「誉める」といっても誉めかたがある。むやみに誉めても、効果がなかったり、問題になる場合もある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第146回目の引用である。
【引用はじめ】
部下を誉めるときには、どの行動を誉めているのか、はっきり相手に伝わるようにします。無条件に誉めると、望ましくない行動を増やすだけでなく、望ましい行動を減らす可能性さえあります。動機づけのためには具体的な行動を誉めることが肝心です。(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.95)
【引用おわり】
望ましい行動については、その直後に誉めるのが効果的だ。それも具体的な行動に対して誉めるのである。誉めることがいいといっても、適時適切な誉めかたをする必要がある。不適切な行動を誉めたりすると、適切な行動が減ることにもなりかねない。
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