2026年10月6日火曜日

ベテランこそ振り返りが力になる

 利用者支援では、結果だけでなく「どの関わりが良かったのか」「どこを改善できるのか」を振り返ることが大切です。経験を重ねた職員ほど、自分の支援を見直すことで新たな成長のきっかけが見つかります。

【引用はじめ】

 新人に限らず、経験者であっても、仕事全体がうまくいったかどうかだけをフィードバックするのは、あまり効果的でないことがある。うまくいかなかったときには、どこがいけなかったのかをピンポイントで知る。うまくいったときにも、なぜうまくいったのか、どこを改善すれば、もっとうまくいくのかなどを具体的に知る。そうしたフィードバックがあると、ベテランでも伸びる。いや、ベテランこそ課題分析の恩恵をこうむることができる局面というのもあるはずだ。普段何気なく仕事を続けている間に身につけてしまった悪い癖や変な癖を、チェックすることができるからだ。ベテランになるほど、一つひとつの行動に対する意識は薄れやすい。だから、いわゆるスランプに陥ってしまったときに、自分の行動の振り返りができず、なす術もなく苦しんだりするのである。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.247)

【引用おわり】

  利用者一人ひとりに合った支援を続けるためには、日々の実践を具体的に振り返ることが欠かせません。うまくいった理由も、課題も丁寧に分析し、より良い支援につなげていきましょう。



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