「自律型社員」というのが求められている。しかし、そうした人は滅多にいない。入社した人を社内において育てる必要がある。
そのことについて、榎本氏、次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第2回目である。
【引用はじめ】
1. 自律型社員は育成できるもの
2. 「意識」や「やる気」を変えるのではなく、「行動」を変える
「自律型社員」はもともと生まれつきのものであって、会社に入ってから育成するものではない、となんとなく思っている方が多い。しかし、そのようなことは決してありません。どんな人間でも、後から替えること、変わることは可能です。
逆にいえば、どんなに「自律型」であった人でも、後からダメになってしまうこともあります。大部分は職場の環境次第なのです。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) はじめに
【引用終わり】
わが福祉施設においても、いい人材を求めているのは当然である。始めから自律的に仕事ができるなど期待しても無理と考えるべきである。
施設内において、仕事をしながら効率的に自律型職員になるよう育成できるようにしなければならない。そうした職場づくりが大事だ。まずは前向きに仕事に取り組む職員である。利用者に対するていねいで、きめ細かな支援ができなければならない。
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