人の行動は、すぐに結果や評価につながらなくても、確かに周囲に影響を残しています。認められない瞬間にも、努力や思いやりは見えない形で積み重なっていくのです。
【引用はじめ】
実社会においては、望ましいことをしたからといって、いつも認められるとは限らない。「よいことをしても認められない」というのは、行動が消去されていることになる。つまり、いくら頑張っても誰も認めてくれないという状況が長く続けば、頑張る気力はどんどん失せていく。とはいえ、私たちは経験上、人の行動がそれほど即座に消去されてしまうわけでもないことを知っている。電話をかけたときに、相手が電波の届かないところにいたり、会議中で電源を切っていて、すぐに通話ができないからといって、もう二度とその人に電話をかけないなどということにはならない。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.118~p.119)
【引用おわり】
「行動は即座に消去されない」という視点は、支援の根っこを支える考え方です。今日の一歩が、明日の笑顔につながる。そんな信頼をもって、日々の関わりを重ねていきましょう。
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