2026年10月21日水曜日

「できた!」を増やせる行動を選ぶ

 利用者支援では、まず「強化のチャンスが多い行動」を標的行動にすることが大切です。成功体験を積み重ねやすく、利用者本人も職員も変化を実感しやすいため、支援の好循環が生まれます。

【引用はじめ】

 自分で随伴性を設定し、自分の行動を強化したり、弱化したりすることを、行動の自己管理(セルフコントロールまたはセルフマネジメント)という。自己管理の手順の一つが次のような「標的行動を定義する」ことである。

①「標的行動を定義する」

 自己管理で最初にすることは、どの行動を強化するか決めることである。行動を作り上げるには、できるだけ好子を手に入れるチャンスが多くなければならない。それためには、一日に少なくとも一回はする行動を取り上げることだ。少しでも、強化のチャンスを増やすために、毎日する行動を選ぶのである。毎日する行動を標的行動に選んで、強化できるようにするのである。 

  (舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.280)

【引用おわり】

 行動変容は小さな成功の積み重ねから始まります。強化しやすい行動を選び、できた瞬間を見逃さず認めることで、利用者の自信と意欲は育ちます。まずは成功しやすい一歩から支援を組み立てていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