦略を考えることになる。達成目標を達成するために何をする必要があるのか、行動目標を設定することで、具体的な計画を立てよう。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.105~p.106)

【引用おわり】

 大目標に対して、その目標に近づくことができる小目標を組み立てことが大事だ。今できる現実的な小目標だ。それを一つずつ確実にやり遂げていくことが近道となる。 

2025年5月11日日曜日

【利用者向け1259】母の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月11日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「母(はは)の日」です。

 お母(かあ)さんに 感謝(かんしゃ)を表(あらわ)す日です。

 カーネーションを 贈(おく)る 習慣(しゅうかん)があります。

 お母(かあ)さんの お手伝(てつだ)いをするのも いいですね。



  

問題解決(160) 「具体的な目標による達成感」

 「シェイプアップしたい」といっても、どうなったらシェイプアップしたことになるかが、分からない。具体的な目標にする必要がある。たとえば、「体重を5キロ減らす」などとするのである。こうした数値目標によって、目標に近づいているかどうか明らかになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第160回目の引用である。

【引用はじめ】

 「幸せになる」とか「ゆとりのある生活をする」といった目標を具体的に考えていくと、自分の人生で本当にやりたいことが何なのかが、先行条件としても明確になってくる。もちろん、反対に、自分が何をやりたいのか解らなくなってしまうこともあるかもしれない。そんなことで徹底的に頭を悩ませてみるのもよい。


(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.105)

【引用おわり】

 具体的な目標によって、今の状況が明確になる。その目標まで到達していなければ、さらに到達しようと努力する。頑張りがいがある。それは、やるべきことがはっきりしているからだ。本人にとって、望ましい目標が適度適切に設定されれば、それに向けて積極的に取り組むことになる。

2025年5月10日土曜日

【利用者向け1258】愛鳥週間

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月10日 火曜日(かようび)。

  5月10日から16日まで 「愛鳥週間(あいちょうしゅうかん)」です。

 野鳥(やちょう)を愛(あい)し 保護(ほご)することを目的(もくてき)に 制定(せいてい)

 されました。

 「全国野鳥保護(ぜんこくやちょうほご)のつどい」が 開催(かいさい)されます。

 のぞみの家(いえ)の 裏山(うらやま)では うぐいすの鳴(な)き声(こえ)が

 聞(き)こえてきます。



問題解決(159) 「目標はできるだけ具体的に」

 太っているので痩せたいなあと思っている。痩せるといっても、どれぐらいいつまでということが分からない。達成目標がはっきりしないままでは、いつまでも実現しない。目標は明確でなければ、うまくいかない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第159回目の引用である。

【引用はじめ】

 目標を曖昧に設定すると、達成したかどうかの判断が難しくなる。判断が難しくなると、達成感という好子による強化が働かない。だから、セルフ・マネジメントを行うときには、目標をできるだけ具体的に、できれば数字を使って表すと良い。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.105)

【引用おわり】

 自らの願望を実現するには、具体的でなければならない。具体的な目標をかかげることで、取り組むべきことも明確になる。それによって、うまくいったかどうかも明らかにできるのである。

2025年5月9日金曜日

【利用者向け1257】アイスクリームの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月9日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「アイスクリームの日」です。

  1869年(明治めいじ2年)5月9日 日本(にほん)で初(はじ)めて

 アイスクリームが 製造(せいぞう)・販売(はんばい)された日です。

 横浜(よこはま)で 「あいすくりん」として 売(う)り出(だ)されました。

 値段(ねだん)が 8000円(えん)です。

 びっくりしますね。



問題解決(158) 「標的行動の習慣化」

 英会話をマスターしたいので、勉強する習慣を身につけるにはどうするか。同じ時間に、同じ場所を選んで、同じくらいの勉強するようにすると習慣になりやすい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第158回目の引用である。

【引用はじめ】

 NHK教育では一回5分のミニ英会話という番組をやっています。それを録画して、毎日、番組を視るのに5分、練習に5分、全部で10分かけるのです。それによって、ここ半年間の行動目標はミニ英会話という番組で毎日最低10分間勉強する。半年後に達成目標にどれだけ近づいたか、今まで十分理解できなかった英会話Ⅰを視て評価するのです。

 録画した番組は、毎日できるだけ同じ時間に、同じ場所で再生して練習するようにします。行動を一定の先行条件でのみ行うようにすると、自然にその先行条件が行動を引き起こすようになるからです。行動を習慣化しやすくなるということです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.103~p.104)

