2026年10月18日日曜日

誰も見ていない時こそ、本当の支援が見える

 私たちは「良い支援をしよう」と考えます。しかし、本当に大切なのは、誰も見ていない時でもその行動を続けることです。その力を育てる鍵が、自分で自分の良い行動を認め、励ます「自己強化」にあります。 

【引用はじめ】

 建前を言うのは簡単ですが、現実の職場には、建前を実行させる随伴性があるとは限らない。人間の行動を決めるのは随伴性ですから、それが適切でないときには建前とは違った本音が生まれ、人が見ていないところでは本音に従って動く。だから、誰も見てないところでの行動を変えるには、自分で自分を強化することが必要になります。

 よい行動をしたら褒める。でも自己強化では、自分を褒めるのは自分です。トップクラスになる運動選手というのは、自分で自分を褒めるのがうまい人ばかりです。彼らは途中の細かな動作の一つひとつに好子を与えているのです。おそらく彼らの脳内では、一つの動作が決まるたびに快感物質がピュピュッと分泌されているのではないでしょうか。

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.269~p.270)

【引用おわり】

 支援の質は、人前での行動だけでなく、一人の時の行動にも表れます。小さな実践でも「今の対応は良かった」と自分を認める習慣が、より良い支援を続ける力になります。自己強化を大切にしていきましょう。


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