今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月30日 水曜日(すいようび)。
4月30日 5月1日 5月2日の 3日間は のぞみの家(いえ)は
通常(つうじょう)どおり 仕事(しごと)です。
5月3日から 5月6日までは 4連休(れんきゅう)になります。
昨日(きのう) 4月29日は 「昭和(しょうわ)の日」で 国民(こくみん)の
祝日(しゅくじつ)でした。
休(やす)みが 飛(と)び石(いし)に なっています。
でも ゴールデンウィークは うきうきした 気分(きぶん)になります。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月30日 水曜日(すいようび)。
4月30日 5月1日 5月2日の 3日間は のぞみの家(いえ)は
通常(つうじょう)どおり 仕事(しごと)です。
5月3日から 5月6日までは 4連休(れんきゅう)になります。
昨日(きのう) 4月29日は 「昭和(しょうわ)の日」で 国民(こくみん)の
祝日(しゅくじつ)でした。
休(やす)みが 飛(と)び石(いし)に なっています。
でも ゴールデンウィークは うきうきした 気分(きぶん)になります。
ペイ・フォー・パフォーマンスという成果給を導入して、生産性を3倍にも上げた米国の銀行がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第149回目の引用である。
【引用はじめ】
ペイ・フォー・パフォーマンスの成功例を紹介します。
米国のアーカンソー州にあるユニオン・ナショナル・バンクという銀行がオペレーターの給与体系にペイ・フォー・パフォーマンスを導入した成果です。従来の給与体系では1時間に平均1000枚の小切手を処理していたオペレーターが、処理した枚数に応じて給与を支払うようにしたら、その3倍以上の仕事をするようになった事例です。この数値はオペーレーターの限界ではなく、コンピュータ端末の限界だそうです。機械的にこれ以上早い処理ができないそうです。これって出来高制で、オペーレーターの様な単純な仕事ならともかく、もっと複雑な職種にはあてはまるのだろうか。
しかし、この銀行ではこの大成功で気を良くして、ペイ・フォー・パフォーマンスを大々的に取り入れて、現在では700名の従業員のおよそ70%の給料がペイ・フォー・パフォーマンスによって支払われているそうです。これには管理職も、含まれています。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.97)
【引用おわり】
ペイ・フォー・パフォーマンスは、単純作業だけしか適用できないのだろう。それが、やりようによっては管理職にだって適用できる。初めは、やりやすいところからやって、うまくいったら他の部署にもだんだんと広げていくことである。それが上記の銀行の事例である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月29日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「昭和(しょうわ)の日」です。
「国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)」です。
昭和天皇(しょうわてんのう)の 誕生日(たんじょうび)でした。
昭和天皇(しょうわてんのう)が 崩御(ほうぎょ)(昭和しょうわ64年)された後(あと)
「みどりの日」となりました。
2007年(平成へいせい19年)から 「昭和(しょうわ)の日」に 変(か)わり
ました。
「みどりの日」は 5月4日になりました。
上司が部下に対して、適切に誉めたり叱ったりするやり方を学んで、営業成績を向上することも可能だ。しかし、それだけでは十分でない。給与などにも配慮することも大事である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第148回目の引用である。
【引用はじめ】
部下の誉め方や叱り方を上司が学ぶのは非常に大切です。ただそれだけでは、営業成績を向上するには足りないのです。
給与を仕事の成果によって支払うペイ・フォー・パフォーマンスという賃金体系を導入するやり方もあります。成果給です。
この成果給によって、生産性が3倍以上になった米国の事例があります。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.96)
【引用おわり】
仕事の成果に応じた給与によって、生産性を向上することもできる。セールスなどにおいては、よく用いられるやり方でもある。職種によっては、こうしたやり方が導入しにくいものもある。うまく導入できれば、生産性が大幅に向上することもできる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月28日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「山形県(やまがたけん)縦断(じゅうだん)駅伝競走(えきでんきょうそう)
大会(たいかい)」の 二日目(ふつかめ)です。
4月27日 庄内(しょうない)の 遊佐町(ゆざまち)を スタートして 4月29日
山形(やまがた)メディアタワーまでの 300キロを 11チームがかけぬける
大会(たいかい)です。
今年(ことし)で 69回目(かいめ)。
みんなで 山形(やまがた)チームなどを 応援(おうえん)しましょう。
YBCラジオで 実況中継(じっきょうちゅうけい)を やっています。
ただ、誉めればうまいくわけでない。具体的な行動を誉めるのである。望ましい行動を誉める。そうすれば、次のより良い行動につながることになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第147回目の引用である。
【引用はじめ】
うまい誉め方というのはどういうやり方だろう。ただ"よくやっているね"と声をかけるだけではなく、たとえば昨日どんな仕事をしたか質問をします。その中で望ましい行動があればそれを指摘してあげます。それから、その人が以前には苦手としていて今では取り組んでいる行動があれば承認するといいです。具体的に誉めることは、次にその行動を繰り返すための先行条件にもなります。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.95)
【引用おわり】
誉める場合も適切にタイミングよく、望ましい行動を誉めるようにすれば、確実により良い行動が身につく。誉めることは簡単などとないがしろにしないことである。それなりに、テクニックが必要なのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月27日 日曜日(にちようび)。
山形(やまがた)では おいしいお米(こめ)が たくさんとれます。
「つや姫(ひめ)」「雪若丸(ゆきわかまる)」「はえぬき」「ひとめぼれ」なとがあります。
新(あたら)しい お米(こめ)がデビューします。
「ゆきまんてん」です。
「ゆきまんてん」は 雪(ゆき)のように白(しろ)く おいしさ満点(まんてん)
笑顔満天(えがおまんてん)の お米(こめ)の 思(おも)いがこめらています。
今年(ことし)の秋(あき) ぜひ食(た)べてみたいです。
「誉める」といっても誉めかたがある。むやみに誉めても、効果がなかったり、問題になる場合もある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第146回目の引用である。
【引用はじめ】
部下を誉めるときには、どの行動を誉めているのか、はっきり相手に伝わるようにします。無条件に誉めると、望ましくない行動を増やすだけでなく、望ましい行動を減らす可能性さえあります。動機づけのためには具体的な行動を誉めることが肝心です。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.95)
【引用おわり】
望ましい行動については、その直後に誉めるのが効果的だ。それも具体的な行動に対して誉めるのである。誉めることがいいといっても、適時適切な誉めかたをする必要がある。不適切な行動を誉めたりすると、適切な行動が減ることにもなりかねない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月26日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「わらびもちの日」です。
