人ががんばって仕事をするのはなぜだろうか。給料をもらえるからだ。昇進できるからだ。技能が伸びるからだ。みんなが喜ぶからだ。そういったことを考えるが、それが本当の原因だろうか。以下の引用では、必ずしもそれが直接の原因でないと述べている。行動直後(60秒以内)の結果が原因とするのである。
【引用はじめ】
人はなぜ仕事をするのか。自己実現のため? 給料のため? 昇進のため? 行動分析学の立場からは、そのどれでもない。行動は、直後の結果によって制御される。この「直後」とは、まさに、"直"後であるほど効果的だ。行動分析学では、目安として、「六十秒ルール」と呼ぶように、行動をしてから六十秒以内に起こらない結果は、ほとんど意味がないと考えている。仕事をしてから六十秒以内に自己実現ができたり、給料をもらえたり、昇進するなどということは現実にはありえない。したがって、自己実現や、給料、昇進は、人々が仕事をすることを動機づけるような直接の原因にはなりえないのである。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.16~p.17)
【引用おわり】
行動の直後はどんな結果かが、行動の直接の原因となる。人が仕事をしていて、非常にうまくいったなどが、次の仕事に大きく影響するのだ。仕事の直後がいい結果になっているかどうかが、次の仕事を左右する。
0 件のコメント:
コメントを投稿