2026年8月7日金曜日

失敗を味方にするマネジメント

 行動のマネジメントは、成功を支えるだけでなく、失敗から学ぶ力を育てるもの。つまずいたときこそ、目標を見直し、次の一歩をつくるチャンスです。  

【引用はじめ】

 行動のマネジメントは人を成功させるためのマネジメントである。しかし、だからこそ、失敗したときの正しい対処を私たちは知らなければならない。たとえば第二関門まで突破できるようになった人が、第三関門で苦しんでいたとしよう。シェイピングの基本セオリーでは、第二関門までできる人には、もはや第二関門の突破では好子を与えず、次の第三関門を抜けたときに好子を与える。つまり強化の焦点は第三関門にある。しかし、場合によっては第三関門に何度挑戦しても、どうしても失敗ばかりしてしまうことだってあるだろう。そういうときに、いつまでも第三関門にこだわっていては、消去と弱化により、「ここから先には決して進めない」ということになりかねない。そういうときには、目標をいったん後退させるべきだ。第二関門まで戻してもよいし、第二関門と第三関門との間にさらなる中間目標を立ててもよい。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.158~p.159)

【引用おわり】

 失敗を恐れず、挑戦を続ける人を支えるには、柔軟な視点が必要です。一歩下がる勇気が、やがて大きな前進につながります。



0 件のコメント:

コメントを投稿