4月26日の 日付(ひづけ)から、わらびの旬(しゅん)が4月、「わらびもち」の
「ぷるぷる」感(かん)から 「ぷ(2)る(6)」のごろ合(あ)わせで 決(き)め
られました。
「わらびもち」は 古(ふる)い 時代(じだい)からの 和菓子(わがし)です。
醍醐天皇(だいごてんのう)(897年~930年)が 好(この)んだとされています。
「わらびもち」は 柔(やわ)らかく 口(くち)どけがいい。
きな粉(こ) 抹茶(まっちゃ) 黒蜜(くろみつ)を かけて 食(た)べます。
おいしいよ。
指示ばっかりでも、批判ばっかりでもマネジメントはうまくいかない。適切な指示による適切な行動に対して、適切な結果を与えるようにするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第145回目の引用である。
【引用はじめ】
"あれやれ、これやれ"と指示ばかりする、先行条件だけのマネジメントも、"あれやってない、これやってない"と批判ばかりする、結果だけのマネジメントとも、どちらも不十分です。ABCが一貫したとき、始めて人間の行動は動機づけられるのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.94~p.95)
【引用おわり】
適切な行動を導くには、行動の前後関係を整備するのである。ABC分析によって、バランスがよいものであれば、より良い動機づけとなる。先行条件(A)→行動(B)→結果(C)の関係によって、行動のあり方が変わってくる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月25日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「世界(せかい)マラリア・デー」です。
マラリアは 伝染病(でんせんびょう)です。
日本(にほん)では ほとんどみられない病気(びょうき)です。
マラリア原虫(げんちゅう)を持(も)った 蚊(か)にさされると感染(かんせん)します。
マラリアになると 高熱(こうねつ) 頭痛(ずつう) 吐(は)き気(け)などにおそわれます。
意識障害(いしきしょうがい) 腎不全(じんふぜん)などを 起(お)こし 死亡(しぼう)する
場合(ばあい)もあります。
アフリカでは たくさんの人々(ひとびと)が 感染(かんせん)しています。
部下の営業活動がうまくいかない。上司はついつい「叱咤激励」する。その場合、部下が何をすればいいか、明確にすること切だ。ただ、怒るだけでは営業活動が進展するはずがない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第144回目の引用である。
【引用はじめ】
望ましい成果が達成されていないなら、どんな行動が欠けているのか聞きだします。叱るためにではなく、いつまでに何をやるのか、約束させるのです。たとえば今日中にお客さんに電話をかけるとか?そしてその約束が守られたかどうかを確かめます。もし守られていれば誉めるし、守られていなければ今度は自信を持って叱ることができます。【引用おわり】
部下は営業活動に迷っている。そうした時は、ベテランの上司の出番だ。適切なアドバイスがあれば、部下もそれに従う。まず今やるべきことを手助けするのである。すぐできる具体的な行動である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月24日 木曜日(もくようび)。
山形県(やまがたけん)の 人口(じんこう)は 現在(げんざい) 100万(まん)
4507人(にん)です。
ぎりぎり 100万人(にん)だいです。
進学(しんがく) 就職(しゅうしょく) 転任(てんにん)などで 人口(じんこう)が
減(へ)る 見込(みこ)みです。
5月の統計(とうけい)だと 100万人(まんにん)を 割(わ)り込(こ)む
予想(よそう)です。
さびしいなあ。
怒ったらうまくいくわけでない。かえって、失敗を隠したり、嘘をついたりするようになる。嫌子はマネジメントにとっては、あまり効果的でない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第143回目の引用である。
【引用はじめ】
行動(C)を見ずに、成果のみから望ましい行動が行われていないと判断し、嫌子を使うのは控えた方が無難です。それに一般に、嫌子より好子を使ったマネジメントの方が、動機づけを効果的に行うことができます。 嫌子を使うと、怒られるのを避けるために失敗を隠したり、水増しの報告が増えるようになります。それに一般的に言って、退職率や転職率もたかくなりがちです。派生の原理が働いて、上司や会社が嫌子化するからです。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.93~p.94)
【引用おわり】
営業活動が成果を上げられない。それでつい怒ったりする。しかし、それでうまくいくことは少ない。かえって、負の行動を起こしやすい。怒られないように営業活動に頑張るより、失敗してないように見せかけたりするようになる。いい結果が生まれないことに注意しなければならない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月23日 水曜日(すいようび)。
1516年4月23日 ドイツの国王(こくおう)が ビールの醸造(じょうぞう)に
使用(しよう)できるものを 決(き)めました。
ビールの 材料(ざいりょう)は 水(みず) ホップ 麦芽(ばくが) 酵母(こうぼ)です。
それにちなんで 日本(にほん)でも 1999年4月23日を 「ビールの日」と
決(き)めました。
みんなの中(なか)には ビールが 大好(だいす)きな人(ひと)も います。
これから 冷(つめ)たいビールを ぐっと飲(の)み干(ほ)すのは 最高(さいこう)です。
営業活動がうまくいかない。頑張っているのだが、契約を取るのに苦労している。上司から叱咤激励が入る。そうだからといって、契約にこぎつけられるわけでない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第142回目の引用である。
【引用はじめ】
部長が部下に対して動機づけるやり方として、叱咤激励を行う。部下の仕事ぶりをよく見て、なまけていれば、渇を入れ、よくやっていれば、誉める。元気のない部下は飲みに連れていって力づける。といったことを主張する部長がいます。
ただ、営業活動が不振だからといって上記のやり方は適切だろうか。一つの契約を取るには長い時間がかかるし、できることすべてをやっても契約が取れないこともあります。ある時点で、ある担当者の営業成績が低いからといって、それがそのまま"優秀な営業活動"をしていないことになるでしょうか? もしかして、 "優秀な営業活動" をしているけど何か他の事情で成果がでていないときに"渇"を入れてしまう危険性はありませんか?そんなことになったら"優秀な営業活動"を逆に妨げてしまうかもしれません。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.92~p.93)
【引用おわり】
営業において、契約を取るまでには、さまざまな課題がある。それを一つずつクリアすることが必要だ。それを上司が叱咤激励するだけには、成果にこぎつけられない。部下の途中経過に目配りするなど、適時適切な支援をするのである。ただただ、叱咤激励によってもいい結果につながることは少ない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月22日 火曜日(かようび)。
1970年(昭和しょうわ45年)4月22日 環境問題(かんきょうもんだい)を
呼(よ)びかける「アースデー」が 提唱(ていしょう)されました。
アメリカの 政治家(せいじか) ゲイロード・ネルソンが 呼(よ)びかけたのが
始(はじ)まりです。
「アースデー」とは 「地球(ちきゅう)の日」です。
世界中(せかいじゅう)で 地球環境(ちきゅうかんきょう)の 保護(ほご)を
訴(うった)える日です。
また 今日(きょう)は 「清掃(せいそう)デー」でもあります。
地域(ちいき)を きれいにしようというです。
