嫌子を使って行動を制御する例が、以下のとおりである。課長が睨んだり、嫌みを言ったり、怒ったりする行動の随伴性を示したものである。
【引用はじめ】
好子を使った行動の制御は二種類あった。嫌子の場合も二種類ある。
課長がなぜ、部下に対して嫌みや叱責、批判的な目つきを日常的に繰り返すのかを分析するために、ダイアグラムを書いてみると図2-4のようになる。
こうした随伴性で課長の行動は強化されている。強化の原因は直前直後の「消失の変化」であり、このとき、消失したものは「嫌子」である。坂東課長が鬼の上司である続けたのは、部下による嫌子消失で強化されていたからだ。
嫌子消失の強化=行動の直後に嫌子が消失すると行動は増加する
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.53)
【引用おわり】
課長が睨む、嫌みを言う、あるいは怒るのは、直後の嫌子によるものである。そのことで、部下が帰り支度しない、間違ったQR活動しないなどが生ずるからである。
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