2025年11月2日日曜日

組織が変わる(146) 「タイミングよく確実にポイントカードを与える」

 望ましい行動をしたら、タイミングよく、確実にポイントカードを与えることだ。そうすれば、その行動は繰り返される。そのことに関する、石田本による第146回目の引用である。

【引用はじめ】

 アメリカの3М社がポイントカードの手法を取り入れデントン紙幣は、リインフォース因子の一種である。望ましい行動をとった人に対して、リインフォース因子で即座に良い結果を与えることが、組織内の活性化にきわめて有効である。望まれる行動をした人にデントン紙幣をすぐ渡す。そうすると、渡された本人は望ましい行動をしたことが分かる。

 行動分析で重要なものは「タイミンク」、そして「確実に」与えることである。

 (石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.162~p.163    2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 即座に良い結果を与えれば、望ましい行動が確実なものとなる。上司が組織の活性化を図る上で心がけることだ。ポイントカードはそのツールとして有効に働く。 


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