効果的な動機づけにするためには、どうすればよいか。行動の結果が明確で確実で、迅速に現れることが必要だ。うまくいったことが、即座に評価されることが大事である。そうしたことが、意外となされていないので、動機づけがうまくいかないケースが多い。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第141回目の引用である。
【引用はじめ】
営業成績を上げれば昇進やボーナスの査定にプラスになるとはいっても、課長になるにはどれだけ成績を上げる必要があるのか、また、どれだけ契約を取ればいくらボーナスが貰えるのか、といった具体的な関係が明確でないと、動機づけの手段としては不確実です。
契約や達成感は、優秀な契約活動の一挙一動に必ず伴うわけではありません。確率的には非常に低い出来事です。だから行動を動機づけるにはこれも不確実な結果なのです。結果の伝達が迅速とはいかない問題があります。
行動の結果が明確で、かつ、確実であっても、その伝達に1年も2年もかかるようでは動機づけの力も弱まります。たとえば優秀な営業活動に従事して会社の業績が上がっても、それが自分に戻ってくるには早くても半年から1年はかかるでしょう?そういう結果は、なかなか、効果的な動機づけにはならないのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.90)
【引用おわり】
動機づけを高めるのは、行動の結果しだいである。それも行動の結果が不確実ではだめだ。明確かつ確実な結果によって即時であればあるほど、行動の動機づけは高まるのである。行動とその結果といった行動随伴性の関係をうまく整備する必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月21日 月曜日(げつようび)。
のぞみの家(いえ)の 桜(さくら)も 散(ち)り始(はじ)めています。
花(はな)びらが 園庭(えんてい)にちらばっています。
裏山(うらやま)からは ウグイスの 鳴(な)き声(ごえ)が 聞(き)こえます。
今日(きょう)は いい天気(てんき)に なりました。
北海道(ほっかいどう)の 函館(はこだい)も 桜(さくら)が 開花(かいか)した
そうです。
桜前線(さくらぜんせん)が 北海道(ほっかいどう)にも 到達(とうたつ)しました。
パフォーマンス・マネジメントにおいては、行動の結果が行動に影響するという原理を重視する。行動の結果が、行動を強化したり弱化するというのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第140回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の結果が行動に影響するかどうかを見分ける法則には、次の3つのルールがあります。行動と結果の関係は明確でなければなりません。何をどれだけすればこうなるという結果は行動に影響しますが、これをやっていればいつかはこうなるだろうといった結果は行動を動機づけません。
たとえば、営業成績を上げれば昇進やボーナスの査定にプラスになるとはいっても、課長になるにはどれだけ成績を上げる必要があるのか、また、どれだけ契約を取ればいくらボーナスが貰えるのか、といった具体的な関係が明確でないと、動機づけの手段としては不確実なのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.90)
【引用おわり】
行動の結果が、行動を強化し、弱化するためには、まず、行動と結果の関係を明確にしなければならない。そして、その結果は行動に対して確実に影響を与えるものでなければならない。さらに、その結果は行動の直後である必要がある。その直後というのは、60秒以内できれば即座にということが強調される。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月20日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「穀雨(こくう)」という 季節(きせつ)を 二十四(にじゅうよん)に
分(わ)けてあらわす「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の 第6番目(だいろくばんめ)
にあたる日です。
田畑(たはた)の 準備(じゅんび)が 整(ととの)って 春(はる)の雨(あめ)が降(ふ)ります。
春(はる)の雨(あめ)は 穀物(こくもつ)の 成長(せいちょう)を 助(たす)けることから
「穀雨(こくう)」と よばれます。
種(たね)まきなどに 適(てき)した時期(じき)です。
組織の問題、個人の問題を解決するには、パフォーマンス・マネジメントの手法を用いるのがいい。そこで中核になるのは、行動随伴性を明らかにすることである。それには、ABC分析が用いられる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第139回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントというのは問題解決のための手法の一つです。組織は人間の行動とその行動に影響を及ぼす行動随伴性から成り立っています。また、ABC分析は、どうすれば人間の行動を強化し、組織としてパフォーマンスを最適にできるか、改善の余地を探す分析手法です。
我々の行動の大部分は行動の先行条件と結果に影響されています。どんな先行条件(A)で、どんな行動(B)を行うと、どんな結果(C)が生じるか、この行動と環境との関係を行動随伴性と呼びます。行動随伴性を分析することで、望ましい行動が起こらない理由、望ましくない行動が起こる理由を推測できるのです。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.84, p.88)
【引用おわり】
行動随伴性というのは、行動した直後の結果がどうなっているかを明確にすることである。そのためには、ABC分析が用いられる。行動とその結果の関係が可視化できる。それによって、パフォーマンスを向上できるようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月19日 土曜日(どようび)。
1800年(寛政かんせい12年)4月19日 伊能忠敬(いのうただたか)が
日本地図(にほんちず) 作成(さくせい)のために 出発(しゅっぱつ)した日です。
その時(とき) 伊能(いのう)は 56歳(さい)です。
日本国中(にほんこくじゅう)を 歩(ある)いて 測量(そくりょう)して 地図(ちず)
作成(さくせい)に 貢献(こうけん)しました。
日本地図(にほんちず)の 作成(さくせい)という 偉大(いだい)な 仕事(しごと)を
成(な)し遂(と)げました。
知識のパフォーマンスを向上するためには、標的行動を明確にして、それを達成するための随伴性を整備する必要がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第138回目の引用である。
【引用はじめ】
知識のパフォーマンス・マネジメントの原則は2つある。一つは、パフォーマンス・マネジメントを改善するための『知識』を行動レパートリーとして具体的に定義すること(標的行動の定義)、もう一つは、学習者が行動レパートリーを習得できるように行動随伴性を整備することである。知識も行動であるから、レパートリーとして習得されるためには、実際に標的行動が行われ、強化されなくてはならない。テニスの初心者にラケットの握り方やフォームなどを説明しても、それだけはボールを打てるようにはならない。実際にラケットを握らせ、ボールを打たせながら練習しなくてはレパートリーとしては習得されない。同じ事が知識のパフォーマンス・マネジメントにも言えるのだ。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.81)
【引用おわり】
英単語を覚えるという知識を身につけるには、覚えるべき英単語を声に出して、意味はどんなか言ってみて、綴りを書いてみる。それを繰り返して、しばらくしてから記憶できたかどうか確かめる。また、日常の中でも使ってみる。このように、一つの英単語が行動レバートリーとして身につくようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月18日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「よい歯(は)の日」です。
日付(ひづけ)が 「よ(4)い(1)歯(8)」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから
