2026年1月10日土曜日

組織が変わる(209) 「どのくらい褒めればいいか」

 望ましい行動ができるようになったら、どれぐらい褒め続ければよいのか。連続的にリインフォースしていたら、それをだんだんと減らしていくのがいい。その方が望ましい行動を維持することができるからである。そのことに関する、石田本による第209回目の引用である。

【引用はじめ】

 「行動の反応率」を上げるためのステップとして、本人が望む「リインフォース」を与え、確実に「評価」するのである。その場合、どの程度褒めればいいのか。「連続リインフォース」と「分化リインフォース」がある。

 ある行動をさせて、ずっと褒め続けるのが「連続リインフォース」。ある行動をさせて、最初のうちは褒め続ける。ある程度できるようになったら褒めるのをやめ、たまに褒めるようにする。これを「分化リインフォース」と言う。連続リインフォースと分化リインフォースでは、どちらがより効果が長続きするか。それは分化リインフォースである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.204~p.205   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 「連続リインフォース」から「分化リインフォース」へ変えることによって、標的行動は維持されやすい。標的行動が定着したら、時たまリインフォースするのである。その頻度もだんだんと減らすのだが、リインフォースを完全になくすと標的行動もしなくなることもあるので、要注意である。あくまでも、リインフォースの頻度を減らすということである。

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