今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月9日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 3月9日の 日付(ひづけ)の
「サン(3)キュー(9)」 から 「ありがとう」の日です。
3・9デイ(ありがとうを届とどける日)です。
「ありがとう」という言葉(ことば)に たくして 感謝(かんしゃ)を
伝(つた)え合(あ)う日です。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月9日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 3月9日の 日付(ひづけ)の
「サン(3)キュー(9)」 から 「ありがとう」の日です。
3・9デイ(ありがとうを届とどける日)です。
「ありがとう」という言葉(ことば)に たくして 感謝(かんしゃ)を
伝(つた)え合(あ)う日です。
標的行動のとおりうまくできない時には、ヒントを出すといい。それがプロンプトである。適切なプロンプトによって、標的行動が促される。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第98回目の引用である。
【引用はじめ】
標的行動が起こりやすいように合図や指示、ヒントを出すのがプロンプトである。プロンプトはクイズのヒントのように言語的なものもあれば、鉄棒で逆上がりを補助するように身体的なものもある。
ばた足の練習で、直前にフィードバックしたことが守られていなかった時には、指示棒でばた足している人の体の一部を軽く触れた。そうすることで適切な行動が現れることを狙ったのだ。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.50~p.51)
【引用おわり】
ばた足が腿を動かしてできるようになるために、指示棒で腿にふれた。それに促されて、腿を動かすようになった。すかさず強化した。こうしたことによって、「足を腿から動かす」ことができるようになり、その標的行動が定着できた。指示棒で腿にふれることが、プロンプトになったのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月8日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「みつばちの日」です。
3月8日が 「みつ(3) ばち(8) 」と読(よ)む 語呂合(ごろあ)わせから
決(き)められました。
ミツバチは 二ホンミツバチと セイヨウミツバチなどがいます。
はちみつを採(と)るのは 主(おも)に セイヨウミツバチです。
ミツバチは 女王(じょうおう)バチ 働(はたら)きバチ オスバチが
います。
オスバチは 英語(えいご)で ドローンと 言(い)います。
無人航空機(むじんこうくうき)の ドローンは オスバチの「ブーン」と
いう羽音(はおと)からきています。
適切な行動を促すには、具体的に説明することである。何をどのようにするのかを、相手に分かりやすく言う必要がある。それがうまくできていない場合が少なくない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第97回目の引用である。
【引用はじめ】
言葉で身体や筋肉の動きを具体的に説明すること。長嶋監督流に「そこをびゅっとしてがーといけばグッドですね」などと曖昧な説明をするのではなく、「左足に重心をのせて左腕を引きながら手首を返す」のように、誰にでも、何をどうすればいいのか分かるように説明することが肝心。このためにはもちろん適切な課題分析が必須になる。
具体的な説明によるフィードバックは結果(C)として使った場合、不適切な行動を弱化し、同時に適切な行動の先行条件(A)となるから便利である。
【引用おわり】
ばた足がうまくできない人にとって、標的行動どおりできないのは、その説明が曖昧だからだ。先行条件(A)において、標的行動を具体的に説明すれば、行動(B)が説明どおりにできた。そのことによって、結果(C)において強化するのである。この繰り返しによって、標的行動は定着することができるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月7日 金曜日(きんようび)。
東北新幹線(とうほくしんかんせん)と 秋田新幹線(あきたしんかんせん)の連結(れんけつ)が
はずれました。
運転中(うんてんちゅう)です。
原因(げいん)が 分(わ)かるまで 連結運転(れんけつうんてん)を 取(と)りやめることに
なりました。
山形新幹線(やまがたしんかんせん)は 福島(ふくしま)で
東北新幹線(とうほくしんかんせん)に 乗(の)りかえることになります。
不便(ふべん)になります。
モデリングを用いても、効果がない場合もある。その場合は、シェイピングの技法を使うといい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第96回目の引用である。
【引用はじめ】
モデリングは、 "模倣" という行動レパートリーが身についている相手にしか使えない技法だ。人間以外のほとんどの動物には模倣のレパートリーはない。人間でも何らかの障害によって模倣のレパートリーが発達していない子供や大人もいる。その場合には、シェイピングの技法を使うか、模倣のレパートリーそのものの訓練から始めることになる。「ちゃんと手本を見せているのにできない」と学習者を責めるのは個人攻撃の罠に陥った証拠だから、要注意。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.50)
【引用おわり】
うまくできないと、「なんでこんな簡単なこともできないんだ」と言いたくなる。ついつい、個人攻撃の罠におちいる。やり方に問題がある。だから、やり方を工夫するのだ。行動を変えるための手立てをどうするか、考えるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月6日 木曜日(もくようび)。
岩手県(いわてけん)大船渡市(おおふなとし)で 山林火災(さんりんかさい)が
続(つづ)いています。
発生(はっせい)が 2月26日でした。
そこから1週間(しゅうかん)もたっています。
消火活動(しょうかかつどう)が 続(つづ)いていますが なかなか消(け)すことが
できません。
空気(くうき)が 乾(かわ)いていて 強風(きょうふう)がふいているので
次々(つぎつぎ)と 延焼(えんしょう)しています。
避難(ひなん)している 住民(じゅうみん)も 多数(たすう)います。
なかなかできないことがあったらどうすれば良いか。手本や見本を示して、その通りできるようにするのがいい。それがなかなかできていないのが現実である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第95回目の引用である。
【引用はじめ】
モデリングとは見本や手本を示すことだ。新しい課題を与える時や、助言するときに、必ず手本を示すようにするといい。これもあたりまえのことのようだが、実際、会社や学校で何かを教えるとき、どれだけの見本や手本を用意しているか思い浮かべて欲しい。「もっと丁寧に挨拶しなさい!」と言いながら、どれだけの人が丁寧な挨拶の手本を示しているだろうか? 「じっくり考えて問題を解きなさい」という数学の先生がどれだけ "じっくり考える" 手本を子どもたちに示しているだろうか?