決(き)められました。
おいしく 楽(たの)しく 食事(しょくじ)をとるために 口(くち)の中(なか)の
健康(けんこう)をたもつことが 大事(だいじ)です。
まずは ていねいな 歯(は)みがきです。
知識は、行動レパートリーだ。そう考えるのが、パフォーマンス・マネジメントの考え方である。そのことで、パフォーマンス・マネジメントの原理を使うことができる。行動の問題をそうした原理によって解決を図ろうとするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第137回目の引用である。
【引用はじめ】
知識を行動レパートリーとして解釈すれば、他の行動と同様に、ABC分析を使ってパフォーマンス・マネジメントを適用できる。強化と弁別、分化の原理などを利用して、増加したり、深めたりできるのだ。ここではこれを知識のパフォーマンス・マネジメントとよぶことにする。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)
【引用おわり】
知識を脳内のものとして捉えると、見えにくく問題解決も難しくなる。それより、知識も行動レパートリーとして解釈することで、可視化ができる。そうなれば、問題解決のアプローチもやりやすい。パフォーマンス・マネジメントの原理を使うことができるようになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月17日 木曜日(もくようび)。
1923年(大正たいしょう12年)4月17日 アメリカの 動物学者(動物学者)
ロイ・チャップマン・アンドリュースが ゴビ砂漠(さばく)に 向(む)けて
北京(ぺきん)を 出発(しゅっぱつ)した日です。
ゴビ砂漠(さばく)で 恐竜(きょうりゅう)の卵(たまご)(25個こ)を 発見(はっけん)
しました。
これ以後(いご) 本格的(ほんかくてき)な 恐竜研究(きょうりゅうけんきゅう)が
始(はじ)まりました。
知識だって行動レパートリーの一つである。パフォーマンス・マネジメントにおいては、そのような考え方によって、問題解決にあたる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第136回目の引用である。
【引用はじめ】
我々はどんなときに「あの人はパソコンの知識がある」と評価するだろう?新しいパソコンの購入について相談に乗ってくれたとき、最新のテクノロジーについて淡々と語るのを聞いたときかもしれない。ワープロを使っていて、消してしまったと思っていた文章ファイルを復活してくれたときかもしれない。知識に目に見えないが行動は観察できる。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)
【引用おわり】
パフォーマンス・マネジメントにおいては、まず問題に関して、課題分析によって明確にする。知識についても、行動に置き換えて明確にできる。このようにして、問題解決がやりやすい形にするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月16日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「チャップリンデー」です。
1889年(明治めいじ22年)4月16日 喜劇俳優(きげきはいゆう)の
チャールズ・チャップリンが 生(う)まれた日です。
喜劇映画(きげきえいが)を 作(つく)ったことで 有名(ゆうめい)な人(ひと)です。
「キッド」「黄金狂時代(おうごんきょうじだい)」「モダン・タイムス」などの
無声映画(むせいえいが)を 残(のこ)しました。
ユー・チューブで 見(み)ることができます。
山高帽(やまたかぼう)で ちょび髭(ひげ)の 格好(かっこう)で ちょこまか
動(うご)くのが 楽(たの)しいです。
知識は脳内のどこかに保存されているのかもしれない。そういう考え方もある。しかし、パフォーマンス・マネジメントでは、知識も行動レパートリーの一つだと考える。その方が可視化しやすいからでもある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第135回目の引用である。
【引用はじめ】
一般に『知識』といわれているものは、よくよく考えるとすべて行動レパートリーとして置き換えられる。死人にできないことばかりだからだ。我々が「あの人は~の知識がある」と評価するのは、その人の行動を観察しているのであって、脳のどこかにあるかもしれない知識を観察しているのではない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)
【引用おわり】
知識は大脳皮質のどこかに保存されているという仮説では、捉え方としてはあいまいである。そうだとしても、問題解決につながる方策も見いだすのが難しい。それよりは、知識も行動として捉えて実践的に問題解決に取り組むほうが容易である。それが、パフォーマンス・マネジメントのやり方である。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月15日 火曜日(かようび)。
1983年(昭和しょうわ58年)4月15日 東京(とうきょう)ディズニーランドが
開園(かいえん)しました。
みなさんも 修学旅行(しゅうがくりょこう)などで 行(い)ったことがありますね。
とっても 楽(たの)しいテーマパークです。
毎年(まいとし) 3千万人(ぜんまんにん)もの 入園者(にゅうえんしゃ)がいます。
東京(とうきょう)ディズニーシーの 開園(かいえん)は 2001年です。
知識だって行動だというのが、パフォーマンス・マネジメントの考え方である。行動随伴性のあり方によって、問題を解決するのだから、知識が脳内にあっても行動として捉えて問題ない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第134回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントでは『知識』も『行動』と考える。脳の中のどこかに保存されている情報とは考えない。パフォーマンスの問題を解決しようとしたら、結局は何らかの行動随伴性を設定することになる。だから、知識がどんな形態でどこに保存されていようと、問題解決にとっては関係ない。むしろ「あの人は知識がないから」という個人攻撃の罠にはまらないように注意しなくてはならない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)
【引用おわり】
知識は行動とは別次元にあるとは考えない。それがパフォーマンス・マネジメントの基本原理である。知識も行動として捉え、問題解決にあたろうとするのである。その基本が行動随伴性という概念による捉え方である。いかに問題を可視化するかという考え方といっていい。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月14日 月曜日(げつようび)。
今朝(けさ)から あいにくの雨(あめ)もよう。
のぞみの家(いえ)の桜(さくら)も 咲(さ)きほこっています。
うぐいすの さえずりも 聞(き)こえてくるようになりました。
作業班(さぎょうはん)ごとに 桜見物(さくらけんぶつ)にも 出(で)かけていきます。
桜(さくら)が 咲(さ)いているのは 一週間(いっしゅうかん)ぐらいです。
桜(さくら)と うぐいす いいですねえ。
上司から嫌味など言われるようになったら、上司の顔を見ただけで不快感におそわれるようなる。これでは、できるだけ、上司を避けるようになる。こんなことになったら、仕事にも身が入らなくなってしまう。困ったことだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第133回目の引用である。
【引用はじめ】
企業におけるマネジメントで重要なことは、派生の原理をうまく使って、仕事に関連した刺激や条件が好子になるような環境をつくることである。 新しい上司と仕事をするようになったとしよう。この段階で上司はまだ好子でも嫌子でもない中性子である。ところが別件でこの上司からしつこく嫌みを言われた。これによって上司の顔を見ただけで嫌な気持ちになる。上司の顔が反射子化した結果のレスポンデントだ。同時に、何か新しい企画を考えても、この上司に提案しようとする行動は弱化されてしまう。上司の顔が嫌子化した結果の、提案するというオペラントの弱化だ。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.74~p.75)
