行動をどう定義するか。行動分析学では、死人ができないことと定義する。「~しない」という非行動や、「~される」といった受身は行動ではない。
【引用はじめ】
行動分析学は行動の原因を解明し、行動に関する法則を見出そうとする科学である。行動とは死人にはできないことと定義する。何か手足を使って動くだけではなく、ものを考えたり、推論したり、記憶したり、プランニングをしたり、相手の気持ちを思いやったり、喜びや怒りを感じることも行動である。それらの行為は、身体上の動きは見えないとしても、行動の原理によって制御されており、行動分析学の対象となる。同時に、死人にはできること、すなわち、「仕事をさぼる」「欠勤する」「働かない」「会議で発言しない」といった非行動、「叱られる」「褒められる」などの受身は行動ではない。つまり、行動とは能動的に何かアクションすることであると定義することによって、ポジティブ思考に頭を切り替えることができる。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.13~p.14)
【引用おわり】
行動は能動的なものである。いかにアクティブに動くかと捉えることによって、行動を変えることができるとするのが応用行動分析の考え方である。
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