「ピンポイント」の行動をいくつか書き出し、その中でも結果に直結する行動をピックアップする。そのことに関する、石田本による第154回目の引用である。
【引用はじめ】
5ステップの第一の「ピンポイント」においては、望ましい行動がどうなっているかを明らかにする。レストランにおける、ウェイターの行動を分解すると、売り上げ増加に結びつく行動をいくつかピックアップできる。
そうした行動は、「今日のランチスペシャルの説明」と「注文を訊く」などである。但し、これらが本当に結果に直結しているかどうかを調べる必要がある。その場合グラフを作るといいい。一つは、時間の経過と行動の増減を表すグラフ。もう一つは、時間の経過と結果の増減を表すグラフである。
それによって、「結果に直結していると思われる行動」を増やしてみて、結果が増えたかどうかを観察するのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.170 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
実際に「ピンポイント」となる行動が結果に直結して、増えているかどうかはグラフに表すなどして観察することである。それによって、その行動が「ピンポイント」であることが分かるのである。
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