【引用おわり】

 英会話などの勉強は、普段の生活の中ではどうしても先延ばししがちである。直接、日常生活で活用する機会が少ないからだ。でも、教養として身につけたい。そのためには、生活環境の一部に組み込む必要がある。英会話の勉強の習慣化である。その習慣を身につけるためには、その勉強を始めやすいように同じ時間、同じ場所でやるのがいい。先行条件を一定にすると習慣化がしやすいのである。

2025年5月8日木曜日

【利用者向け1256】薬師祭植木市

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月8日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)から 3日間 「薬師祭(やくしまつり)植木市(うえきいち)」が

 始(はじ)まります。

 日本(にほん)三大(さんだい)植木市(うえきいち)の 一(ひと)つです。

 400年以上(いじょう)の 歴史(れきし)があります。

 いろんな 植木(うえき) 山野草(さんやそう) 花(はな)などを 見(み)て歩(ある)く

 のは楽(たの)しいです。

 出店(でみせ)も たくさん出(で)ます。 

問題解決(157) 「達成目標と行動目標」

 なりたい自分にとって、まず優先順位を決めるのが大事である。何を目標するかを具体化するのだ。具体的な達成目標が決まったら、いかなる行動によって達成させるのを決めるのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第157回目の引用である。

【引用はじめ】

 優先順位が決まったら、目標を具体的に設定します。たとえば、英語が話せるようになりたいとします。その達成目標を具体的に決めるのです。NHK教育テレビの英会話Ⅰでやっているような英会話ができるようになりたいとします。そうすると、その番組の英語ができることが達成目標になるし、その番組を視て勉強するというのが行動目標になります。ところが、その番組を視てもほとんど理解できなかった。そこで、英会話Ⅰは6か月後に始めるとし、最初はもう少し易しい番組から始めるのです。NHK教育では一回5分のミニ英会話という番組をやっています。それを録画して、毎日、番組を視るのに5分、練習に5分、全部で10分かけるのです。

 それによって、ここ半年間の行動目標はミニ英会話という番組で毎日最低10分間勉強する。半年後に達成目標にどれだけ近づいたか、英会話Ⅰを視て評価するのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.103)

【引用おわり】

 物事を先延ばししないためには、まず具体的な達成目標を決める必要がある。そして、それを確実に達成するための行動目標がいる。行動目標を着実に実施することにより、達成目標を実現できるのである。

2025年5月7日水曜日

【利用者向け1255】5月5日は立夏

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月7日 水曜日(すいようび)。

  一昨日(いっさくじつ)の 5月5日は 「こどもの日」でした。

 5月5日は 「立夏(りっか)」でもありました。

 夏(なつ)の気配(けはい)が 感(かん)じられる日です。

 しかし 今年(ことし)の ゴールデンウイーク中(じゅう)は 雨(あめ)が多(おお)く あまり

 天気(てんき)が良(よ)くなかった。

 今日(きょう)も 雨模様(あめもよう)です。

 これからは 田植(たう)えが はじまり だんだんと 気温(きおん)もあがってきます。

 木々(きぎ)の 緑(みどり)も 日増(ひま)しに 濃(こ)くなります。



問題解決(156) 「優先順位の設定こそ大事」

 ありもやりたいこれもやりたいといっても、全てを一緒にやれるわけでない。やれることは限られている。そう考えると、自分にとって一番大事なことは何かを明確にして、それに集中して取り組むことだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第156回目の引用である。

【引用はじめ】

 個人の目的を達成するためには、優先順位の設定がまず重要だ。人生に時間は限られている。やりたいことすべてが達成できるわけではない。できないことを達成できないと不満に思って過ごすよりも、このことはやる、このことはやらない、と割り切った方が、達成感にあふれた楽しく明るい人生が送れるというものだ。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.102~p.103)

【引用おわり】

 今すべきことは何か、それは大事なことか、やるぺきことがいっぱいあるとしても、実際やれることは一つしかない。その一つに集中することがとても大事だ。優先順位を決めて、仕事に取り組むことが能率を上げる方策になり得る。 

2025年5月6日火曜日

【利用者向け1254】4連休の最終日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月6日 火曜日(かようび)。

 今日(きょう)は 振替休日(ふりかえきゅうじつ)です。

 4連休(れんきゅう)の 最終日(さいしゅうび)。

 天気(てんき)は 雨模様(あめもよう)。

 家(いえ)で ゆっくり テレビなど見(み)て 過(す)ごすのかな。

 明日(あした)から 元気(げんき)に 仕事(しごと)に はげみましょう。  

問題解決(155) 「都合のいい言い訳あり」

 自分にはやりたいことがある。こうありたいといったことがある。英会話をマスターしたい。太っちょなのでマッチョになりたい。健康のためには禁煙しなければ。そうした思いがあっても、なかなかうまくいかない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第155回目の引用である。

