2025年5月13日火曜日

問題解決(162) 「目標に〆切をつける」

 やりたいなあと思ったことでも、ついつい先延ばししてしまうことって多い。先延ばしをしないようにするには、〆切を決めるのがいい。これをいつまでやり遂げると決めるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第162回目の引用である。

【引用はじめ】

 セルフ・マネジメントの天敵は先延ばしの罠。期限のない目標は「明日やればいいや」ということになりがちで、先延ばしされ、結局、達成されずに終わってしまう。達成のためには、たとえ意味がなくても必ず〆切をつけるようにしたい。日間、週間、月間目標は、ある一定期間に達成が測られるという意味で、〆切が内在している便利な目標設定の方法である。

(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.106)

【引用おわり】

 先延ばしする言い訳は、「こんなこといつだってできる」「ちょっと頑張ればできる」なんてことである。しかし、それが果たしてできるかというと、いつになってもしないし、いつの間にかしたいと思ったことさえ忘れてしまう。それがもし大事なことであったら、致命的な結果をもたらす。先延ばししないためには、まず〆切を決めて臨むことである。

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