部下の行動に対して、いちいち口出してその通りにさせようとするやり方は問題である。これでは指示待ちになってしまい、自主的に行動しなくなってしまう。そのことに関する、石田本による第20回目の引用である。
【引用はじめ】
ビジネスとは行動の集積だ。社員の行動がなければ会社は何ひとつ達成できない。しかし、行動を変えることが重要だと言っても、マイクロマネジメントのやり方では逆効果である。
マイクロマネジメントとは、微に入り細に渡って部下をコントロールする手法だ。他人の行動一つひとつに偏執的なこだわりを示し、それこそ一挙手一投足にまで干渉しようとする。
マイクロマネジメントは部下の成長を著しく阻害するばかりか、部下を押しつぶしてしまう負のマネジメントなのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.62~p.63 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
部下の自主性を失いがちなやり方が、指示どおりを要求することである。細かいことまでこだわって、部下をコントロールしようとするやり方だ。マイクロマネジメントでは部下は育たない。部下の自主的な行動に任せることである。時々の修正は必要だろうが。
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