【引用はじめ】

 英会話、フィットネス、禁煙など、人にはそれぞれに秘める願望がある。こうした願望をどうすれば実現できるか、実は本人がよくわかっていることが多い。ただ、「いつかやろう」と思って先延ばししている。

 自分の夢をパワフルに実現している人と、そうでない人とにはどこに差があるのだろうか?仕事が忙しい。意志力に欠ける。本気でやめる気がない。先延ばしには、都合のいい言い訳がある。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.101~p.102)

【引用おわり】

 自分がしたいと思っても、いろんな理由をつけてついつい先延ばしが続く。その理由の多くは、多忙だからしょうがない、意志薄弱だから、タバコは長年吸っていても支障がないから大丈夫などの、言い訳だ。都合のいい言い訳で、自分を納得させている。それでも、多少の罪悪感があって、いつかはやれるなどと思っている。そんなことで、先送りは続く。

2025年5月5日月曜日

【利用者向け1253】こどもの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月5日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「こどもの日」です。

 4連休(れんきゅう)の 3日目です。

 雨模様(あめもよう)の あいにくの天気(てんき)になりました。

 あちこちで こいのぼりが あがっています。

 木々(きぎ)の 緑(みどり)も 濃(こ)くなってきています。

 


問題解決(154) 「まず問題が何かを良く調べる」

 どんな給与体系にすれば、会社にとって生産性を上げることができるか。他社がうまくいっているからそれを取り入れようといった、安易な取り組みでは混乱をまねくばかりだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第154回目の引用である。

【引用はじめ】

 所属する会社において、どんな給与体系を導入したらいいか。ペイ・フォー・パフォーマンスを導入したからといって、必ずしもうまくいくとは限らない。まずは、会社にとって何が問題なのかよく調べることが肝心です。問題解決の方法はそれから選択するべきです。ペイ・フォー・パフォーマンスは選択肢のひとつでしかありません。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.100)

【引用おわり】

 新しい給与体系の導入に際しては、会社が抱える問題は何かをしっかり調べる必要がある。 会社の実情を明らかにしてはじめて、生産性を上げる対策も見出すことができる。単に流行や模倣してやってしまってから失敗することのないよう留意しなければならない。慎重にも慎重を重ねて導入しやすいところから実験的にやってみることだ。急な改革は様々軋轢を生みやすい。こうした問題も含めて、事前に検討することである。

2025年5月4日日曜日

【利用者向け1252】みどりの日

  今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月4日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「みどりの日」です。

 「自然(しぜん)に 親(した)しみ 自然(しぜん)に 感謝(かんしゃ)しよう」

 という日です。


 

問題解決(153) 「年俸制とペイ・フォー・パフォーマンス」

  年俸制というのは、必ずしも成果とつながるかというとそうでもない。行動と成果のつながりが明確でない。成果との関係において動機づけられているものとは限らないのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第153回目の引用である。

【引用はじめ】

 1年間に経営者は数多くの意思決定を行います。どれが会社の利益アップに貢献し、どれが足を引張ったのか、客観的な判断は非常に難しいのです。ゴルフの打ち放しに出かけて100球練習したけど、1打1打の結果(ナイスショットとかダブったとか)が1年後にようやくわかるようでは練習にならない。だから、短期間の、より具体的な目標を設定するのはそのためです。

 3ヶ月毎にパフォーマンスが評価されれば、自分が適切な意思決定しているかどうかフィードバックが受けられるし、修正もできる。

 そして最も大切なのは会社全体のABCが一貫するようにマネジメントすることです。経営陣の給与を成果によって支払っても、経営陣の意思決定に従って実際に仕事を進める人達の行動も同様にして動機づけなければ、組織全体の達成は難しい。ここが年俸制とペイ・フォー・パフォーマンスの大きな違いです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.99)

【引用おわり】

 ペイ・フォー・パフォーマンスは、目標が具体的で短期的に評価ができる。行動と結果もつながりやすい。また、組織のどの階層・職種にも導入しやすい。年俸制とはこうした大きな違いがある。

2025年5月3日土曜日

【利用者向け1251】憲法記念日

 今日は 令和7年5月3日 土曜日。

  今日は 「憲法記念日」です。

 1947年(昭和22年)5月3日に 「日本国憲法」は 施行されました。

 日本国憲法は 「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を うたっています。


問題解決(152) 「会社の利益を決定するのは複雑」

  経営者が利益を上げるといっても、いろんな要因がある。外的な景気などにも影響を受ける。経営者にとっては、どうしようもない要因にも左右される。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第152回目の引用である。

