私たちは日々、利用者支援のなかでさまざまな目標を立てています。目標は結果を追うためだけではなく、一つひとつの行動に意味と達成感を与え、継続する力を生み出してくれるものです。
【引用はじめ】
業績の向上には、フィードバックや強化と並んで「目標設定」がよく使われ、その効果も広く認められている。目標設定はなぜ効果があるのか。目標値を決めることにより、その目標に達することは強化されるかもしれない。しかし、本来強化されるべきものは目標に達する行動ではなく、それに至るたくさんの行動、たとえば、一回一回の受注や顧客を訪問する行動である。これらの本来強化されるべき行動は、目標の有無にかかわらず強化される。ただし、目標を立てない場合より目標を立てるほうが、受注や顧客訪問の成果がより強化的になるのである。「よし、これで目標まであと○○件」というように。したがって、目標の設定は確立操作なのである。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.263)
【引用おわり】
利用者の成長も職員自身の成長も、小さな行動の積み重ねから生まれます。目標を明確にすることで、日々の支援や工夫の価値が見えやすくなります。今日の一歩を大切に積み重ねていきましょう。
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