【引用おわり】
上司の顔を見たら、不快感を感じるなんてことがないようにしなければならない。上司が適切なアドバイスをして、仕事が円滑に進むようにすることである。上司と部下の関係がより良いものにするのだ。上司の部下に対する嫌みは、仕事がうまくいかなかったことに対するものだろう。部下もどうすればその仕事がうまくいくか、積極的に助言を得る働きかけなども必要である。お互いが歩み寄り、より良い関係をつくる必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月13日 日曜日(にちようび)。
大阪(おおさか) 関西万博(かんさいばんぱく)が 始(はじ)まりました。
4月13日から10月13日までです。
183日間と 長(なが)い期間(きかん)開催(かいさい)されます。
大阪市(おおさかし)の夢洲(ゆめしま)という 人工島(じんこうとう)が
会場(かいじょう)です。
一日目(いちにちめ)の 入場者(にゅうじょうしゃ)は 14万人(まんにん)です。
すごい人出(ひとで)です。
それでも 行(い)ってみたいですね。
子ども時代に身につけた "価値観" は、大人になっても変わらないのだろうか。そんなことはない。その時々に経験したことで、価値観も変わっていく。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第132回目の引用である。
【引用はじめ】
子どもの頃に形成された "価値観" は大人になってからは変容しないのだろうか? 企業の場合、ほとんどの社員は基本的な価値観を入社以前にすでに身につけている。しかし入社後に価値観が変化することもあり得る。人との出会いが好きで営業に配置されたが、仕事がうまくいかずに、顧客からも上司からも責められ続ければ、人と会うことが嫌子に変わるかもしれない。逆もまた真なりである。人との出会いにそれほど興味を持っていなかった人も、営業活動を通じて顧客からも上司からも支援されれば見知らぬ人と出会うことが好子になるかもしれない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.74)
【引用おわり】
価値観といっても、今までに身につけたものである。それは今の行動傾向である。さまざまな生活環境や社会環境などが影響して、価値観も変化していく。将来の価値観がどうなるかは、環境のあり方による。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月12日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「パンの記念日(きねんび)」です。
1842年(天保てんぽ13年)4月12日 軍用食糧(ぐんようしょくりょう)
として 「乾(かん)パン」を作(つく)りました。
これが 日本(にほん)で 初(はじ)めて「パン」が 作(つく)られたのです。
明治時代(めいじじだい)になっても 「パン」は なかなか広(ひろ)まり
ませんでした。
1874年(明治めいじ7年) 木村屋(きむらや)が 「あんパン」を
開発(かいはつ)してから 広(ひろ)まっていきました。
私たちの価値観はどのように形成されるのか。行動した結果がうまくいった、うまくいかなかったといった経験の集積が、その人の価値観となる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第131回目の引用である。
【引用はじめ】
技術者の設計書を書く行動は完成していく設計書を見ることで強化される。しかし、きれいな絵が描けること、正確な図面ができることは、生まれたときから好子であったわけではない。その人の過去の行動随伴性から、派生の原理が働いて、好子として機能するようになったのである。道徳的な好子や嫌子の発達について分析すると、どんな結果(C)が好子となり行動を強化するようになるか、そしてどんな結果(C)が嫌子となり行動を弱化するようになるかは、その人の "価値観" の形成過程といえる。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.74)
【引用おわり】
価値観の形成には、さまざまな行動の結果が影響している。行動した結果に好子や嫌子が随伴して、強化、消去、弱化される。それによって、価値観と呼ばれる行動傾向となるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月11日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「ガッツポーズの日」です。
ガッツ石松(いしまつ)という ボクサーが 世界(せかい)タイトルをとった日です。
1974年(昭和しょうわ49年)4月11日です。
その時(とき) ガッツ石松(いしまつ)は 両手(りょうて)を挙(あ)げて 勝利(しょうり)
の喜(よろこ)びを 表(あらわ)しました。
それを 「ガッツポーズ」と 呼(よ)ばれるようになりました。
仕事そのものが楽しくて、やりがいがあるとなれば、成果も出て最高な状況である。内発的動機付けがうまくいっていることになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第130回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントで大切なのは、むしろ、どのようにして "内発的動機" を高めることができるかである。言い換えれば、担当者が仕事に興味を持ち、楽しめるようにするためにはどうすればよいかということである。
行動分析学では "内発的動機" を、仕事の成果が好子となって仕事をするという行動を自動的に強化している状態と考える。つまり、パフォーマンスそのものが好子になればいい。たとえば、絵画に興味があり、 "内発的動機" があるとされる人の行動(描絵)は描かれた絵によって強化されていると考える。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.74)
【引用おわり】
仕事で得られる成果が、好子となり強化されることで、仕事することが励みとなる。仕事の成果を上げようとさらに努力する。内発的動機が働いて、仕事への取り組みが熱心に続くことになる。こうした好循環によって、仕事の成果もますます向上する。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月10日 木曜日(もくようび)。
霞城公園(かじょうこうえん)の サクラも 9日に開花(かいか)しました。
霞城公園(かじようこうえん)には 1500本(ほん)もの サクラの木(き)があります。
満開(まんかい)まで 少(すこ)し 時間(じかん)がかかりそうです。
霞城観桜会(かじょうかんおうかい)が 開催(かいさい)されます。
大茶会(だいちゃかい)も 行(おこな)われます。
夜(よる)には お堀沿(ほりぞ)いのサクラが ライトアップされます。
土日(どにち) 出(で)かけてみますか。
報酬ってそんなに効果あるのかという疑問を呈する人たちがいる。特に、報酬を使いすぎたら、意欲も低下するというのである。確かに、一時的にはそうなる可能性はある。適切に報酬を用いれば、そうしたことは問題ない。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第129回目の引用である。
【引用はじめ】
「好子のような報酬を使いすぎると、かえって本人のやる気とか動機づけに悪影響があるのではないか?」
心理学・特に教育心理学を勉強したことのある人からこうした質問を受けることがある。確かに、パフォーマンスに依存して報酬を与えると "内発的動機" が弱まるとして、子どもの教育に物質的な報酬を与えることを批判する心理学者もいる。ところが、彼らの根拠は数セッションという短い実験期間でのデータに基づいており、より長い期間実験を行うと、一度は弱まったように見えた "内発的動機" もやがて回復するという結果も示されている。このように、報酬が興味ややる気を失わせるかどうかは本当のところは、まだ分かっていない。分かっているのは報酬を適切に用いればパフォーマンスが向上することである。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.73)
