2026年7月13日月曜日

続ける支援が行動を育てる

 行動は、すぐに変わるものではありません。日々の関わりの中で、少しずつ積み重ねられた経験が、人の行動を形づくります。その「続ける力」を支えるのが、私たち職員の役割です。  

【引用はじめ】

 行動が強化されなくなってから、完全に行動がなくなるまでに要する時間や行う行動の回数のことを消去抵抗という。意外かもしれないが部分強化スケジュールは、連続強化スケジュールよりも消去抵抗が高い。だから、すでに確立した行動を維持する際には、部分強化のほうが適切なのである。また、消去されるまで、どのような強化スケジュールで行動が強化されていたかによって、この消去抵抗の強さが変わる。部分強化で強化すると、その後いくら消去してもなかなかその不適切な行動は収まらないのである。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.119)

【引用おわり】

 強化されない時間があっても、行動が消えにくいのは、信頼の積み重ねがあるからです。部分的な関わりでも、継続することで支援の力になります。「続ける支援」が、行動を育てる土台です。




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