トリアージとは、災害医療現場で用いられる概念である。緊迫する多数の死傷者がいる現場において、救命行為が実施される。できるだけ多くの命を救うために、今ある最大限の救命措置が行えるようにするやり方といっていい。
【引用はじめ】
トリアージの選別は、カテゴリー0からⅢの四段階で行われ、傷病者の右手首には、四段階に対応した四色のタグのいずれかがつけられ、医師の治療を待つ。治療の優先度は、カテゴリーⅠ(生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの)、カテゴリーⅡ(今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの)、カテゴリーⅢ(救急での搬送の必要がない軽症な者)、カテゴリー0(死亡、もしくは救命に現況以上の救命機材・人員を必要として救命不可能な者)である。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)
【引用おわり】
トリアージにおいては、助けなければならない死傷者の選別といった決断がなされることになる。重い決断である。それも瞬時に行う必要がある。命にかかわることで間違いがあってはならない。難しい決断を多くの傷病者に対して行うのだ。
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