【引用おわり】
適切な行動をした直後に、適切な量と質の報酬があれば、その行動を維持することができる。それが繰り返すことによって、内発的動機も高まって、外発的動機づけといった報酬がなくても、適切な行動を自発するようになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月9日 水曜日(すいようび)。
752年(天平勝宝てんぴょうしょうほう4年)4月9日 奈良(なら)
東大寺(とうだいじ)の 大仏(だいぶつ)が 完成(かんせい)した日です。
この日 開眼供養会(かいげんくようえ)が 行(おこな)われました。
奈良(なら)の 大仏(だいぶつ)は 座高(ざこう)15m 顔(かお)の長(なが)さ
5m 目(め)の長(なが)さ1mもあります。
本当(ほんとう)に 大(おお)きな 仏(ほとけ)さまです。
みなさんの中(なか)にも 修学旅行(しゅうがくりょこう)などで 見(み)たことが
ある人(ひと)もいますね。
目的とは異なる方向に物事が進むことが往々にしてある。これでは問題解決にはつながらず、結果的には右往左往することになる。目的よりは、手段が優先されているからだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第128回目の引用である。
【引用はじめ】
社内で何か問題が生じ、その解決のために対策委員会が結成されたとする。対策委員会の目的は問題解決であるが、問題解決と同時に解散する運命にもある。このような場合、対策委員会の責任者やメンバーが行動の罠にはまると、問題解決につながらないが忙しそうには見える行動に従事することがある。たとえば会議を頻繁に開いたり、膨大な報告書を作成したり。
ABC分析すれば、こういった "忙しそうに見える" 行動がいかに強化され、問題解決をする行動がいかに弱化あるいは消去されているか、明確になる。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.72)
【引用おわり】
解決すべき問題をいつのまにか見失ってしまう時がある。目的とは異なることに熱心に取り組んだりしてしまう。何が解決すべき目的なのか、時おり振り返って確認する必要がある。横道にそれてないかを絶えず確かめるのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月8日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「出発(しゅっぱつ)の日」です。
新年度(しんねんど)が スタートしています。
「し(4)ゅっぱ(8)つ」(出発しゅっぱつ)と 読(よ)むことができます。
学校(がっこう)などでは 入学式(にゅうがくしき)などが 行(おこな)われて
います。
山形市(やまがたし)では サクラも 開花(かいか)しました。
日中(にっちゅう)は ぽかぽか陽気(ようき)です。
新鮮(しんせん)な 気持(きも)ちで 日々(ひび)の 生活(せいかつ)を 続(つづ)け
ましょう。
パフォーマンスの向上につながってない行動に価値をおいていることはないか。残業をしているから、仕事をしているといった誤解である。本来ならば、残業しなくてもきちんと仕事できるのがいいはずだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第127回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントの先駆者の一人であるギルバートは、組織がパフォーマンスの向上につながらない行動に価値をおく危険を "行動の罠" とよんでいる。遅刻の例なら、毎日時間通りに出社する社員をそれだけで表彰することがこれにあたる。社員に何を期待するかパフォーマンスとして明らかにすれば、それによって優秀な社員を表彰できる。残業時間の多い社員を「よくやってる」と誉めるよりも、少ない残業時間で同じ成果を上げている社員を評価すべきなのだ。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.72)
【引用おわり】
ただ単に行動していれば、いいというのでパフォーマンスは向上しない。行動の改善があってこそ、より良いパフォーマンスを成し遂げることができる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月7日 月曜日(げつようび)。
「鉄腕(てつわん)アトム」の 誕生日(たんじょうび)は 2003年4月7日です。
今日(きょう)が 「鉄腕(てつわん)アトム」が 生(う)まれた日になります。
漫画(まんが)「鉄腕(てつわん)アトム」の 連載(れんさい)が 始(はじ)まったのは
1952年(昭和しょうわ27年)4月7日です。
月刊雑誌(げっかんざっし) 「少年(しょうねん)」に 掲載(けいさい)されたのが
始(はじ)まりです。
標的行動として選ぶのは、パフォーマンスが向上するものである。行動の改善がなされたからといって、必ずしもパフォーマンスが向上するとは限らない。パフォーマンスが向上するような行動の改善を行うことが大事だ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第126回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンスの問題を行動の改善によって解決する場合、注意すべき事がある。標的行動としてパフォーマンスの向上につながる行動を選ぶことである。当たり前のようだが、ここで間違いを起こすことが意外に多い。たとえば行動のみに注目すると、 "遅刻" は「悪い」行動として認識されるかもしれない。しかし、遅刻そのものは問題にならないこともある。フレックス制導入にも見られるように、本質的に重要なのは "遅刻" を無くすことではない。満足のいく顧客サービスが提供できるのなら、社員全員が一斉に出社することにあまり意味はない。遅刻を解決すべき標的行動として選ぶのは、あくまでパフォーマンス(たとえば、得意先から文句を言われる)に問題が生じたときである。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.72)
【引用おわり】
ねらいとするパフォーマンスのためには、しっかりとした行動の積み上げがなければならない。一つずつの行動があってこそ、パフォーマンスを成し遂げることが可能になる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月6日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「北極(ほっきょく)の日」です。
1909年(明治めいじ42年)4月6日 アメリカの 探検家(たんけんか)
ロバート・ピアリー探検隊(たんけんたい)が 世界(せかい)で 初(はじ)めて
北極点(ほっきょくてん)に 到達(とうたつ)しました。
1886年(明治めいじ19年)の 探検(たんけん)から 数度(すうど)の
北極点(ほっきょくてん)到達(とうたつ)に 失敗(しっぱい)していました。
ようやく 到達(とうたつ)に 成功(せいこう)したのです。
問題の捉え方によって、パフォーマンスを変えるべきか、行動を変えるべきかで、解決策も違ってくる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第125回目の引用である。
【引用はじめ】
個人の問題でも、組織の問題でも、社会の問題でも、問題をパフォーマンスとして捉えるのと、最初から行動として捉えるのとでは、解決策の選択の幅が違ってくる。たとえば伝票の処理の生産性を向上しようとする場合、担当者ができるだけ速く書類を処理するように強化するのは解決策の一つでしかない。もしかしたら担当者を増やすことが解決策になるかもしれない。あるいは、伝票を処理するコンピュータが古くてスピードが遅く、不便になっているかもしれない。それならばコンピュータを買い換え、新しいソフトウェアを入れるのが解決策になるかもしれない。障害者用スペースに違法駐車が多くて、本当に必要な人が駐車できないのが問題なら、障害者スペースを増やすことで問題が解決できるかもしれない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.71)
【引用おわり】
