2026年9月6日日曜日

「正の練習で笑顔を育てる」

 笑顔は一瞬で場を変える力を持っています。けれど、反射的な笑顔だけでは身につきません。繰り返し練習することで、自然な笑顔が行動として定着していきます。

【引用はじめ】

 部下が来たときに、反射的に仏頂面で迎えたとする。プロンプトされて、慌てて笑顔を作り、部下からも笑顔が返ってくる。たいていはここで一件落着だ。そして、次に部下が来たとき、また同じことが繰り返される。しかし、仏頂面を向けてしまったときに、慌てて口角を上げるだけではなく、たとえば、それを10回繰り返す。「部下の顔を見る」⇒「口角を上げる」を10回繰り返すのである。するべき正しい行動を何度も練習するという意味で、正の練習と呼ばれる方法だ。普通の場合、1回訂正しただけで済ますところを10回連続やるところがミソである。もっとも、この練習につきあってくれる暇な部下や同僚はなかなかいないだろうから、部下がやってきたところを想像し、顔を思い浮かべて、10回練習することだ。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.209)

【引用おわり】

 「正の練習」は、失敗を訂正するだけでなく、正しい行動を何度も繰り返す方法です。笑顔も同じ。意識して練習することで、職場に温かい循環が生まれます。



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