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.49~p.50)
【引用おわり】
モデリングは、標的行動を身につけさせるには有効な手立てである。簡単には身につかない行動には計画的・段階的にモデリングを活用する必要がある。単なる言葉だけでなく、見本や手本を示すようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月5日 水曜日(すいようび)。
県内(けんない)の サクラ開花(かいか)予想(よそう)が 発表(はっぴょう)されました。
霞城公園(かじょうこうえん)は 4月10日に サクラが開花(かいか)する
予想(よそう)です。
その1週間後(しゅうかんご)が 満開(まんかい)になります。
満開(まんかい)は 4月17日ぐらいかな。
楽(たの)しみです。
泳げない人にとって、ダルマ浮きができるまでだって簡単ではない。30秒間ダルマ浮きができるようにするには、ちょっとでもできたら誉めるを繰り返す。それをだんだんと秒数を長くしてゆく。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第94回目の引用である。
【引用はじめ】
泳ぐことができない人に対して、まずダルマ浮きができるようにするためシェイピングの技法が使われた。
最初の課題は "ダルマ浮き" を30秒続けることだったが、せいぜい5秒が限界だ。だからといって誉めずにいたら、どうなるだろう? 分化の原理によって行動は減ってしまうだろう。だから、訓練の初期段階では、5秒でもいいから誉めた。でもそれができるようになると「今度は10秒頑張ってみましょう!」と励まして、10秒できるようになったら誉めるようにした。次は15秒、そして20秒というように、徐々に標的行動に近づけていったのだ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48~p.49)
【引用おわり】
ダルマ浮きが30秒間できるようにする標的行動を設定した。まずは、5秒、10秒、20秒、そして最終的に30秒間ダルマ浮きができるようにするまで、根気よく強化してゆくのだ。それがシェイピングと呼ばれる技法である。ただ、やみくもにやらせるよりはずっと効率的なのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月4日 火曜日(かようび)。
モンテディオ山形(やまがた)は 3連敗(れんぱい)。
みんな応援(おうえん)しているのに 勝(か)てません。
残念(ざんねん)。
千葉(ちば)とは 2対(たい)3で 惜(お)しくも 負(ま)けてしまいました。
次(つぎ)の 試合(しあい)こそ 勝(か)ってほしい。
応援(おうえん)しましょう。
次(つぎ)は 秋田(あきた)との 戦(たたか)いです。
分化の原理やシェイピングの技法といった行動分析学的知見を明らかにするために、ハトを使った実験をした。ハトが実験箱の円盤をつつく行動ができるまでを記録したのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第93回目の引用である。
【引用はじめ】
分化の原理もシェイピングの技法も、元々は動物を使った基礎研究で見いだされ、開発されたものだ。行動分析学の基礎研究ではハトを被験体に使うことが多い。ハトを実験箱に入れ、はこの側面についたプラスティックの円盤をつつく行動をエサで強化するのだ。
ところが初めて実験に参加するハトには、円盤をつつくという行動が身についていない。最初は実験箱の中で歩き回ったり、羽をついばんだりしている。そこで、ハトの行動の中で円盤をつつくのに最も近い行動、たとえば円盤の方を見る行動を選んで強化するのだ。するとハトは円盤を頻繁に見るようになる。
そこで今度は円盤を見ただけではエサを与えないようにする。消去の開始だ。するとハトは円盤を見ながら首を振ったり、回転したり、しゃがんだりと、いろいろな行動を始める。これが消去によって生じる。様々な行動の出現だ。この中から、円盤をつつくのに一番近い行動、たとえば円盤に向かって近寄る、を強化する。分化の原理が働いて、強化された行動は増え、それ以外の行動は減っていく。そして、消去と強化を繰り返し、徐々に標的行動に近づけていく。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48~p.49)
【引用おわり】
ハトを実験箱に入れて、円盤をつつく行動を身につけることができた。そのプロセスを明らかにして、どうすれば標的行動を達成するのか分かった。分化の原理やシェイピングの技法として一般化する科学的知見を見出したのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月3日 月曜日(げつようび)。
3月3日は ひな祭(まつ)りです。
女(おんな)の子(こ)が 健(すこ)やかに 成長(せいちょう)を 願(ねが)う
行事(ぎょうじ)です。
「桃(もも)の節句(せっく)」とも 言(い)います。