問題の解決には、さまざまな方法がある。これ一つにこだわることなく、最善策で進めるべきである。その場合、パフォーマンスを変えて解決すべきか、行動を変えるべきかである。ヒト・モノ・カネといったコストに見合ったやり方を選択することになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月5日 土曜日(どようび)。
山形市(やまがたし)の 今日(きょう)の天気(てんき)は 晴(は)れわたっています。
黄色(きいろ)いすいせんも 花(はな)開(ひら)いています。
サクラの開花(かいか)は 4月9日と 予想(よそう)されています。
満開(まんかい)は 4月13日です。
霞城公園(かじょうこうえん)のサクラも きれいに咲(さ)くまで もう少(すこ)しです。
成果というのは、いくつかの行動があって明らかになる。一つ一つの行動の積み重ねがなければ、成果とはならないのである。何事も一足飛びに成果が見出せるわけでない。いくつもの行動をしなければ、成果とはならないことを肝に銘ずるべきである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第124回目の引用である。
【引用はじめ】
ここでは、パフォーマンスと言っているのは行動の成果である。達成と言ってもいいかもしれない。
ワープロでページ書式を設定するのは行動、その成果は、余白などが指定通りに印刷された書類である。パソコンで経理の書類を処理するのは行動。その成果は、処理の終わったファイルや伝票だ。マスクをつけたり、工具を片付けるのは行動。顔にマスクがついている状態、工具がきちんと片づけられている状態は成果である。適切なフォームで泳ぐのは行動。その成果は1000m連続で泳げたことである。障害者用スペースに駐車するのは行動、その成果は障害者用スペースに停められた車である。他にも、顧客を回ったり契約の交渉をするのは行動で、その成果は契約だし、新入社員の教育でセミナーを開いたり講義をするのは行動で、参加者が教えられた知識や技能を身につけることは成果になる。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.70~p.71)
【引用おわり】
私たちにとって、容易な課題も、困難な課題もある。いずれの課題も、何らかの行動をやらなければ課題解決をすることができない。課題解決ができたことが、成果となる。その成果にいたるまでの行動を確実に進めることが、課題解決の鍵である。課題解決の成果にいたるまでの行動を着実にやり遂げることが重要なのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月4日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「清明(せいめい)」です。
「清明(せいめい)」は 「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の 第(だい)
5番目(ばんめ)にあたります。
草(くさ)や木(き)、水(みず)などが 清(きよ)く明(あき)らかになる
季節(きせつ)です。
花々(はなばな)が さく季節(きせつ)となります。
パフォーマンスとは、何を指して言っているのだろう。いろいろな意味があるのだが、パフォーマンス・マネジメントでいうところの意味はどんなことか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第123回目の引用である。
【引用はじめ】
そもそもパフォーマンスとは何だろう? "ストリート・パフォーマンス" のような "芸" ? "政治家のパフォーマンス" のような "素振り" ? それとも "このパソコンのパフォーマンスは高い" という時の "性能" という意味だろうか?
ここでは、パフォーマンスと言っているのは行動の成果である。達成と言ってもいいかもしれない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.70)
【引用おわり】
パフォーマンス・マネジメントで指し示す「パフォーマンス」とは、行動の成果のことだ。標的目標を成し遂げたもののことである。標的目標のさまざまなプロセスを経て、最終的に達成されたものである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月3日 木曜日(もくようび)。
野草園(やそうえん)が 4月1日に オープンしました。
この日は あいにくの 雪降(ゆきふ)りでした。
フクジュソウは 今(いま)が見(み)ごろです。
ミズバショウも 一部(いちぶ) 花(はな)を咲(さ)かせています。
春(はる)を 感(かん)じる 野草園(やそうえん)に 出(で)かけてみてください。
行動分析学などを基礎とする行動科学は、研究と実践を統合するなどして、相当の進歩をしている。勘や経験によって問題解決に取り組んできたものでは、偶然に成功してもそれが長続きすることなく、最終的には失敗することが多かった。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第122回目の引用である。
【引用はじめ】
医学や生物学などの基礎科学が未発達で医学もまだ確立されていなかった頃には、呪術や経験に基づいた処置が許されていた。他に方法がなかったのだから仕方がない。しかし、現在では医者の免許がなければ治療できない。そして実証的データにもとづいて安全で効果があると確認された治療法しか認められてない。
医学はそうかもしれないが、行動の科学は化学や生物学のように発達していないし役にたたないと主張する人は、ぜひ行動分析学の文献にあたって欲しい。もちろん、人間という複雑な対象を相手にする科学だから完璧いうわけにはいかないが、現代の行動科学は非常に進んでいる。勘や経験に頼るよりは、はるかに安全で効果的で信頼できるのだ。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.66)
【引用おわり】
体系化された行動科学によって、問題解決に取り組むと、短期的に効果を上げることができる。科学的手法を積極的に取り入れることで、勘や経験に頼っていた問題を乗り越えることができる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)7年4月2日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「世界自閉症啓発(せかいじへいしょうけいはつ)デー」です。
自閉症(じへいしょう)のある人(ひと)が 生(い)きやすい 世界(せかい)を 目指(めざ)す
ことがねらいです。
全世界(ぜんせかい)の人々(ひとびと)に 自閉症(じへいしょう)を 理解(りかい)する
取(と)り組(く)みが 行(おこな)われます。
日本(にほん)では 4月2日~8日を 「発達障害(はったつしょうがい)啓発(けいはつ)
週間(しゅうかん)」としています。
東京(とうきょう)タワーが 青(あお)いシンボルカラーで ライトアップされます。
令和7年4月1日(火)8時半~
令和7年度 社会福祉法人さくらんぼの里 辞令交付
理事長挨拶「エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)足りうる仕事」
(於)のぞみの家・食堂
1. 利用者の尊厳と自立の尊重
障害者施設で働く職員にとって大事なことは、利用者の方々の尊厳や自立を尊重し、安全で安心な環境を提供することです。そのための重要なポイントが次のとおりです:
(1) 相手を理解し尊重する姿勢
利用者一人ひとりの個性やニーズを理解し、尊重することが大切です。思いやりを持ち、相手の意見や感情に寄り添う姿勢を持つことで信頼関係を築けます。
(2) 適切なコミュニケーション
言葉だけでなく、表情や態度、仕草を通じて誠実に接することが重要です。また、相手が言いたいことを汲み取る力も欠かせません。
(3) チームワーク
同僚や他の専門職と協力し合うことで、利用者の方々により良い支援を提供できます。コミュニケーションや協力を通じて連携を深めましょう。
(4) 自己ケア
職場のストレスに対処し、健康を維持することも重要です。自分自身が健やかでいられることで、利用者に対してもより良いケアが提供できます。
障害者施設の仕事は責任が大きく、とてもやりがいのある仕事です。心のこもったサポートが、多くの人々の生活を豊かにします。
2. 支援員がAIやロボットに代替されるか?
