2025年2月4日火曜日

問題解決(65) 「反発の原理」

 相手をコントロールしようとすると、どうしても反発にあう。強制されていることが、嫌子となるからである。指示などには従わないことになる。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第65回目の引用である。

【引用はじめ】

 誰かが自分の行動をコントロールしようとすることも、たいていの場合、嫌子として働く。コントロールしようとすると、反発の原理が働いて、逆らったり、反抗する行動が起こりやすくなる。相手が困ることが好子になるからだ。これをカウンターコントロールとも呼んでいる。

 反発の原理が働かないようにするためには、相手に選択肢を与えればよい。そして相手が自分の希望と同じ選択したら感謝の気持ちで強化するのだ。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.36~p.37)

【引用おわり】

 反抗的な態度によって、しつけがうまくいかないということはよくある。相手にとって、意に添わないことを強制するからだ。「反発の原理」はごく普通に生ずるから厄介である。相手の実情に則ったやり方が必要である。一方的な要求だけではダメだ。 

2025年2月3日月曜日

【利用者向け1162】立春

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年2月3日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)は 節分(せつぶん)でした。

 今日(きょう)は 立春(りっしゅん)です。

 春(はる)の気配(けはい)が 立(た)ち始(はじ)める日です。

 暦(こよみ)ではそうなっていますが まだまだ寒(さむ)い。

 春(はる)を告(つ)げる花(はな)として 梅(うめ)が咲(さ)き始(はじ)めます。



 

問題解決(64) 「部分強化の原理」

 部分強化というのは、連続強化より消去しにくい。行動を維持するためには、部分強化を使ったほうがいい。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第64回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動するたびに強化されることを連続強化、たまにしか強化されないことを部分強化という。さまざまな研究から、いつも強化される行動よりも、たまに強化される行動の方が消去されにくいことが分かっている。つまり、紋切り型の発言がどこかでたまに強化されている限り、消去の原理が働かない。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.36)

【引用おわり】

 ある行動に関して、連続強化を行っていて、強化を中断するとその行動は消去される。部分強化だと、行動は長続きするのである。 

2025年2月2日日曜日

【利用者向け1161】節分

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年2月2日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 「節分(せつぶん)」です。

 季節(きせつ)の 変(か)わり目(め)には 厄(やく)(鬼おに)が生(しょう)ずると

 考(かんが)えられています。

 それを 追(お)い払(はら)うことで 「豆(まめ)まき」 をするのです。

 「福(ふく)は内(うち)、鬼(おに)は外(そと)」と 声(こえ)を出(だ)して

 豆(まめ)まきします。

 年齢(ねんれい)の数(かず)だけ 豆(まめ)を食(た)べて 厄除(やくよ)けします。



問題解決(63) 「性格と個性とは」

 行動はどんな条件によって左右されるのか。遺伝・歴史・現状がどうなっているかで、行動が変わる。それがどう影響し合って、現状の行動を変えるのだろう。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第63回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動は、遺伝と歴史と現状の三つの条件に影響される。過去の行動随伴性と現状の行動随伴性によって、行動は変わる。

 過去の行動随伴性は、 (1) どういう先行条件でどういう行動が起こりやすいか、 (2) どういう行動がどういう結果によって強化されたり弱化されるかを決定する。前者は、すなわち行動レパートリーのことであり、後者は派生の原理によって、どんな環境変化が好子や嫌子として働くようになったかということである。遺伝と過去の行動随伴性の違いによって個人差が生まれる。現状の行動随伴性が同じでも、それぞれが異なるように行動するのは、遺伝と過去の行動随伴性が違うからだ。これらをまとめて、我々は日常、「性格」とか「個性」と呼んでいる。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.35~p.36)

【引用おわり】

 遺伝や歴史によって形成された行動随伴性がまず前提としてある。そこに、現状における行動随伴性がからまることで、個人の行動が生ずるのである。それが個人差となり、個性と総称されものとなる。 

2025年2月1日土曜日

【利用者向け1160】テレビ放送記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年2月1日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 「テレビ放送(ほうそう)記念日(きねんび)」です。

 1953年(昭和しょうわ28年)2月1日 NHKテレビの放送(ほうそう)を

 開始(かいし)した日です。

 1日の 放送時間(ほうそうじかん)は 4時間(じかん)しかなかった。

 白黒(しろくろ)テレビも 当時(とうじ)17万(まん)5千円(せんえん)もしました。


  

問題解決(62) 「具体的に考える」

 私たちには、さまざまな問題が生ずる。その問題を放置しておけない。どう解決するか。まずは、具体的に捉える必要がある。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第62回目の引用である。

【引用はじめ】

 社会の問題であれ、組織の問題であれ、個人の問題であれ、解決しようとするなら、それが誰のどんな行動による問題か、その行動はどういう時に起こるのか、そして、その行動の直後にはどんな結果があるのかを書き出してみる。すなわち、現状のABC分析をしてみることが肝心だ。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.34)

【引用おわり】

 直面している問題にどう対処するか。その方策がABC分析である。先行条件(A)→行動(B)→結果(C)と図式化するとわかりやすい。問題になっている現状を具体的に明らかにすることから始めるのである。その現状がより良い方向に変えるためには、どうするかをさらにABC分析するのである。