ひな人形(にんぎょう)を 飾(かざ)っている家(うち)もありますね。
動物による基礎研究から、分化の権利やシェイピングの技法が見出された。特に、ハトを実験箱に入れた研究によって、そうした原理の発見があった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第92回目の引用である。
【引用はじめ】
分化の原理もシェイピングの技法も、元々は動物を使った基礎研究で見いだされ、開発されたものだ。行動分析学の基礎研究ではハトを被験体に使うことが多い。ハトを実験箱に入れ、はこの側面についたプラスティックの円盤をつつく行動をエサで強化するのだ。
ところが初めて実験に参加するハトには、円盤をつつくという行動が身についていない。最初は実験箱の中で歩き回ったり、羽をついばんだりしている。そこで、ハトの行動の中で円盤をつつくのに最も近い行動、たとえば円盤の方を見る行動を選んで強化するのだ。するとハトは円盤を頻繁に見るようになる。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48~p.49)
【引用おわり】
ハトの研究によって、私たちも活用できる行動の原理が明らかになった。ちょっと突飛かもしれないが、地道な基礎研究があったから人間も応用できる行動の原理をもたらしたのである。普通では思いつかない研究方法は、私たちにすばらしい貢献をしてくれたのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月2日 日曜日(にちようび)。
静岡県(しずおかけん)河津町(かわづまち)では 今(いま) 桜(さくら)が
満開(まんかい)です。
河津桜(かわづさくら)は 濃(こ)い ピンク色(いろ)をしています。
ソメイヨシノより ずっと早(はや)く 花(はな)が 咲(さ)きます。
見(み)てみたいなあ。
シェイピングによって新しい行動を身につけることができる。そこでは、弱化でなく強化の原理を使ったほうがいい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第91回目の引用である。
【引用はじめ】
シェイピングという技法の背景には分化の原理が働いている。子どもに算数を教えるとき、後輩にパソコンの使い方を教えるとき、恋人にスキーの滑り方を教えるとき。「そうじゃない!」「違うよ」「さっき言ったこと聞いてなかったの?」などなど、我々がいかに弱化を使いがちか。強化の原理を使うと、何かを教えるのは、ずっと簡単になる。
分化の原理もシェイピングの技法も、元々は動物を使った基礎研究で見いだされ、開発されたものだ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48)
【引用おわり】
スキーの滑り方を教えるにあたって、「そうじゃない」と言っても相手はどうすれば良いか分からない。モデルを示して、その通りにできなくても、ここは良かったと強化するのである。次はこうしたらと、再度モデルを示すのである。それでもうまくできなくても根気よく励ます。そうしたやり方の方がいい。ここがダメだと弱化しても身に付くものでない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年3月1日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)から 3月です。
3月は 「弥生(やよい)」とも 言(い)います。
いい天気(てんき)になりました。
気温(きおん)も 10度(ど) 以上(いじょう)になりそうです。
春(はる)の 陽気(ようき)です。
あんなにあった雪(ゆき)もどんどんとけています。
うきうきしてきます。
新しい行動を身につけるためには、どのような働き方をすればよいか。それがシェイピング呼ばれる手法である。標的行動に近い行動を徐々に強化するやり方だ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第90回目の引用である。
【引用はじめ】
新しい行動を身につけるため、すでにレパートリーにある行動の中で標的行動に最も近い行動を強化する。その行動が増えたら、今度はそれを消去する。行動を消去すると、一時的に、消去された行動に似た様々な行動が起きることが知られている。消去によって生じた様々な行動の中から最も標的行動に近いものを選んで、さらに強化する。その行動が増えたら、また消去する。この様に強化と消去を繰り返して、次第に標的行動に近い行動を強化していく。
シェイピングという技法の背景には分化の原理が働いている。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48)
【引用おわり】
標的行動となる行動レパートリーを、どのようにすれば、身につけることができるか。今できる行動からスタートして、だんだんと標的行動に近い行動に近づける。それを計画的に段階的に行うのである。段階ごとにうまくいったらその直後に強化する。それを標的行動ができるようになるまで、繰り返すのである。これがシェイピングである。