支援員のあり方について、技術の進歩だけでなく、社会の倫理的、文化的な価値観や政策による影響も大きいです。
(1) 役割全体を代替できない
AIやロボットは既に介護や障害者支援の分野で利用されています。例えば、介護ロボットが持ち上げや移動の補助を行ったり、AIが健康状態のモニタリングを行ったりすることがあります。これらは負担軽減や効率化をもたらす一方で、職員の役割全体を取って代わるものではありません。
(2) 感情的サポートの提供
障害者施設職員は、利用者との信頼関係を築き、感情的なサポートを提供するという非常に人間的な役割を担っています。これらの役割は、AIやロボットが完全に模倣するのが難しい。そのため、技術が進化しても職員が完全に不要になる未来は現実的ではありません。
(3) AIは補完的ツール
AIが補助することで職員の負担が減り、より人間的な関わりに集中できる可能性はあります。AIは人間の能力を補完するツールとして活躍する形が理想的です。
3. 感情的サポートの提供とは
利用者との信頼関係を築き、感情的なサポートを提供する行動は多岐にわたります。以下にいくつかの例を挙げます
(1) 傾聴と共感
利用者の話を丁寧に聞き、その気持ちを理解しようと努めること。言葉だけでなく、表情や仕草から感情を汲み取ることも含まれます。
(2) 個別のニーズに応じた支援
利用者ごとの障害や状況に合わせて、適切なサポートを提供すること。例えば、日常生活の介助やリハビリ活動への同行などです。
(3) 安心感の提供
利用者が不安やストレスを感じた際に、落ち着けるような環境を作る、または適切な対応をすること。暖かく接することが重要です。
(4) アクティビティの共有
利用者と一緒に楽しめる活動や趣味を通じて、時間を共有し、ポジティブな感情を引き出すこと。例えば、歌、絵画、ゲームなどの活動。
(5) 家族との連携
利用者の家族ともコミュニケーションを取ることで、施設内外でのケアがスムーズに進むようにします。
(6) 感情的なつながりの形成
日々の交流の中で、職員が利用者を尊重し、心からの温かい関わりを持つことで、長期的な信頼を築きます。
こうした行動の積み重ねにより、職員は利用者にとって心の支えとなり、彼らの生活の質を向上させる役割を果たしています。
4. 障害者の生活の質の向上とは
個々のニーズ、希望、環境に応じて、身体的・精神的・社会的な幸福を増進することを意味します。具体的には以下のような面が挙げられます:
(1) アクセスの改善
障害者が移動しやすくなるようなバリアフリー設計の建物や公共交通機関、またはデジタル技術を利用したアクセス向上。
(2) 教育と職業機会の拡大
学習環境や就労環境において、障害のある人が持てる才能を最大限に活かせる機会を提供。
(3) 医療とリハビリの充実
適切な医療や心理的サポートを受ける機会を確保し、障害の影響を軽減。
(4) 社会参加
地域社会や文化的活動への参加を促進し、孤立感を軽減。
(5) 経済的な支援
生活費や治療費の負担を軽減するための補助金や経済支援。
(6) 家族や支援者の教育
障害を持つ家族や個人への適切な支援を促進するための教育や情報提供。
これらの要素を個々の状況に合わせて調整し、総合的にサポートすることが、生活の質の向上に繋がります。
今日は 令和7年4月1日です。
新年度の始業式で 利用者に話した内容が 以下のとおりです。
令和7年4月1日(火)9時~
令和7年度始めのあいさつ(利用者向)「健康 元気 のぞみの家」
(於)のぞみの家食堂
みなさん、おはようございます。
さて、新年度です。令和7年度が今日から、始まります。令和7年度は令和7年4月1日から令和8年3月31日までです。
令和7年度も一人ひとり、いい年度になるようにしましよう。いい年度ってどういうことか。楽しい年度、楽しい毎日です。1日1日を楽しく過ごすことができるようにすることです。イライラしたり、怒ったり、大声出したりすると、自分が気分悪くなるだけです。友だちも嫌な気持ちになります。そうならないようにしましよう。
いつも言っています。「健康 元気 のぞみの家」です。一人ひとり「健康 元気 のぞみの家」にするには、3つのことを頑張るといい。
その一つが、元気にのぞみの家に通うことです。毎日、できるだけ休まず通いましょう。皆勤賞をもらった人もいますね。すばらしい。1年間の通園日は、250日ぐらいです。病気などしないで、まるまる休まずに250日通うことができたら皆勤賞です。
その二つは、毎日の仕事や活動に楽しく取り組みましょう。部品の組み立て、販売、こんにゃく・しそ巻づくりです。作業班が替わった人もいるかもしれません。その仕事になれましょう。多くの人たちに喜んでもらえる仕事です。
また、生活介護の人たちは、ドライブなど楽しい活動にも積極的に参加しましょう。楽しい行事もあります。
さらに、三つ目は、仲間や職員の人たちと仲よくしましょう。今までどおり、いつもどおり、仲間たちと楽しく過ごせば自然とニコニコになります。
ということで、みんな一人ひとり「健康 元気 のぞみの家」です。それも毎日続けられるようにしましょう。3つのこと、毎日通って、楽しく活動して、みんなと仲よくするのです。
じゃー、これで話は終わります。社会福祉法人さくらんぼの里 理事長より
いじめや不登校の問題がうまく解決できない。ごみの仕分けもうまくいかない。障がい者用駐車スペースに違反駐車が多い。こういった問題にどのように対応すればいいか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第121回目の引用である。
【引用はじめ】
医学の世界では研究と実践が密接に関連している。新しい薬品や治療法は、研究でその効果と安全性が実証されない限り、決して実用化されない。本来、行動の科学でもこれが当てはまってしかるべきである。ところが、学校教育も、公共のサービスも、犯罪防止も、地域社会の様々な問題への対処は、ほとんどが勘や直感や経験に頼って行われてきた。こうした方法はうまくいくこともあれば、失敗することもある。問題は、何が原因で成功あるいは失敗したかが永久に明らかにされないことだ。したがって、成功や失敗の積み重ねによって問題解決のための方法を改善していくことができない。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.66)
【引用おわり】
日常的な問題や、社会的な問題に対して、その場しのぎの勘や直感に頼ってしまっている。それでは、継続的な問題解決はできない。成功や失敗したことを明確に把握して、それを積み重ねしていくようにすることだ。実践内容を振り返り、問題の改善の手がかりを見出す必要がある。