私たちは利用者支援の工夫について学ぶことが多いですが、その考え方は自分自身の成長にも活かすことができます。今回は、行動分析学にもとづく「自己管理(セルフマネジメント)」の基本的な進め方を紹介します。
【引用はじめ】
自分で随伴性を設定し、自分の行動を強化したり、弱化したりすることもできる。これを行動の自己管理(セルフコントロールまたはセルフマネジメント)という。自己管理の一般的な手順は次のようになる。
- 「標的行動を定義する」 どの行動を強化するか決める。
- 「行動を記録する」 その行動の記録をとる。
- 「ベースラインをとる」 新しい随伴性を導入する前に、どのくらい標的行動をしているのかを記録する。
- 「グラフをつける」 行動の記録をグラフにする。
- 「新しい随伴性を導入する」 ベースラインの記録ができたら新しい随伴性を導入する。
- 「随伴性を改良する」 随伴性に効果が見られないなら、改良した随伴性を導入する。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.279~p.281)
【引用おわり】
目標を決め、記録し、結果を振り返りながら改善していくことは、自分自身を成長へ導く大切な方法です。小さな変化を積み重ねることが、より良い支援や働きやすい職場づくりにつながっていくのではないでしょうか。

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