望ましい行動をしたら、タイミングよく、確実にポイントカードを与えることだ。そうすれば、その行動は繰り返される。そのことに関する、石田本による第146回目の引用である。
【引用はじめ】
アメリカの3М社がポイントカードの手法を取り入れデントン紙幣は、リインフォース因子の一種である。望ましい行動をとった人に対して、リインフォース因子で即座に良い結果を与えることが、組織内の活性化にきわめて有効である。望まれる行動をした人にデントン紙幣をすぐ渡す。そうすると、渡された本人は望ましい行動をしたことが分かる。
行動分析で重要なものは「タイミンク」、そして「確実に」与えることである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.162~p.163 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
即座に良い結果を与えれば、望ましい行動が確実なものとなる。上司が組織の活性化を図る上で心がけることだ。ポイントカードはそのツールとして有効に働く。
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