上司が「褒めがいがない」と感じる背景には、褒めるという行動そのものが強化されていないという問題があります。褒めても反応が薄いと、上司は次第に褒める意欲を失ってしまう。マネジメントにおける“褒める”行動の随伴性を見直すことが重要になります。
【引用はじめ】
上司は部下に対して、「褒めがいがない」と嘆いていた。褒めても、部下から手ごたえが返ってこない。褒めることも行動である。上司が部下をマネジメントするうえで、褒めることを好子に使うなら、この「褒める」行動が適切に行われる必要がある。だから、上司が褒めることも何らかの随伴性で強化されねばならない。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.119)
【引用おわり】
褒めることは、部下の成長を支える大切な行動です。しかし、その行動が強化されなければ上司は続けられません。部下側の反応や組織の仕組みを整え、上司が「褒めると良いことがある」と実感できる環境づくりが、健全なマネジメントの土台になります。
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