2026年5月7日木曜日

課員が早く帰れない問題

 課員がなかなか早く帰れない。早く帰ろうとすると、課長が睨むので帰りづらい。問題解決を図るには、何を変えればいいか。

【引用はじめ】

 「課員が早く帰ると、課長がジロリと睨む」という問題

 この問題には、行動が二つある。「課員が早く帰る」という行動と、「課長がジロリと睨む」という行動だ。この二つは、このままで十分具体的な行動であり、行動的翻訳の必要はない。

 この問題で考える点は、課員と課長のどちらの行動を分析すべきかということだ。判断の目安は、問題解決すべき行動は何かという点にある。ここで変えたいのは課員の行動だから、分析するのは「課員が早く帰る」行動である。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.49)

【引用おわり】

 課員が早く帰る行動は、十分具体的だから、あえて行動的翻訳は不要だ。誰の行動を変えればいいか。課員の行動だ。課長の行動を変えるのは難しい。課員に焦点を合わせて、残業せずに早く帰ることができないか、その方策に焦点を当てて考えるべきだ。 

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