弱小の草野球チームを勝てるチームにするために、5ステップ・マネジメントを導入した。以下は勝てるチームにした事例である。そのことに関する、石田本による第216回目の引用である。
【引用はじめ】
ある草野球のチームは試合に勝てない。あまりに弱すぎて、メンバーは練習に身が入らず、覇気に欠けていた。
監督は5ステップ(ピンポイント→メジャーメント→フィードバック→リインフォース→評価)を応用することにした。まずはポイント制度の導入である。メンバーを二人一組の単位に分け、練習に出てくると一ポイント、バッティング練習で一ポイント、投球練習で一ポイントを与える。平日のランニングは一回当たり三ポイントを与えた。この成績を各チームで競わせ、月間二百ポイントを達成したチームにはビール券をプレゼントした。
試合の結果に対してポイントを与えるシステムではない。監督は成果そのものではなく、成果を生むプロセスに目を向けた。プロセスさえきちんと踏めば、いずれ成果はついてくると考えた。5ステップはめざましい効果を上げた。練習をさぼるメンバーがいなくなり、全員が皆勤となった。平日のランニングによって基礎体力もついた。たった一枚二枚のビール券で、メンバーは練習に打ち込んだ。数か月後、彼らはついに初勝利を手にした。自信をつけたチームは着実に勝ち星を増やしていき、ある試合ではなんと完封の快挙も成し遂げた。弱小チームは強豪に生まれ変わった。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.209~p.210 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
勝つチームにするために、まずは試合の結果にこだわらなかった。普段の練習プロセスに重点を置いて、練習への参加を続け、バッティング練習、投球練習、基礎体力などに取り組んだ。それが徐々に試合の勝利につながっていった。
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