知識は、行動レパートリーだ。そう考えるのが、パフォーマンス・マネジメントの考え方である。そのことで、パフォーマンス・マネジメントの原理を使うことができる。行動の問題をそうした原理によって解決を図ろうとするのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第137回目の引用である。
【引用はじめ】
知識を行動レパートリーとして解釈すれば、他の行動と同様に、ABC分析を使ってパフォーマンス・マネジメントを適用できる。強化と弁別、分化の原理などを利用して、増加したり、深めたりできるのだ。ここではこれを知識のパフォーマンス・マネジメントとよぶことにする。
(島宗理著「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.79)
【引用おわり】
知識を脳内のものとして捉えると、見えにくく問題解決も難しくなる。それより、知識も行動レパートリーとして解釈することで、可視化ができる。そうなれば、問題解決のアプローチもやりやすい。パフォーマンス・マネジメントの原理を使うことができるようになる。
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