2026年1月2日金曜日

組織が変わる(203) 「行動の結果がカギ」

 自発的に仕事に取り組むようにするためには、本人が望むリインフォースを行動の直後に随伴することである。リインフォースの内容とそのタイミングがうまくいけば、適切な行動を促すことができるようになるのだ。そのことに関する、石田本による第203回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動をリインフォースするに当たって、「動機づけ条件」という概念はきわめて重要だ。要するに、本人が一体何を望んでいるのかということである。それを事前によく調べておかないと、せっかくのリインフォースにならない。リインフォースへのニーズを高めるための環境条件が動機づけ条件である。

 自分の望むものが手に入る形にすると、誰もが自発的に仕事に取り組むようになる。動機づけ条件を見つけることが重要だ。動機づけ条件によって本人が望んでいるものを与えるには、過去の本人のリインフォース歴を調べるのである。つまり先行条件・行動・結果の、結果の部分がカギとなる。そして、ここでの注意点は、絶対に大金をかけないことだ。高価なものを与えたほうが効果的ということは全くない。大事なことは、タイミングと確率なのである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.200~p.202   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 本人が望むリインフォースが、タイミングよく随伴されれば、適切に行動が促されるのである。本人にとって、どのようなリインフォースがいいかを把握しておくことである。

0 件のコメント:

コメントを投稿