【引用はじめ】

 会社の利益は様々な要因によって決まります。景気や競合相手という、経営陣にはコントロールできない要因によっても左右されます。自分次第にはならない結果は、行動を動機づけないのです。

 しかも1年間に経営者は数多くの意思決定を行います。どれが会社の利益アップに貢献し、どれが足を引張ったのか、客観的な判断は非常に難しいのです。ゴルフの打ち放しに出かけて100球練習したけど、1打1打の結果(ナイスショットとかダブったとか)が1年後にようやくわかるようでは練習にならないでしょう。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.98)

【引用おわり】

 経営者の意思決定によって、短期的に結果が明らかになるものだと、動機づけには有効となる。しかし、それが1年後になって結果が出たとしても、それが経営者の意思決定によるものかどうかわからない。経営者の意思決定の動機づけとしては、短期的で具体的に結果がわかるものである必要がある。


2025年5月2日金曜日

【利用者向け1250】世界まぐろデー

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月2日 金曜日(きんようび)。

 今日(きょう)は 「世界(せかい)まぐろデー」です。

 現在(げんざい) 80か国(こく)以上(いじょう)が まぐろ漁(りょう)を

 行(おこな)っています。

 刺身(さしみ)は とてもおいしいです。

 まぐろは 世界中(せかいじゅう)でとられているので 数(かず)が 減(へ)って

 きています。

 「世界(せかい)まぐろデー」は まぐろ資源(しげん)を 国際的(こくさいてき)に

 保護(ほご)するために もうけられました。


   

 

問題解決(151) 「退職率がゼロに」

 米国の銀行のオペーレーターの退職率が大幅に減少した。ペイ・フォー・パフォーマンスという成果給にしたからだという。生産性が上がり、オペーレーターの数を減らしても仕事を十分こなし、残業も減ったというからすごい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第151回目の引用である。

【引用はじめ】

 米国アーカンソー州のユニオン・ナショナル・バンクのオペーレーターの退職率がペイ・フォー・パフォーマンスを導入する前には非常に高かった。ところが、新しい給与体系の導入でゼロに近くなった。また、面白いことに、退職者が出ると、補充採用に反対する声が現場から上がったそうです。

 なぜか。人が少なくなった分、自分達の仕事が多くなって、その分給料も上がるからです。実際、オペーレーターの人数は半分で済むようになり、残業時間も457時間から13時間に減ったそうです。これは直接、人件費の低減につながります。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.98)

【引用おわり】

 ペイ・フォー・パフォーマンスが適切に導入されると、従業員の仕事に対する動機づけが高まり、仕事の生産性が向上する。それには、明確な目標分析や仕事の課題分析が必要である。 

2025年5月1日木曜日

【利用者向け1249】八十八夜

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年5月1日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「八十八夜(はちじゅうはちや)」です。

 「夏(なつ)も近(ちか)づく八十八夜(はちじゅうはちや)」という 歌(うた)もあります。

 茶(ちゃ)の 産地(さんち)では 茶摘(ちゅつ)みをします。

 この日(ひ)に つんだ茶(ちゃ)は 上等(じょうとう)だされています。 



問題解決(150) 「組織全体のABC分析」

 組織全体の動機づけを向上させるために、一貫性のある目標分析と課題分析を行った。そうすることで、適切なペイ・フォー・パフォーマンスを実施することができたのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第150回目の引用である。

【引用はじめ】

 組織全体にペイ・フォー・パフォーマンスを導入するにあたってやったことは、入念な目標分析と課題分析です。それによって、各職種の責任分担を再検討するのです。たとえば銀行の支店長の場合、その支店が達成すべき具体的な目標がリストアップされ(新規口座数)、それらの目標がどれだけ達成されたかによってパフォーマンスが評価されます。

 従業員のパフォーマンスの評価項目は、その支店の目標達成につながるように設定されます。各支店の目標は系列銀行全体の目標を達成するように設定されます。言うなれば、組織全体を動機づけという観点からリストラするようなものです。組織全体、支店、そして個人の行動が一貫して動機づけられるように目標を設定するのです。

 パフォーマンス・マネジメントでは、組織のあらゆるレベルでABC分析を行い、理想的な行動随伴性を設定する方法なのです。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.97~p.98)

【引用おわり】

 銀行という組織に、全体も、支店も、個人も巻き込んで、一貫性のある課題分析を行うことで、生産性を上げられるようになった。びっくりするような成果になるのである。組織改革にあたっては、管理職、中間管理職、一般職員全てにおいて、ABC分析による行動随伴性の整備こそ有効である。