部下に自信をつけて、仕事に果敢に取り組むことができるようにすることが重要である。そのためには、仕事に対する達成感や喜びが感じられるようにすることだ。最終的なゴールには簡単に到達できないとしたら、達成しやすいサブゴールをいくつも設定するのである。そのサブゴールを一つずつ達成して、最終ゴールに到達するようにするのである。そのことに関する、石田本による第101回目の引用である。
【引用はじめ】
小さいサブゴールを越えると達成感が生まれる。達成感は、ABC分析の中の「C=結果」に相当する部分である。これを得ると、同じ喜びを味わおうとして次のサブゴールにも果敢に挑戦する。つまり行動を繰り返すようになるわけだ。
上司の目的はあくまで達成感を味わわせることにあるので、ハードルを低めに設定することが肝心だ。「少し頑張ったら達成できた」という自信を植え付けるためのサブゴールだからである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.127~p.128 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
部下が今できる仕事はどんなことか。レベルにあった仕事をクリアさせていく。それを少しずつ繰り返し、最終的にやるべき仕事ができるようにするのだ。部下をうまく導くのがリーダーの役割である。
0 件のコメント:
コメントを投稿